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2012.8.5(日) 新日本 大阪府立体育会館 〜BODY MAKER コロシアム〜 カードファイト!! ヴァンガードPRESENTS NJPW
40th anniversary Tour G1 CLIMAX 22 〜The One And Only〜 |
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公式発表は6500人超満員札止め。 ただ6月と違って若干空席はあった。 アリーナへの席の並べ具合は昨日(愛知県体育館)より入った のではと思う程。 新日はここの所大阪でいい試合を見せているし、今日は特に カードがよいからであろう。 ネット対戦型プロレストレーディングカードゲーム「キングオブプロレスリング」の 限定PRカード(中邑)が入り口で配られたのは昨日と同じ。 G1はこれまで3戦が行われており、その結果は下記。 1ブロック9人なので、1人ずつ休みが出る。 今日は{A}小島、{B}後藤。 試合開始は17:00。 {Aブロック} 棚橋弘至 ○や○ シ_小 小島聡 ●●● 丸高棚 永田裕志 ●○○ カ矢丸 カール・アンダーソン ○○● 永鈴高 シェルトン・ベンジャミン●○○ 棚丸矢 矢野通 や●● _永シ 高橋裕ニ郎 ●○○ 鈴小カ 丸藤正道 ○●● 小シ永 鈴木みのる ○●や 高カ_ {Bブロック} 真壁刀義 ●●● ラM天 天山広吉 ●や○ オ_壁 後藤洋央紀 ●○○ ル中M 内藤哲也 ○○や 中オ_ MVP や○● _壁後 ルーシュ ○○● 後ラオ 中邑真輔 ●●○ 内後ラ オカダ・カズチカ ○●○ 天内ル ランス・アーチャー ○●● 壁ル中 |
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{1 Aブロック公式戦} ●永田裕志 P 高橋裕二郎○ (9分31秒)
昨日に続いて第1試合に出場の裕ニ郎。 先に入場してマイクを取り、下ネタで会場を冷やそう(?)とする が、既に出来上がっている大阪のファンの熱さは、これぐらいでは 冷めない。 今日の客はどちらかを応援し、もう一方にブーイングを送るのでは なく、どの選手にも声援を惜しまない感じ。 @ 永田が相手をコーナーに上げる→A自分も上がり、雪崩式を狙う →Bコーナー上で、相手の反撃にあう→Cダメージを負って、腰が落ちる →D転落前に持ち直し、ぐいーんと立ち上がる→Bに戻る、 以下ループ 昨日もやっていたが、このムーブが客に受けていた。 あと白目アーム・ブリーカーも(もう毎試合やるんだね…)。 しかし、せっかく昨日丸藤に勝ったのに、今日は裕二郎に 東京ピンプスできっちりと負けた。 {2 Bブロック公式戦} ○MVP P ルーシュ● (7分53秒) コーナー・トップから場外プランチャ、リング上へのセントーンなど、飛び技も 見せた(昨日はトペ)ものの、メキシカンとは思えぬパワー・ファイトのルーシュ。 MVPにも当たり負けせず攻め込んでいたが、最後はグラウンドの 固め技(イリバーシブル・クライシス。腕を脚で決めてのフェイス・ロック)に屈した。 {3 Bブロック公式戦} ●天山広吉 P ランス・アーチャー○ (10分57秒) 大阪でも大人気の天山。 しかしその動きは悪い。 アーチャーのムーンサルト、天山のダイビング・ヘッドは共にかわされた。 チョーク・スラムからダーク・デイズ(裏DDT)でフィニッシュ。 {4 Aブロック公式戦} ○カール・アンダーソン P シェルトン・ベンジャミン● (9分15秒)
アンダーソンのブレーン・バスターに足から着地、すかさずエース・クラッシャーを 決める。 スピード、跳躍力があって技も切れるベンジャミンだが、アンダーソンも 試合巧者。 ベンジャビンのスワン・ダイブに、カウンターでガンスタンを決めてフィニッシュ。 2試合目の外人対決を制した。 休憩。 {5 Aブロック公式戦} ○矢野通 P 鈴木みのる● (8分5秒) いきなり矢野が水をかけて来る。 怒ると謝って、笑顔で握手を求めて来る。 さてどうする? これがAブロックの規定課題…か? 鈴木みのるの答えは張り手。 矢野丸め込み→鈴木腕十字、と展開。 場外乱闘、矢野の持ち出したバンテージを使ってその手を鉄柵に 縛り付けてさっさとリングに戻る鈴木。 大慌てでこれを解き、カウント19でリングに滑り込む矢野の焦りっ ぷりがおかしい。 その後も鈴木がヒール・ホールドなどで有利に試合を進め、スリーパーで 締め上げると矢野の腕がだらんと垂れる。 チャンスと見てスリーパーをほどき、ゴッチ式パイルに行く。 しかしこれが、死んだふりだった。 一瞬の隙に矢野が鈴木を丸め込み(裏霞)、ピンを奪った。 {6 Bブロック公式戦} ○真壁刀義 P 内藤哲也● (14分10秒) 内藤は正統派ベビー・フェイスを目指しているのかもしれないが、 武藤とは体型もマスクも違う。 どうなんだろう。 今日は真壁の膝を低空ドロップ・キックやジャベでひたすら痛め付け、 立てない真壁を小突くなど、ヒールっぽい役回りになったけれど、 何か似合わない感じ。 メキシコから帰った頃は、小悪党っぽく茶目っ気もあってこういうの は得意だったはず。 大体、目を広げるあのポーズは正統派ベビー・フェイスのものでは なかろう。 何か自分で枠を狭めている感じがするのだが。 試合展開も、攻めて攻めて最後のスターダスト・プレス…をかわされ た時点で、後は真壁の反撃を待つばかり、と思えてしまう。 シリーズの流れ的にも、真壁がそろそろ勝たんとまずいだろう、と いう所であるし。 スパイダー・ジャーマンからキングコング・ニー・ドロップ、と定番のフィニッシュ。 {7 Bブロック公式戦} ○中邑真輔 P オカダ・カズチカ● (16分16秒)
同じCHAOSの仲間だけれど、オカダがいきなりIWGPを取り、 後輩の後塵を拝さなければならなかった中邑の心中や如何に。 今日はその鬱憤が爆発するか? 確かに中邑の攻めもきつかった。 が、オカダもやられっぱなしではない。 変に意識も、気後れもすることなく、他の相手と変わらぬ闘いを していたように見えた。 エルボー合戦では中邑に勢いがあり、オカダの気合負けのようにも 見えたが、根性比べに乗らないのが、オカダの個性かもしれない。 突き上げるエルボー・スマッシュなど、別の形でやり返す。 ボマイェにその場飛びドロップ・キックでカウンターを決める。 打点の高さ、タイミングのよさ、飛形の美しさ。 いいアングルで真横から見られ、今日来た甲斐があった。 フィニッシュはボマイェで取られ、中邑が先輩の貫禄を見せた格好。 しかし見下したり叩き潰す感じでなく、対等なライバルとして競い合う 感じの試合でよかった。 |
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{8 Aブロック公式戦} ●棚橋弘至 P 丸藤正道○ (21分29秒) 昨日もそうだが、丸藤が出ると雰囲気が変わる。 組み合ってから棚橋が、丸藤をロープに押し込む。 クリーンにブレイクしたが、丸藤はトラース・キック。 棚橋が間一髪よけたものの、客はブーイング。 最初こそ技を見せ合って止まって客拍手、というような展開も あったが、誰にでも声援を送っていた客が、丸藤のラフな攻め (顔へ飛び上がって踏み付けるなど)に激しくブーイング。 しかし緑のバス・タオルをこれ見よがしに広げるファンもちらほら。 エプロンに棚橋、リング内の丸藤がロープに飛び乗り、そこから ドロップ・キックを放って棚橋を場外に落とす。 丸藤のウラカン・ラナを力で止めて棚橋、そのまま逆エビから テキサス・クローバー。 ドラゴン・スリーパーに行くと、丸藤は回転して着地するも、足を 痛めたそぶり。 これを見た棚橋はエルボー合戦に誘って間を取る。 ラリアットの打ち合いから棚橋がスリングブレード。 しかしハイ・フライ・フローをダブル・ニー・アタック(空中剣山?)で返され、 不知火からタイガー・フロウジョンを食らって、箱舟の継承者に完敗。 「NOAHのチャンピオンでも何でもない男が、新日本のチャンピオンに 勝っちまったぞ!もう一回やる時までベルト巻いとけ!」 丸藤のマイク・アピールに騒然となる場内。 メインで棚橋が勝ち、いつもの棚橋劇場を期待していた新日ファン には、まさかのバッド・エンド。 ざわざわして落ち着かない気分で会場を後にする。 感想。 G1の最中は、IWGP言うな!優勝だけ言え! 試合終了は20:30頃だったか。 混雑して会場を出るのに10分、御堂筋線なんば駅のホームまで 10分、新大阪駅まで地下鉄で15分、乗った新幹線(東京行 ひかり)は21:23発だったか。 その後もまだ何本かあった。 今日の結果、星取りは以下の通り。 {Aブロック} 棚橋弘至 ○や○● シ_小丸 小島聡 ●●●や 丸高棚_ 永田裕志 ●○○● カ矢丸高 カール・アンダーソン ○○●○ 永鈴高シ シェルトン・ベンジャミン●○○● 棚丸矢カ 矢野通 や●●○ _永シ鈴 高橋裕ニ郎 ●○○○ 鈴小カ永 丸藤正道 ○●●○ 小シ永棚 鈴木みのる ○●や● 高カ_矢 {Bブロック} 真壁刀義 ●●●○ ラM天内 天山広吉 ●や○● オ_壁ラ 後藤洋央紀 ●○○や ル中M_ 内藤哲也 ○○や● 中オ_壁 MVP や○●○ _壁後ル ルーシュ ○○●● 後ラオM 中邑真輔 ●●○○ 内後ラオ オカダ・カズチカ ○●○● 天内ル中 ランス・アーチャー ○●●○ 壁ル中天 メニューページ「2012」へ戻る
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