さあ、アメリカ帰りのコイツがたくましいになる日を夢見てがんばろかっ!(あくまでも自分の車輌です。)



 買ってきた時は外装など付いてたが、その写真が
 見当たらないのでこの写真からスタート。
 買ってきた状態を見た、我が家の反応は「何で、こんな
 トリガラ買ってきたの!!!」(*_*)
 少し、シュンとなりながら「やっぱり価値の解らん人に
 してみたらそんなもんなんや〜?!」
って都合のええ解釈。(ポ
 ジティブ)
 とにかく、がんばろかっ







 エンジンも降ろしてバラバラに分解しまっせ。
 元通り組めるかなぁ、と不安が頭をよぎる。














 エンジンも同じくバラバラに分解。またもや、ちゃんと動くように
 なるか不安がよぎる。














 記念の為に多めに撮影。
 特に意味はなし。














 シリンダーヘッドです。
 エキゾーストマフラーのスタッドボルトを変に溶接して
 ヘッド側がいびつに・・・。
 更になんと、バルブが一本ポッキリ折れとるやん!(証拠写真
 見当たらず)











 シリンダーはノーマルのボアのままでした。
 これを70mmに太ってもらいます。
 が、スリーブはかなりのダイエット!













 やっと、見えた。
 クランクとミッション。
 クランクは芯出し。
 ミッションはフルオーバーホール、弱点の2ndギアも強化。
 クラッチハブもオーバーホール。











 クランクケースの掃除はとりあえず後回し。















 ある程度、掃除をしてブラストの準備。
 なんせ、1月という事もあって寒がりの自分は
 部屋に持ってけばええやんなぁ。と気付く。(23:30)
 という事で暖かい部屋で作業開始。











 あまりの快適さに、まずはと、酒をやってしまった。(今日は
 休日なのであしからず!)
 ふと、時計を見たら1:00が来よるやん。(汗)
 無時、この日は何とか作業終了。(2:00)












 さて、地味な作業が始まるぞぅ。
 














 クランクケース中まで綺麗に磨いて、自己満足。
 















 う〜ん、綺麗になったぞ!
 優越感に浸る。













 あまり意味の無い作業にうれしく記念撮影。
 終わってみると、ただでさえ短い指が磨きすぎて
 より一層、短くなったような気がする。













 オイルパンも同じように綺麗にします。















 フィン欠けの修理をしました。
 














 ブラストも終了。
 ちっちゃなブラストガンでやった為、ガンに入っている砂が
 減るのが速い事。
 シリンダーひとつやるのに大変、労力を使いました。












 ヘッドもくじけず、ブラストガンでがんばりました。















 達成感に浸りながら記念撮影。



























 またもや、うれしくて記念撮影。















 内燃機屋から帰ってきたシリンダーヘッド。
 エキゾーストマフラーのスタッドボルト箇所も直してもらいました。
 













 今回はJのバルブをチョイス。
 シートリングもそれに合わせて切削。














 ポートもメガホン状に削ります。















 これがJのバルブ。
 バルブフェイスを錆びさせないようにオイルを塗って保管。














 クランクケースも自分でブラストしました。(汗)
 シリンダースタッドボルトを交換する為に古いボルトを
 抜こうとしたらなんと根元から”ポキッ”と折れるトラブルが。
 しかもシリンダーに残ったボルトを逆タップなどを使い、がんばった
 が、ドツボに、はまっていく一方。
 最終的には業者で抜いてもらいました。
 自分で無理して外そうとしたせいかクランクケースの
 シリンダースタッドボルト穴の所にクラックが発覚。トホホ・・・。
 溶接してもらい解決。







 エンジンスタンドは栗○師匠(TTC)に借りたものです。
 助かりました。

 ※TTCとは我社が大変お世話になっているツーリングクラブです。












 後は、塗装準備。















 次はフレームや!!















 フレームの補強はTTCの大○会長が代表を務める大和製作所で
 栗○師匠・兄(TTC)にバッチリ仕上げて頂きました。
 













 ん〜、すばらしい。















 これまた、すばらしい。















 レイダウンブッシュも栗○師匠・兄に作って頂き、最高の
 フレームが出来ました。感謝、感謝!














 フレームもがんばってブラストした後、サフェイサーを入れて
 後はペイントするだけ。
 ちなみに、この台、クランクケースに使用していた物で
 なんと栗○師匠、自作のZ1フレームアタッチメント。
 すばらしい。
 ほんとに頭が下がります。










 変身したフレーム。
 PPGを使用し、バッチリじゃ!!














 見よ、この光沢!
 隅々まで色も入って自画自賛。














 いよいよ、エンジンの塗装。
 


























 マスキングもバッチリや。















 ヘッドも塗装準備OK。
















 ちなみにこの台も栗○師匠に教えて頂き、作った物です。
 














 エンジンの塗装は程よいツヤの調整が難しい。
 しかし、そこは本業なのでこだわります。(真剣)














 出来栄えとしては、なんとかイメージに近づいたので
 ヨシとしよう。














 すばらしい、ピンボケ!これもテクニックです。














 ヘッドの細かい所はエアーブラシを使い塗ってみました。
 思いのほか、奥まで色が入り、イイ感じです。
 

























 さあ、いよいよエンジンの組付けや!
 栗○師匠も応援に駆け付けてくれて非常に心強い。
 最初から最後まで色々アドバイスなど頂き本当に感謝して
 おります。












 腰下、組み上がりました。
 シリンダースタッドボルト、メインベアリングスタッドボルト共に
 クロモリ。













 違う角度で記念撮影。















 ピストンはワイセコ(1015)でパワーアップ!!
 














 ヘッドにバルブを慎重に組み付け。
 写真では解りづらいが、ポートもメガホン状に削りました。














 ここまで来るのに予期せぬ事があり、素人の自分には
 勉強になる事がありました。
 と言うのはカムをWEB CAM(0.395)
 をチョイスしたのだがノーズの角がヘッドに当たるではないか!
 せっかく組んだヘッドを、また、ばらし削る作業開始。
 更にノーマルカムスプロケットも削って加工をしなければ
 いけない事が判明。
 チューニングをするには、そんな事は当たり前かもしれないが
 なんせ素人なもので勉強になる事が多かった。
 クラッチもプレートを一枚ずつ増やす強化品を使用。






 キャブはCR31φファンネル使用。男はCRじゃ!!
 FCRが欲しいんですぅ〜。(マジで!)
 エンジンのフィンも削りました。(こだわり)














 さあ、フロント部の組み付け。ここまで来たぞ!
 が、しかし一度フロント周りを組んだのだが、
 フロントフォークがすんなり入らん。フロントフォークが曲がって
 るかと思い、違うフロントフォークを入れてみたが同じくきつい。
 ほぼ、ステムが駄目だと断定し、中古で購入。
 これで問題は解決。
 ちなみにフロントフォークはMKUをチョイス。
 スプリングはプログレッシブ。
 オイルはブレンドで油面チョイ上げ。







 キジマドレスアップカバーで決める!!(男)
 かっこええなぁ〜。














 電装品もハーネスは新品でダイナ2000で決まり!!
 その他、強化品使用。
 これで安全。













 ショックはQUANTUM。
 ホイルはSWORD。(4.25-18)
 スイングアーム、幅加工、モリワキ風にスタビライザー加工。
 共に長○氏(TTC)作。ありがとうございます。
 しびれる位シブイよ!











 さあ、もうちょっとで完成じゃ!
 ハンドルは我社スタッフ、ソネチャンからプレゼントしてもらった
 スワローで決め!
 「社長、やっぱハンドルはこれっしょっ。」ソネ
 ブレーキはAPロッキード。
 バックステップはPMC。










 完成したぞ!!
 エンジンに火も入った。
 細かいセッティングは、さて置き、とりあえずになった
 ことを、素直に喜ぶ。
























 この車輌が出来たのはTTCの強者メンバーと我が愛弟子ソネチャン の協力があってこそ出来上がった車輌で心より感謝しております。
 この時のうれしさは半端ちゃうで!






















 現在もスコブル調子よくイイ、サウンドで快適に走っております。
 今後、また暇を見つけてステップアップして行きたいと思って
 おりますので変化があれば、また更新します。
 ヨロシク!











余談としてZの魅力はすばらしいものがあります。その理由はなんといってもカッコイイ。

後、30年余り前のバイクなのに関わらず部品の供給がすばらしいと思う。                                
ミニも現在では製造されていない為、部品の供給が心配される、ミニに関わる全ての人がそれを意識し、

乗り越えていかないとミニという車輌の存続は難しいと自分は思う。 

Zのように末永く人々に愛される存在であって欲しい。 
    
偉そうですいません。