ゴールデンウイークがやって来る
(2009年4月の終わり頃・記)


毎年、春の連休には、不思議な人達が山に溢れる(かつては自分も?!)
町から、沢山の人達が、アウトドアを楽しむ為にやって来る(←山から目線・汗)

散策・釣り・バーベキュー・河原でのキャンプ(危ないから水際や中洲は止めましょうね)
そして山菜採り

国民の10パーセントが集中する首都圏に近い山野では、この季節、山菜採りで賑わうのだ
人間の欲とは、悲しいもので・・・
色々なメディアに登場する『山菜』を食べてみたい!
スーパーで売っているのでは無く、自分で採ってみたい・・・となる
また、子供の頃採ったことが楽しかったから、今は東京に住んでるけど来てみたとか
昔、この山の近くに住んでいたから、採りに来たとか
本やネットで勉強して来てみたとか・・・

山菜は、毎年、だいたい同じ場所に出る。。(足が無いものね)
とすれば、去年採った所に今年も・・友達から聞いたから私も・・という風に
どれをとっても山菜採り人口は増えるばかりだ

私達が、大量発生したケムシのごとく、山菜を食べ尽くしたら、いつのまにか無くなってしまうだろう
そこで、勉強して・・採り方に気を付ける事が大切だ!


いや、ここらでケムシの大群化している、自分達を省みるのも必要なんじゃないか?
人間は、一度旨い♪と思った物は忘れられない、悲しい性を持っている
蕗の薹の香り・タラの芽の味・採りたての独活のシャキッとした芳香
どれも、一度食べたら、悪魔に身を売ったように、春に成ると欲望を抑えられなくなるのだ
怖ろしいことである

山菜の敵はまだまだ有る
たとえば、自然災害・病害虫・森林の伐採・公共工事


そこで私は、自分に出来ることを考えながら、春の恵みは少しだけ、有り難く頂く事となる

自然に感謝<m(__)m>