北京・西安 平成7年(1994)9月21日〜9月25日 | ||||
9/21 (水) 西安 |
1日目 | (08:15)成田空港新第2ターミナルビル3F ルックJTB受付カウンター集合 (10:14)NH905発(13:15)北京着 。 着陸体制に入ると周りは赤茶色の沼があちこちに見えてきて沢山の白い鳥が目に入ってきた。羽毛用のあひるの養殖場だった。 北京国際空港内は昼間でも薄暗く、電力事情により照明が制限されていた。売店の女性店員はにこりともせず横柄に観光客に応対していた。トイレはドアはついていてもご当地の人は開けっ放しでこちらが驚いてしまう。 夕刻<Transit> WH2107 中国西北航空にて西安へ(日程表にもBoading Passにも出発時刻が印字されていないのがいかにも中国。空軍優先で国内線は後回し、予定は未定)2時間程で西安着。夜の7時だというのに空港周辺は真っ暗。一般家庭では蛍光灯がステイタスとか。バスで市街地へ向かう。中心地が近くなるころチラホラ明かりが目に着くようになった。 長安城堡酒店(GRAND CASTELE HOTEL XI'AN) <西安泊> |
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9/22 (木) 西安 |
2日目 | ホテルにてビュッフェスタイルの朝食 アメリカンスタイルに中華、ごはん党にはお粥にトッピングも多種。フルーツも豊富。スイカ・メロン・ぶどう・ライチー・ドラゴンフルーツ・もも・すもも・あんず・小さくかたいリンゴ等など。 西安東郊外・市内観光 兵馬俑抗: その規模の大きい事と精巧な技術に圧倒され、始皇帝の権力の程を思い知らせれた。まだ発掘されていない部分が多くあり、次世紀への宿題だそうである。 華清池: 楊貴妃が使ったとされる井戸や浴場で有名。又孫文と蒋介石が密談した場所としても知られている。池は水草におおわれ、きれいとは言い難い。 秦始皇帝陵: 30メートルほどのあれた階段を登ると頂上に到着。周りは一面の緑、遠くに大雁塔が見える。中国は広い、大きいを実感。 大雁塔: 塔の中を回遊できるようになっている。石の階段は、段差が高く昇り降りに力を要す。 西の城門: 中世から北京市内は城壁で覆われててい、関所のような役割を果たしていた。 ここ西安はシルクロードの出発点。 西安市内はほとんど信号が無い。中央分離帯もなく良く交通事故が起きないものだ。 車が一番外側、自転車、馬やロバが引く大きな荷車、歩道の決まりはあるようだ。 ホテルで夕食のの後、散歩にでかけた。ホテル前は舗装され、きれいに整備されているが、一歩角を曲がると途端に道はデコボコ、おまけに工事中なのか、マンホールが口を開けていて柵もなく危うく落ちそうになった。人気のあまりない商店街を歩いていると後ろから公安らしき男性がずーと後を付けてくる。気持ちが悪くなり草々にホテルへ引き返した。 長安城堡酒店(GRAND CASTELE HOTEL XI'AN) <西安泊> |
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9/23 (金) 西安 ↓ 北京 |
3日目 | 午前 西安市内観光 陜西歴史博物館: 一般見学を済ませた後、ユネスコ(中国・日本・朝鮮・モンゴル担当責任者)の武井士魂氏の紹介状を持って当博物館館長で中国博物館協会常務理事・陳 全方教授に面会した。中国人ガイドの北京語が通じないのでもう一人通訳が入って一人々々丁寧に挨拶をして博物館の概要を説明してくださって、地下の扉が20センチもある倉庫に案内された。そこで特別に未公開の発掘貴重資料を見ることができた。日本で大騒ぎされた高松塚古墳の婦人像に良く似た壁画も何点かあり、縦10メートル横15メートル程もあり、周りをステンレス製の枠で保護された大壁画の鮮明なことに思わず感嘆の声を上げてしまった。すべて電動で動く設備にも驚いた。 鐘楼: 長城のポイントの見張り台。大きな釣鐘が敵の襲来や異変を知らせる。 上まで登ると四方が見渡せる。結構高く風通し良く心地良かった。 鐘楼の近くのシュウマイ専門店で夕食。 蒸したての熱々が次から次にせいろごと運ばれてくる。金魚の形、ハスの花など様々でお味も結構、堪能した。 夕刻:CA2108にて北京へ 凱莢大酒店(GLORIA PLAZA HOTEL <北京泊> |
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9/24 (土) 北京 |
4日目 | 北京郊外観光 発達嶺・万里の長城: うわさに違わずすごい!。宇宙から見える三つの人工物の最大だそうであるから、もっともだ。運動靴に履き替えてよかった。段々の高さがやたら高いし、勾配はきついし、下りなどは滑りそうだし、よくぞこんなものを作ったものだ。 明の十三陵 夕食はディナーショー「北京の夕べ」 食後、ユネスコ駐中国事務所・武井氏邸へ招かれる。多国籍所員のトップはかなりストレスがあるようだ。気の休まる時がないそうだ。 凱莢大酒店(GLORIA PLAZA HOTEL <北京泊> |
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9/25 (日) 北京 ↓ 東京 |
5日目 | 午前 北京市内観光 故宮: 武井氏の案内で一般は入場を許されていない、玉座の間際まで入ることができた。 ラストエンペラーでお馴染みの故宮も、多少係わりのある溥傑さんに思いを馳せる。 宝物は戦時中にほとんどが台湾に運び出され北京にはほとんど残されていない。 天安門広場: 国慶節の準備でにぎわっていた。 北京発(15:15)NH906 成田着(20:10) |
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