|
|
かわちながの 将棋のひととき 第2手 2008.10.13(月・祝)
第1部 席上早指し対局 ▲加藤一二三九段−△井上慶太八段 於 ラブリーホール(河内長野市立文化会館)小ホール |
持ち時間10分、切れたら一手30秒未満。
コメントは畠山鎮七段の解説。 (図は27手目▲3七銀の局面) 1▲7六歩 2△8四歩 3▲6八銀 4△3四歩 5▲7七銀 6△6ニ銀 7▲2六歩 8△4ニ銀 9▲4八銀 10△5四歩 11▲5六歩 12△3ニ金 13▲7八金 14△4一玉 15▲6九玉 16△5ニ金 17▲3六歩 18△4四歩 19▲5八金 20△3三銀 21▲7九角 22△3一角 23▲6六歩 24△7四歩 25▲6七金右 26△4三金右 27▲3七銀 28△6四角 29▲6八角 30△3一玉 31▲7九玉 32△2ニ玉 33▲8八玉 34△9四歩 35▲1六歩 36△5三銀 37▲9六歩 後手棒銀がなくなったので端を受ける。 38△7三角 39▲1五歩 40△8五歩 41▲1七香 42△6四銀 43▲2五歩 44△7五歩 45▲1八飛 これは加藤先生しか指さない形。 自戦記で「勝ったがこの攻めは 無理だった」と書かれていたが… 46△5五歩 ここで次の手を封じ手とします。 候補手は7五歩、5五同歩、1四歩。 |
|
(図は46手目△5五歩の局面)
47▲同歩 48△7六歩 49▲同銀
50△7五歩 51▲7四歩 52△5一角 53▲6五銀 54△同銀 55▲同歩 56△8四角 57▲5八飛 (井上、持ち時間が切れ30秒将棋に) 58△6九銀 (加藤も30秒将棋になった) 59▲5六飛 60△7八銀成 61▲同玉 62△7六金 63▲5四歩 64△4ニ銀 65▲4六角 66△5ニ飛 67▲6八金 68△5四飛 69▲同飛 70△同金 71▲2四歩 間違いのない手。 |
|
(図は71手目▲2四歩の局面)
72△同歩 73▲8ニ飛 74△8六歩
75▲同歩 76△8八歩 77▲同玉 78△8七歩 79▲7八玉 80△5九飛 81▲8四飛成 82△2九飛成 △6六桂を見た詰めろ。 83▲5七銀 84△6五金 85▲6七歩 86△8八歩成 87▲同玉 88△8七金 89▲同玉 90△8九竜 ▲9七玉で難しいか? 91▲8八金 92△7六金 93▲9七玉 94△9五桂 95▲同歩 96△9九竜 8六にも効かせて▲9八桂? 97▲9八金 98△9六香 99▲同玉 100△9八竜 101▲8五玉 102△8三歩 ▲同竜なら詰み。▲7三歩成? 103▲7五竜 104△8七竜 105▲7三歩成 106△7五金 107▲同玉 108△7六飛 まで△井上八段勝ち (感想戦) 井上 (封じ手後の)休憩中に56△8四角までは 読んでいたが、57▲5八飛は考えてなかった。 加藤 本譜のように進むのだったら、71▲2四歩 はなかった方がよかったか。(歩を渡すので) 井上 確かに1歩大きかった。 加藤 (71▲2四歩72△同歩の後) ▲2三歩△同玉▲6一飛△5一歩▲8一飛成… これなら後手に歩がない。 (△5一歩と使わせているので△8六歩▲同歩 △8八歩▲同玉の後、8七に打つ歩がない) △8七歩があるかないかでえらい違い。 80△5九飛には▲8五銀? △2九飛成なら▲7六銀、と金を取る。 △9三角と逃げれば▲2三歩△同玉▲8一飛成。 △8六金なら▲8四飛成。 メニューページ「かわちながの将棋のひととき08.10.13」へ戻る |