●黒部川赤木沢(北アルプス)
日 時 |
2010年 7月24日 (土・晴れ) |
参加者 | 1人 |
行 程 | 折立3:00―6:00太郎平小屋6:15―8:05薬師沢小屋8:10―赤木沢出合10:15―大滝上二俣12:15―赤木平13:15―北ノ俣岳南側稜線14:50―太郎平小屋15:40―18:45折立 |
有峰林道の小見線が通行止とのことだったので、前日に岐阜県側の東谷線から折立に入る。
折立の駐車場には思ってたほど車がなく、30台ぐらい停まっているだけだった。
運転の疲れをとるべく早々にテントを張って寝る。
24日早朝、まだ暗い中、出発する。
樹林帯を抜けた1870m三角点に到着するころ明るくなってきた。
太郎平小屋でしばし休憩後、薬師沢小屋に向けて下りる。
予定していた時刻に小屋に到着したが、小屋には当然宿泊客はいなかった。
薬師沢小屋から黒部川の上流
10年余り前、黒部川を源流に遡行したとき赤木沢出合まで1か所だけ高巻いた記憶があったが、
今回は水が多く、前回のか所も含め3か所巻かざるを得なかった。
赤木沢出合直前の滝
赤木沢へは黒部川左岸をへつって入る。
入るとすぐ幅広い谷にナメ滝が連続する。
青い空を眺めながらの遡行は楽しいが、変化に乏しくやや物足らない。
ナメ滝
やがて30m直瀑に行き当たる。30m直瀑は沢を少し戻った左岸の草付から巻く。
30m直瀑
直瀑のすぐ上流の二俣を右に進む。
小滝が連続して、変化もあり、下流域より楽しめる。
やがて水の流れがなくなり、ガレを急登すると、草原に出た。
草原には花々が咲きほこり、足の踏み場に困るほどだった。
赤木沢は平凡だが、この草原こそ赤木沢の真髄と思えた。
稜線まで、花をよけながらの登行となった。
花々の咲く草原
北ノ俣岳から太郎平小屋を経て明るいうちに折立に到着し、日帰り沢登りを終えた。
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