2016年ヨットレース

第21回宇和島市長杯ヨットレース

うわじまパールカップ2016

早いもので、もう1年が経ってしまいました。
今年も「うわじまパールカップ」に西日本各地から多くのヨットが集結します。
今回は55艇のエントリーがあり、外来艇の受け入れ数は過去最大。
宇和島港へ全艇を係留できるかどうか心配していましたが、入港各艇の協力もあり、何とか無事に受け入れることができました。
ゴールデンウイーク前半は天候にも恵まれ、回航も楽しめたことでしょう。

5月1日(日)

レース当日朝は風がありません。
しかし、これはいつものパターンなので心配ないでしょう。
スタート前には、ちゃんといつもの風が吹いてきました。

10:00。出場50艇が一斉にスタート。
「ホワイトホーク」は混雑を避けてライン中央付近からジャストスタート。
しかしながら、南側の錐ヶ瀬側からスタートした艇が先行していきます。

しばらくして艇団はばらけていき、高松の「じゃっど」(YAMAHA30SU)が良い走りをしています。
序盤戦にして早くも大きな差をつけられてしまいました。

やはり、「SAMMY」(YAMAHA33S)の走りは今年もすばらしい。

「ホワイトホーク」は「コーラルリーフ」(IMX-38)、「ラグランブルー」(X-37S)の後を追いますが、当然のことながらじわりじわりと離されていきます。

タックしするたびに宿敵「シェンロン」(ジャノー35OD)と何度もミーティングしました。
もしかしてトップグループに絡んでいるのは「小春」(ケープ35)か・・・

第一マークのアプローチは「SAMMY」が先頭。続いて僅差で「小春」、「コーラルリーフ」そして、「ラグランブルー」が行きます。
35ft、38ft、37ftの快速レーサーを抑えてトップ回航する33ftのSAMMY様、恐るべしです。

さあ、続いて第2グループ。
「じゃっど」に遅れを取っていた「ホワイトホーク」がここで追いつきました。
「ホワイトホーク」、「じゃっど」、「シェンロン」が3隻並んで同時回航。
こちらも白熱した展開でフリーのレグに突入。

ショートハンドの「小春」が少し遅れましたが、先頭「SAMMY」を「ラグランブルー」と「コーラルリーフ」が激しく追って最終レグへ。
最後は「ラグランブルー」がかなり追い詰めましたが、「SAMMY」が逃げ切ってファーストフィニッシュ。

我々「ホワイトホーク」も、「シェンロン」と「じゃっど」を振り切って5着でフィニッシュしました。
この位置でのフィニッシュであれば結果はかなり期待できます。
しかし、宇和島レーティングは内容が結果に反映されません。

総合成績は優勝「じゃっど」、準優勝「コーラルリーフ」、3位「小春」という順位になりました。
「ホワイトホーク」はちょっと及ばず4位でしたがレース内容は悪くない。
優勝艇には競り勝ったし、他の同サイズ艇には圧勝しているので、シーズン初戦にして上出来です。



うわじまパールカップ2016 成績表


ファーストフィニッシュ SAMMY [YAMAHA33S]

総合優勝 じゃっど〔YAMAHA30SU〕

2位 コーラルリーフ〔IMX-38〕

3位 小春〔ケープ35〕


4位 ホワイトホーク〔YAMAHA31S〕


5位 ブルーノートW〔YAMAHA31F〕


6位 シェンロン〔ジャノー35OD〕

7位 スーパーパラシューター〔なかよし25〕

8位 SAMMY〔YAMAHA33S〕

9位 Le Grand Blue〔X-37 SPORTS〕

10位 ひまわり〔YAMAHA31S〕

11位 プリマドンナ〔ハンゼ400e〕

セイラーズムーン〔YAMAHA36〕

だるま〔YAMAHA31F〕

LongLong〔エリオット935〕

CHIHAYA〔ババリア35マッチ〕

大海言〔YAMAHA31F〕

ピーターストーム[スプリント98]

サンシャインV[ブリアン32]


優勝「じゃっど」のKオーナー
一度は宇和島港に沈んだ「入歯」も無事回収されメデタシ!!


準優勝「コーラルリーフ」のIオーナー
強い船は運もある!?この後、真珠まで・・・


今年の真珠。ごく一部。

じゃんけんでは優勝!!
「コーラルリーフ」Oさん、おめでとう!!

 

今年も楽しかったですね〜。

来年も元気でお会いしましょう!!