2014.9.20(土) UFC さいたまスーパーアリーナ

UFC FIGHT NIGHT 52 JAPAN 2014

 

 

 

※メインのみ5分5ラウンド、他は5分3ラウンド

 

オープニングファイトが13:30から2試合、14:30から本戦が始まる、

ということだったが、仕事があり15時半ぐらいの会場入りとなった。

実際には14:30からはプレリミナリーファイトということで、その最終

4試合目から見た。

 

6 バンタム級}

○金原正徳 (判定3-0)アレックス・キャセレス●

 

 バックを取ってボディ・シザース(足を4の字にフック)からスリーパーを狙う

が、首に巻く腕を掴まれてはがされてしまう。

 コブラ・クラッチ(ジャパニーズ・スリーパー)を狙えばよいのでは、と思うの

だが難しいのだろうか?

 一本は取れなかったが優勢勝ち。

 

16:00からメインカード、ということでしばらく間が空く。

ここら辺りの試合の区切りは中継の都合。

リングサイドで実況の人達が何かやり始めても、観客はほったら

かし。

 TVの映像をそのままビジョンに流せないものか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7 フライ級}

○堀口恭司(KO)ジョン・デロス・レイエス●

1R 3分48秒)

 

 山本KIDの愛弟子。

早々にパンチで倒してパウンド。

 

 

8 ウェルター級}

○国本起一(判定2-1)リチャード・ウォルシュ●

 

 ダウンするなど明らかに打ち負けていたストラッサーの判定勝利に

ブーイングも。

 バックを取ってのスリーパー狙いは決まらなくてもポイントが高いのか。

 

 

9 女子バンタム級}

●中井りん(判定3-0)ミーシャ・テイト○

 

 リーチ差があって打ち合いは不利だが、中井は上体を振らして

防御。

 カウンターでタックル狙いも、足は取れてもなかなかテイク・ダウンまで

行けない。

 インターバル中ビジョンで見たリプレイでは、膝がもろにアゴに入って

おり、危険な作戦。

 打たれ強くはあるようだ。

 バックは何度か取れた。

 スープレックス狙いはすっぽ抜け。

 アマレスならポイントになるローリングに成功。

背中に乗ってスリーパー狙いが見せ場。

しかし最後は落され、上を取られて肘を食らう。

パンチも何発かはいいのを食らい、一方ミーシャは無傷。

判定負けは仕方ない、というより判定まで行ったのが大善戦で

あろう。

 

 

10 ウェルター級}

○秋山成勲(判定3-0)アミール・サドラー●

 

 ヌルヌル事件も今は昔、の感。

 セクシーヤマ!とコールが飛び交う。

 サドラーは盛んにハイキックを飛ばすが、秋山は見切っている感じ。

 足払いを合わせてきれいに倒したのは圧巻。

 何度も上になってパウンドを落すも決め切れなかったが、文句なし

の判定勝利。

 試合後のインタヴューでは、ヴァンダレイ・シウバとの対戦を訴えた。

秋山の入場曲「Time To Say Goodbye」は、格闘技には合わな

いようで結構いい感じ。

 

【歌詞付】「別れの曲」だと思っていたら実は「愛し合う二人の

旅立ちの歌」だった!

http://matome.naver.jp/odai/2133741642007019101

 

 

11 ライト級}

●五味隆典(KO)マイルズ・ジューリー○

1R 1分32秒)

 

 オーソドックス・スタイルのジューリーに対し、五味はサウスポー・スタイルから

スイッチを繰返す。

 ジューリーの右一発でダウン、パウンドを食らってフィニッシュ。

 秒殺はがっかりだけど、これが今の実力なのか。

 

 

 

 

 

12 ヘビー級}

○マーク・ハント(KO)ロイ・ネルソン● 

2R 3分0秒)

 

 今時のMMAには貴重な?おでぶのハード・パンチャー対決。

 体重は同じくらいだが、ハントは色黒の固太り、ネルソンはだらしの

ないお腹たぷたぷ、色白ぽっちゃりタイプ。

 よって、でぶではネルソンの圧勝(何がだ!)。

 ネルソンは右の一発が怖いけれど、ボクテクはハントの方が上か。

 そのせいかネルソンは幾度もタックルに行くが決まらず、段々パンチ

が効いて来てるか…という時に右アッパー、まさに一撃でフィニッシュ。

 

 

 この日の会場設定は一番広い「スタジアムモード」ではなく

「メインアリーナモード」で、多少狭めた分できた残りの空間が

「コミュニティアリーナ」。

 WWEが来た時はそこをグッズ売り場に使っていたが、今日は

別イベント(ビール祭り)をやっていた。

 それでもほぼ満員で、入場者数は1万人を軽く超えたであろう。

強気の料金設定(VIP席100000円、RS席24000円、

S席9800円の3席種のみ)だから、上がりは相当であろう。

 それにしては進行が中継優先で、観客が置き去りにされること

が度々あった。

 今TVで流れているであろう映像を、ビジョンで流すだけでいい

のに。

 WOWOWのでなくても、英語のでもよい。

これはプロレスの話だが、TVで生中継を見ていて、控室でアップ

する選手が映った瞬間、壁の向こうの試合会場で客がどよめく

声が小さく聞こえてくる。

 そうするとああ、同じ映像が会場でも流されているんだな、それで

TVを見ている人と同じタイミングで同じ反応をしたんだな、と知れる。

 客席とお茶の間、一体感を覚えていい感じがするものである。

 オクタゴンの周りには試合中もTVのカメラマンが4人、写真用の

カメラマンが1人、ずっと立っている。

 試合の前後もカメラマンが選手に近接していて、正直邪魔。

 客席はずっと真っ暗で、間違えた席に座る人も多く、案内人が

忙しそうだった。

 試合は日本人が多くてよかったけど、やはりヘビー級があると

よいと改めて思った。

 どちらのコーナーの選手も同じ通路から入場して来るんだけれど、

ハントだけ別から来た。

 メインだけは別々、ということか。

 終了は18時半頃。

 客には外国人も多かった。

 

 

 

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