医の巻 緊急特集「薬と病院の功罪」
タミフルの副作用
〜「インフルエンザ騒動記におけるタミフルの効用と病院選びの一考察」〜
このお話はどこにでもありそうな、ある夫婦のインフルエンザ騒動記と、それにまつわる病院選びのエピソードをまとめたものです。何をどう受け取るかは読み手のアナタにおまかせします。

PL顆粒は強い解熱効果もなく、頭痛などにも緩やかに効くのでよく利用している。
2005年
3月24日(木) 22時

なんだかダルそうな顔をしていた嫁がおもむろに体温計を脇の下に差しました。むむ、どないしたん? 
1分後、体温計の液晶には
38.3度の文字。
「うわー、風邪ひいたかも」
どっと疲れたような顔の嫁。ここのところ結婚式の準備などでバタバタして、やっと気が休まったところに菌が入ってきたのか、とにかく熱が出ているのだから安静にしているほうがいいことは確かのようだった。すぐに総合感冒薬のPL顆粒を飲ませ休ませた。

3月25日(金)

どうやら熱は下るどころではなく、ぐんぐん上がっている様子。とうとう
39.3度くらいまで達した。当然、嫁は会社に行く気力もなく、ベッドでダルそうな顔をしている。うーむ、こりゃ、病院行った方がいいなー、と思ったのだが
「病院? 行かない。寝てれば治る」
頑固な嫁なのであった。


スイスの製薬会社ロシュが製造する抗インフルエンザウイルス剤。(日本では中外製薬が発売)特効薬として知られる反面、ネットでタミフル&副作用で検索すると山のように嫁と同じような症例が出てくる。死者も出ているらしく、これがどういう薬なのか、もうちょっと慎重になるべきでは?










D病院での診察が終わりかけた頃、分かったこと。それは嫁と同時に診察を受けていた人がいたが、その人もインフルエンザだった。ってことは、流行遅れとはいえないのでは?







3月26日(土)
朝の体温は相変わらずの
39度近く。やっぱりダルそうに寝ているわけで、病院に行くべきと判断して説得したら、昼になってようやく首を縦に振る。
で、どこに連れて行くべきがかなり悩んだ。ネットであれこれ探し、取り合えず
近いところ
時間外なので救急を診てくれるところ
それなりに実績あるところ

を検討し、自宅から歩いても5分のD病院に電話をかけ、時間外で診てもらうこととなった。もちろん、歩いていく気力もなさそうなので、車で連れて行ったことはいうまでもない。
D病院に着くと、早速体温を計るよう指示される。ところが、計ってみると、36度台だったりして、ちょっと拍子抜け。しかし、確実に体調は悪いし節々も痛くて辛い様子。担当医にはここ数日の高熱のことなど僕が詳細に話をすると、
「じゃあ、
抗生物質などを処方しますので、飲んで下さい」
というではないか。おいおい、抗生物質を処方するってことは、
インフルエンザは疑ってないの? 急な発熱があって節々が痛いと訴えているのに、なぜ疑わない? と思い
「先生、風邪なんですか? インフルエンザの可能性はないのですか?」
「いやー、もうインフルエンザは終わってますからねー。
季節はずれですし・・・。でも、どうしてもっていうのなら、調べましょうか?」
完全に他人事という感じで選択を迫ってきた。医師からこういう話をされると、普通は
「そうですか、では結構です」
となるものだが、ここ数年、病院に強く? なっていた僕は引かなかった。
「調べてください。それに、先生、僕は
弁置換してまして、インフルエンザかどうかは重要な問題なんですよ」
と話すと、医師は驚いたような顔になり
「あっ、そ、そう? 弁置換? それじゃぁちゃんと調べなきゃねー。そうー、そりゃ大変だぁー」
と慌てて検査キットを用意しはじめる。ついでといっては何だけど、担当の看護婦さんまで
「まぁー、ご主人、弁置換してるのー。それじゃぁ、ちゃんと調べないとねー」
と、なんだか井戸端会議的な感じ。医師も医師で興味本位なのか何なのか
「で、どこでやったの? いつ頃やったの?」
と今度は質問攻め。なんだかなー。
そうこうしているうちに検査の準備は整い、何やら長ーい綿棒みたいなので登場。へー、そんなもんで、検査するのかー? と気楽に見ていたら、医師が嫁に曰く
「いいですか、これで鼻の奥の粘膜を取りますね。
痛いですけど、動かないでくださいねー」
もうその言葉だけで嫁は恐怖に引きつった顔をしている。僕は自分がやられるわけではないので、ニッコリ観察。
そして、綿棒は鼻の奥にぐぐぐぐぐぅーと入れられ、嫁は顔をしかめながら
「い、いったぁーい! 痛ーい」
と泣きそうになって、顔を動かしかける。
「あっ、ダメダメ! 動いちゃダメですよー。もうちょっとだからねー」
と医師は看護婦さんと一緒に嫁の頭をグイと掴んで固定してグリグリと綿棒を回し、ようやく終了。時間にして5秒くらいだったろうか。きっと嫁には1時間くらいに思えたに違いない。その証拠に、検査結果を待つ間、ボロボロと涙をこぼしながら
「痛いよー、脳味噌まで掻き混ぜられた気分だよー。なんで検査やろうなんて言うんだよー」
と僕を呪っていた様子・・・。
30分後、再び診察室に呼ばれると、
「調べて良かったね、インフルエンザでしたよ」
と医師。B型だったらしい。この時、僕はちょっと勝ち誇った気分になっていた。
で、予定していた抗生物質はキャンセルされ、特効薬という
タミフルを処方されたのでありました。さて、効いてくれればいいのだが・・・。

3月27日(日)

どうやらタミフルが効いたのか、熱は36度台まで下がったようだ。しかし、嫁の体調は今ひとつよくならない。逆に、今度はひどい
下痢になってしまった。本来ならそろそろ栄養を取ってもらいたいのに下痢をしていたのでは、それも今ひとつ効果がない。それに、体力がさらに衰えていくようで不安・・・。
それでも何とか夕食を取り、一時は調子に乗って香辛料の効いた刺激物まで口に入れていたのだが・・・。
この日の夜中くらいから
嘔吐するようになった。常にムカムカした感じで、とても苦しいという。おまけに、夜は夜で延々と悪夢にうなされているのか、悲鳴を挙げてこちらが何度も起こされることも。



この日、点滴で入れたのはソリタ-T3号200ml。













D病院で嫁の点滴が終わるのを待っている間、救急外来の電話が何度か鳴った。それを看護婦さんが受けて診察するか最初の判断をするのだが、あれこれ受け答えした挙句、当直の医師にに電話をかけ
「先生、子供の患者さんなんですけど、親がすごくうるさくて、面倒くさそうですよ」
などと報告しているのも丸聞こえ。おいおい、聞こえてますよー。












吐き気止めと一緒に処方された胃薬はザンタック。









へろへろになって寝ているのが精一杯の嫁。こういう時はとても大人しいのだけど、頑固になるのも病人ならでは。って、こんな写真を撮っているボンドもボンドってかぁー・・・。



















それにしてもこのY病院、病院概要を見る限りベッドは100床以上あるはずなのに、当直の医師が脳神経外科医ひとりだけってのはどういうことなんだろう? そのあたりに不思議を感じる一方、何かあっても絶対に対処できない病院であることが予想ついてしまう・・・。



3月28日(月)

相変わらず体力は元に戻らず。食欲も多少はあるのだけど、食べると吐いてしまう状態。しかも、それは飲み物も同様でちょっと
薬を飲もうと水分を取っただけでも、その10分後くらいには吐いてしまう状態。これは普通の状態ではない。
ネットであれこれ検索したら、今回処方されたタミフルには下痢や嘔吐、幻覚などの副作用があることが話題になっていた。子供が飲んだ場合は肺炎で死んだ例もあるようで、効くには効くが非常に問題の多い薬でもあるようだ。
そこで僕の判断でタミフルはこの日の朝の分で服用を中止させる。同時にすぐに病院に行こうと嫁にいうのだが、
「病院なんか行って何になるのよ」
と拒否する。これには困った。そうこうしているうちにまた時間が過ぎ、嫁も水分を取っては吐いての繰り返しで、フラフラな状態。おなかは空くのに食べれない。寝ようとすれば、悪夢ばかり見るようでとても苦しいと訴える。

3月29日(火)

この日も同様。朝からどうにも症状が改善されず、寝てばかり。さすがに僕も首に縄でも付けて病院に連れて行かねばと思い、なんとか嫁を説得。
そして19時頃、先日行ったD病院に事情を説明して連れて行く。当然、車で連れて行ったが、嫁はフラフラ状態で介助しないとまっすぐ歩くのも辛い様子。
当直医は女性だった。そこで先日までの話を僕がまとめ、症状を詳しく説明。
「先生、これはタミフルの副作用なんじゃないですか?」
ずっと思っていることを聞くのだが、明確な答はしてもらえず。だが、お腹の聴診や血圧などからは異常は見つけられないようで、取り合えず、まともに食べてない上、水分が体に不足しているだろうからということで、点滴(200ml)を1本。
時間にして約30分ほど。次第に嫁は体が温かくなったようで、少し楽になったという。
「もう大丈夫というならこれで終わりにしますし、もう1本入れることもできますが、どうします?」
医師は聞いてくれたが、早く家に帰りたいという嫁の意見を尊重して、治療はここで終了。あとは吐き気止めと胃薬を処方され帰ってきたのであった。帰り際
「改善されないようであれば、ウチでも近隣の病院でも点滴をやってもらうようにしなさいね」
と注意されたのであった。

3月30日(水)

残念ながら、嫁の体調はわずかに良くなっただけで、吐き気は相変わらずの様子。吐き気止めの薬は食前に飲むのだが、その後に一緒に白湯に反応して嘔吐してしまうので、効いているのかいないのか分からない状態。
白湯でそうなのだから固形物など食べてもやっぱり吐くわけで、体力はボロボロ。ベッドに寝ている時間が長いので体中が痛く、フラフラ状態は変わらない。
ちなみに、この日は午前中、昨晩世話になったD病院に行き内科の診察を受ける予定だった。が、午前中に声をかけて何度起こそうとしても
「行かない!」
「つらくて行けない!!」
(おいおい、病院は元気じゃ行かなくていいんだってば・・・)
と断固拒否(本人は覚えていないらしいが・・・)
おかげでまた夜を迎えてしまった。
もちろん、嘔吐は相変わらず。これでは体の水分が足りなくなって危険と判断。冷静に嫁を説得しながら今後の対応を話し合い、できればこのまま検査入院できるような病院に行ければありがたい・・・という結論。というのも、僕もこの1週間、ずっと仕事が忙しく、パニックななかで嫁の介護(この頃になると看病じゃなくて介護)しつつ、さらには自分の紫斑のこともあって、ふたりともかなり疲れていたから。
本来は再びD病院に行けばいいのだが、それなりに入院患者もたくさんいる総合病院なので、おいそれと入院はさせてもらえない。そこで思い浮かんだのがD病院より近所にあるY病院。ここはあまり評判は高くないのだが、建て替えたばかりで施設はとてもきれいで患者も少ない。しかも近い! ということで、取りあえずは電話を入れて、夜間救急扱いで診察をしてもらうことにしたのが17時すぎ。

Y病院は予想通り、とてもきれいだった。病院横に車を止め、嫁を中に連れて行こうとする。が、どうもかなりフラフラ状態。しかも、受付に声をかけたら、奥の時間外受付へ行ってくれと・・・。仕方なく、嫁を連れて奥に移動し、そちらの受付であれこれ手続き始めようとしたら、それまで手すりに捕まり立っていた嫁が崩れるように倒れてしまった。焦った!
すぐに駆け寄り抱き起こし、周囲の看護婦さんたちに手伝ってもらい車椅子を準備して、そのまま診察室へ。本人は意識はあるけど、目眩がしてぐったり状態らしい。
診察を担当したのはこの病院の院長だった。こうした急患に慣れているのかいないのか、やけにゆっくりと構えているので、僕の方からとにかく必要な情報は全て話した。その間、看護婦さんは血圧を計ったり、血糖値を計ったり・・・。僕はここでも医師に一番重大なことを伝えた。
「先生、タミフルを飲んでからこんな状態になったんです。副作用ではありませんか?」
するとこの院長、
「おーい、タミフルってそんなことあるのかー?」
と看護婦さんたちに聞く。そして、どれどれ・・・といいながら薬の辞典を引っ張り出し、のんびりとペラペラめくり
「タミフル、タミフルねー・・・。そうだねー、下痢と嘔吐って書いてるねー」
この時点で、僕のこの病院に対する信頼度はドカンと落ちた。それでも最低限、点滴だけはやってもらわねばと思い、待っていると、それは院長も感じたのか点滴を入れる指示をしている。その時の院長と看護婦さんの会話が
「●●を2本くらい入れといてー」
「はーい、先生、おかずは何にしますかー?」
「ビタミンでも入れておくかー」
「はーい」
ってなもの。どうやら、水分補給の生理食塩水に何かしらの栄養素を入れることをおかずと呼んでいるらしい。僕は院長に呆れつつも、ちょっと面白いネタを聞いたと思ったりもしていた。
ちなみに、点滴は500mlくらすのやつを2本入れるという。ということは僕の経験から計算すると、終わるのは2時間ちょいくらい。そう思って
「では、2時間ほどしたら、迎えにきます」
と行ったら、院長
「いやいや、2時間じゃ終わらないよー、4時間以上はかかるから」
本当? と思いつつも、取り合えず、看護婦さんに連絡先などを教え、後の手続きについて聞いていたら、その横を院長がすーっと歩いていき
「じゃ、僕はこれで帰るから、あとは●●君に診てもらって」
と言い残して帰っていってしまった。おーい、何の説明もナシかよー!

それから2時間後、僕の予想通り、病院から電話。やっぱり4時間もかからなかった模様。迎えに行くと、嫁は少し元気を取り戻したような顔していたのが救いであった。ただ、やはり目眩などはかなりあるようで、担当となった年配の看護婦さんも心配してくれる。
「今日はアタシが当直だから、何かあったら遠慮なく電話してきなさいよ」
ありがたい言葉であった。ちなみに、嫁に院長が帰ったあと、どの先生が診てくれたのか聞いたら、誰も診てくれてないって・・・。大丈夫かよー、この病院。

自宅に戻り、少し体調がよくなったかに思えた嫁だが、やはり軽い水分を取っただけで吐くことに変わりはなかった。始終ゲボゲボとして、お腹からガスが上がっているような感じらしい。当然、なかなか眠ることもできないらしく、午前2時すぎくらいに、明日どうするか話をした。その結果
とにかく明日はどこかの病院に行く。できれば今すぐ行って入院させてもらい、そのまま明日検査に回れる病院がベスト。という結論。
そこで医師の腕に疑問はあったが、先ほどのY病院の看護婦さんのこともあり、夜中ながら電話してみた。しかし、帰り際にしてくれた話とはちょっと違い、
「今、来ても何もできないのよ。入院できるかどうかも判断できる人がいない」
と。あーらら、当てがハズレました。しかも
「朝7時半になれば昨日の院長先生が来ますから、そこでもう一度診てもらうように私から話をしておきますけど」
とも。だが、僕は嫁を迎えに行ったときに知っていた。院長は外科が専門。そして、当直の医師は脳神経外科がひとりだけ。どちらも普通の内科に対する知識も経験がないことは、今日の出来事でだいたい分かった。なので、丁重にお礼を言って諦めることにした。だって、今、入院できれば使い道あるけど、明日になってからじゃ、他の病院行ったほうがいいもん♪ 
ということで、取り合えず、寝る。



朝6時台に鳴るのは体に響きました。それがにベッドが空いたという連絡だったらともかく、昨晩と同じこというためのものだったのがガックリ。




























M病院で処方された薬はアシノン。D病院で出たザンタックと同じようなものらしい。

3月31日(火)
朝、6時半。イキナリ電話で起こされる。出たら、Y病院の看護婦さんだった。様子を心配して電話かけてきてくれたらしい。それはありがたいけど、朝方すぎますってば! しかも、空きベッドがあるかどうかなどの情報はなく、
「取り合えず、今からこっちに来て院長先生を待ってみたら?」
というので、これまた丁重にお断りしましたです。だって、結果は見えてるしね・・・。

朝8時半を過ぎた頃、いよいよ本格的な病院選びを始めた。といっても候補は2つだけ。ひとつはこれまで2度救急で診てもらったD病院。ウチから近いのが利点だ。そしてもうひとつが、僕が全ての面で世話になっているM病院。施設は非常に古いけど、医師やスタッフの質などは定評がある。
あれこれ悩んだ挙句、ひとつの結論が出た。それは、今現在、嫁の体調は相変わらずヘロヘロなので、内科の待合室で長時間座って診察を待つことなど不可能に近い。なので、最低条件として、事情を説明して、処置室などで寝ながら診察を待てるようにしてもらうことを最優先とした。
それは電話で確認できるので、D病院→M病院の優先順位で行うこととしたのだった。

まずはD病院。内科外来に話をすると、しばらく待たされる。が、今現在、ベッドが満杯で待合室で座って待ってもらうしか方法がないという。困った僕が
「救急の方でも構いませんので、そちらで待てませんか」
と聞いたが
「そちらは救急車で来た方の専用なんです。そちらが救急車を呼んで来るというのなら、それもできますが、家族の方が連れてくるのでは救急は使えません」
との返事。いやー、だってねー、病院のすぐ近くに住んでるの。だから救急車呼ぶよりも自分で連れて行ったほうがいいんだってば! と言っても
「決まりですので」
という返事。イラつきながらも、どこもダメだった場合に備えてまた電話する可能性もあるので、電話の相手の名前を聞くことにした。しかし
「内科外来で分かりますから」
と名前を名乗ってくれない。もし、それでも行くってことになっても、話をした相手の名前も分からないのじゃ話にならんだろ! とイラつきつつも、再度名前をたずねる。が、やはり最初は教えてもらえない。そのうち、2度粘ってようやく名乗ってくれたが、その後は電話を叩ききった次第。

さて、次は僕の通うM病院。これで妙な返事だったら、今後は考えねば・・・。と背水の陣で電話。そして内科外来に回してもらうと、しばらく待たされるまでは同じ。
「今、処置室を見たらベッドも空いています。来ていただければ受付で名前を言ってください。すぐに横になれるように準備しておきますからね」
と、ホッとする内容。しかも
「車で連れて来られるんですか? 大丈夫ですか? 気をつけて来てくださいね」
とも。当然、名前を聞く前に
「私、看護婦の●●と申しますから」
と。教育の違いというか、質の違いが大きく出た感じだった。

当然、嫁も納得ですぐにM病院へ。駐車場係のおっちゃんも、歩くのも辛いという嫁を車から降ろして車椅子に乗せるというと、色々と便宜を図ってくれる。かくして、ズイズイと目的の内科外来に行き、受付で名前を言うと、すぐに処置室に通され、ベッドに寝ることができたのでありました。
あとは、お任せするしかありません。僕はどうしても仕事をやらねばならないので、その場で帰ることにした。

家に戻ってからは一気に仕事を片付け、午後の仕事のために13時30分頃、出かけようと玄関を開けると、そこで嫁と鉢合わせした。どうやら、ずっと顔色も良いらしく、取りあえずは僕は仕事へ。
帰ってきてから聞くと、M病院では一度、診察に行こうと立ったら倒れたらしい。なので、その後はまたベッドに寝かされ、そのまま医師の方から診察に来てくれ、血液検査など緊急であれこれ検査をしたという。そこで分かったことは、体が必要としている水分のうちの3/4くらいしかなく、完全なる脱水状態だったとか。それを補う栄養補給をたっぷりの点滴でしてもらい、吐き気止めも点滴と一緒に入れ、どうすれば体力回復できるかなどよく話をしてくれたとか。おかげでかなり元気になり、前向きになれたらしい。
また、他に服用している薬を伝えると、ひとつ、ちょっと問題のある薬があったらしい。その飲み方なども、それを処方した医師とちゃんと話すようにアドバイスしてくれたとか。納得の治療だったようだ。やれやれ。

さて、こんなお話、皆さんの周囲にもゴロゴロしているんじゃありません?

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