雄猫堂 1/6 セイバー

当初イベント限定、後にHJ誌上で限定通販されたキット。
作例は誌上通販で購入したモノです。

仮組みするとなかなかの大きさになるものの、1/6にしてはパーツ数が少ないせいか、サイズの割にはあっさりした作りになってます。

それから難点が一つ、大物パーツに位置決め用のダボ位は欲しかった・・・。特に足とか。

顔はそのままでも問題は無いんですが、眉が無いのは嫌いなので、リボン共々追加工作。
髪の毛もかなりあっさりしたディテールですが、これはこれで悪くないのでそのまま塗ってます。

ちょっと困ったのが前髪で、今までのセイバーのキットと微妙に分割ラインが違うせいか、頭頂部の継ぎ目はかなり目立ちます。
よって今回、継ぎ目消しして再塗装の憂き目に。
ううぅ、この作業好きじゃないんです・・・。

上半身は「え、これだけ？」と思う位、あっけないほど簡素なパーツ割り。
パーツ数の是非はともかく、両腕が手首一体なのは好みじゃないので、切り離して塗装後に接着出来るように改造。
出来れば襟元のリボンも切り離して別パーツに、とも考えましたが綺麗に切り離せそうにもないので泣く泣く諦め、代わりに彫りを深くして別パーツに見えるように細工。
と言ってもヌイグルミ抱かせると全く見えなくなりましたが・・・。

腰のコルセットは立体感に欠けたので、背中の紐を真鍮線で植え直してますが、意外に立体感が出るので腕に覚えのある方にはオススメです。

スカート及び下半身はほぼキットそのまま。
如何にしてモールドを消さずに綺麗に磨くか、問題はこの一点に尽きます。

獅子のヌイグルミはヒゲの自作が必要。
他にもちょっと細工やってます。

塗装ですが、髪の毛の色は以前作ったメイド仕様のをそのまま流用。

上半身は塗り分けのマスクも少ない(と言うか、そう細工したんですが)ので極めて楽なのとは対照的に、下半身は下着のレース部分に泣かされる！
変な冒険しても失敗するのがオチなので、堅実路線で行く事とし、肌の透けている部分を先に吹いてからマスクして脚と一緒に色の濃い部分を吹き、柄の部分をエナメルで全て手描きしました。

脚はスモーク＆黒の重ね吹き。
そのままでは単調なので、最後の艶調整用クリアにクリアブルー混ぜて色調が変わるか実験しましたが、今回に限れば全く効果無し。
靴の色はハッキリ言って失敗かも。脚と殆ど色調一緒になっちゃったからなぁ。
それからもう一つ、ヌイグルミの茶色はもっと明るい方が良かったかな？

今時のキットとしては珍しく？二本足で自立出来るので、仮組みなんかで何かと楽出来たんですが、流石にそのまま飾るのはリスクがあるのでベースと固定してます。