☆〜☆ ヘルシンゴー&マルメ篇 ☆〜☆

コペンハーゲンから車で1時間、
ヘルシンゴーという港町へ。
この街の港の突端には、
クロンボー城という15世紀の古城があり、
街のシンボルとなっている。
クロンボー城は、海上通行税徴収のため
15世紀に造られた城。
15〜16世紀の歴史を知る上での重要な
資料ということで、城全体が世界遺産に
登録されている。
クロンボー城は、シェイクスピアの
「ハムレット」舞台のモデルとなった。
城壁の一部には、「ハムレット」の
モデルになったことを示すレリーフも
ある。
びりびりと破かれたものを修復した絵。
オリジナルと修復箇所は区別がつくように
わざと違えて描いてある。
しかしなぜこの絵が破れているか?
それは昔、対岸スウェーデンからの
侵略・強奪は日常茶飯事で、この城も
何度も襲われたため。
城の財宝を略奪から守ろうと、絵画を慌てて
キャンバスだけはがしたので、
このように端が破けてしまったそうだ。
荷揚げ窓の下、地上約2メートルのところ
につけられたツンツン。
何かといえば、野犬に食われるのを
防ぐため、肉を刺してぶら下げておく
フックとして使っていたそうだ。
海沿いの砲台からの眺め。
向こうにうっすら見えるのは
スウェーデンのへルシンボリの街。
フェリーでわずか20分の距離で、
昼食後はこのフェリーに乗って
(6日ぶりに)スウェーデンへ行った。
20分とはいえ国際航路。
船内には「免税店」もありました!
ヘルシンボリもヘルシンゴー同様、
海の中継基地として栄えた町。
郊外にはのんびりとした田園風景が
広がっている。
黄色いのは、菜の花。
マルメの街。
首都(ストックホルム)より、外国(コペンハーゲン)
のほうが近い!
ここからコペンハーゲンに通勤する人も
多く、そのための税制も設定しているらしい。
マルメに行った日は、ちょうどワールドカップで
日本がオーストラリアと対戦した日。
広場に面したカフェでも、モニターを置いて
観戦できるようにしていました。
オーレスン大橋。
スウェーデンとデンマークの国境にかかる。
この橋の向こう側は、もうコペンハーゲン。
自然を愛するスカンジナビアの人々、
この橋を造るにあたっては、環境保護のため
さまざまな制約を設けた。
この橋ができる前後の環境の変化は、
0.5%未満(!)でならねばならぬとし、
その内容も海水の汚染度をはじめに、
生き物の構成、潮流、海水濃度・空気の汚染
…と多岐にわたったとのこと。
自然保全を無視した開発をしている日本に
とっては非常に耳の痛いお話。