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2010.12.31(金)格闘技TV観戦記 |
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K-1
Dynamite!! 〜勇気のチカラ2010〜 於 さいたまスーパーアリーナ 地上波放送 21:00〜23:39 以下の順は放送順。実際の試合順とはかなり異なる。 {0 オープニング} 猪木の書初め。寒かったのか顔アップで鼻水を出す。 {1 DREAMヘビー級暫定王座決定戦} ○アリスター・オーフレイム(1R KO)トッド・ダフィー● 膝蹴りから左フック。 {2 DREAM特別ルール} ●青木真也(2R KO)長島☆自演乙☆雄一郎○ 膝蹴りからパウンド。 {3 DREAMフェザー級ワンマッチ} ○所英男(3R 腕十字)渡辺一久● {4 K-1ヘビー級ワンマッチ} ●京太郎(3R 判定)ゲガール・ムサシ○ 終了時が放送開始1時間経過の22:00頃。 {5 DREAMウェルター級ワンマッチ} ○アンディ・オロゴン(3R 判定)古木克明● {6 DREAMヘビー級ワンマッチ} ●ジェロム・レ・バンナ(3R 判定)石井慧○ 22:30をまたいで放送。 {7 DREAM無差別級ワンマッチ} ●ミノワマン(3R TKO)泉浩○ グラウンドでのパンチ。3Rから放送。 {8 DREAMフェザー級王座戦} ●ビビアーノ・フェルナンデス(3R 判定)高谷裕之○ 王座移動。放送は23:00〜23:30頃。 {9} 猪木のスピーチ等。亀田三兄弟も登場。 安田忠夫も出て来ていたそうだがカット。 以下はダイジェスト放送。 {10 DREAMフェザー級ワンマッチ} ○宮田和幸(3R 判定)宇野薫● {11 DREAMヘビー級ワンマッチ} ○セルゲイ・ハリトーノフ(1R KO)水野竜也● 膝蹴りからパウンド。 {12 DREAMウェルター級王座戦} ○マリウス・ザロムスキー(1R TKO)桜庭和志● 王座防衛。 {13 K-1MAXライト級ワンマッチ} △大和哲也(3R DRW)西浦“ウィッキー”聡生△ {14 DREAMウェルター級ワンマッチ} ●桜井“マッハ”速人(3R 判定)ジェイソン・ハイ○ {15 DREAMライト級ワンマッチ} ○ 川尻達也(3R 判定)ジョシュ・トムソン● |
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視聴率 (関東地区、ビデオリサーチ社調べ) http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2011/01/03/04.html TBS:K-1 Dynamite!! NHK:紅白 NTV:ダウンタウン (19:30-21:25)35.7% (18:30-21:00)15.3% 第1部(21:00-22:50)9.8%
(21:30-23:45)41.7% (21:00-24:30)14.3% 第2部(22:50-23:39)7.8% 一応、民放では2位。 なお、TBSの「K-1 Dynamite!!」の前は「大晦日だヨ!全員集合」で5.8%。 http://news.www.infoseek.co.jp/entertainment/story/05gendainet000134272/ |
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青木真也−長島☆自演乙☆戦について 青木の反則行為は、負けたからといって許されるものではなかろう。 キック・ルールの1Rは防御に徹して、2Rで勝負する、という作戦は戦術である。 しかしそのために、レッグ・ダイブをすれば反則であろう。 ロープを掴んで攻撃するのも反則。 ドロップ・キックも攻撃ではなく、自分から寝て時間稼ぎをするためのもので、やはり反則。 走って逃げ回るのも同様。 事実、青木には注意、警告が与えられたが、判定決着がないので、反則負けまで 至らなければ勝敗に何らの影響を与えるものではない。 これはルールの不備である。 レフェリーは反則負けを取ってもよかったが、注目の試合をそういう形で終らせることに 躊躇したか、それをしなかったし、青木もそれを見越していたのでないか。 有利なはずの総合ルールの2R、青木は開始早々タックルに行ってカウンターの膝蹴りをもらい、 倒れた。 その後パウンドももらったが、その前に意識を失っていたようだ。 1Rでカリカリしただけに、溜飲の下がる決着であった。 しかしだからといって、青木の反則とそれを許すルールの不備とが免責されるものでは なかろう。 キック・ルールで闘いたくなければ、青木は試合を受けるべきではなかった。 DREAMライト級のチャンピオンであり、断れない弱い立場でもなかったろう。 「総合が大事なので他の競技はしない」というなら筋の通った立派な理由である。 しかし実際には、試合を断る代わりにミックス・ルールを受け、キック・ルールの1Rは実質的に 試合を放棄して闘わず、総合ルールの2Rのみを闘って、満額の報酬と勝利とを得ようとした。 そしてルールとレフェリングはそれを許した。 自演乙は1R、頭に来たであろうが、気持ちを切らさず冷静に2Rを闘い、難しい作戦を 遂行して勝利したのは立派であった。 心からその勝利を称えたい。 K-1インターナショナルルール http://www.k-1.co.jp/jp/what/rules.html 第6条 反則技 第1項 試合においては以下の技を反則とし、反則には「注意」、「警告」または「減点」が 与えられる。レフェリーは、「注意」「警告」に対しては口頭で指示、「減点1」「減点2」に 対してはイエローカードを提示し、「失格」に対してはレッドカードを提示する。最初の 「注意」のみ「注意」、2回で「警告」1となる。以後は即「警告」1が与えられる。「警告」2 で「減点」1とし、1ラウンド中に「減点」が3になると「失格」となる。但し、反則に関して レフェリーが不可抗力であると判断した場合にはこの限りではない。また、反則行為が 悪質なもの、あるいは相手選手に多大なダメージを与えたとレフェリーが判断した場合 には、反則の宣告順位を超えていきなり減点が与えられる場合がある。 〈反則の種類〉 … 10.攻撃であれ、防御であれ、ロープを掴むこと。 … 15.明らかに背後を向いた選手への攻撃。また、背後を見せた選手も戦意喪失とし、 注意、警告、減点の対象となる。
… 第4項 攻撃を伴わないホールディングや技の掛け逃げが度重なり、消極的であると判断 された場合、レフェリーは注意、警告、減点をとる。これに関しては、注意2で警告1、 次の注意で減点1となる。なお、技の掛け逃げとは、攻撃の後すぐに相手に組み付き、 または攻撃の直後に自ら倒れ込んで攻防を意図的に中断してしまう行為をいう。
… 第8項 掴み組み付きなど、膠着状態を誘発する行為は一切これを禁止する。また相手の 攻撃を逃れるために自分から掴み、組み付きに行く行為には、例えそれが片手で あったとしても、注意警告が与えられる。 DREAM オフィシャル ルール http://www.dreamofficial.com/free/rule/ 第9条 下記の行為が故意または明らかな過失によって行われた場合レフェリーに『反則』を 宣告され、判定の判断材料となる。 また、反則1回につきファイトマネーの10%の罰金をプロモーターに支払なければ ならない。 ただし、レフェリーが偶発性のものであると判断した場合に限り『口頭注意』が与え られる。 尚、悪質な反則をした場合や故意に反則を繰り返す場合は、レフェリーの判断により 即失格となる場合もある。 … 9.故意にロープ、コーナーポストを掴む行為、また故意にロープに手、足など肢体部分 及び道着等コスチュームを引っ掛けるあるいは巻きつける行為。上腕部分をロープに 引っ掛ける行為は即、注意とする。 … 14.試合中、相手に対しダメージを与えると認められない無気力な攻撃、及び膠着を 誘発する動き。 自演乙の勝利者インタビューにあったのだが、相手選手のアップ時の情報というものは、 入ってくるものなのだろうか。 青木がよほどふざけたことをしていたからだろうか。 控室ではなく、リング・チェックの時であろうか。 http://www.dreamofficial.com/free/news/detail.php?id=1293453487 ──1Rの青木選手の闘い方に関してどう感じていましたか? 長島 立ってくれと思いました。ないなと思っています。でも、ああいう闘い方をしてくる こともあるだろうとは思ってました。アップでもそういう動きをしていたと聞いたので。 そしたら案の定やってきたという感じです。 メニューページ「2010」へ戻る
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