HAPPY 奇跡的ないい天気 今日一日を約束している 子供のときに埋めた宝物 君と二人で掘り出しに行こう 桜の木の足元で 高い枝を一緒に見上げて 広がる青空 不安なんてどこにもない きみといつまでも一緒に過して 花が咲くのも散るのも一緒に眺めて よろこんだりかなしんだりする きみの心を一番そばで見つめているから この木の下から宝物を掘り出したら ちょうど半分ずつにして ずっと二人で分け合っていこう 青く暗く染まる空 ひとつまたひとつ星が増えてく 掘り出した宝物抱きしめて 白く吐く息さえ輝いて見える 眠るのも惜しいような眩しすぎる星空の夜 夢の中でもいいからずっと歩いていたい 君の夢の中 ぼくも居させて そこから毎夜毎晩きみを見守る 手を取り合って笑顔を交わして きみの心の一番そばで生きていくから おんなじ星の同じ瞬間分かち合って 一瞬の命生きている ぼくら二人で終末の日まで