PRIMAL HEART 1/7 セイバー 深紅の現代衣装Ver.
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以前から気にしていたキットなのですが中々購入の機会に恵まれず、半ば駄目元で突撃かました2014年夏のWFで運良く購入出来たもの。
表記は1/7ですが、組むと1/6に迫る程の大きさになるので個人的にはちょっと嬉しい。
レジンの成型色が真っ白なのでサフレス塗装には打ってつけ。
その反面普通のレジンよりも若干柔らかめなので、表面処理は普段よりペーパーの番手を上げてやる必要がありました。
それでは何時も通り頭部から。
前後髪の毛の合わせがややシビアで、そのまま組んだら前髪と額が干渉して僅かに隙間が空いたので、額を僅かに削って調整してます。
顔と上半身が別パーツなので、組み立て序盤で接着して継ぎ目消ししましたが、塗装で砂吹きする恐れがあるのでそのまま組むのが正解なのかも知れません。
両肩のストラップはさんざ悩んだ挙句、いつもの方法で置き換えました。
スカートは3重構造。
真ん中のパーツの肉厚が無く固定用のピンが打てないので、一番下のパーツで挟み込む様にして強引に固定してます。
スカート同様、両脚も3分割式。
ストッキングと靴のモールドがやや浅目に思えたので彫り直しましたが、靴はともかく太腿のストッキング部分は彫り直しで変に頑張ると泥沼に嵌まるので(事実嵌まりました)、そのまま塗った方が精神衛生上宜しいですな。
服の色、当初は「深紅の現代衣装」と題目にあるのをまるっと無視して違う色で塗るアイディアもありましたが、オリジナルを超える配色が思い浮かばなかった為断念。
ファンデーションピンクを下地に、マイカレッドベースで調合した色を吹き、シャドゥはクリアレッドの吹き重ねで表現。
縁の黒は黒一色だと面白くないので色々塗り重ねましたが、遠目から見るとどう見たって「普通の黒」ですよね・・・。
髪の毛は基本色を吹いて濃淡は黒とゴールドパールで調整・・・と書けばピンと来るかも知れませんが、ええ、キュアピーチの塗り方そのまんまです。
瞳は筆描きと吹き付けを併用し、クリアコート後3000番のバフレックスで一撫でして再度コート。
うっかりするとそれまでの苦労が全てパーになるリスクがありますが、筆跡等が消えて均質感のあるスッキリした仕上がりになるのでお勧めです
但し、大スケールかつ瞳の大きなキットにしか使えませんが・・・。
タイトルに「深紅」とあるので、ベースも深紅。
手元にあったVolksのアクリルベースが中々良い色合いだったので、裏側にシート貼って使いました。