11月 ある日の温室 変わりばえしない見慣れた風景だが細部に亘ってよく見れば一本一本が前年とは違っている筈。枯れて無くなったものもあるが新たに加わったメンバーもいる。中には50年も私と一緒に過ごして来た株もあり、癒される。 |
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メキシコ・バハカリフォルニアのフェロカクタス 色鮮やかな強刺に魅せられて遂には自生地を訪れた。栽培技術が伴わないため目標とする原産地の風格には及ばないが、毎年、新刺を発生して楽しませてくれる。実生10年程度の球が育っている。 |
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エンケファラルトス・ホリダス Encephalartos horridus 原産地南アフリカでは半ば地中に埋まり高さ50cmくらいになる。葉は切れ込みの深い羽状で先は鋭く尖り、長さ1mくらい、灰白色の白粉を装った青緑色の美種。ワシントン条約第一類の植物が私宅で元気に生長している。 |
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エケベリア・ラウィその他 毎年、春から晩秋まで日差しをまともに受けて過ごす。今年の異常な猛暑で辛い日々を体験した株も何株か…。暑さにはビクともしないと信じていた強健種、例えば、エケベリアの月影、テレンベルギー等が昇天したのには驚いた。エケベリア・ラウィーは極めて暑い所の産と報告されたとおり今夏の猛暑にもダメージは無かった。 |
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光堂 生長点が横にずれて‘すわ!綴化か’と胸を躍らせたが糠喜び…。 南向き戸外栽培。 |
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白檀 寒さに強いこと抜群で栽培室には一切入れたことは無い。今年の猛暑で耐暑力のあることも証明してくれた。本年最後の開花は11月4日。 |