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■ カイロプラクティックのアジャストには、ほとんど痛みがありません

私は2〜3歳の小さなお子様でもアジャストで泣かせたことはありません。
(顔と白衣を見ただけで泣かれてしまい困った事はありますが…)

カイロプラクティックのアジャストは“サブラクセーション(=不全脱臼)”という
『関節が変性して固定してしまった状態』を見つけ出して、椎骨をテコとして最小限の力で戻します。

したがって、アジャスト自体にあまり痛みはありません。

しかし、症状として「痛み」や「炎症」がある患者さんの場合には
検査や治療の体勢をとっていただくために、やむを得ず痛みを生じさせてしまうこともあります。

ですが、治療師の立場として患者さんに、なるべく無意な苦痛を与えることの無いよう心がけています。

例えば、ぎっくり腰の患者さんが来られた時には…
治療台に寝させるだけでも痛みを起こしますから、アジャストの体勢をとってもらうのにも一苦労です。

そんな時には、私は「はり ・ きゅう師」の国家資格を持っていますので
楽な姿勢のままで、はりを使って筋肉の緊張や炎症をといてからアジャストすることもあります。

たとえその時、頚だけしかアジャストできなくても、次の日には動作に余裕がでてくる事が多いです。

もし施術中に痛かったり不快なことがあれば、遠慮なくお伝え下さい。



■ 整体とカイロプラクティックの違い

整体やカイロプラクティックにもそれぞれ、いろいろな流派やテクニックがあります。

たくさんあるので一概には言えないのですが
テレビで時々みかける整体の治療でも、背骨を「ボキボキ」鳴らしています。

私が見る限り、背骨を全体的に牽引しつつ、ねじるような手技で
骨の位置や筋肉やじん帯の張りを整えるストレッチの延長のようなイメージのものが多いです。

だからか大抵、左右同じようにねじっていますよね。

カイロプラクティックの“アジャストメント”はサブラクセーションを起こした関節を特定して
まるで「だるま落とし」の様に、その椎骨だけをアジャストします。

ですから基本的に1つのサブラクセーションに対するアジャストは1回です。

サブラクセーションを起こした椎骨だけをアジャストするためには
他の骨や筋肉やじん帯等に過度のストレッチをかけないようにしないといけません。

はたから見ての同じ様な手技でも、考え方が全く別のものかもしれません。

“アジャストメント”は最小限の負荷で苦痛を与えずに治療をする事ができるので
結果的に様々な年齢や状態、症状の人に施術が可能なのです。



■ 上手な治療の受け方

症状にもよりますが、治療後もふつうの生活をしてもらっても結構です。

特に初診の方は
治療直後、まれに「けだるさ」や「眠気」を感じたり、発熱することもあります。

それらの症状は 個人差もありますが
大抵の場合 1〜2日で軽快しますのでご安心ください。

治療に慣れてくれば…
例えば、治療当日に軽い運動や、少しくらいの晩酌をしても差し支えないと思います。

理想を言えば、治療後2〜3日は過度の飲酒や刺激の強い食事は避けて
ゆっくり安静にしていただく位のほうが治療の効果が高まるように思います。


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