温室メロン栽培

種まき 病気に強い「大井」というアールスメロンの品種を台木にして接木をします。
メロンは揚げ床栽培です。金網ベッドの
上の限られた土で育てます。
メロンは1つの株に雄花と雌花の
両方が着きます。人工交配は手
作業で雄花の花粉を雌花の柱頭
につけてやります。
交配して着果すると急激に果実が大きく育ってきます。 交配後15日くらいすると、お尻の部分からネットが発生してきます。この時期の水管理によってネットの出方が大きく変わってしまいます。一番神経を使う時期です メロンのネットは表面の果皮が内部の肥大によって亀裂が入り、これに癒傷細胞が発達してできてゆきます。

縦ネットが出てきました。

大きな縦ネットの間に細かなネットが入り始めました。 きれいな網目模様になりました。

ネットの美しさが、品質評価を決定する大きな要素になります。出荷等級は一番良いものから富士、山、白、雪となります。

「富士」級は極わずかしか出荷がありません。
交配してから50日前後で糖度を計って14度以上有れば収穫となります。