芋の優しい風味が笑顔を誘う
浜の市飴 「純いも飴」
2005年2月、池袋の東武百貨店で開かれていた大鹿児島展に行き、馴染みの国分酒造さんから焼酎を買い求めた際、お土産として頂いたのが、このいも飴だった。
昔、こういう形のものを食べたよなー・・・。と思って頬張ると
「!!!」。
そう、この味。最初はとても硬いのに、10秒もすると軟らかくなり、やがてミルキーな味わいが口に広がる。それもイヤミな味じゃない。とても優しい芋の味。もしやと思って裏書をよく読めば、完全なる無添加のいも飴らしい。その証拠にいくら食べてもまだるっこさがない。国分酒造さんのレギュラー酒、国分のお湯割とそっくりの味わいとでもいおうか。
いも飴ってこんなに美味しかったっけ? 試しに、御徒町の菓子店で別のいも飴を買ってきて食べ比べてみたら、そちらは雜味ばかりでまるでおいしくない。
あらら、こんなに味の違うものなんだねー、と素直に納得。
その後、すぐに製造元に連絡を取り、どーんと取り寄せたことはいうまでもない。ちなみに1袋150円(税別)。いい買い物をしたと喜んでいる。
*いも飴の話を母親にしたら、その昔は実家に壺があり、そこに水飴状で保存されていてお箸で巻き取って食べたとか。そういえば、お餅も芋を入れた甘いのがあった覚えがある。さつまいも(原料はコガネセンガンだから芋焼酎と同じですね)四国、九州では定番のおやつだったことがよく分かる。
DATA
製造元住所:鹿児島県姶良郡隼人町 浜の市飴(森清高)  |