2010.12.12(日) 新日本 愛知県体育館

Circuit2010 NEW JAPAN ALIVE 〜最終戦〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(※P:ピンフォール、ギブアップ)

 

 今年2回目の新日・愛知県体育館大会観戦。

 3月と違って今回は満員と言っていい客入り。

 公式発表は8000人。

カードがよければ名古屋は入る。

いつものように入場ゲートはあったが、段差のある花道は設けられ

なかった。

サムライTVの中継があるが、TV朝日の収録はないので、わたしは

後でTVで見返すことができないのが残念。

15:00開場、16:00試合開始だが30分程行くのが遅れた。

 

1}

○天山広吉 P 邪道● (10分40秒)

 

2}

○中西学 金本浩二 P キング・ファレ● タマ・トンガ(10分51秒)

 

 この2試合は見ていない。

 会場に入ると第3試合が始まる所で、いきなり場外乱闘をしていた。

 

 

3}

ジャイアント・バーナード   飯塚高史

カール・アンダーソン   P デイビー・リチャーズ

●タイガーマスク        石井智宏○  (10分35秒)

 

 レフェリーの目を盗んで飯塚が凶器攻撃(アイアン・フィンガー・フロム・ヘル)。

 すかさず石井が押さえ込んでフィニッシュ。

 その後もタイガーを痛めつけるCHAOS勢。

 今日第1試合で復帰第3戦を行った天山が助けに入るものの

返り討ちに。

抗争が始まるのか。

 

 

4}

●プリンス・デヴィット 田口隆祐 P クリス・セイビン○ アレックス・シェリー

13分52秒)

 

TNAのタッグ王者「モーター・シティ・マシンガンズ」。

去年の1.4東京ドームで、ノー・リミット(裕二郎・内藤)に勝った試合を見た。

相変らず素晴らしい動きで、トップ・ロープからの不知火(丸藤の技)と

パワー・ボムのものすごい合体技(メイド・イン・デトロイト)でフィニッシュ。

 

 

 

5}

○永田裕志 P 高橋裕二郎●  (10分41秒)

 

 G1公式戦を見た(8.15両国)が、そのときは裕二郎が勝った。

 永田にとってはリベンジだが、若手に胸を貸すという感じの闘い。

 エルボーを打っては「来い!」と挑発。

 裕二郎も応戦し、エルボーや張り手の応酬が続く肉弾戦となったが、

メキシコ仕込みの小悪党ファイトがもっと見たかった。

 永田がバック・ドロップ・ホールドで完勝したが、これでは時計の針は

進まない。

 

 ここで休憩が入ったのだが、休憩後、突如鈴木みのるがリング・イン。

 永田を呼び出して乱闘に。

 永田がインタビューか何かで鈴木みのるの名前を口にしたことが発端

らしいが、わたしはすっかり情報弱者なので未確認。

 シングル対決が濃厚で、楽しみである。

 何年か前の東京ドームでもあったが、その時とは違い鈴木みのるを

応援したい。

 今の鈴木みのるのプロレスに対する姿勢は素晴らしいと思うので。

 

 

6}

○中邑真輔 P 井上亘●  (9分44秒)

 

 2010年を締めくくるビッグ・マッチ。

今年行われたシングル好試合の再戦を並べたライン・ナップ。

中邑は胸を貸す…立場ではない(井上が先輩)はずだが、余裕の

勝利。

永田との青義軍チームでG1タッグ・リーグに優勝した井上。

今日もそれなりにがんばったけれど、ヘビーのシングルでは期待薄なの

が今の正直な所。

もっともっとがんばってほしい。

 フィニッシュはボマイェだが、今ひとつ見栄えがよくない。

 

 

7}

●真壁刀義 本間朋晃 P 田中将斗○ 矢野通 (13分54秒)

 

 先シリーズ、田中にテーブル上でのブレーン・バスターで病院送りにされた真壁。

 今日もリベンジどころかピンを取られ、おんぶされての退場は屈辱的。

フィニッシュは矢野の椅子→田中の竹刀→スライディングD(弾丸エルボー)。

 次はいよいよシングルか。

 

 

 

 

 

 

8}

○棚橋弘至 P 内藤哲也● (17分37秒)

 

 この会場で3.20に行われたNEW JAPAN CUP 公式戦は、棚橋の

膝の怪我はあったものの、いい試合で内藤が勝った。

 8.8にはG1公式戦も行われ(わたしはTVで見ただけだが)、時間

切れ引き分け。

 今日は、試合前のVTRで棚橋も内藤自身も言っていたように、内藤

の膝が悪い状態。

 もっとも棚橋はあまり膝攻めには行かなかった。

 開始早々、客のコールを煽る棚橋だが、意外にも内藤へのコールが多い。

 これも試合前のVTRで、名古屋ではいい試合を見せてファンの心を

掴んでいるのでホームのようなもの、と内藤が言っていたが本当のようだ。

 膝が悪いのだろうが瞬間的な動きが(武藤のように)よく、感じさせない。

 フィニッシュ前のトップ・ロープからのダイビング・ボディ・アタック(クロス・ボディ)を、

自分も少し飛び上がってきれいに受けたのは素晴らしかった。

 場外でテーブル上のネック・ブリーカーを受けた後、ずっと首を中心に攻められる

展開だった棚橋だが、最後はきっちりハイ・フラー・フローでフィニッシュ。

 まだ格が上であることを再認識させた。

 しかしこの2人の対戦は常に素晴らしい。

 内藤は膝だけは気をつけて欲しい。

 

 

9}

○小島聡 P 後藤洋央紀● (18分57秒)

 

 外様のIWGP王者・小島にはブーイングもあり、どちらかというとヒール扱い。

 いつの間にかビジュアル系?レスラとして新日Jr.にいたタイチが、黒の

ジャージ、首に白いタオル、という地味な格好でセコンドにつく。

 この人も色々変遷のある人である。

 前日の大阪大会で中邑の挑戦を退けた小島。

 IWGP実行委員会が挑戦させようとした後藤との今日の対戦はノン・タイトル。

 VTRでは「会社の力不足」などと語っていた後藤だが、自分の責任も

あろう。

 「まだ後藤はIWGPの顔じゃない」という小島の発言に、同意。

 G1公式戦(8.15両国)でも負けているし、今日もラリアット一発でフィニッシュ、

という感じであった。

 試合後、マイクを握って新日とファンを挑発する小島の前に、棚橋が現れる。

 小島が棚橋の挑戦を受ける、と明言しなかったためちょっと消化不良で

あったが、決まりであろう。

 

終了は19:30頃。

 今日の結果で、1.4東京ドームのカードが見えて来た。

 最後にビジョンで先日亡くなった星野勘太郎を追悼する内容のVTRが

流されていてよかった。

 

 

メニューページ「2010」へ戻る