Works札幌 フェイト 猫スーツ版組み立て(その2)

頭部編

後頭部のシェイプアップ

仮組みしたのを再びバラシて、さぁ製作開始。
まずは大物パーツの後頭部から。

髪のモールドがヨレているので、彫刻刀の平刀で彫り直し&ペーパー掛け。
コレだけの大物部品相手に殆ど全てのモールドをやり直すので、物凄く時間掛かってます。
表面状態もあまり宜しくないし・・・。

そうそう、リボンの下にぶら下がる毛先の部分も結構モールドがダルなので、こちらも忘れずに修正します。


前髪の組み立て

幸いにも前髪のアウトラインは良い感じなので、先端の研ぎ出しを中心に、毛先がシャープになる様に工作。
左右パーツは先に貼り合わせても最終組み立てには問題無さそうなので、先に接着して継ぎ目消しします。
後頭部との合いは後でチェックして、隙間が有ればまたエポキシパテ盛って修正すれば何とかなるでしょう。


カチューシャの追加工作

ネコ耳のパーツはこのままだと、頭から直接生えている格好になるのが気になります。
イラストではこの辺が不明ですが、ネコ耳付いたカチューシャ付けていると解釈するのが自然かな?
そこで後頭部に、カチューシャのモールドを追加工作する事にしました。

アタリを取ったらカッターでモールドを彫り、不要な髪の毛のモールドは埋めて整形。
使用したのはプラリペア。隙間に流し込めるのと硬化時間の短さが魅力です。


ネコ耳

ネコ耳パーツは、内側の白い部分をリューターにて凸モールドから凹モールドに逆転。
耳の前につく謎のパーツ(何て言うんでしょう、コレ)は特にする事も無さそうなので綺麗に磨いて使います。

写真には写ってませんが、髪の毛末端には巨大なリボンが付きます。
幸い、このパーツには致命的な問題は見当たらないので、若干削ってディテールを強調するに留めました。


磨き中心の顔パーツ

顔のパーツは細かい凹凸が結構あったので、美肌になるまで徹底的に磨きます。

瞳周りのモールドがしゃんとしてないと筆塗りの際に悪影響が出るので、慎重に彫り直し、睫毛のモールドはこのまま生かして塗装する事とします。

あと口元のモールドが左右非対称だったので光硬化パテで修正し、耳もパテ盛り&リューター加工で小修正。
でもこの辺は好みの問題かもなぁ。


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