2010年ヨットレース別府湯けむりヨットレース2010
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10月9日(土)
まだ薄暗い中、サーチライトで確認しつつ真珠イカダの間を進んで行きます。やがて夜が明け、明るくなっても鬱陶しい雨はつづく。 海上は凪でそよそよと北西の風が吹いている。10時前に順潮で速吸瀬戸を通過し別府湾に入る。はるか前方に薄っすらと八幡浜から参加の「DDB」を確認できた。 昼頃になってようやく雨が上がり空が明るくなってきた。14時、別府北浜ヨットハーバー沖に到着。倉敷の「サンシャインⅢ」が明日のレースに備えてヨット部の学生を乗せてしごいていた!! 新装オープンしたばかりの北浜ヨットハーバー一等地に係留させてもらい、カッパを干して、さっそく温泉へレッツゴー。温泉も街も近い別府のヨットハーバーは最高のロケーションです。 夕方からの前夜祭はヨットハーバーに特設されたテントで行われた。いつものようにBOYCのみなさんの心温まるおもてなし、本当ににうれしく思います。宇和島でもこんな前夜祭ができたらなあ・・・ |
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![]() 「ユリカゴン」(J/V9.6CR) |
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10月10日(日)
苦労して第2マークを回航し、スピンを準備していたが風はアビーム!? 先行する3艇はスピンを上げているが・・・「この風ではちょっと上がらんやろう?」と判断し、しばらく様子見。 「悟空」、「ユリカゴン」、「シェンロン」はスピンを降下し、最後のソーセージラウンドに突入した。「ホワイトホーク」は強風下でスピンの取り込みに失敗しては大きなタイムロスにつながるため、安全策で少し早めにスピンを下ろして次の上りに備える。 前を走るのはレーティングが高い艇だけ。「タキオン」がすぐ横にいるけれど、今日の走りはちょっとおかしい?普通なら間違いなく前の3艇と絡んでいるはずだけど・・・ 最終マークを目指しタックを入れる。「タキオン」の前を横切った。 しかーーーし、 「あっ、セイルが破れた!!」Tameさんが叫んだ。 「セイルチェンジしようか?」 最後のマークを回航し、今度はすぐにスピンホイスト。「タキオン」も今度はスピンを上げた。 「おいおい、ブルーノート(YAMAHA31Festa)がすぐ後ろにおるで~」 「タキオン」にはやはり追いつけない。 ハプニングもあったけど、強風のレースでみんな良く頑張りました。 今年は風に恵まれレース展開が早かったのと、スタート時刻が30分早まったため表彰式まで時間に余裕がある。アフターパーティーまでに酔払ってしまいそう~~~ 表彰式はいつもの、ヒットパレードクラブで盛大に開催された。今年は参加艇が過去最多の42隻と多かった分、パーティー会場にも人がいっぱい。
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BOYC小出会長のごあいさつ |
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今年はダブルハンド |
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強風のスピンラン試走。ちょっとブローチング? |
![]() 新しくなった「悟空」(ババリア38マッチ) 5月の宇和島では精彩を欠いたが、強風の今回は快走。 |
「タキオン」(YAMAHA33S)と黄色いハルは「パル」
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前を行く3艇は「悟空」(ババリア38マッチ)、「ユリカゴン」(J/V9.6CR)、「シェンロン」(ジャノー35OD) |
このトラブルさえなければ・・・? |
一度は「タキオン」(YAMAHA33S)の前に出たものの、ジェノアバーストで再び逆転されてしまった。無念!! |
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野上本館の温泉 |
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でも昨年までのようにスクラッチで勝負できないのがちょっと寂しいです。 |
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(レース結果) 参加42艇
修正順位
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着順
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艇 名
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艇 種
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船籍地
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TCF
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1
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1
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悟空 | ババリア38マッチ | 室津 |
0.830
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2
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2
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Yurikagon | J/V9.6CR | 北九州 |
0.820
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3
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5
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ホワイトホーク | YAMAHA31SLTD | 宇和島 |
0.760
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4
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3
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シェンロン | ジャノー35OD | 長崎 |
0.830
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5
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6
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パル | YAMAHA31F | 高知 |
0.770
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6
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9
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SACHII | バンドフェットPB | 宇部 |
0.710
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7
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8
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SIMOON | YAMAHA31S | 北九州 |
0.760
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8
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17
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疾風 | コルセアF24 | 佐伯 |
0.680
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9
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11
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海王 | YAMAHA30CⅡ | 別府 |
0.720
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10
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10
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サテンドール | オカザキ32 | 別府 |
0.740
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