会社を休んで「女流棋士スーパーサロン」へ行ったら
鈴木環那女流初段もお休みであった 2008.8.25(月)



 平日休みになった。
 そこでわたしは「女流棋士スーパーサロン」へ行った。
 以前にも一度行ったが、満員で女流棋士の指導が受けられなかった。
 そのことは別頁「みろく庵の魅力08.4.28」に書いた。
 遅く行ったためで、そこで今回は早めに行った。
 10時からであったが、9時半過ぎには着いた。
 道場自体も同じ時間に始まるらしく、まだ開いていなかった。
 1階の売店で、貞升南女流1級をお見かけした。
 そう言えばアルバイトをしている、と何かで読んだ。
 2階が道場である。
 既に2,3人が待っていた。
 ロビーのソファで過ごすうちに、客は徐々に増えた。
 自動販売機が何台もある。
 他の階にはないようで、上階で対局をする棋士も買いに来ていた。
 子供が待ち切れないのか、ドアの前に立つ。
 時間が来たらしく、大人もその後ろに並び出し、行列ができた。
 ここで出遅れたため、早く来たのに後ろの方になった。
 ドアが開き、受付が始まった。
 一般料金2000円を払った。
http://www.shogi.or.jp/~doujou/s_pro/index.html


 指導棋士は、曜日により決まっている。
 鈴木環那女流初段は、しかしお休みであった。
 代打は、野田澤彩乃女流1級。
 もう一人は、熊倉紫野女流1級。
 お願いする棋士は選べるのだが、どちらでもかまわないと言ったところ、定例の指導棋士である熊倉女流1級が指名の出足がよかったようで、野田澤女流1級にご指導いただくことになった。
 将棋のイベントに行くと、ぽっちゃりしたかわいらしい女性カメラマンがいつもいて、ばしばし写真を撮っている。
 それが野田澤女流1級であった。
 既に先に着席した客との対局が始まっている。
 野田澤女流1級が駒袋から駒を出し、王だけ置いて、後はわたしが並べた。
 見ていると、客が全部並べることが多い。
 限られた時間の多面指しなので、必ずしも作法通りでなくてよいらしい。
 お互い様であろうが、客はどこかで見た顔が多い。


   3 4 5
 2 熊 倉 6
 1      7

 1      7
 2 野田澤 6
   3 4 5

 指導棋士はキャスター付きの椅子に座って、「コ」の字に並んだ机を回る。
 以前、戸辺誠四段の指導を受けたときは、1手指して次へ行く、という感じだった。
 野田澤女流1級は、数手まとめて指してから移動することが多かった。
 12時過ぎまでかかって結局負けた。
 前日、所司和晴七段の「決定版 駒落ち定跡」という本で勉強した。
 その成果は出せたと思うので満足であった。
 終局後もいろいろ教えていただきありがたかった。
 別の席で、一人で最初から並べ直したら並んだ。
 そこで帰宅後もう一度並べて棋譜をとった。

 道場では夏休み中、子供を対象としたトーナメントを開催。
 この日はその優勝者だけが参加するグランドチャンピオン大会が開かれた。
 優勝者に熊倉女流1級から賞状が渡され、記念撮影をしていた。
 13時過ぎ、将棋会館を出た。
 朝は止んでいた雨が、またぱらぱらと降っていた。
 あるお店で昼食をとった。
 そのことは別の頁(「千駄ヶ谷のおすし屋「千寿司」08.8.25」)に書いている。


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