近畿日本ツーリスト主催のツーリングに参
加した。
3月25日関空出発同日夜ブリュッセル着。
翌日、ブリュッセルBruxelles市内見学、折しもEU外相会議が開かれ、会場に向かう各国外相の車列によって観光バスは、しばしば止められた。EU本
部がある華々し
い
場所でもある。
同市内の日本大使館は、テロの標的にされるのを怖れて,
自衛隊のイラク派兵以降日章旗を掲げなくなった
という。
この時期、ヨーロッパでは、日本とは違って、小中高の生徒達が先生に引率されて、史跡見学、美術館探訪をしている現場にであう。生徒達は、静
かに先生の話
を聞いている 。
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最初に訪れたのは、独立50周年記念広場。
Parc du Cinquantenaire
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Arcade du Cinquantenaire
50周年記念門 |
ブリュッセルの王立美術館 Musee Roylaux des Beaux-Arts de
Belgique で、先生のお話をしっかり聞いている生徒達、20人位
の少人数学級のようだ。羨ましいかぎり。 |
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ゲント市 Gent(ヘント;オランダ語)
Gand(ガン ;フランス語)
東フランダース州州都。「花の都」と呼ばれている。中世、毛織物で栄えた。
現在は、港湾都市、工業都市、学園都市。
「青い鳥」著者メーテルリンク誕生の地。
下の写真は、聖ミヒール橋St.Michielsbrugから見たグラスレイGraslei河岸の歴史的家屋群。
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ブルージュ Bruges
上;
運河から見た骨董市。ブルージュは文字通り「絵のような」町
並みを持っている。
上右は、愛の湖公園Het Minnewater付近からあたりを眺めていると目に入った風景。
左、観光用馬車が歩いている。馬の水をくみ出す水道が馬の像にになっている。
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アントワープAntwerpen(和蘭語)
Anvers(仏語)
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ここは、ルーベンスRubens出生の地。
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悪い巨人が支配していた。その腕を切
り取り川へ投げたことが市名の由来。 |
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精肉業者のギルド博物館Vleeshuis
16世紀に建造された。業界の建物らしく、ベーコン模様で仕上げているのが面白い。上右の聖母マリア像は、当時の人々の信仰を表している。
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マルクト広場Grote Markt
巨人アンチゴーヌの腕を切り下ろして、川に投げ捨てたローマの戦士ブラボーの像。これは19世紀にランボーによって制作された。
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キンデル・ダイクの風車群
かつて、揚水のため海岸線、川沿に多数の風車が並んでいた。今やその風景はない。ただこのような歴史的遺跡としてあるだけだ。
そして、ユネスコ世界文化遺産に指定された。
それにしても、風車は大きい物だ。近づいてみると立派な砦のように見える。
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デン・ハーグDen Haag 諸
官庁、各国大使館、女王宮殿がある政治都市。
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ビネンホフBinnenhof国会議事堂
1585年ネーデルランド連邦共和国の連邦議会が置かれた広場、廻りには官衙が立ち並ぶ。
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マウリッツハウス王立美術館
フェルメールの「青いターバンの少女」
上のレンブラント「ティルプ博士の解剖学講義」
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広場の噴水の飾り
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デルフトで、
有名なデルフト焼き工房を
見学し、自分達も13cm四方の陶板に絵付けを
してみる。
三日後に焼き上がって手元に届いた。
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左下は、工房近くの民家のような建物。茅葺
き屋根が面白く、壁窓と暖かい調和をしていた。
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ライデンを
訪れる。
旧知の(蘭+和)夫妻が住んでいるところ。
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彼と合気道を
されている好青年に市街を案内してもらう。
彼の愛娘も一緒に。
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日本に縁のシーボルト
が居たところでもある。彼が日本から持ち帰った植物の園もあるシーボルト記念館は改築のため閉館中でした。 |
ライデン大学でサンスクリットを研究されている日本人女性Yさんにも出会う。 |
世
界の名詩を壁面に書いてあり、日本からは芭蕉のこの句が。 |
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キュウケン・ホフ(厨房・庭園)は
チウーリップが咲き始めた。クロッカス、水仙も咲きほこっていた。
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左
下、公園の中には木靴工房もある。 |
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ザーンセ・スカンスZaanse Scans
ア
ムステルダム近郊
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全体が観光村、動いている風車もあり、チー
ズ工房では直販もしている。
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フォーレンダムVolendam ア
ムステルダム近郊の漁村
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民族衣装を着ての写真撮影会があって参加者
をわかせた。
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堤防を作って
内海にしてしまった。
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アムステルダムは運河の街。
当に「北のヴェネチア」である。
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運河沿いに立ち並ぶ家屋の破風の形も歴史を
物語る。
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破風の下に固定式クレーンがある。間口が狭いのが運河沿いの家屋の特徴。階段も
急で、大きい荷物は簡単に部屋にはこびこめない。それで、このクレーンが活躍するのだ。偶然に、荷物を搬入している場面を撮した。
下は、張り巡らされた運河。運河からの観光で「地上」を見る。
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アンネフランク記念館
の入り口、大勢の若者が入場順番を待っていた。
展示は、当時の政治情勢を示すニュース映画が上映されたり、工夫が凝らされていてよく分かるもの。
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アンネの立像
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アムステルダム国立博物館は、名画の宝庫。
有名なレンブラント「夜警」の大画面に圧倒される。
この他に、近くにある国立ヴァン・ゴッホ美術館を訪れる。
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アムステルダム・コンセルトヘボー音楽堂。音響の良さでは世界屈指だそうだが、残念ながらコンサートに参加する機会は無かっ
た。 |