特定疾病について




<16特定疾病>

 心身の病的加療現象との医学的関係があると考えられる疾病で、65歳以上の高齢者に多いが、40歳から65歳未満でも発生が見られる等、罹患率・有病率 について関係が認められる疾病(医学的根拠を明確にできるもの)で3から6ヶ月以上継続して要介護、要支援状態になる割合が高いと考えられる疾病という要 件に基づき、下表のような15の疾病+末期ガンが挙げられています。第2号保険者については、この疾病により要支援、要介護となったときに限り、市区町村 の認定を経て介護保険のサービスを受けることができます。

特定疾病一覧
特 定疾病 含 まれる疾病 疾 病の特徴
初老期の 痴呆 アルツハイマー症  65歳 未満で発症し、痴呆を来す疾患を全て含み、基礎疾患を問わない症候群。
初老期に発症し、痴呆を主症状とする脳の一時的変形疾患である初老期痴呆の他、脳血管障害、プリオン病、感染性疾患、腫瘍性疾患等を含む疾病群。
ピック症 
脳血管性痴呆症 
クロイツフェルト・ヤコブ病 等
脳血管性 疾患 脳出血  脳血管 の病的変化により、神経症状をもたらす疾病群。脳血管の血流障害により脳実質が壊死を来す脳梗塞、脳血管の破綻による脳出血、クモ膜下出血等があり、意識 障害、運動障害等を起こす。
脳梗塞 等
筋萎縮性側索硬化症(ALS)    運動を司る神経細胞が変性、消失 していくために、手足の脱力に始まり、呼吸や嚥下に必要な筋を含む全身の筋肉が萎縮していく疾病。
パーキンソン病    安静時振戦、仮面様顔貌、歩行障 害、筋固縮等の運動障害を来す神経変性疾患。
脊髄小脳変性症    運動をスムーズに行うための調整 を行う小脳、及びそれに連なる神経経路の変性が、慢性に進行性に経過するために起こる運動失調(協調運動障害など)を主症状とする原因不明の神経変性疾 患。
シャイ・ドレーガー症候群    起立性低血圧を中心に、排尿障 害、発汗低下など自律神経症状が潜行性に進行し、小脳症状、パーキンソン病様症状等の中枢神経症状が加わって、進行性に経過する神経変性疾患。
糖尿病性の腎症、網膜症、神経障害    糖尿病に慢性に合併する割合の高 い疾病。それぞれ、腎不全、失明、知覚障害等、重篤な経過をだとりうる。
閉塞性動脈硬化症    動脈硬化症による慢性閉塞性疾患 で、間欠性跛行が初発症状であることが多く、病変が高度になると安静時痛、潰瘍及び壊疽が出現する。
慢性閉塞 性肺疾患 肺気腫  気道の 狭窄等によって、主に呼気の排出に関して慢性に障害を来す疾病。
慢性気管支炎 
びまん性 汎細気管支炎 
気管支喘息
両側の膝 関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症    変形性 骨化症とは、老化により膝間接の軟骨に退行変性が起こり、骨に変形を生じて関節炎を来す慢性の膝病O脚や肥満が誘因となることが多く、中年の女性に多い。
慢性関節リウマチ    自己免疫性疾患の一つと考えら れ、進行性の慢性に経過する多発性の関節炎を来す。間接のこわばり、腫脹、疼痛等を起こす。
終局時に間接拘縮、関節強直を呈して日常生活動作が著しく障害される難治性疾病。
後縦靱帯骨化症    脊椎の後縦靱帯に異常骨化によ り、脊髄又は神経根の圧迫障害を来す疾病で、頸椎に多い。上肢のしびれ、痛み、知覚鈍麻等が進行する。
脊柱管狭窄症    脊髄の通り道である脊柱管が老化 等により狭窄することによって、神経が圧迫され、腰痛、足の痛みやしびれ、歩行障害等を来す疾病。
骨折を伴う骨粗鬆症    骨粗鬆症とは、骨組織の組成は正 常であるが単体体積あたりの骨の量が減少した状態を呈する症候群をいい、老化等による内分泌の不調等によるものが、骨折部位は前腕部や大腿骨頸部、腰椎の 骨折が多く、閉経後の女性に多い。
早老症(ウエルナー症候群)    年齢のわりに早期に老化に似た病 態を呈する症候群。白内障、白髪、脱毛、糖尿病、動脈硬化等の早老性変化がみられる。

※2006年より末期ガンが追加され16疾病となりました。




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