2012.6.9(土)新日本・名古屋国際会議場・イベントホール

NJPW 40th anniversary Tour BEST OF THE SUPER Jr. XIX

The door to the glory〜

 

 

 

(※P:ピンフォール、ギブアップ)

 

 17:00開始。仕事があり遅れて行った。

 

1〜4 Bブロック公式戦}

○高橋広夢 P TAKAみちのく●

●タイガーマスク P 邪道○

●アレックス・コズロフ P ロウ・キー○

○田口隆祐 P ブライアン・ケンドリック●

 

 最近の新日はリーグ戦を行う場合、試合順をブロック別に固める。

 今日は前半がBブロック公式戦であったが、丸々見られなかった。

 

5}

○オカダ・カズチカ  P 棚橋弘至

中邑真輔     後藤洋央紀

YOSHI-HASHI  内藤哲也

石井智宏     タマ・トンガ●

17分40秒)

 

 わたしが入ったのは18:15ぐらいだったか。

 真ん中の8人タッグで、満員の会場はものすごく盛り上がって

いた。

 内藤が捕まる展開が続き、反撃はしたものの試合は負けて

やられ損の感じ。

 この面子の中でタマ・トンガが、驚異の跳躍力で存在感を出して

いたのは立派。

 しかしフィニッシュは王者にレインメーカーでピンを取られた。

 来週大阪でリマッチを行うオカダと棚橋が試合後リング上で舌戦。

 

 休憩。

 

 

 

 

 

6  Aブロック公式戦}

●ロッキー・ロメロ P タイチ○

9分58秒)

 

 公式戦にしてはゆるい試合展開。

 ロメロお得意のセリフ「フォーエバー!」をめぐる攻防?が笑いを誘う。

客が「タイチは帰れ!フォーエバー!」とコール。

ロメロもマイクを取って「タイチハカエレ!フォーエバー!」

タイチが「何がフォーエバーだ!」と叫びながらストンピング。

ロメロはマイクで「フォーエバー!」と叫びながらストンピング(これは

ちょっと斬新に感じた)。

フィニッシュはタイチ式外道クラッチ。

正直いささかもの足りない感じ。

タイチのセコンド、TAKAみちのくは言葉によらず動きだけで遠くの

客からも何をしているかわかって素晴らしい。

 

 

7  Aブロック公式戦}

KUSHIDA P 外道○

10分32秒)

 

 KUSHIDAはアイドル的な人気があるようで、声援が多い。

隣の席のちっちゃい女の子もクッシー、クッシーと応援していた。

 ゴング前の急襲から、外道がラフに攻める展開が続く。

 溜めに溜めて、やっとオフェンスに回ったKUSHIDAが一挙に畳み

掛けるのだけれど、今一つ客が爆発しないのはなぜか。

 最後は丸め込み技の応酬から、外道が外道クラッチSNでピン。

 KUSHIDAの決勝進出を阻んだ。

 

 

8  Aブロック公式戦}

BUSHI P PAC○

8分35秒)

 

 全日本から来たBUSHIと、ドラゴンゲートのPAC。

 PACは初めて見るが、パンプ・アップされた体。

それでいてバネがあって動きもいい。

 BUSHIのルチャ的な動きに対応できる。

 今日はほとんど見せなかったがグラウンド・レスリングもできそう。

走り高飛びの背面飛びのようなノータッチ・オーバー・ザ・トップロープ

のトルニージョ。

 フィニッシュは驚愕、としか言いようのない360°シューティングスタープレス

でピン。

 両者とも素晴らしい技、動きを見せたけれども、試合の組み立て、

流れの作り方がもう一つよければ客は盛り上がれると思う。

 PACはAブロック1位通過。

 

 

 

 

 

 

 

 

9  Aブロック公式戦}

●獣神サンダー・ライガー P プリンス・デヴィット○

12分13秒)

 

 正直もう一つという試合が続いたからか、これぞメイン・エベンター、

という両人の試合運びの上手さを感じた。

 ライガーももう大ベテランで、驚くような動きはできないのだけれど、

技を効果的に使う術を知っているので盛り上がる。

 まずは腕の取り合い、ブレイクして離れた両者が静止して見合う

所で拍手が起きる。

 場外に落とされたライガー、デヴィットの場外ダイブを期待する客の

期待を、まずはすかしてさっとリングに滑り込む。

 今度はデヴィットを場外に落とし、リングを走る。

飛ぶか?と思わせてロープの下からスライディング・キック。

 と、一転エプロン上を走ってトペ・コンヒーロ!

 Jr.の祭典、ということで飛び技を出すことを意識しつつも、

それだけをやろうとしてやっている印象を客に与えず、投げ技、

固め技、打撃技を織り交ぜた流れの中で効果的に使っている

ので、他の若いJr.戦士達の技と比べて(失礼ながら)それ程

技術的に難易度が高くなくても、客は盛り上げるのである。

 他に見せた飛び技はコーナー・トップから場外へのプランチャ、リング

上へのフロッグ・スプラッシュ、いきなりのルー・テーズ・プレス。

 フィニッシュはデヴィットが畳み掛けてブラディサンデーからピンで大団円。

 これぞプロレス、という試合で満足した。

 デヴィットはAブロック2位通過。

 

 全試合終了は19:45ぐらいだったか。

 3時間弱。全部見られなくて残念であった。

 

 

 

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