石焼ラーメン 各九百円
・岩礁のエスプレッソ (塩)
・岩礁のほのか (醤油)
・岩礁のバッカス (酒粕味噌)
・岩礁の辛小町 (酒粕チゲ)
・岩礁の黒たんたん (黒胡麻味噌)
「石焼ラーメン岩礁のエスプレッソ」とはいかにも長ったらしい名前ですが、経緯があるんです。まず、「塩」は今、使用している(海部藻塩)で作っている塩ダレ、(じゃっぱ汁)のスープ・「ACQUA PAZZA」にも類似する調理法そして・「CACCOICCO」・ 名前にCが五つ入るから五種類の材料(魚)・岩礁の辺りに生息する様々なもの、それらを沸々と煮え滾る石鍋の中で麺と供に食する。 京都(仕込みの)石焼ラーメン(石焼鍋使用でacqua
pazza風な)岩礁の(caccoicco五種類以上の魚を使った)エスプレッソ(海部藻塩を使った塩とじゃっぱ汁のスープ) となります。
アクアパッツァ(acqua
pazza)は、イタリア料理のひとつで、魚介類(白身魚と貝類)を白ワインで蒸し煮にした料理です。
イタリア語で「奇妙な(風変わりな)水」あるいは「狂った(暴れる)水」という意味で、ブイヨンなどを用いず、シンプルに煮込むだけで魚介のうまみを引き出すことができます。
魚としてタイ、スズキ、タラ、カサゴ、メバルなどの白身魚、貝類としてアサリ、ムール貝などが良く用いられます。さらに、好みによりイカ、タコなどを加えても良いし、パンやパスタとともに供される事もあります。選んだ素材により、「明石鯛とアサリのアクアパッツァ」といった具合にメニューに登場します。
じゃっぱ汁は青森県の郷土料理です。「じゃっぱ」とは、共通語で言う「雑把」の意味であり、通常は魚を三枚に下ろしてのこった頭や内臓、身の付いた骨を総称して指し示す津軽弁です。共通語では内臓以外の部分も含めた広義の「あら」に対応します。
じゃっぱ汁は、この「じゃっぱ」をぶつ切りにして具とし、他の野菜などを加えて煮込んだ塩や味噌仕立ての汁を差し、主にタラや鮭のじゃっぱ汁が一般的であります。多くは塩仕立ての味付けが多くて、共通語ではあら汁と呼んでも差し支えないでしょう。
身(魚肉)だけよりも、非常にこくのある出汁がえられ、地元では人気の高い郷土料理です。
入れる具は家ごとに微妙に異なって、鮭のじゃっぱにじゃがいもとネギを用いれば、北海道の三平汁と同様となりますね。