●三越川外和谷
日 時 |
2005年7月30日(土・曇り) |
参加者 | 1人 |
行 程 | 道の駅(奥熊野古道ほんぐう)5:00―(徒歩)―6:10外和谷取付6:20―8m滝7:05―30m滝8:10―20m滝9:00―二俣9:25―10:25林道10:30―ブナの平からの尾根道11:25―中下番への分岐12:25―萩13:15―13:25道の駅 |
三越川外和谷の記録をHPで調べてみると、遡行を終わってから中下番へ下るルートを見つけるのが難しそうだった。
そこで、ブナの平-萩の登山道を利用して下ることにし、萩の近くの道の駅に車を駐車して外和谷の取付まで歩く。
発心門王子への分岐を見送り、中下番への道を下る。
橋を渡って三越川左岸の林道を上流方向に進む。
奥番を過ぎると道は地道になり、しばらくして外和谷にかかる橋に着く。
橋の向こうで林道が崩落しており、橋の下を巻いて新しい林道がつけられている。
橋の下から遡行を開始する。
しばらく川原歩きが続き、ルート図にある堰堤がなかなか現れない。
谷を間違えたのかと不安になった頃ようやく堰堤が現れホッとする。
ハシゴを伝って堰堤を越えるとゴルジュとなり、しばらく変化のないナメ床歩きが続く。
ゴルジュの底は光が入り込まず暗く、睡眠不足も手伝って、なかなかペースが上がらない。
やっと高い8m滝が現れる。左岸を小さく高巻いてルンゼからバンドに下りて通過する。
ここから上流は2~3mの滝が連続する。滝の割に釜は大きくて深くきわどいへつりを交えて通過していく。
右岸に植林小屋跡を見ると谷は大きく左カーブし、しばらくして30m滝直下に着く。
壁をすべるように真っ直ぐに水が落ちており、なかなか壮観である。ここは左岸の枝谷から大きく高巻く。
上流も滝が続き、20m滝手前の6m滝は右岸の壁から高巻き、そのまま20m滝も巻く。
斧で断ち割ったような2m滝を過ぎると二俣になり、右俣に入る。
やがて流れも細くなり、林道の法面が見えてきた所で遡行を打ち切り、林道に上る。
林道の下を通って上に続く外和谷の流れは小さく、これ以上遡行できそうになかった。
土砂の流出で荒れた林道を東に進み、林道終点から仕事道に入る。
丸木の階段が付けられて整備された道をテープに導かれて山腹を登っていく。
尾根上の道になり登っていくとブナの平が見えてきた。
1022mピークに達し、少し下ると都合よく登山道に合流した(道標あり)。
登山道はテープで印が付けられているので迷うことはないが、荒れていて危険と思われる所もある。
30分ほど下ると百前森山への分岐に着く。バテ気味だったので迂回路をとったが、結構時間がかかってしまう。
百前森山分岐から30分ほどで中下番への分岐に出る。
熊野川が見えるようになって、萩に着くまで長く感じられた。
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