Payout率の計算方法
自分の主戦場のPAYOUT率がどんなものか自分で調べたい場合次の計算でペイアウト率が求められる。スタホをプレイする店舗を選択する上で、ペイアウト率は重要な項目のひとつである。その算出式は覚えておきたい。計算する上で、1倍台の一本かぶりの馬がいるレースや8頭立てのレースでは誤差が大きいので、できれば人気の割れた12頭立てレースで行おう。
少なくとも4、5レースで計算し、正確なペイアウト率を知っておきたい。
@ 「1÷(1番の馬の単勝オッズ)」を計算する。
A これを12頭全てについて計算する。つまり、それぞれの馬の単勝オッズの逆数を求める。
B Aで求まった12個の数値を全部足す。
C 「100÷(Bで求まった数値)」を計算する。
例えば出走頭数が8頭で、それぞれ「2.0・8.0・8.0・10.0・11.0・15.0・28.0・35.0」だったら、逆数の足し算は0.500+0.125+0.125+0.100+0.090+0.066+0.035+0.028=1.069となる。コレの逆数は
(1÷1.069)=0.935で、パーセンテージのため100をかけるとペイ率である93.5%が算出される訳です。概ねこの値に2%の誤差はあるが、大まかな値がわかると思う。ここでは適当にオッズを考えて計算していますが、実際には80〜108%となります。Cで求まる値がペイアウト率(単位:%)である。80%から106%の間で2%刻みで設定されている。
100%に設定すれば店舗の回収メダル期待値はゼロになるので、普通に考えれば80%〜98%ということになる。 100%以上の設定はイベント日などで使われるのだろう。なお、初期設定は90%とのこと。しかし、最もポピュラーなのは88%という印象がある。84%以下なら設定が悪い店、92%以上なら超優良店(あくまでプレイヤーの視点)と考えているが、いかがだろうか。Progressでは、ダブルアップの影響でペイアウト率が求めにくくなっている。公式の情報から計算できるダブルアップ発生確率は約13.345%であるから、各馬券毎のダブルアップ発生率は以下の通り。
単勝:1.3345%
複勝:0.13345%
馬連:7.3398%
ワイド:1.8683%
ライド:2.669%
よって単勝オッズからペイアウト率を求める場合、Cの値に1.0133を掛ける必要がある。
また、スタホプログレスでは「サイド」が導入されたため、ペイアウト率算出は更に容易になった。この算出方法が使えるのはプレイヤー馬が1頭も出走していないとき。
@ 全馬のサイドオッズを総計する。
A 当該レースの賞金総額を求める。(例えばWBCなら3000枚+600枚+150枚=3750枚)
B 「A÷@×100」を計算する。
これは従来の算出式よりも意味が分かりやすく、数学が不得意な方にも容易に納得していただける求め方だと思う。なおサイドのペイアウト率は通常馬券のペイアウト率と同一である。
ここまで来たら自分の馬の勝率も知りたくないだろうか?自分の馬の勝率は次のようになる。
ペイアウト率×オッズの逆数×100(%)=勝率
例えばペイアウト率90%のマシンで、自分の馬の単勝オッズが10倍だったとする。90%÷10=9%がこの馬の勝つ確率だ。オッズが高ければ高いほど勝つ確率は下がる、いわゆる反比例。これは算数レベルの話で、どなたにもすんなり納得して頂けることと思う。
単勝1.8倍の馬は50%の確率で勝つ。これに100枚賭けた場合、50%の確率で外れ、50%の確率で180枚の払い戻しがあるのだから、期待値は90枚。一方、単勝10倍の馬に100枚賭けた場合、9%の確率で1000枚の払い戻しがあるのだから、期待値は
0.09×1000+0.91×0=90枚だ。つまりどのようなオッズ場合にも90%の払い戻しが期待できる。これがペイアウト率だ。
現実の競馬ではオッズは人間の馬券購入によって決まるため、勝つ確率の割にオッズが低いというような「過剰評価」が存在する。これを見抜いて蹴飛ばす馬券を買えば自分のペイアウト率だけを向上させることは可能だ。スターホースでの着順はコンピューターの計算で決められる。このため、勝つ確率は上記の計算で求まる値に等しいと考えて差し支えない。
実際にペイアウト率を求めてみよう!!
実際の店舗設定は88%です。