ATOMIC-BOM SpeedStar (女の子編その2)

クリアパーツ編

バキューム用の型作り

色々試作した結果、クリアパーツはバキュームで作る事にしたので、先程作ったシリコーンゴム型にプラリペアを流しバキュームの原型とします。
下の茶色の部分は、原型の嵩上げ用に追加で盛ったエポキシパテ。
アイウェアもバキュームパーツに置き換えるので、キットのパーツにエポキシパテ盛って同様に嵩上げします。

写真では適当にエポキシパテ盛ってますが、コレが後で厄介な問題を引き起こす事になろうとは全く思いもしませんでしたね・・・。


自作バキュームフォーマーの素材

当方、大昔にバキュームフォーマーを自作したのですが何時の間にか行方不明になったので、再度自作する羽目になりました(泣)

まずは100均ショップで材料探し。
適当なサイズの容器に木製フォトフレーム2枚、掃除機の隙間用ノズルと建具の隙間テープは難なく調達出来ましたが、残念ながらこれだけでは材料が足りません。

でも、たった一軒の店でこれだけ材料が揃うとは、昔に比べれば材料探しも随分楽になったもんですね・・・。


バキュームフォーマーのコア部品

100均ショップで調達出来なかった素材2点、それがパンチングメタルと接着剤。

パンチングメタルはともかく、接着剤、特に容器等に使われているポリプロピレンに接着出来るモノが中々見当たらず、結局ハンズで購入しました。
この2点だけで100均ショップで調達した部品の倍近い値段しましたが、これが無ければどうにもならんので止むを得ません。


自作バキュームフォーマー

材料が揃ったら早速組み立て開始。
ざっと1時間位で、小型バキュームフォーマーの完成です。

ただこの後、加熱用の電熱器が無かったんでまた買いに走る羽目になったんですが・・・。
(ガスコンロでは火力が強すぎて失敗します)


試し抜き

バキュームフォーマーが完成したら、早速0.5mm厚の透明塩ビ板で試し抜き。
塩ビ板は当初、もっと薄い板厚も検討したのですが、それだと紙みたいに極薄になって強度が保てない箇所が出来たのでこの板厚となりました。

左の写真はアイウェアを試し抜きした所。
一見綺麗に抜けた様に見えますが、嵩上げを適当にやった為にパーツのエッジ部分が綺麗に抜けず、結局ヒートプレスするのと変わらない数だけバキュームで抜いてます。


調子に乗ってバルジも試し抜き

こちらは両手の甲に付くバルジ部分。
こちらもアイウェア同様、適当な嵩上げの弊害を受けたので、バキュームで50個近く抜いて選別する必要がありました。

この作業やってて気が付いたのですが、単純にLED仕込んだだけだと配線やら丸見えになるので何かでフタをする必要があります。
色々考えた結果、パーツをひっくり返してリフレクターにすれば良かろう、と思い付いた結果更に50個近く抜いて選別する羽目に・・・。


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