どんなところ?

「らうす」の裏にあるのが「うらうす」なんです。
なーんだそうだったのか、と思った方は「振込み詐欺」にご注意。
羅臼も浦臼も同じ北海道にありますが、場所はぜんぜん違います。
羅臼は北海道東部の知床半島にある漁業が盛んな町。
浦臼は札幌と旭川のほぼ中間地点にある農業が中心の町です。
北海道に住んでいる人でも浦臼という地名を言って、場所が分かる人は、残念ながら少ないかもしれません。
浦臼の地名はアイヌ語が語源となり、3説あります。
@網を干す場所、A簗のある川、B笹川などの説がありますが、今となってはどの説が正しいか断定出来ないそうです。(浦臼町百年史より)
浦臼は人口2,472人(平成19年3月31日現在)の小さな町です
昭和29年頃のピーク時の人口は7,374人でしたから、1/3の人口になった事になります。
月形村より分村した頃の人口が2,500人(明治32年)だったのですから現在は、明治時代と同じぐらいの人口といえます。
なぜ、人口がこれ程減ってしまったのでしょうか?
それは、浦臼が農業の町だからです。
農業の衰退とともに、人口が減少してしまいました。
でも、悪いことばかりではありませんヨ。
私はこの町で生まれ育ったこともあり、ほとんどの町民の顔を知ってます。
主な農産物は、
春からの出荷順に主なものを並べると、イチゴ、アスパラ、花卉、ミニトマト、ソラマメ、甘露、メロン、スイカ、スイートコーン、南瓜、小麦、小豆、牡丹そば、ジャガイモ、米、ワイン用ブドウ、大豆などを作付けしています。
畜産では
肉牛、乳牛などを飼っています。
北海道のメロンと言えば夕張を思い出す方も多いと思いますが、どっこい浦臼の方が歴史が古いと言われており、昭和10年代より作付けしていたとの文献が残っています。

ソ ラ マ メ
ミニトマト
ルピアレット
ス イ カ

町の東側に石狩川が流れており、西側には樺戸連山がそびえ立っています。
南北に国道が走っており、町の大きさは東西約9.8km、南北約14km、総面積は101.08平方kmあります。
町内には、過去の石狩川の氾濫等により出来た三日月湖がたくさんあります。
その中の一つに「鶴沼」という沼があり、ここは公園となっており、浦臼のシンボルとなっています。
この「鶴沼公園」には温泉があり、私もちょくちょく利用しています。
入浴料は400円(平成19年2月28日現在)でとても利用しやすい料金となっています。
また、キャンプ場もあり、夏場はキャンプ客でとてもにぎわいます。
子供の頃、ボートにつかまって泳いでいるのを、先生に怒られたことが有ります。
「なぜ、ボートにつかまっていたか?」って、そう、そのとおり、私は泳げないんです。
どうです、ほんのチョットだけ浦臼につてい知っていただけましたか?