セラってどんな車?


見かけ倒しのダメな奴、でも憎めない、むしろ愛着湧きまくりの希少車


時はバブル末期の1990年。天下のトヨタが血迷って世に送り出した日本初のガルウィングを持つコンパクトカー
それがセラです。よく個性が無いと言われるトヨタ車の中で異様なまでの個性を放っています。
そのせいか当時の人気はサッパリで5年間に約15000台しか生産されず、1996年に生産は終了となりました。
しかし現在でも根強いファンが各地に居るとゆう以外としぶとい車です

「他人とは違うことをしたい、目立つためには多少の犠牲は厭わない」とゆう私の心情を見事に汲み取ってます。


ガルウィングのおかげで上部の80%以上がガラスになっており
某空と走るワゴンとは比較にならない程の上空サプライズ!
巨大なリアガラスハッチは世界最大面積を誇ります。
しかし夏場は脅威的な吸熱を発揮し、車内は90℃オーバー
CDケースが曲がってしまうのは有名な話。
管理人は100円ライターを爆発させました(つД`)゜+゜

さらに言うと実はセラの中身はスターレットなので
性能はそんなに高くありません。
それでも排気量は上がってるので街乗りには充分ですし
軽快な走りとオープンカーの視界を楽しめます。



運転が楽しい車は多々あれど、乗ってるだけでも楽しくなれる。そんな車はそうないですぜ?







左の写真は1987年の第27回東京モーターショーに出展された
セラの前身「AXV-U」です。
やはり特徴的なガルウイングが注目を集めたと聞いています
この翌年の第28回では細部が変更され、SERAの名で登場
ほぼ今の形になりました。
さらに翌年、とうとう市場にセラがデビューしました
当時、私はまだ小学生でしたので知るよしもありませんが…