そば処 みろく庵の魅力 08.4.28(月)


写真・トップは、お店の外観。
写真・左は、箸袋。

 今日は旅行の最終日。
 予定がなくなったので、急いで帰京することにした。
 前日早寝したので、しようとすれば早起きはできた。
 しかし、宿泊の予約の際、朝食をつけてしまっていた。
 これが7時からなので、どうしても制約がある。
 安くなかったので、抜くわけにはいかない。
 急いで食べて、チェックアウトし、8:10名古屋発の新幹線に乗った。

 9:53東京着。
 中央線に乗り換える。
 御茶ノ水駅で、総武線に乗り換え。
 四ツ谷まで行って乗り換えると、階段を上り下りしてホームを移動する。
 御茶ノ水なら、同じホームの向かい側に止まるので楽。
 千駄ヶ谷駅で下車し、東京体育館の脇を、真っ直ぐ進む。
 鳩の森神社の鳥居に行き着く。
 左に曲がり、またすぐ右へ。
 少し下り坂。
 将棋会館があった。
 2階へ上がる。
 10時半くらいだったか、かなりの遅刻。
 10時から、「女流棋士スーパーサロン」が開かれる。
 すごいもののようだが、要は指導対局。
 場所も道場である。
 滅多にない平日の休みなので、思い立って来てみた。
 初めてである。

 当然ながら、もう始まっていた。
 受付で聞くと、今日はいつもより混んでいるとのこと。
 GWの谷間で、休みの人が多いのか。
 美しい船戸陽子女流二段と、かわいらしい熊倉紫野女流1級(鈴木環那女流初段の代打)の指導だからか。
 客の顔ぶれは9割が中高年、1割が小学校低学年。
 男性ばかり。
 付き添いのお母さんはいる。
 9面指しが行われており、その他に待っている人もいるとのことで、断られた。
 いつもなら2局は指せるが、今日は1局(待っている客に交代する)だけ。
 それでもわたしまでは回ってこないとのことであった。
 その代わり、通常の席料だけで受付係の渡辺弥生育成会員が駒落ちで指導してくれる、とのことで、お願いすることにした。
 こちらも2面指しから始まり、スーパーサロンで1局指した客が回って来て、最終的には6面指しとなった。
 12時過ぎまでかかったが、何とか勝負をさせていただき、満足であった。
 その後人の将棋を見たりして、13時過ぎ、道場を出た。
 道場のモニターでは、この日行われていた王座戦の森内名人対阿久津六段の対局の盤面が映し出されていた。
 1階の売店を少し見て、千駄ヶ谷駅の方に戻る。

写真は、銀だら、御飯、冷奴。

 駅の前まで来て、左(西)へ。
 線路沿いの道を進む。
 しばらく歩くと、「みろく庵」があった。
 ここでお昼を食べることにした。
 13時過ぎで、まあまあお客さんがいた。
 メニューは、定食だけのパウチされた1枚紙と、冊子がある。
 冊子の方は、まずめくると、「スペシャルメニュー」とあって、天重などのお重ものが数品。
 更に頁をめくると、そば・うどん、丼・飯もの、セットメニューが見開き2頁に渡って記載されている。
 セットは、丼・飯ものに、かけ・ざる・たぬきのいずれかがつく。
 プラス50円で大盛りにできる。
 たぬきのポジションが珍しい気もする。
 値段を見ると、
  かけ・もり 550円
  ざる     600円
  たぬき   600円
となっていた。
  味噌煮込みうどん 900円
  鍋焼きうどん    1000円
も記憶に残った。
 後はわからない。
 調査が甘いようだが、今回は定食メニューの把握に力を注いだのである。
 ご容赦下されたい。
 最終頁には、夏季限定の冷しものや、ビールなどの酒類の記載があった。

 丸山忠久九段がよく注文する「さば味噌定食」を頼むつもりであった。
 しかし、これは紹介したブログもある。

こちら鯖味噌本部
http://blog.livedoor.jp/kochirasabamisohonbu/archives/50583884.html
ミラクル・ロボ コックピットから
http://www.miraclebus.com/member/robo.php?itemid=481

 そこで、同じ「煮魚定食」の中から、「銀だら定食」とした。
 こちらも丸山九段が好きなメニュー、との印象があった。
 もっとも帰宅後、総本山の「将棋棋士の食事とおやつ」まとめサイト
http://gesb4.hp.infoseek.co.jp/hiruyuuoyatsu/
を見ると、最近は注文されていないようである。
 
 「銀だら定食」が来た。
 四角いお盆に、定食5点セット(勝手に命名)が乗り、メインの皿だけ、単独で手で持って来る。
 全ての定食が、こういう形で来るものと想像される。

 定食5点セット(勝手に命名)の配置

   冷 奴   煮 物
      漬け物
   御 飯   味噌汁

 煮物は筍とわかめで、くず餡がかかっておりとてもおいしかった。
 御飯はややかための炊き上がり。
 あぶらの乗った銀だらが、とろとろに柔らかく煮てある。
 もっと食べたい。
 もう少し身が大きいといいのに。
 そう切に感じた。
 最後に煮汁が残った。
 これが家なら、御飯にかけて食べたいところ。
 満足して箸をおいた。
 が、丸山九段には量が足りないかもしれない。
 店を出る。
 表にお品書きが貼り出してあるが、これはごく一部である。


 なお、次のサイトに「みろく庵」と「龍樹」の関係について記載がある。

”はらっぱ”-21st Century Ver.-
http://d.hatena.ne.jp/raisedbedriver/20051119#20051119fn1
*1:この両店は全く経営者が違う店のはずなのに、相互注文が可能な面白い店でした。
すなわち、みろく庵で龍樹の餃子や炒飯を頼めて、それが龍樹から届くということ。
双方の店同士は50mも離れていないまさしく「スープの冷めない距離」にありました。


写真は、定食5点セット(勝手に命名)。
ただし、かなり食べた後です。

みろく庵 定食 お品書き

一、 刺身定食     1,150円
一、 天ぷら定食    1,150円
一、 スタミナ定食     900円
(ニンニク醤油、肉野菜いため)
一、 煮魚定食
   銀だら        900円
   さば味噌      850円
一、 焼魚定食
   さんま塩焼     900円
   ほっけ塩焼     900円
   さば塩焼       850円
   いわし塩焼     850円
   いか丸焼     1,000円
一、 肉しょうが焼定食 900円
一、 肉豆腐定食    900円
一、 肉じゃが定食   750円
一、 おでん定食     900円
一、 里芋煮定食    750円
一、 ぶり大根定食   750円
一、 つくね大根定食  750円
一、 チキンかつ定食  900円
一、 ミニ豚かつ定食  900円
一、 一口かつ定食   750円
一、 串かつ定食     750円
一、 若鶏唐揚定食   750円
一、 イカフライ定食   800円
一、 カキフライ定食   900円
一、 やきうどん      600円
一、 おすすめ雑炊
   ミックス雑炊    850円
   鮭雑炊       750円
   納豆雑炊      650円
   梅雑炊       650円
   玉子雑炊      600円



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