2010/07/10

特撮研究所第10回はレイ・ハリーハウゼンシンのシンドバッドシリーズ最終作「シンドバッド-虎の目大冒険-」
第一作「七回目の航海」から「黄金の航海」に至るまでが11年かかったのに比べ、
「黄金の航海」から「虎の目〜」はわずか3年、人気の高さからか技術革新かは分りませんがとても早い登場です。
予算も大幅に増えたと見えロケハンが妙に豪華、合成の技術も進歩し切抜きの違和感はもはや存在しません。
そして常に人間のそばに居るヒヒ カシムも実はダイナメーション、言葉を喋らぬがゆえに
表情や動きで感情を表現しており、木目の細かさは見事なり!
前作と比べて子供向け要素も多く、見やすく楽しく仕上がっております。

特撮的お勧め度

★★★★☆
星4.5です

一般的お勧め度

★★★★☆
星4つです。

DVD:http://bd-dvd.sonypictures.jp/fr/fr/displayGoodsDetail.do?goodsCode=TSAD-10014
Blu-ray:http://bd-dvd.sonypictures.jp/fr/fr/displayGoodsDetail.do?goodsCode=BP-489

※ここより先はネタバレを多く含むので閲覧される方はご注意ください。




シンドバッド-虎の目大冒険-

コロンビア 1977.8月 カラー 113分

〜〜〜ストーリー〜〜〜
アラビア(?)の王子カシムは戴冠式を迎え頭上に王冠を頂く事で王位を継ごうとしていた
だがその場で起きたのは悲劇であったー。
カシム王子の即位を祝うため駆けつけたシンドバッドだったが
王子の妹ファラー姫にカシム王子が呪いによりヒヒに変えられてしまった事を教えられる
親友カシムの呪いを解くために賢者メランシアスの元へ行く事を決断するシンドバッドだったが
継母である王妃ゼノビアはその事をよく思っていなかった。彼女の真の目論見は連れ子である
己が息子を王に即位させる事であり、カシム王子をヒヒに変えた魔女本人だったのだ。

賢者メランシアスと出合ったシンドバッドは共にカシムの呪いを解くため
北極にあると言う元素神殿を目指すが、機械仕掛けの心臓を持つミノタウロスのミナトンと
息子ラフィを従えた魔女ゼノビアが追いすがる。
戴冠の儀式が終わるまで残り7日、カシム王子は呪いを解き王位を受け継ぐ事が出来るのかー?





カシム王子の即位を祝うため駆けつけるが城下町は「疫病」により封鎖されていると言う。
親切な商人に宴の席に招かれるが、その持て成しは毒入りの酒と悪魔の兵隊だった!




ファラー姫の願いで宰相(?)と旅支度を整えるシンドバッドだったが、「呪われた者は元には戻らない余計な事はするな」と
高圧的に迫る継母、王妃ゼノビアに怒り短剣を抜くファラー姫。だが王族を殺すと呪われるという言い伝いがあり
宰相とシンドバッドに諌められるファラー姫「だからカシムを殺さずにヒヒに変えたのね!?」




順調な航海、カシム王子だった頃の名残でチェスが出来るヒヒ。船員に疑いの目が向けられると自分の名を書いて見せるのだった。




魔女ゼノビアは機械仕掛けの心臓と呪いの儀式により軍隊並みの力を持つ「ミナトン」を生み出していた




メランシアスとその娘ディオンに無事合ったシンドバッドはカシムを検分してもらう。
メランシアスに渡された鏡に映る自分の姿に悲しむヒヒ カシム。(酷い!w)
強力な呪いを解くには元素の力を借りるしかない、ライバルのアルキメデスも行くった事の無い地へ出発じゃ!




シンドバッド達が向う場所がつかめず、さらに船の故障により足止めを食う魔女ゼノビアは
秘薬により自らが偵察に出るがメランシアスに捕まってしまい、秘薬も取り上げられた。
「どれほどの力があるか試してみよう」と連れて来た蜂に秘薬を与えるが巨大化してしまい手が付けられなくなるw




カモメになり這う這うの体で逃げ帰ったゼノビアは息子ラフィに秘薬を飲ませてもらうが
メランシアスの実験で失ってしまった分、量が足りず片足が鳥のままになってしまった。




北極に到着したシンドバッド一行は徒歩で元素神殿の地を目指すが、唐突に巨大なセイウチに襲われる!(ゼノビアは関係ないw)




元素神殿の地は北極の中心にあると言うのに常夏のような暖かさ
ディオンとファラー姫は無防備に水浴びを始める。(ムフフ♪)




ギャ〜〜!と驚くファラー姫



そこには原人トローグロデュテースの姿が!




敵かと思いきや実は心優しい原人、ヒヒのカシムの通訳で顔を持つ扉に案内してもらう事に。




シンドバッドに大きく遅れを取ったゼノビア一行は、シンドバッドの船が通れなかった洞穴を抜け
一気に距離をつめていた。神殿の入り口が見つからないのでミナトンに強引に組み石を引き抜かせるがミナトンはその役目を終える。




シンドバッド一行が元素の神殿にたどり着いたときにはゼノビアが(ミナトンが)空けた穴で神殿は崩壊しつつあった
さらに待ち受けていたゼノビアと息子のラフィが襲い掛かるがラフィは会えなく命を落とし、カシムは呪いをとく事に成功する。




息子を失い、カシムの呪いも解け、ゼノビアにはもはや憎悪以外残っていなかった。
己に呪いを懸け、神殿のガーディアン サーベルタイガーと一体になる!
原人の助けを借りつつゼノビアに対抗したシンドバッドは大きな犠牲と共に勝利を得た・・・




国に帰り王位を継承したカシム国王、多くの犠牲と苦労に支えられた彼ならば
きっと良き王様になってくれる事だろう。




あまりにネタバレが多いのでレビューを先に置いとく事にしましたー、今頃気づくとかw

省略してますがカシムと原人が女好きだったり、前作でお笑い役立だったカート・クリスチャンが悪役になっていたり
お色気が前作に比べてライト過ぎてそんなにうれしく無なかったり、と細かい部分もチェックだぜ!w
賢者アランシアスと魔女ゼノビアのボケの被せ合いも見せ場なのです(笑)
ネタバラシしちゃいましたがこいつは是非見ておかないとね!