2002.12.29(日)金沢城
(大阪から仙台まで日本海回りで帰る)

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大阪  (12/28)
 13:12
  ↓ 特急雷鳥23号(指定席3,020円)
 15:59
金沢 (12/28〜29)
 10:11
  ↓ 特急はくたか83号(指定席2,010円)
 13:21
越後湯沢 (12/29)
 14:18
  ↓ 新幹線Maxたにがわ444号(指定席3,230円)
 15:22
大宮  (12/29)
 15:34
  ↓ 新幹線はやて289号(指定席5,010円)
 16:52
仙台 (12/29〜1/4)
 10:24
  ↓ 新幹線はやて8号(指定席6,410円)
 12:08
東京  (1/4)
 20:33
  ↓ 新幹線のぞみ31号(指定席3,020円)
 23:03
新大阪  (1/4)

 大阪−仙台の乗車券は、往路12,610円、復路11,340円。
 料金トータルは、往路25,680円、復路22,760円。
 往路は金沢、復路は東京で途中下車している。

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加賀行 12/28の事

 周到に準備しスケジュールを組んだ前年の正月休に比し、今回は全く予定が決まらぬ内に、休みに入ってしまった。
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 今日は早く起きようと思っていて目覚しもいつも通りかけていたが、やはりどこかもう休みという意識があり、9時を過ぎてしまった。
 銀行でお金下ろしたり年賀状の残っていたものを出したり、例のことどももしたりして10時を過ぎ、荷物(けっこう重い)持って会社へ行ったのは11時過ぎ。
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 「駅すばあと」でルートを研究。
 単純に地図を見て距離を見ると、新潟から山形を通って、というのが近いのだけれど、スピードなら福島、あるいはむしろ郡山経由かなあと思っていたが、越後湯沢駅から大宮まで下って東北新幹線に乗るのが早いと出た。
 上越新幹線に乗るからである。
 ルートのかなりの部分(大宮−仙台間)は全くいつも通りのルートなのでちと不満。
 かつ時間がかかる(倍ぐらい)はもちろん金額も高い。
 乗車券は往復にも円環にもならず割引もない。
 …こりゃあおとなしく普通に帰ろうか、と思いつつ会社を出た。
 ホントに決めかねたままJR大阪駅のみどりの窓口まで来た。
 すでに12時半ぐらいになっていた。
 自販機でない人が対応する所は行列でうんざり。
 しかし今更東京行を買うより、金沢行の方がすいてそうなので、窓口で駅すぱあとの打出しを見せて注文した所、一部時間を遅らせられた(指定が売り切れで便を変えた)ものの、おおむね予定通りに特急券を買うことができた。
 帰り(1/4)も乗車券と仙→東の特急券を買ったが、特急券はかなり予定より便を早くしなければならなかった。

 朝コロッケパンしか食べてなく、腹が減っていたが時間がなく食べ物を買わずに直ちに「雷鳥」へ乗車。
 経路がフクザツで窓口で手間取ったためである。
 「サンダーバード」とは英語か日本語かの違いしかないのだが、どうやら「サンダーバード」の方が少し早くつくらしい。
 どういうルートで金沢まで行くのかすら知らずに乗ったが、びわ湖の西側を通って行く。
 左に雪山(但しまだら)、右にびわ湖の青い水面を見ながら進む。
 天気はよく、田んぼに残る雪が白く輝いている。
 仙台などよりよっぽど雪が降るのでは?と思った。
 近江を出て越前に入ると、眺めは悪くなり天気もくもって暗くなってきた。
 そのくせ雪は残っていない。
 むしろ雨が降り出す。
 福井、小松を経て加賀・金沢へほぼ16時に着。
 
 小雨がぱらつくがそれほど寒くはない。
 駅前は大きなロータリーとホテルが並ぶだけで地味でさびしい。
 →「駅前広場」を工事中でふさがっていたこともある
 ガイドブックも買っていずどこに何があるかわからないし、ホテルも予約どころかどこがいいのか全くわからない。
 …ある程度高い所にしようと思い、駅前の「金沢都ホテル」なら同じ都ホテルが甲子園にもあり、ばか高くはないと思える(甲子園はそうなので)のでいいだろうと思い行ってみたが、ちと高い(立派スギ)気もし、向いを見るともう少し地味そうなやや小さいホテルがあったのでそちらに入った。
 7,200円ほどでまあまあかと思ったが、客室で面会おことわりとあってビジネスホテルと同じであった。
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2002.12.29のこと
加賀→越中→越後→上野→武蔵→下野→陸奥

 ホテルの前金には朝食代は含まれないということだったので、メシ抜きで早起きして観光へ。
 夜の雪は雨へとかわり、寒かったがずっと歩く内にあたたかくなった。
 ホテルを出たのは7時くらいでまだ暗く、人通りも少ない。
 お城に行く途中、市場を通ったがカニなど海産物が並んでいて面白かった。
 (市場の)道の真ん中に水がふき出すスプリンクラーがずっと並んでいて、雪をとかして積もらないようになっていた(どっかの駅のホームにもあった)。
 
 金沢城は広大なお城で、昔から残っている石川門(重文)の他、最近2の丸に入る所のやぐらと、やぐら間を結ぶ長屋とが復元されているが実にこれは立派。
 本丸は江戸時代に焼けてしまい、以来今日まで山林になっている。
 殿様も2の丸に住んでいたようだが、今は2の丸で「加賀百万石博覧会」を開催(大河ドラマに合わせて)していたが、行った時間にはまだ入れなかった。
(※この年のNHK・大河ドラマは「利家とまつ」)
 続いて石川門を出て、となりにある「兼六園」へ。
 雪景色は風情があったが、やはり歩くには支障がある。
 やはりいい季節に行くべきであろう。
 帰りはバスに乗った。
 あまり家へ着くのが遅くならないよう、早い時間の切符を取ったので観光の時間が少なく残念。
 しかしまた行く機会もあろう。

 金沢から越後湯沢行の急行へ乗る。
 (金沢駅の)「百番館」で北陸限定キティちゃんストラップ(カニ頭)と、すし折りを購入。
 すし折りは750円でけっこう食べごたえがあった(もっと安い500円の手頃なやつもあった)。
 が、見た目程すごくうまいというわけでもない。
 …高岡を通過。
 ホームから見ただけでの印象だが、金沢やその先の富山と比べるとひなびた感じがした。
 富山を過ぎると、北陸本線はほんとに日本海に沿って波打ち際といっていいくらいの所をずっと進む。
 直江津を過ぎた辺りから内陸に方向転換。
 ここら辺りは「ほくほく線」となっているのだが、**さんの言う所では私鉄だという。
 越後湯沢に近づくとまさに豪雪地帯で、はげしく雪が降っていた。
 乗り換えは早い便が満席で、構内で1時間近くブラブラしていたが意外に退屈しなかった。
 スキーもせず単に乗り換えのために越後湯沢にいるという人は、地元の人をのぞけばオレぐらいだったのではなかろうか?
 キオスクでコーラと柿ピーを購入したが土産は買わなかった。
 上越新幹線でほんの少し行くと、雪もなくなりすっかりいい天気になって驚いた。
 但し2階建ての1階で、途中の景色はほとんど見えず残念。
 だから上州の印象はない。
 大宮で東北新幹線に乗り換え、仙台へ。


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