クリニックのご紹介:
場所:
当院はJR千葉駅北口から徒歩1分の交通に便利な場所にあります。駅を出て、北口バスロータリー広場へ降りるT字路階段の左側を下り、そのまま線路沿いに東京方面に歩くと、2つ目のビルの2階にあります。駐車場は1台分だけありますが、満車の場合はクリニック前の薬局の駐車場に停められます。また、すぐそばに24時間営業の駐車場がありますので、乗用車で来られても、いつでも駐車できます。地図をご参照下さい。
診療する対象疾患:
専門は呼吸器と循環器疾患ですが、風邪、肺炎、急性腹症などの一般的急性疾患から生活習慣病の高血圧、高脂血症、糖尿病などの慢性疾患の治療と療養のご指導をいたします。
呼吸器疾患としては気管支喘息、肺気腫、自然気胸、肺癌など、循環器疾患としては高血圧、狭心症、不整脈など、何でもご相談に応じます。専門領域にタバコが原因の疾患が多いことから、長い間、禁煙の指導に力を入れてきました。院長自身が若い頃、禁煙に成功した経験から、必ずタバコから離脱できるようにご指導いたします。
長年、肺癌の治療に従事してきたので、悪性疾患の早期診断に力を入れております。肺癌の早期発見に慣れているのは当然ですが、全身臓器の癌の診断には、非侵襲的検査としてCTやPET-CTが有用です。院長は近くの病院で週に1回、外来診療を行っているので、CTやPET-CTの検査をすぐに施行できます。
外科手術:全身麻酔を必要としない、局所麻酔下でできる小手術(皮膚の外傷、皮下腫瘍など)を行います。
院長のプロフィール 医学博士.
日本呼吸器外科学会 専門医. 同学会元評議員.
日本外科学会 専門医. 同学会 指導医.
日本気胸学会 評議員.
日本呼吸器学会会員. 日本肺癌学会会員.
日本医師会認定産業医
略歴 1976年、新潟大学医学部卒業。
千葉大学第1外科、同麻酔科で研修医を経験。
新潟大学医学部第2外科(心臓血管外科、呼吸器外科)入局。
呼吸器外科と心臓血管外科臨床に従事。
新潟県立がんセンター、国立西新潟中央病院などに勤務。
埼玉県川口済生会総合病院、千葉徳洲会病院を経て現職。
業績 【胸部外科における各種低侵襲手術法を考案し、手術法の歴史の転換に貢献しました】
●世界で誰も行なっていなかった胸腔鏡手術(胸腔鏡下 bulla clipping)を発表 (日呼外会誌 1989, 253)。本法に対し、日本内視鏡研究振興財団より研究助成金を授与された。
●当時、世界で最小の切開による手術法として「3 cm ミニ開胸による気胸手術法」を発表 (日呼外会誌 1991, 5: 451-7)
●「胸腔鏡下 bulla clipping 」の経験から、改良法として「胸腔鏡下 bulla stapling 」を考案、アメリカの医療器械会社に内視鏡用
stapler の製作を依頼。2年後に完成し、これが胸腔鏡手術を世界に広げるきっかけとなった。
《内視鏡用 stapler ができるまで、世界中で胸腔鏡を持っていた病院はほとんどありませんでした。その後、多くの病院があわてて購入したのです》
●本邦第1例の胸腔鏡下肺癌根治手術(胸腔鏡下肺葉切除+縦隔リンパ節郭清)を施行(1992)
●第1回胸腔鏡手術国際シンポジウムにて招請講演(アメリカ、テキサス州サンアントニオ市、1993年1月)
●第50回日本気胸研究会(日本気胸・嚢胞性肺疾患学会の前身)を主催 (1994年7月)
●無痛開胸法(French-window thoracotomy)の開発と肺癌術後早期退院(術後3日目退院) の提唱と実践について学会発表(2004年5月、日本呼吸器外科学会)
論文別刷(French-window thoracotomy: postoperative pain avoidance for short-stay
lung cancer surgery. JJTCS 2006:54,520-7.)を希望される方はOnline (http://www.springerlink.com/content/1863-2092/)でabstract だけ無料で見ることができます。 search という欄に、Akira Yamaguchi と入れてenter すると到達します。google
でタイトルだけで探しても辿り着けます。版権はJJTCSに譲渡されており、全文のdownloadは有料で、$30(3,540円:118円/1$)かかるようです。
(日本語要約のみ)
最近、イギリス人医師から論文送付依頼のメールを頂きましたが、彼がアメリカの某大学に見学に行ったら、その大学病院の胸部外科教授が French-window
thoracotomy 法で手術をしていたとのことです。
その後、2007年11月、彼から自分の施設で、FWT法で4例の手術を行い、interesting results であったとのメールが来ました。
世界中の多くの施設で追試してもらい、その印象を知らせてくれることを希望しています。
2008年夏頃、アメリカの別の州の有名な施設からもFWT法についての質問メールがありました。そのうち、また公表したいと思います。