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水着貴子の分割 (中編)

長い長い修正

合わせるとこの通り

切断する際、ノコを使ったのでどうしても刃の厚み分だけ喰われます。

従って、喰われた分だけ何らかの方法で足してやらなければなりません。
普通ならポリパテか何か塗ったくって削るのが手っ取り早いんでしょうが・・・。


奥の手

ポリパテで修正した場合、程度の差はあれ継ぎ目から劣化するのは避けられません。

そこで、こんな時に使っているのがこれ。余ったレジン片を薄く削いだものです。

管理人の場合、VolksのMHキットから取ってます。

(1/100ヤクトから取ったので、まず一生困りません)


ここが一番の頑張り所

先ほどのレジンですが、この通り隙間に貼り付けた後、仮組みしながら調整します。

足りなければ貼り足し、厚すぎた場合はペーパーで削って微調整する、の繰り返しです。
ただし、やり過ぎると切断面が太ってなにやってんだか分からなくなりますので、程々に。

自慢じゃありませんが、とにかく手間掛かります。一日では絶対無理です。


やっとこさ完了?

長い長い作業の後、一通り隙間埋めが済んだ図。

作業時間はかかるものの、パテを一切用いない工法なので、経時劣化とは無縁です。

万が一、切断作業の際に水着のフチが喰われた場合は、ここまで済んでから目立てヤスリ等で復元してやります。

これで当初の目的は果たしたのですが、でも、これだけでは面白くないなぁ、と考えまして・・・。

次号完結


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