口 蓋 裂

細口哺食器

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P型哺乳瓶セット

 

口蓋裂

 口の中の天井部分が生まれつき割れている状態。500人に一人というかなり高い確率で発生していますが、実は誰もが口蓋裂の状態だった時期があります。通常は癒合されますが、何らかの要因により癒合されなかったようです。

授乳

 まず、すぐに困ったのは授乳です。一生懸命吸う力は持っているのですが、構造上上手く吸えないのです。それで、生後1ヶ月頃までは細口哺食器を、1歳6ヶ月まではP型哺乳瓶を使用していました。

離乳食

 症状によっては、ホッツプレートと呼ばれるプレートを使用して、授乳や離乳食を食べる事もあるらしいのですが、ゆうたの場合は何も無しでした。しかし、普通に食べさせると鼻の方に飲食物が行ってしまい、むせたり吐いたりしていました。訓練に通い、左右に振り分けて出来るようになると、むせたりしなくなりましたが、鼻からミルク同様、飲食物は出ていました。

滲出性中耳炎

 口蓋裂児は、滲出性中耳炎になりやすく軽い難聴になる事が多いそうです。適切な治療が行われれば、特に問題がありませんが、ゆうたの場合は閉鎖及び治療のために必要なチューブを入れるスペースも無く、そのままの状態です。

言葉

 鼻と咽の間が開いたままの状態だと、息が鼻から漏れてしまいます。上手く、発音出来ない場合何とか正しい音に近づけようと間違った発音方法を覚えてしまうらしく、あまり早過ぎると上顎の発達に影響を及ぼすということで1歳6ヶ月でゆうたは手術をしました。

 

上下の画像をクリックすると、『日本形成外科学会』及び

『けんこうゆうりょう育児日記』の疾患に関する説明文にリンクされます。