オリジナルの胴体ディテール

リセット状態

完成状態

開封してパーツチェックした後、最も頭を悩ませたのがこの部分でした。
会場で塗装品見た時は「磨けば何とかなるかな?」と楽観視していたのですが、購入後冷静に観察するとそれが全くの誤算である事が判明。
彫り直したり、磨き出す程度の小手先対策では手の打ち様が無い程でした(T_T)
おまけに、仮組みの際に落っことして左腰のフリルぶっ欠くし・・・。

それでも「コンペに出す!」と決めた事もあり、一念発起して胴体は元のディテールを諦め、一旦リセットして全てやり直す事にしました。

胴体のラインをエポキシパテで修正し、フリル、リボン類は全て削り落として金属でやり直し。
極薄の素材が揃っている上に強度に優れ、なおかつハンダと言う最強の接着剤が使えるという理由から、金属以外の素材は一切考えていませんでした。

胴体以外に色々追加工作した結果、内容が非常に広範囲となったので、詳細はWorkshopにまとめました。

しかしこの部分、「こうすれば出来るかな?」と大体のイメージは思い付いたものの、実際にパーツ作り出したのは8月に入ってからと言う際どさ。
モノにするまで、数限りなくブレイクスルーを越えましたわ・・・。

それでも、塗装の済んだ胴体に、これまた塗装済みのパーツをパチパチと組み付けて行く時の快感は何物にも代え難いんだな〜。