チャイナ貴子の蒸篭 - 後編

プラ材手芸

フタ編み始め

前回エバーグリーンのプラ材で失敗した原因が、プラ材そのものの厚さにあったので、今回はプラペーパーを約1mm帯状幅でに切り出した物を使用。

編み方ですが、縦糸?の部分をマスキングテープ上に一定間隔で並べて貼り付け、横糸をピンセットで編んでいきます。

左の写真は最初の方。


フタ編み終わり

1時間くらいちまちま編んで、この位で大体完成。この後、編み目に接着剤を流して固定します。

コツとしては、実際に必要なサイズの倍くらいの大きさを目安にして作る事と、こまめに間隔を詰めてやる事、あと最後に接着剤を流し過ぎない事でしょうか。
(流し過ぎると溶けます)

それにしても、何でタミヤさんはプラペーパーを再販してくれないのか。


やっと形になってきた

先程切り出したホイールですが、そのままでは若干太さが足りないので、0.5mmプラ板を巻いてボリュームアップしておきます。(プラ板ですが、あらかじめ荒めのペーパーで裏表ともヤスっておき、巻き付けやすくしておきます。)そいつを2段重ねに接着したら、先の編み細工と、先程フタとして切り出したホイールのフチを重ねて接着。

丁寧に周りから接着していけば隙間無く綺麗に仕上がります。


後は塗るだけ!

最後に、フタの取っ手(?)や側面の継ぎ目等ディテールを追加して完成!

塗装の際に、先程ペーパーで荒らした表面に軽くスミ流しして竹細工らしくしてみたのですが、もうちょっと明るめに塗っても良かったかなぁ。

あ、それからこの蒸篭、底は作ってませんので下から覗かれると何かとマズかったりします。

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