2013.9.23(月・祝) 全日本 名古屋国際会議場

王道トーナメント 〜2013オープン選手権

 

 

 

 

 

 

 

 17:00試合開始。

入場者数、公式発表607人は先週のWRETLE-1の半分以下

だけれど、実際にはそれ程には差はない。

フラットに並べられた椅子はかなり埋まっていた。

ただそもそも椅子の数がWRETLE-1よりも少ない。

 新日の金沢大会で焼きそばを焼き、先週のWRETLE-1ではグッズ

を売っていたおばさんは、今日は切符のもぎりをやっていた。

 

 

1}

○渕正信(首固め)井上雅央● (13分10秒)

 

 お笑いを長くたっぷりと。

 

2}

KENSO ●佐藤光留(ローダウン)ディーロ・ブラウン○ バンキ・キラー

12分27秒)

 

 光留だけ小さいがキックで渡り合っていた。

 ディーロも太った。

 ローダウン(フロッグ・スプラッシュ)でフィニッシュ。

 KENSOは盛り上げがうまいし、少ない技で試合を組み立てる

うまさを感じるけれど、今のファンが好む一進一退の攻防のある

タフ・マッチをしないとエースとはなれまい。

 

 

3}

○金丸義信 鈴木鼓太郎(タッチアウト)ウルティモ・ドラゴン ダーク・クエルボ●

13分18秒)

 

 レジェンド、ウルティモ・ドラゴンが急遽参戦。

 怪奇派メキシカンとコンビを組んだ。

 元NOAH勢はかき回されたものの、最後はしっかり取った。

フィニッシュはタッチアウト(旋回式垂直落下ブレーンバスター)。

 

 

 

 

4}

宮本和志 ●青木篤志(バックフリップ)入江茂弘○ 石井慧介

14分57秒)

 

 DDTの「チームドリフ」は、名前からも見た目からもお笑いかと

思っていたが、ストロング・スタイルで闘っていた。

 鼓太郎、青木のアジア・タッグに挑戦を表明。

今日は「査定試合」だが、青木がいつになく弱々しく見えた。

 フィニッシュ・ホールド(自分が垂直落下式バックフリップ)の名前は、技が

決まった瞬間、掛けた方が頭を下にして垂直にマット上に立つ(それ

だけの勢いがある)からの由。

 

 

5}

○秋山準(リストクラッチ式エクスプロイダー)宮原健斗● (14分10秒)

 

 佐々木健介の元を離れた宮原。

闘いの場を求めて秋山に噛み付いた。

 しかし怒りの秋山から延々と制裁を受け、反撃はしたものの、

そのまま負けてしまった。

 驚きも何もない。

これではだめだろう。

 

 

6}

諏訪魔 ○ジョー・ドーリング(レボリューションボム)大森隆男 SUSHI●

18分1秒)

 

 馬場全日本とはすっかり変わってしまったけれど、でかい選手の

いることだけは共通するか。

皆スーパー・ヘビー。

 唯一小さいSUSHIがキーマンとならざるを得ないが、普通に負けて

しまった。

 フィニッシュは旋回式のシットダウン・パワーボム。

 

 

 

 

7 王道トーナメント決勝}

○曙(ヨコヅナインパクト)潮崎豪● (17分40秒)

 

 シングル戦はスタミナが持つか心配だった曙だが、うまく休みつつ、

体格とパワーを利して押し切った。

 潮崎は反撃はしたものの、終始劣勢で完敗だったのは正直、

意外で残念。

 フィニッシュのパイルドライバーは正に必殺技。

 横綱が優勝をもぎとってトーナメントを締めくくった。

 

 

 

 そこそこの好試合が続いたが、これぞ、という突き抜けたものが

ない大会。

 ひとえにMUTAのインパクトだけで、WRESTLE-1の方が満足度が

高かった。

 

 

 

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