2008.12.7(日)NOAH 日本武道館
         Winter Navig.’08


 P:ピンフォール、ギブアップ
DRW:時間切れ引き分け


 NOAHの武道館は土曜、という先入観があって、前の日に行きそうになった。
 17:00開始で16:30頃行くと、もう試合をやっている。
 ダーク・マッチ(この場合もこの表現でいいのか)らしい。
 以前、新日本の東京ドーム大会でもあったが、感心しない。
 時間通りに行った客が、損した気分になる。
 
川畑輝鎮       菊地毅
志賀賢太郎 DRW 井上雅央
橋  誠        太田一平

 この前にもう1試合あったが、行ったときにはもう終っていて、選手が帰る所であった。
(○平柳玄藩 P 宮原健斗●)
 ダーク・マッチにしては豪華?というか、普通の6人タッグ。
 なぜ「第0試合」となるのかわからない。
 客もまだ少なく、今イチ集中していない感じで、いつもより盛り上がりにかけた。
 

○青木篤志 P 伊藤旭彦●

 ここからが正式な始まり。
 終始足を攻められ、劣勢であった青木が腕十字で逆転勝利。


○田上明 小川良成 P 本田多聞● 杉浦貴
   
 ドリフ小爆笑、ならぬ田上火山小噴火、ぐらい。
 フィニッシュはのど輪落とし系の技(名前が覚えられない)。


 力皇猛     高山善廣
 丸藤正道 P  佐野巧真
○モハメド・ヨネ   リッキー・マルビン●

 このメンバーではきついと見られたリッキーが、スピーディーな動きでがんばり、いい勝負になったが、最後は取られた。
 このチームでヨネが取ったのもプチっと驚き。筋肉バスターでピン。


○三沢光晴 P 中嶋勝彦●

 「特別試合」と銘打たれた中嶋のチャレンジ・マッチ。
 蹴りとエルボーの打ち合いが延々と続く。
 特に三沢の攻めは単調で、ほとんどエルボーオンリー。
 寝技の攻防なども見たかった。
 フィニッシュはエメラルド・フロウジョンでピン。


{GHCヘビー挑戦者決定戦}
○秋山準 P 森嶋猛●

 眠れる獅子が、ようやく覚醒か。
 前王者・森嶋を、がぶって絞め落とす。
 健介とのタイトル・マッチが楽しみ…って、まだ決まってないか。


{GHCJr.タッグ}
金丸義信 ○鈴木鼓太郎 P KENTA● 石森太二

 9月に観戦した「日テレ杯争奪Jr.ヘビー級タッグリーグ」決勝と同カード。
 素晴らしい技の攻防に沸いたが、金丸組の反則も相変わらず。
 平柳の介入もあり、KENTAは(NOAHでは珍しく)流血。
 最後は鼓太郎に取られて、防衛を許した。
 悪の王者組は、タイトル管理委員長・ジョー樋口と試合中、試合後にいざこざ。
 しかし、反則に厳しいのは和田京平のイメージ。
 ジョーさんは現役時代ゆるゆるだった…気もします。


{GHCヘビー}
○佐々木健介 P 齋藤彰俊●

 公式発表は11000人の入場。
 2階の上の方はかなり空いていたので、実際はもうちょっと少ないか。
 今はなき「WJ」のコンセプトをほうふつとさせる、ごつごつした肉体のぶつかり合い。
 NOAHファンの声援が多かった彰俊。
 しかし勝ちそうなムードは、正直感じられなかった。
 それが観客動員にも影響したのだろう。
 ラリアット連発でピンし、防衛を果たした健介。
 試合後リング上で
「三沢、小橋、秋山にまだ勝ってない!」
と叫んだように、これからの防衛ロードが正念場であろう。
 相変わらずインタビューは下手くそ。
 試合で反則とかやらせるぐらいなら、北斗晶をマネージャーとしてリングに上げて、しゃべらせる方がずっと面白い、と思う。

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