重要人名Part3


<タウンゼント>
◆イギリスの社会学者、社会政策学者。1970『イギリスにおける貧困』
◆自らの状況を他者・他集団と比較し、必要な生活資源等を欠いている状態であると認識する「相対的剥奪としての貧困」という概念を提示した。

<タフト>
◆アメリカの精神医学者。
◆ランクの意思療法の思想的・臨床的影響をもとに、肯定的人間観、利用者の主体性の尊重、さらには社会福祉機関の機能の重要性 を主張するなど独自の臨床技法を創出した

<高木憲次>
◆1932年にわが国最初の肢体不自由児学校である光明学園を開設した。
◆1942年に治療・教育・職業訓練を一体化した療育施設である整肢療護園を開園した。

<竹内愛二>
◆1938『ケース・ウォークの理論と実際』、1959『専門社会事業研究』
◆アメリカの大学で学び、医学や精神医学に近い心理主義的ケースワークを研究し、わが国において、ケースワークを初めて科学的社会事業の一方法として紹介 した。
◆共同募金制度の創設に向けた指導にも携わった。

<田子一民>
◆内務官僚として、我が国の社会事業成立期の社会事業行政を推進した
⇒『社会事業』
◆1922年、田子一民が内務省社会局長時代に公刊した著書
◆社会連帯の思想を基盤として、生活幸福を目的とする社会事業を提唱し、その行政施策の実現と実践に努力した。

<チャルマーズ>
◆スコットランドの長老教会の牧師、神学者、経済学者
◆1820年代にグラスゴー市において、教区を区分けして貧困家庭への友愛訪問や組織的な援助など相互扶助を重視する慈善活動を行った→COS運動の先駆 けとなった
◆1820年代、グラスゴウで「隣友運動=貧困家庭の訪問、組織的な援助」を実験的に始め

<デュルケム>
◆フランスの社会学者。『社会学的方法の規準』(1895年)『自殺論』(1897年)
◆社会学の対象としての社会的事実を固有の実在として把握し,方法論的客観主義を唱えた。
◆この方法を社会的分業,自殺,宗教,道徳など多様な課題に適用して,それらの社会的側面を明らかにし,多方面に大きな業績を残した。

<テンニース>
◆ドイツの社会学者。『ゲマインシャフトとゲゼルシャフト』(1887年)
◆人間の結合に関する意志のあり方に着目し,本質意志によって支えられ成立するゲマインシャフト(共同社会)と,選択意志に基づいて形成されるゲゼルシャ フト(利益社会)とに分類した。
◆また社会は歴史的にゲマインシャフト⇒ゲゼルシャフトに移行すると主張した。

<テイラー>
◆アメリカの技師。『科学的管理法の理論』(1911年)
◆工場作業の体験の中から,科学的思考に裏づけられた作業管理の必要性を痛感し,動作・時間研究に基づく課業管理と差別出来高制を中心とするティラー・シ ステムを考案し,科学的管理法を確立した。


<戸田 貞三>
◆戦前の家族社会学の第一人者。『家族構成』(1937年)
◆理論面では心的相互作用説に立って家族の親和関係に注目したが,特に実証研究を重視し,日本の家族の集団的特質と家族形態を統計的に明らかにした。

<トール>
◆アメリカの社会福祉研究者。1945『コモン・ヒューマン・ニーズ』
◆利用者が人間として共通の欲求を持っているという観点から、ケースワークの理論と実際を研究した。特に、ケースワークと公的扶助行政の関係を論じて、第 二次世界大戦後のソーシャルワークの新しい発展に貢献した。

<トレッカー>
◆アメリカのグループワーク研究者。1948『ソーシャルグループワーク/原理と実際』
◆青少年の健全育成などの社会教育の領域で行われるグループワークの理論的基礎を築き、日本のYMCA(キリスト教青年会)etc の働きに影響を与えた。

<留岡幸助>
◆社会事業家。1898『慈善問題』、『自然と児童の教養』
⇒家庭学校
◆東京の巣鴨に創設された、日本最初の家庭舎方式の不良少年の感化施設
⇒感化院
◆留岡幸助によって始められた、教護施設の淵源

<生江孝之(なまえたかゆき)>
◆社会事業の父。キリスト教徒として「社会連帯責任」の観念に基づく社会事業を説く
⇒『社会事業綱領』
◆日本女子大学での講義をもとに著されたもの。日本の社会事業に関する体系的な概説書として最初のものといわれている

<永田幹夫>
◆地域福祉の機能的アプローチの代表的論者。1985『地域福祉組織論』
◆地域福祉を、環境改善サービスと対人的福祉サービスの実現のための組織化活動と定義づけた。

<ニィリエ>
◆スウェーデンの知的障害児童・青少年・成人連盟事務局長+オンブズマン。1969『ノーマライゼーションの原理』
◆ノーマライゼーションは、知的障害者を生涯のない人の生活様式や条件に可能な限り近づけることであるとし、1日・1週間・1年・人生のノーマルなリズム や、異性との生活等8つの原理を提示した。
◆「ノーマライゼーション育ての父」と称される(東京1 P6)

<W.ニューステッター>
◆全米社会事業会議で、初めて集団援助技術に関する定義を表明した。
⇒インターグループワーク
◆ニューステッターらにより提唱されたコミュニティワークの手法。
◆地域住民(特に、団体などの代表者)を対象に、ワーカーが関わることにより、協力・調整体制を作り、よって地域の組織化をうながすことを意味する。

<野口幽香(のぐちゆか)>
⇒二葉保育園
◆同じキリスト教徒の森島と1900年東京の麹町に貧児のための幼稚園を創設し、後に四谷のスラム街に移して保育事業や救済事業などのセツルメント活動を 先駆的に行い、1915年に名称を「二葉保育園」と改めた

<ハーロウ>
◆アメリカの実験心理学者。
◆サルを用いた学習実験による学習の構えの研究,子ザルと代理母間の身体的接触の重要性を踏まえた愛着及び愛情の研究が有名である。

<バンデューラ>
◆アメリカの心理学者。観察学習(モデリング)を重視した社会的学習理論の代表的研究者の一人である。
◆代理強化(学習者が観察しているモデルに与えられる強化)によって攻撃などの社会的行動が形成されることを実験的研究により明らかにした。
⇒モデリング法
◆観察学習をさらに発展させた、社会的学習理論の一つ。
◆事例を観察することで、行動についての一般的なルールや原則を引き出し、それによって実際に見たり聞いたりした以上のことができるようになる、とする。
◆モデルがある行動に従事し、その結果モデルがどうなったかということを観察することで学習を獲得する。
◆自分が直接体験することなしに、間接的体験により学習が行われることによる社会的学習法。認知的方法の一。
Ex)他者が叱られることを観察したことにより自分の行動を修正すること。

<パブロフ>
◆ロシアの生理学者。イヌを用いた条件反射の研究により,レスポンデント条件づけ(古典的条件づけ)を提唱した。

<パレート>
◆イタリアの経済学者,社会学者。
◆社会の変動は階級闘争によってではなく,力のエリートと策略のエリートが交互に権力を握ること(エリートの周流)による循環理論によって説明できるとし た。

<パージェス>
◆アメリカの社会学者。『家族』(1945年)※ロックとの共著
◆家族の歴史的変動過程を「制度から友愛へ」という表現で説明した。また,都市社会学の分野では人間生磐学の立場から都市の地域構造を研究し,同心円地帯 理論を提唱した。

<パーク>
◆アメリカの社会学者。
◆変動する大都市シカゴを「社会的実験室」と捉え,様々な都市問題・地域問題に対して,人間生態学という立場から実証的・科学的に考察する方法論を確立し た。

<バ一ン>
◆アメリカの精神科医。対人関係上の問題を解決するのに役立つ交流分析を創始した。

<バーネット.S>
◆イギリスの牧師で社会事業家。
◆イースト・ロンドンのスラム街に、世界最初のセツルメントハウスであるトインビー・ホールを創設し、初代館長となった。
⇒トインビーホール (英)
◆1884年に建設された世界最初のセツルメントハウス
◆富裕な教養のある教師や学生などの大学人が、スラム街に住み込んで貧困な労働者たちと共同で社会改良運動を展開。

<バーナード>
◆アメリカの経営学者。『経営者の役割』(1938年)
◆行動科学的アプローチにより,組織は複数の個人が共通の目的のために協働するときに成立するという新しい経営組織論を展開し,意思決定・誘因・権威・ リーダーシップの概念を明確にした。

<バーナード博士>
◆大都市の貧窮と劣悪な社会環境の中に放置された要保護児童を救済する活動を展開
⇒バーナードホーム
◆19世紀後半に設立されたファミリーグループ制による養護施設

<バートレット>
◆アメリカの社会福祉研究者。1970『社会福祉実践の共通基盤』
◆社会福祉実践の共通基盤に不可欠な要素=「価値」「知識」「介入」…3者のバランス均衡が大切
◆援助を求めている人の生活状況を、人間の尊厳や人権尊重の原則を踏まえ(価値)、また、専門的知識によって理解(知識)したうえで、具体的な(介入)方 法をとること=社会福祉実践の共通基盤

<バークレー>
◆自律論…どんなに重度の障害があろうと、介助を受けながら、主体者としての自己決定や選択権を重視した。1970年代に起こった運動
◆それまでの日常生活動作による機能回復による自立論を批判(65)

<ハル.C.L>
◆条件づけ理論を考案

<バワーズ.S>
◆個別援助技術を、直接的には利用者の内的能力を活発にすること、間接的には社会資源を活用することと定義し、その活動は創造的であるとして「アート」と 呼んだ。[U 115] 
◆ケースワークでは、@直接的には利用者の内発能力を活発にすることA社会資源を活用すること。そのためには、心理学/医学/社会学/などの科学的知識を 積極的に用い、人間関係を扱う技能(面接etc、コミュニケーション能力)を活用することを挙げている

<ハミルトン.G>
◆アメリカの社会福祉研究者。1940『ケースワークの理論と実際』、1947『児童ケースワークと心理療法』
◆1940『ケースワークの理論と実際』で、診断主義をまとめた。
◆後にホリスがまとめた心理社会的アプローチを重視し、個人と環境が相互に関わりあう診断主義ケースワークの理論の確立に貢献した。

<ハルトマン>
◆アメリカの社会福祉研究者。
◆家族中心のケースワークを提唱し、生態学的視点から、エコグラムやエコマップを積極的に利用した家族アセスメントを導入した。

<パールマン>
◆アメリカの社会福祉研究者。1957『ソーシャルケースワーク/問題解決の過程』
◆従来の診断主義ケースワークを踏まえながら、機能主義的方法の長所を積極的に取り入れて問題解決アプローチの体系化に努め、4つのPを提唱した。
◆4つのP…@Person(利用者)A Problem BPlace(施設・機関)CProcess

<バーナム>
◆アメリカの政治思想家。『経営者革命』(1941年)
◆資本の所有者と経営者の分離について初めて論じた人。企業はかつての資本家あるいは所有者に代わって,専門的知識を有する経営者が実質的な支配や経営管 理を行うという経営者革命論を唱え,所有と経営の分離を論じた

<バンク=ミケルセン>
◆デンマークの社会省行政官。ノーマライゼーションの父。
◆知的障害者の処遇改善のため、「ノーマライゼーション」という言葉を始めて使用した「1959年法」の制定に携わった。

<パーソンズ>
◆アメリカの社会学者。『社会体系論』(1951年)
◆現代の理論社会学における最高峰であるだけでなく,家族社会学,政治社会学,比較社会学,医療社会学などの広範な諸領域において,数多くの独創的な貢献 をした。
※パーソンズの提示にもかかわらず、現代の離婚の実態や夫婦間暴力の顕在化を背景に、パーソナリティの安定に夫婦関係は不可欠ではないという説が支持され てきている。
◆社会システム内における2つの役割を、家族にも適用させた。@手段的役割…生活手段を整備し家族を社会に適応させる役割。夫=父によって分担される傾向 がある。A表出的役割…家族の情緒面での統合と精神的安定を図る役割。妻=母によって分担される傾向がある(社会学) 
⇒家族の根本機能説
◆現代家族は、大きくみると機能喪失化しつつあるが、しかし、機能が衰退しない根本機能とでもいうべきものがある、という説
◆衰退しないもの=「子どもを真に社会の構成員たらしめる第一次的社会化」、「成人夫婦のパーソナリティの安定化」

<バイスティック>
◆アメリカの社会福祉研究者。1957『ケースワークの原理』
◆カトリック神学に基づくケースワーク哲学により、利用者と援助者の力動的相互作用の最も基本的な原則として、ケースワークの7原則を掲げた。

<長谷川良信>
◆淑徳大学の創始者。1919『社会事業とは何ぞや』
◆明治時代に仏教をバックボーンとしたセツルメントハウスである
ナカヤマ学園を創設し、隣保活動を中心とした総合的社会事業を推進した。(東京1 P5)

<ピアジェ>
◆スイスの心理学者。認知発達に焦点をあて,発生的認識論の学派を築いた。
◆同化と調節の繰り返しと統合による均衡化,自己中心性,アニミズムなどの概念を主張した。

<ビネー>
◆フランスの心理学者。
◆1905年に精神薄弱児(現在の知的障害児)に有効な知的水準診断の新しい方法として,ビネ一式知能検査を作った。

<ビスマルク>
◆ドイツ帝国の初代宰相。
◆1883年に世界で最初の社会保険制度である疾病保険法を制定し、その後、災害保険(84年)、養老および廃疾保険(89年)も制定した。
◆その一方で、社会民主主義運動を激しく弾圧した →「飴と鞭」の政策
◆鉄と血によるドイツ統一を推進し、「鉄血宰相」の異名を持つ

<ビアトリス・ウエッブ>
◆夫のシドニーとともに社会民主主義者。
◆年金等を含む保障を予防的に行い、全ての国民に健全な生活が送れるようにするべきだとし、権利としての社会保障を主張した(普遍主義)

<ピンカス&ミナハン>
◆1973『ソーシャルワーク実践における4つの基本システム』
◆社会福祉援助活動を展開していくにあたり、援助者には多角的なシステムが必要であるとして、4つの基本システムに関わりつつ援助を進めていくという理論 を提示した。

<福武 直>
◆農村社会学・福祉社会学を主とする社会学者。『日本農村の社会的性格』(1949年)『日本村落の社会構造』(1959年)
◆わが国の村落社会を構成している家結合の様態について,タテの結合である同族結合とヨコの結合である講組結合に類型化した。
また福祉社会学の分野では,社会保障制度の改善などについて多くの提言を行った。

<フロム>
◆ドイツ出身のアメリカの社会心理学者。『自由からの逃走』(1941年)、『正気の社会』(1955年)
◆ナチズムを支持した人々の心理を分析し,当時のドイツの下層中産階級の,自由の重荷から逃れて新しい秩序と従属を求めようとする権威主義的な社会的性格 を明らかにした。

<フロイト>
◆オーストリアの精神科医。精神分析理論の提唱者。
◆無意識の研究をすすめ,人格の構造をエス(イド)・自我(エゴ)・超自我(スーパーエゴ)の3領域で示した。
◆自由連想法と夢分析も有名である。

<ブラッド>
◆アメリカの社会学者。
◆ウルフ(Wolfe,D.M.)とともに,学歴・収入・職業的地位などの社会的資源の保有のいかんが夫婦間の勢力の大小を決定するという資源説を主張し た。

<フーコー>
◆フランスの歴史家,哲学者,精神医学者。『狂気の歴史』(1961年)『監獄の誕生』(1975年)
◆精神医療,刑罰制度などについて,考古学と称する言説分析の方法で歴史研究を行い,近代の権力が,狂気,犯罪,性的禁忌などに対して制度的に排除する構 造をもつことを解明した。

<フリードソン>
◆アメリカの医療社会学者。『医療と専門家支配』(1992年)
◆病気とは社会的に意味付与された状態であり,その意味付与者,被付与者,そして第三者からなる社会的相互作用において生じる社会現象であると指摘。
◆また医療領域におけるヒエラルヒー構造を専門職支配と名づけ,批判した。

<ブース.C>
◆イギリスの実業家で科学的貧困調査の創始者。1891〜1903『ロンドン市民の生活と労働』(全18巻)
◆ロンドンにおいて貧困調査を行い、貧困線の概念を用いて貧困水準を定め、その原因には低賃金などの社会的要因があるとした。
◆また、全国規模の老齢貧困者の数量的把握を試み、1908年の老齢年金法の制定に貢献した。
⇒ロンドン市民の調査
◆「貧困=社会的要因に基づく」ものであり、科学的な調査によって実態を把握し、対策を講じようとする気運を高めるのに貢献した

<ベル>
◆アメリカの社会学者。『脱工業化社会の到来』(1973年)
◆社会構造(技術・経済構造)のレベルにおける変動を,前工業社会⇒工業社会⇒脱工業社会という時代区分によって捉え,現代の先進国の多くはこの脱工業社 会段階に到達したとした。

<ベネデイクト>
◆アメリカの文化人類学者。『菊と刀』(1946年)
◆日本人の国民性について研究し,欧米の「罪の文化」に対して,日本文化を外面的強制力に基づいて善行が行われるとする「恥の文化」と規定した。

<ベヴァリッジ>
⇒ベヴァリッジ報告
◆1941年第2次世界大戦下のイギリスで、ベヴァリッジを議長とする社会保険および関連サービスに関する委員会が設けられる
◆1942年ベヴァリッジの名で国民の生活安定を確保するための社会保障計画を提案
◆戦後の再建を阻む5つの巨人=「窮乏」 「疾病」「無知」 「不潔」 「怠惰」
◆社会保障を、生活上の窮乏に対応して全国民にナショナル・ミニマム(最低限度の生活)を確保することを目的とする制度と位置づけられ、社会保険をその柱 とした(東京1 P3)

<ホワイト>
◆アメリカの社会学者。『オーガニゼーション・マン(組織人)』(1956年)
◆自分の人格のすべてを積極的に組織に帰属させ,精神的・物質的安定に支えられ忠誠心を捧げようとする人々をオーガニゼーション・マンと呼び,大衆社会に おける現代人の一つの類型として位置づけた。

<ホリス.F>
◆アメリカの社会福祉研究者。1964『心理社会療法』
◆診断主義ケースワークを利用者の社会的側面への援助を含むように応用させ、「状況の中の人」という視点のもとに
心理社会的アプローチとして体系化した。
◆ケースワークの心理的・社会的治療…@環境調整、A心理的支持、B明確化、C洞察
⇒心理社会的モデル
◆診断主義を継承し、主としてホリスが、ハミルトンの人と環境のゲシュタルトの視点に加えて、さらに「状況の中の人」をシステム的に把握する方法を導入 し、その展開を試みた
⇒診断主義
◆内面的(=心理的)な側面と外部的(=社会環境的)なものとを、分けてとらえず、相互に影響し合う一つの実体として理解しようとする立場にたつ
◆心理社会的アプローチともいわれる。ただし、ホリスが現れるまでは、個人しか眼中になかった

<ボウルビー>
◆イギリスの精神科医。乳幼児と母親との人間的結びつきが、児童の人格の発達や精神衛生に大きな影響を及ぼすとした
◆乳幼児期においては、母性的な親密で継続的な関わりが存在して、母子の間に幸福感がある状態が重要であるとした
◆このような結びつきが欠如した状態=母性剥奪(マターナル・デプリベーション)⇒1951年WHO「ボウルビー報告」としてまとめた
◆発達初期の愛着関係が後の人格発達に大きな役割を果たすと考え、生後2年間が重要であるとした。
◆里親制度や小舎制度を推奨した人物でもある。



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