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| 谷対ゴーシェ〜 1906.1.19 ル･フィガロ |
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フランス国立図書館 BNF（Bibliotheque Nationale de France）の電子図書館 Gallica で見つけた古い新聞の記事をご紹介します。 httphttp://gallica.bnf.fr/ Le Figaro http://gallica.bnf.fr/ark:/12148/cb34355551z/date Le Figaro 1906/01/19 http://gallica.bnf.fr/ark:/12148/bpt6k2872318/f5.image （左上“Affichage▼”をクリック→“Defilement vertical”から該当頁へ行って拡大可、“Mode Texte”でテキスト出力。） （右から2列目に“JU-JITSE”という見出しの記事がありますが、そこではなくその左隣の記事です。） Doux matches d’un interet passionnant vont avoir lieu a l’Hippodrome Bostock. Le premier, ce soir, vendredi, entre Marc Gaucher, le champion de boxe, et Yukio Tani ; le second demaim entre Leonardi, champion espagnol, et l’invincible Japonais. Pour repondre au desir du public, Leonardi est autorise a lutter sans blouse. 興味をかき立てる楽しい試合がボストック競馬場で行われようとしている。初戦は、今夜、金曜日、マルク･ゴーシェ、拳闘王者と、谷幸雄の間で。第二戦は明日レオナルディ、スペイン王者と、その無敵の日本人との間で。公衆の望みに応えるため、レオナルディは上着なしで闘う事が許可される。 Les partisans de Gaucher pretendent que le ju-jitse ne saurait exister en presence d’un boxeur de premiere force. Bostock conserve toute sa confiance en Yukio-Tani. Le match de ce soir resoudra la question. ゴーシェの支持者達が主張する所は柔術は一流の力ある拳闘家の面前では価値を持って存在し得ないという事である。ボストックは谷幸雄に全幅の信頼を抱き続けている。今夜の試合がその疑問を解決するであろう。 レオナルディについては知る所がありません。スペインでもレスリングは行われていました。フランス人でグレコ･ローマンの選手、史上初の覆面レスラーの一人と言われるアンドレ･クリストルが、1871年にスペイン遠征をしています（別ページ「1875.9.19 モダンなアスリート達」に少しだけ書いています）。 特に記述のないゴーシェ戦の方は、ジャッケット･マッチだったと思われます。 ﾒﾆｭｰﾍﾟｰｼﾞ「1906.1.19 谷幸雄 対 M･ゴーシェ」へ戻る |