極東ロシア・カムチャツカ（2007年8月3日～7日）
8/3 （金）	1 日目	成田発　12:00　XF-8812（ｳﾗｼﾞｵｽﾄｸ航空ﾁｬｰﾀｰ便）にてカムチャツカへペトロパブロフスク着19:35　（時差＋4時間）　190人乗りTY154M機はそうとう旧式で荷物入れもしっかり閉まらず、シートベルトも短くするのに一苦労。フライト時間が3時間半と短いのが何よりうれしいが、夕食はANA系列が用意した機内食。コーヒーは温められたミルクに砂糖入りの粉末コーヒーを自分で入れるインスタント。紅茶もお湯入りカップにティーパックを渡される。国が変わるとお茶の入れ方も色々。ビールは500mlの瓶入りでラベルの色で発酵経過時間？が違うそうだ。緑色はクロビールに近く飲みやすいそうだ（ラベルには5%・13%と2段表示されている）。極東でも夏は日の入りが9時半位。ホテルに着いてもまだ明るくアバチャ湾に浮かぶ白真珠山に映える夕焼けを眺める。夜になり気温は少し下がるが半袖で十分。ペトロパブロフスク・アバチャホテルに連泊　＜ペトロパブロフスク空港とアバチャホテル＞
8/4 （土）	2 日目	朝食はフルーツヨーグルト（ネッスルのパック）・ソフトパン・黒パン・ジャム・バター・コヒー・紅茶にチョコパイやクッキーなどのお菓子・メインはニンジンとチーズのソテー・ハム・チーズ・ソフトサラミなどの日替わり。コーヒー・紅茶はポットのお湯を注ぐインスタント。
		六輪駆動のオフロードトラック改造車で約3時間、ヴァチカゼツ高原のキャンプ（標高500mの湿原）基地へ。テントでピクニックランチ。野菜を刻んだヴォルシチ風スープは塩味が濃かったが、温かく美味だった。食後、高山植物の専門家や現地ガイドにバンザイという名のミックス犬（クマ避けにもなる）と生後5か月の子犬（犬種不明）も一緒に沼の近くの草原を約1時間、明るい広葉樹林を1時間程のハイキングで多くの花達に出会えた。
		エリゾヴォ近郊にある少数民族イテルメンの暮らし振りを紹介する屋外博物館へ。踊りや歌、ユーモアたっぷりの寸劇を鑑賞。ヤナギランの紅茶と木イチゴのジャムを載せた素朴なパンケーキ（これもピロシキの一種）を頂く。
		ホテル内レストランで少数民族のクリアート人家族によるショーを見ながらの夕食。連泊は有りがたいが、設備は古くベッドはマットが薄く腰が痛くなる、寝返りの度にひどくきしむし、大して多くはない車の騒音に寝不足気味。土曜日と重なってホテル内も2時頃までドアの開閉と酔っぱらいの喚き声でほとんど眠れない。
8/5 （日）	3 日目	六輪駆動のオフロードバスでアバチャ登山ベースキャンプ（800m）へ。途中、9時開店のスーパーマーケットで買い物。店内は商品も豊富。日本、韓国製の洗剤、菓子類、肉、魚、ワイン等は地元産は安いがモスクワ産は真空パックになっていて高め。野菜、果物も余り鮮度は良くないし高め。40ルーブル（約\120）でサクランボ購入。これはお買い得。幹線道路から雪解けの水無し河原を走行。ベースキャンプに着くと保護動物の人懐っこいジリスがお出迎え。コテージで昼食。牛のスープ・トマトとキューリのサラダ・豚のソテー。コーヒー・紅茶。
		富士山に良く似たコーリヤク山（3456m）・アバチャ山（2741m）・コゼルスキー山（2189m）を眺めながらのフラワーウオッチングを満喫。下山後パラツンカ温泉郷へ。ホテルパラツンカの温泉プールは周囲25m位。淵の浅い所で1.2m、中央は1.8mで反対側へ移動するのにはプールの淵にへばり付いている人達を避けて泳いで行くしかない。
		夕食は地元のイクラとご飯・塩漬けきのこ、ビーツとキャベツのサラダ・コーヒー・紅茶
8/6 （月）	4 日目	OP. ビストロヤ川中流で釣り体験とゴムボートで川下り。途中、路上で手作りのピロシキを試食、ボリュームたっぷり。ひき肉は40ルーブル。キャベツ・ジャガイモ・フルーツジャムはそれぞれ30ルーブル。ひき肉はあたたく美味しかった。川釣りは子供の頃の多摩川のハヤ・クチボソ以来。川底が良く見えるビストラヤ川は毎秒１ｍ位の流れにルアーがキラキラ風車の様に回っているが一向に掛らない。オショロコマ・ニジマス・カラフトマス等30cm以上の大物が釣れるとか。他のボートでは一人で2匹釣った人もあり、リリースしたようだ。テントで昼食。秋の七草に似せて草花が飾られていてほっとする。ホテルまでの途中、路上でスイカやウリ、ジャガイモなどを売る人たちを見かけた。
		夕食はわらびのサラダ・牛レバーペーストのピロシキ、蒸しギョウザ。最終日にカムチャットインツアーのガイドパーシャからカムチャツカ到達認定書を受け取る
8/7 （火）	5 日目	ペトロパブロフスク　09:50発　XF-8811便にて成田着　09:30 ウラジオストク航空