メディウム2種

水滴表現(その1)

水滴表現(その2)

最近一部で流行?の「肌の水滴表現」には、ターナーのクリアタルジェルをちまちま塗るのが半ば常識の様です。

ですが、肝心のジェルがそこらで売っている代物ではないのが難点。
画材屋でも、アクリル絵具は殆どリキテックスかホルベインしか置いてませんし・・・。

それに、当方の主義として「同じ素材で人真似するのは嫌い」なので、入手可能な他の素材でトライする事としました。
で、素材の条件として、

1.比較的どこでも入手可能な事

2.事前の長期耐久テストで問題がない事

(3ヶ月放置して、肉ヤセ等をチェックしました)

3.失敗しても、容易に剥がせる事
以上3点をクリアした素材として、当方がチョイスしたのはリキテックスのグロスポリマーメディウム。

爪楊枝でチョンチョンと塗り、もし失敗した場合は、乾燥を待ってその日のうちに端から爪楊枝でゆっくりつつけば剥がれます。

(数日放置すると剥がせなくなります)

ベースには、粘度が高くて厚塗り可能なストリングジェルメディウムを垂らして水溜りとしたのですが、ちょっと厚塗りし過ぎた様で完全な透明とはなりませんでした。残念。