『野生の王国』ケニア〜世界三大瀑布ビクトリアの滝〜喜望峰・南アフリカを縦断
 豪華・アフリカハイライト周遊13日間 に参加して

「グランデ」の旅は「イグアス」「ナイアガラ」に続いて今回で3回目である。
タイトル通り前半はサファリドライブをメインにした野生動物に出会える旅、
巣穴から覗くブチハイエナの平穏な親子の様子や、雌ライオンの傍らに横たわるヌーの
屍から放つハーブが発酵したような臭いや、樹上で待ち構えるハゲワシの
群れなどを目の当たりにし、未だに強烈な印象を覚える。弱肉強食の世界と整然と保たれた食物連鎖を垣間見る事ができた。

後半は目的のひとつでもある世界三大瀑布の「ビクトリアの滝」を中心に「喜望峰」ケープタウンを訪れる旅。本来なら二回に分けて行くツアーかも知れないが、時間と費用とを集約した我々の欲求を同時に叶えてくれる大変欲張った旅行だった。
ビクトリアの滝は雨期明け直後ではなかったが、噂に違わずその
規模には圧倒された。

動物や自然と言う共通の興味を持つ友人の大野様ご夫妻とご一緒だったことがアクセスに時間を取られる広大なアフリカ大陸を旅行するのに大いに慰めとなった。

ツアーコンダクターの杉浦広美さんは、よく似た動物の見分け方を図に示したり、重要な伝達事項はメモで下さったりと時差ぼけと記憶ぼけの我々には至れり尽くせり。
手作りの旅日記は小まめに時系列に書いて下さったお陰で、帰国後、カメラの時差設定を怠り、手間取っていた写真の整理に大いに役立った。

   平成17128                    山本和子 記

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