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Cultivation & Communication

文書と文章の違い

 ここでは、文書と文章という言葉の定義について述べようというのではありません。我々が書類を作成するとき、考えを巡らす視点が2つあることを述べたいのです。

 その2つの視点とは、次のことです。
 ・最初に考えることは、「何のため」に「誰」に「どのような文書」を出すかということです。
 ・次に、どのように文章を書いたらいいかということです。
 ここで、前出の2つの文で“文書”と“文章”を使いましたが、違和感は感じられないと思いますがどうでしょうか。我々は、自然にこの2つの言葉を使い分けているように思えます。“文書”と”文章“という言葉には微妙な違いがあるように思います。

 文書と言ったとき考えることは、「何のため」に「誰」に「どのような文書」を出すかであり、言い換えると、「文書目的とその目的を達成するために必要な項目とふさわしい型」を考えるのです。

 文章と言ったとき考えることは、その項目をどのような文章にしたらいいのか、言い換えると「分かりやすく理解してもらうための文章表現」を考えるのです。

 すなわち、書類を作成するとき、文書と言う視点と文章という視点の2つの段階に分けて行っているもです。

  

(1)文書の視点
 文書目的とその目的を達成するために必要な項目を挙げ、ふさわしい文書の型を選び、伝えたいことを物語の構成にして全体の形を作る。


 

(2)文章の視点
 分かりやすく理解してもらうための文章をつくる。(文章表現

例えば、ビジネス文書の場合、「文書の視点」と「文章の視点」で考える事は、次のように表すことができます。