夏姫のクリップボード(その2)

バカ加工編

アングル材の加工その1

まずは先程の精密真鍮アングル材を切断。
曲げる時に干渉する真ん中の部分を切り欠いた後、直角に折り曲げます。

コーナー一箇所につき2個使うので8個作る必要がありますが、バカ正直に必要分だけ作ると途中で紛失して悲惨な事になるので、余裕を持って多めに作ります。


アングル材の加工その2

切り欠いた部分を中心に曲げるとこんな感じに。

折り曲げる工程で結構歪んだりするので、先程切り出したABS板にフィットする様にヤットコで修正したら、2個を合わせて瞬間接着剤で仮止め。
手前にあるのが仮止めした状態。

あくまで仮止めですので、ガッチリ付く様に隅々まで瞬着を流す必要はありません。


半田付け前後

仮組みしてOKだったら半田付けします。
今回、ヤニ無し半田を使ったのでフラックスを併用しましたが、フラックスは半田付け後すぐ洗浄しないと悲惨な事になるので注意!

写真左側が半田付けの終了した物。
洗浄しながらヤスリで余分な半田を削り落として角にアールを付け、ペーパーで仕上げ加工をしたのが写真右側。

この手の作業には、水中で作業出来るサファイアヤスリを一本持っておくと便利です。


金属パーツ一揃い

工作の済んだ金属パーツ達。

当初は、プライマー吹いて銀塗って仕上げようかと思ってましたが、ここで問題が。
それではプラ材工作したのと見分けがつかないじゃないかと。
うーん、それではあまりにも空しい。


めっき工房セット

折角金属で作ったのだから、一目見てそれと判る様にしたい物。
そこで今回、この方々にご登場願いました。

電源は市販の9V電池を使用。
あくまで簡易的なモノですが、どの程度の仕上がりになりますやら。


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