競馬用語「し」


仕上がりしあがり
競走馬としての馬体のデキ具合を表す言葉。ムダ肉がなく競馬に行って能力の出せる馬体になったとき「仕上がった」という。「仕上がりひと息」と言えば完調一歩手前ということだし、「仕上がり途上」と言えばまだ仕上がっていないという意味に使われている。

ジェイ・アール・エー(JRA)
日本中央競馬会の略称で、昭和62年4月に制定されている。ジャパン・レーシング・アソシエイションの頭文字をとったものである。

ジェネラル・スタッド・ブック
競走馬の血統を記した書物で、1793年にイギリスで発刊された。以降、各国で発刊されている。

仕掛けるしかける
騎手が馬にスパートさせること。ひとつのレースの流れの中から加速(ペースアップ)させることだが、騎手は気合いを入れるため手綱をしごいたり、ステッキを入れたり補助動作を加えてスピードアップを捉す。「3コーナーで仕掛ける」「仕掛けが早かった」などレース後のインタビューなどでさかんに使われるが、勝敗に直接関係する言葉だからだ。また「仕掛け気味に追う」ということもあるが、この場合は気合いをつけながらという意味で使われている。

軸・軸馬じく・じくうま
連勝式(連勝複式)で中心(軸)になる馬のこと。同じ本命馬でも勝てなくても2着は外さないタイプ、取りこぼしはあっても堅実なので大きく崩れることはなく連勝には絡んできそうな馬のこと。成績は安定しているが決め手不足という馬が“軸馬”といわれるレースもしばしば見かける。

軸不動じくふどう
どう考えても、この馬が1着か2着には来るという中心になる馬がいるという意味、一頭だけ飛びぬけて能力が高いと思われている場合に使われることが多い。

自己条件じこじょうけん
その馬が本来出走できる競走条件のこと。

自在・自在馬じざい・じざいば
競馬用語として使われる場合は脚質のひとつの“自在脚質”のこと。「自在型」あるいは「自在性がある」という使い方をされるが、先行もできるし差したり追い込んだりも出来るということで、ペースが速ければ抑えていけるし、逆に遅ければ前に行って戦えるという脚質。“器用な馬”とか“脚質に幅がある”というのも同じことで、どんな流れにも対応できるタイプで安定感がある脚質。

試情しじょう
アテ馬を使って牝馬の発情状況を試すこと。

市場取引しじょうとりひき
一般には「せり取引」と言われるもので公開のせり市場で売買されるため、その価格が、人にはっきり分かるようになっている。この市場取引で購買された馬は馬名の前にマル市の記号がつけられている。また、中央競馬会の抽せん馬は全て市場取引で購入されている。

試情馬しじょうば
牝馬の発情状態を確かめる為、牝馬に近づけられる牡馬。

歯槽間縁しそうかんえん
牝馬の歯は、前歯が上下6本づつ、奥歯が左右上下6本づつの合計36本、牡馬の場合には、これらに犬歯が4本加わって合計40本生えている。そしてこれらの歯の歯並びに歯の生えていない部分があり、ここを歯槽間縁といい、ここにハミをかませる。

下乗りしたのり
これから騎手になる騎手候補生のことで、以前は修行中の見習騎手をこう呼んでいた。技術的に未熟な、という意味合いで使われる言葉で、免許を取っていても経験の浅い騎手を指すこともある。

下見所したみじょ
パドック、または曳き馬場といわれるところで、発走の約30分前に装鞍所から入場、厩務員に曳かれて場内をぐるぐる回る。掲示板には出走馬名、騎手、斤量、馬体重などが発表され、同時に各種勝ち馬投票券のオッズが表示されている。ファンはここで各馬の状態を観察、馬の仕上がり具合や気合いの乗り方など確かめる。発走の15分前くらいになると騎手が騎乗しここから馬場に出ていく。

失格しっかく
着順を取り消されることで、その理由としては
(01) 競走能力に及ぼす薬品、薬剤の使用。
(02) 正当な理由なく馬の全能力を発揮させない時。
(03) 不正の目的をもって前検量で計量した負担重量を負担せず騎乗した時。
(04) 他馬の進路を妨害して落馬中止させた時。
(05) 馬の競走を妨害した時。
(06) 落馬、逸走した時その地点に戻らず競走した時。
(07) 3000mで5分、3000mを超える競走で7分以上かかった時。
(08) 後検量を受けなかった時。
(09) 馬が不正な協定の実行に供せられた時。
(10) 後検量で前検量との差が1kgを超えた時などである。
着順が確定する前に失格と決まればその馬に関する馬券は無効になるし、馬主は賞金をもらえない。またレース後でも禁止薬物の使用などで失格となった場合賞金などは没収される。しかし、一旦着順が確定しており馬券は有効。

シティ競馬してぃけいば
公営競馬の俗称。

指定席していせき
有料で座席の指定された観覧席のこと。

終いしまい
レースの最後という意味で、直線あるいはゴール前を指す。

終い(の脚)を生かすしまい(のあし)をいかす
馬の力をタメて最後の直線で能力を出すということ。

終いが切れるしまいがきれる
最後の直線で、瞬発力のある末脚を見せるまたは、そういう末脚を持っているという意味。

肢巻したまき
バンデージ、ゲートルとも言うが、脚の保護や、治療の為に管や球節のところに巻く包帯状のテープのこと。

舎飼いしゃかい
厩舎の中で馬を飼うことで、本来は牧場などの広いところへ出すほうが良いのであるが、夏場の炎天下や、吸血昆虫の多い時期などにはかえって屋内で飼育したほうが良いということでで厩舎の中で飼われることがある。

遮眼革しゃがんかわ(ブリンカー)
ブリンカーといわれるもので競走中に他馬に気を遣ったり、物見(ものみ)をして走る癖のある馬に、レース中気を散らさず集中させるように、前方だけしか見えないように作られた革製の馬具。斜眼革にも斜眼角度の違いから形の異なるもの、覆面に付けられたものなどいろいろあり多種多様である。ただし、障害競走には使用を禁止されている。

斜行しゃこう
競走中に馬が斜めに走ること。他馬の進路を妨害したり、事故の原因となることも多く、騎手がレース中に注意義務を怠ったものとされ、軽度の場合は戒告、非常に重大なものは騎乗停止まで、その度合によってではあるが、何らかの制裁の対象になることが多い。また、障害競走において飛越の際に斜めに飛ぶことを斜飛(しゃひ)という。

写真判定しゃしんはんてい
決勝審判委員が肉眼で着差を判定できず、写真により判定を行うこと。

斜対歩しゃたいほ
速歩のひとつで、左前脚と右後脚が出て次に右前脚と左後脚が出るという形の走法。

シャトルスタリオン
スタリオンというのは種牡馬のことで、シャトルとは往復便の意味。日本で種を付けた馬が季節が変わって、季節が逆になる、北半球から南半球へと移送されて、そこで種を付ける。

シャドーロール
鼻の上に着けたり、巻いたりしている羊の毛で作られた太いモール状の装具。競走馬は自分の前脚の動き、物の陰や芝の切れ目などに驚いて跳んだり、立ち止まったりすることがあり、それを防ぐため(下が見えないようにする)の装具。

ジャンプレース
障害戦のこと。

重賞じゅうしょう
特別競走の中でもとくに賞金が高く、重要な意義をもって設けられた競走で、五大クラシックレース、天皇賞、有馬記念をはじめグレード競走と言われるレースは全て重賞競走である。年々競走数も増え平成9年度現在、東西で125レース(障害競走を含む)が実施されている。特別競走の中で第○回と付されているのが重賞競走で、オープン馬で争われる。

収入賞金しゅうにゅうしょうきん
競走条件の○○万円とは収得賞金のことである。収得賞金は基本的には1
着の本賞金および重賞競走の2着賞金の合計額をいう。ただし、平成2年から平成6年までは1000万円以上は半額、400〜1000万円は400万円、平成7年以降は1200万円以上は半額、400〜1200万円は400万円が算入されている。重賞の2着賞金もこの割合で算入されており獲得賞金とは異なるものである。

習癖しゅうへき
運動時や馬房内で馬の行ういろいろな癖の総称。調教や飼料の管理、馬とのコミニュケーションなどによって矯正していく必要があるが、競走中の癖については騎手がその馬の癖を熟知して騎乗しないと事故の原因になったりする。

蹴癖しゅうへき
人や他馬を蹴る癖のこと。蹴癖馬は回りの馬や人に危険を及ぼすので、トレセンや牧場では危険防止のため、目印として尾の根本に赤い布を着け誰にでも分かるようにしている。

襲歩しゅうほ
ギャロップの欄、参照

重量オーバーじゅうりょうおーばー
騎手の体重が重く、馬の負担重量をオーバーしてしまうこと。重量オーバーは最大1.9kgまでは認められるが、通常、馬が不利になってしまうので、乗り替わりになることが多い。

主戦騎手しゅせんきしゅ
厩舎がその厩舎で主に騎乗を依頼する騎手で、専属騎手の場合もあればフリーの騎手の場合もある。

受胎率じゅたいりつ
種付けした牝馬が仔を身ごもる確率。

出走手当しゅっそうてあて
着順に関係なく出走した馬に対して中央競馬会から交付される手当て。

出走停止しゅっそうていし
競走の公正を保つため競走において他馬に危害を及ぼすおそれのあるとき。調教が十分でないとき。(発馬なども含む)

出走取消しゅっそうとりけし
出馬投票後、出走予定馬が急な疾病、事故などの理由により、裁決委員の許可を受けて出走を取りやめること。

出張馬房しゅっちょうばぼう
競馬場の馬房、または遠征した馬が競馬場の馬房に一杯で入れなかった場合などに入る各トレセンにある予備の馬房のこと。

出馬投票しゅつばとうひょう
一般登録、特別登録であらかじめエントリーされていた馬が、最終的に特定の競走への出走の申し込みで、これによって出走馬が決まる。普通競走前日の午前10時に締め切られるが、前日発売をするレース(ダービーなど)については2日前の午前9時に締め切られる。出馬投票は“でんま”と呼ばれ、JRAが競馬場や、ウインズに置いている出走馬の一覧表を現在はレーシング・プログラムと言うが、以前は“でんま表”と言っていた。また、1度出走した馬はその施行日から5日以内に施行する競走には出馬投票できないと定められている。

出馬表しゅつばひょう
レースごとに出走馬と枠順を記載した表のこと。

種馬場しゅばば
種牡馬を繋養している牧場のことで、スタッドともいう。

種牝馬しゅひんば
繁殖牝馬のこと。

種牡馬しゅぼば
“種馬(たねうま)”ともいわれるが父馬のこと。より速く、より強い馬を作り出すためにサラブレッドの生産において種牡馬の選定はとくに大切であり、競走成績の優れた馬、血統の良い馬のみが選ばれて種牡馬となっている。

主力馬券しゅりょくばけん
本線馬券 この組み合わせ、または、この買い方がもっとも的中する可能性が高いと考えて購入する馬券のこと。

準オープンじゅんおーぷん
競走馬は競走番組上条件別に分類されているが、オープンに次ぐクラスで、いわゆる高額条件に位置する馬。そのクラスを勝つとオープンになる馬自体を指すこともあるし、そのクラスのことを準オープンと言うこともある。

馴致じゅんち
一般的にも段々に馴らすことを馴致というが、競走馬の場合でも同じである。広い意味で言えば、生を受けた馬を競走馬に仕上げていく過程は全て馴致ということになる。初期の段階の馬装馴致(鞍を置いたりハミを着けたりする)に始まり騎乗馴致(人を乗せ騎乗者の意志に沿うようにする)、調教馴致(発走を含め競走馬としての仕上げ)と進んでいく。

障害騎手しょうがいきしゅ
障害戦に騎乗する騎手のことで、騎手免許は異なる為、平地のレースに出走しているからといって、障害レースに出走する事は出来ない。両方の免許を持っていても平地レースにしか出走しない騎手もいる。障害騎手の中には、障害騎手の免許しか持たない人も多い。

障害競走しょうがいきょうそう
コースの途中に生垣や、水壕、竹柵などの障害を設けて競うレースのことで、障害を飛越するためジャンプレースともいう。

場外馬券発売所じょうがいばけんはつばいじょ
直接レースを行っていない馬券を発売している場所、つまり競馬場外の馬券売り場のこと。

昇級しょうきゅう
勝つことによってクラスの上がることを昇級するという。その昇級してはじめてのレースを昇級戦(昇級緒戦)といっている。

条件移動じょうけんいどう
4歳の夏競馬開始時に行われる、クラス分けの基準変更のこと。この時期から3歳馬と古馬が混じって戦うレースが増えるため、「500万下」などのクラスを3歳馬の収得賞金額に合わせるために行われる措置である。これにより、収得賞金如何でクラス落ち(=降級)することがある。

条件競走じょうけんきょうそう
中央競馬は収得賞金によってクラス分けされ、条件が定められている。どのレースも広い意味での条件レースに違いないが、オープンや新馬戦、重賞レースなどは条件レースとはいわない。3歳○○万円以下など収得賞金によって条件が付けられているレースをいう。また条件戦でも特別レースは一般レースと分けて考えられ、条件レースと呼ばないこともある。

条件交流競走じょうけんこうりゅうきょうそう
地方競馬で行われる条件馬の地方交流戦のこと。

条件付き種牡馬じょうけんつきしゅぼば
例えば産駒が良績をあげていない場合など、生産者に有利な条件をつけて種付けを勧誘する。例えば受胎したことが確認されてから種付け料を支払うなどの条件によって種付けが行われる種牡馬のこと。

条件馬じょうけんば
収得賞金が規定の額を超えていない条件戦に出走している馬のこと、その逆はオープン馬。

上昇馬じょうしょうば
急激に力をつけて、下級条件から格上の条件へ勝ち上がってきた馬。上がり馬。

消長が激しいしょうちょうがはげしい
体調の変化が激しいこと。牝馬に多い。

少点数しょうてんすう
馬券で、数の少ない買い目で買うこと。

少頭数しょうとうすう
出走馬の少ないレース、通常12頭を超える場合を多頭数、8頭以下を小頭数という。

場内実況じょうないじっきょう
競馬場内で行われている実況放送のこと。

勝負馬しょうぶうま
調教師が今週は何が何でも、この馬で勝ちたいと思っている勝負をかけた馬のこと。

勝負がかりしょうぶがかり
馬の調子や、出走メンバーの顔ぶれ、トライアルや収得賞金などによる目標とするレースへの出走権をかけたレースなどで、厩舎が本気で勝負に出ること。

勝負鉄しょうぶてつ
競走馬は普段から蹄鉄を装着して過ごしているが、磨耗しないように厚いものを着けている。しかしレースに臨むときは薄くて軽い競走用の蹄鉄にするがこれを一般に“勝負鉄”と呼んでいる。以前は鉄製のものだったが、現在は“ニューム鉄”と呼ばれるアルミニュームの合金製のものを装着して出走している。

勝負どころしょうぶどころ
レースの勝敗を決める勝負に出る仕掛けどころのこと。通常3分3厘3ハロンの地点のこと。

勝負服しょうぶふく
騎手がレースに騎乗するときに着ている服。中央競馬の場合は馬主がそれぞれ自分の色、柄の服色を登録しており、騎手は馬主に合わせて着替えてレースに出場している。公営競馬では各騎手が自分の勝負服(各自の色柄)を持っており、レースを見慣れると誰が乗っているかすぐ分かるようになる。

逍遙運動しょうよううんどう
馬の健康や体力の維持のため行う、リラックスして行う運動のこと。

逍遙馬道しょうようばどう
引き運動や乗り運動で、馬を歩かせる道。

除外馬じょがいば
出馬投票の際出走申し込み頭数が、出走可能頭数(フルゲート)を超過した場合、一定の基準(資格、賞金、抽せん等)によって出走馬を決める。この時出走できなかった馬を除外馬という。また、出馬投票され競馬場の装鞍所に入った後に、疾病や事故などによって出走を取消す場合、出走取消と区別し“競走除外”といい、この対象馬も“除外馬”という。同じ競走除外でも発走直前になって取消す場合は“発走除外”といっている。

初期調教しょきちょうきょう
レースを教える前の前段階としての調教で、まず人が背中に乗ることから調教を行う、このレースを教える以前の調教を初期調教という。

女傑じょけつ
レースで好成績をあげた強い牝馬のことで、牡馬と交じって走っても見劣りしない強い牝馬のこと。

女性騎手戦じょせいきしゅせん
女性騎手だけで行われるレース。廃場となった公営の中津競馬場で行われていた、卑弥呼杯シリーズがそれであるが、現在中央競馬では存在しない。

ジョッキー
騎手のこと。

ジリ脚じりあし
脚質のひとつ。決め手がなく速い脚が使えないタイプで、じりじりとしか差を詰められないというのが語源。こういった脚質の馬は平均ペースになると粘りを発揮するが、瞬発力がないため勝てそうでいて勝てなく、2.3着になることが多いので、単勝では狙いにくいタイプといえよう。

尻ムチしりむち
最大限に力を発揮させたい時に、馬の尻に入れるムチ。

印が集まるしるしがあつまる
予想の印が集中していることで、人気馬をさす。

焦れるじれる
イレ込みのこと、つまり馬が興奮して落ち着きを失っている状態。

白毛しろげ
馬の毛色のひとつで、白色またはほとんど白色で生まれるが、うなじや耳などに色素があることもあり、有色毛の刺し毛斑や有色斑があることもある。また、眼が青色であることも多い。

白旗しろはた
スタート時、ゲートから200mくらいの走路内に立っている人が持っている旗。発走委員が真正な発走でないと認めて振る赤旗を見て、この白旗が左右に振られる。騎手はこの合図を見て馬を止め、スタートのやり直しとなる。

シンガリ負けしんがりまけ
最下位でゴールすること、つまりビリ。

審議しんぎ
馬場内の掲示板に青ランプがついた時はそのレースが“審議”となったことを示す。裁決委員が進路妨害や、その他の不正行為があったと見られたとき、また落馬や事故があったとき他馬との因果関係を明確に判断できない場合などに行われる措置で、パトロールフィルムを見たり、関係者の話を聞いたりして、そのレースの着順を変更するか否かを決める。異常がなければそのまま確定となり赤ランプがつけられるが、5着までに降着馬、失格馬があった場合は着順変更の裁決が下され、赤青の色分けランプがつけられる。

シンジケート
一般には共同販売を行うための企業連合をいうが、競馬の世界では主に種牡馬について組織される株主のことで、1頭の種牡馬を数十株に分けて、その保有株数に応じて種付けの権利を持つことになる。通常組まれる株数は40〜60株で、1株につき1頭の種付け権利を持つ。

進上金しんじょうきん
馬主はレースにおける賞金の一部を関係者に支払っているがこれを進上金という。調教師には獲得賞金(本賞金、付加賞など)10%、騎手、厩務員には5%ずつ(障害競走に限って騎手は7%)支払うのが普通。

心情馬券しんじょうばけん
勝ち負けにこだわらず、応援したい馬を買う馬券のことで、応援馬券ともいう。

心情報道しんじょうほうどう
新聞や雑誌などが、特定の馬に肩入れして予想や、記事を書くこと。

心房細動しんぼうさいどう
心臓発作のひとつで、競走中に発症する場合が多い。急激にスピードダウンして、骨折でも起こしたのではと見てる人に思わせる。健康な馬でも突然発症する病気で、原因も明らかでないしその治療法も特にない。

新馬しんば
レースに初めて出走する馬のこと。デビュー戦として新馬戦に出走せず、未勝利戦より出走する馬もいるがこの場合には未出走馬と言われる。

新馬戦しんばせん
サラブレッドのデビュー戦のこと。夏の2歳戦から始まり3歳春の3月頃まで競走番組に組まれている。ただし、勝たなければその開催中は新馬としてあつかわれるので毎週でも出走することが出来る。

シンブーツ
ブーツとは脚部の保護帯で、皮や布でできており、脚に一巻きして止める。輸送時に脚部保護のために管部に巻くブーツをシンブーツという。

森林調教施設しんりんちょうきょうしせつ
リラックスを目的として、作られた森林の中に作られた馬道で、1キロほどの自然公園歩道で、水辺や、森林などの中を通っており、馬の心身ともにリラックスさせ、調教やレースでのストレスを解消するために作られた施設。

進路妨害しんろぼうがい
レース中に斜行や接触などによって進路を妨害する行為、騎手は制裁を受ける。



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