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《 雑学 & ティーブレイク 》

  ★ 本当ですか? 本当の話です! ★  

テーマ 説 明
人類の知恵とお金 ◆人類の知恵の根っことお金とは切っても切れない縁がある(シーフォード:英国のギリシャ古典学者、ギリシャ古典の研究者)。
・古代ギリシャが哲学や科学、民主主義や文学に至るまで、現代文明の基礎を生むことが出来たのは、「ギリシャが世界史で初めて完璧な貨幣経済になったから」である。紀元前7世紀頃から「ドラクマ」と云う貨幣が流通し始めた。
・お金と云うのは、貝殻や金属としての価値を遥かに越えた、抽象的価値として人々の間で流通した。貨幣経済に生きる事によって、ギリシャ人は、この世界には具体的なモノとは次元を異にする「イデア」とでも云うべき普遍性がある事を、日常的に知る事が出来た。全てお金が「イデア」である事が生み出している。
・哲学や科学…現実の具象から、普遍的な抽象を取り出し法則化する。
・民主主義…お金を使う時は、人間は身分を越えて平等になる。
・文学…お金によって共同体的な束縛を失った個人が起こす悲劇や喜劇を描く。
※出典:岩井 克人(東京大学名誉教授)、NB2012/01/16。
号令・命令・訓令 ◆「号令」「命令」「訓令」は、何れも上司から部下への指示である事に違いは無い。同じ様な言葉であるが、軍隊用語ではこれをはっきり区別している。
・「命令」に不可欠の要素は、A:上司の意図と、B:部下の任務の明示。このどちらかを欠けば「命令」では無い。部下の任務だけを示したものは「号令」であり、上司の意図だけを示したものは「訓令」である。
・ナポレオンの時代には、「号令」で部下を動かせるのは声の届く範囲、「命令」は馬に乗って走れる範囲、それ以上離れている部下は「訓令」でしか動かせないと云われていた。
・仕事で云えば、A:の上司の意図が仕事の目的に当たり、B:の部下の任務が仕事の手段、手順、方法となる。部下に指示を出す場合、組織の大小、仕事の性質、部下の能力と性質等により、また、組織が置かれている状況(要求される時間的余裕、現場の広さ)により、「号令」「命令」「訓令」の3つを上手く使い分けなければ、部下は期待する結果を出してはくれない。
               号 令  命 令  訓 令
A:上司の意図(仕事の目的)  ×    ○    ○
B:部下の任務(仕事の方法)  ○    ○    ×
焼酎の酒類 ◆連続式蒸留焼酎
・一般に糖蜜等を原料とした発酵液を元に、「連続式蒸留器(機)」で蒸留して高純度エタノールを生成し、これに加水した焼酎。サワー等に使う種類の焼酎で、カロリーが高い。以前、「甲類焼酎」と呼ばれていた。
◆単式蒸留焼酎
・米、麦、コメなどを原料とし、「単式蒸留器」で蒸留して造る、所謂本格焼酎で、カロリーが低い。以前、「乙類焼酎」と呼ばれていた。
◆混和焼酎
・甲類と乙類を混和したもの。甲類と乙類のどちらが多いかで呼び名が異なる。乙類を50%以上95%未満混和したものを「乙甲混和焼酎」、乙類を5%以上50%未満混和したものを「甲乙混和焼酎」と呼ぶ。
※連続式蒸留器(機)(パテントスチル)…アルコール発酵した酒の醪(もろみ)を連続的に蒸留する事で、不純物を除去しエタノールを精製する装置。
※単式蒸留器(ポットスチル)…基本的に1回のみの蒸留の為、原料本来の風味や旨み成分が生きている事が特徴。
※出典:NB2011/12/19。
除夜祭(じょやさい)と除夜の鐘 ◆大晦日の夕方から夜、多くの神社で「除夜祭」(じょやさい)が行われる。
・昔は、日暮れを1日の始まりと捉えていた為、日暮れと共に年越しの行事が始められた。
・1年を無事に過ごせた事を感謝すると共に、身にまとった穢(けが)れを祓(はら)い、新たな気持ちで新年を迎える為のものである。
・元々は、神官が新年の幸運を祈って「年籠り」(としごもり)の祈祷を行い、社前で一晩中火を焚いて神様を迎え、人々は焚かれた火を授かって帰ったと云う。
・元々「除夜祭」(じょやさい)には、大晦日の夜に心身を清める為に神社に籠もって新年を迎える「年籠り」(としごもり)の意味合いがあった。
◆「除夜の鐘」は、大晦日までに107つ、新年に1つ鳴らされる(寺により異なる)。
・「108」は、煩悩の数である。
・人間には「眼・耳・鼻・舌・身・意」と云う感覚器官「六根」(ろっこん)があり、六根が感じるものには「好・平・悪」がある為、受け取った感覚は18通り。それぞれに「浄・染(汚い)」があり、36通り。更に「過去・現在・未来」と云う3つの時間帯が影響し合って人間を煩(わずら)わせる為、36×3で煩悩は108つとなる。
※(感覚器官「六根」:眼・耳・鼻・舌・身・意)6×(六根が感じるもの:好・平・悪)3×(浄・染(汚い))2×(時間帯:過去・現在・未来)3=108。
※「六根」:眼根(視覚)・耳根(聴覚)・鼻根(嗅覚)・舌根(味覚)・身根(触覚)・意根(意識)。
ビッグデータ(Big data) ◆世界中で生成されるデータ量
・2年毎に倍増している。
・2011年に生み出されるデータは、1.8ZB(ゼタバイト、zettabyte)に達する。→DVD換算で、約3,800億枚。
◆ビッグデータ
・PB(ペタバイト、petabyte)級の巨大なデータをコンピュータで分析して様々な分野に役立てるもの。
※ゼタは、10垓(がい)=10の21乗。
※ペタは、1000兆=10の15乗。
※出典:米IDC(調査会社)、NB2011/12/05。
無かった事の証明とあった事の証明 ◆無かった事を証明する事は、今後共不可能なのである。
・数学でも、「存在しない」事を証明するのは大変である。数学の如く完全に論理的に構築されている世界でも大変なのだから、歴史学では、「存在しない事」を証明するのは、それが何であっても先ず不可能なのである。どの分野でも似た様なものである。
◆あった事を証明する事は、可能なのである。
・一方、「存在する」事を云うには、疑う余地のない証拠をたった一つでも出せば、それで決着が付くのである。
※出典:『日本人の誇り』(著者:藤原 正彦、『国家の品格』から6年)2011/06/27(月)。
他人への攻撃の言葉 ◆人間と云うものは、他人を攻撃する際に、自分が云われると最も痛い言葉を用いる、と云う心理的傾向がある。国も同じである。
※出典:『日本人の誇り』(著者:藤原 正彦、『国家の品格』から6年)2011/06/27(月)。
侵攻(進攻)と侵略 ◆軍事学において、「侵攻(進攻)」と「侵略」は、区別されている。
◆「侵攻(進攻)」
・目的を問わず、相手方勢力や相手方領域を攻撃する行動。この定義は、ほぼ明確と云って良い。
◆「侵略」
・相手の主権や政治的独立を奪う目的で行われる侵攻の事。この定義は、不明確。
・藤原 正彦氏の定義…「自衛の為でなく、軍事力により他国の民族自決権を侵害する事」。ここで大事なのは、「民族自決権を持つ国」とは何かが、時代と共に変遷する事である。即ち、「侵略」とは、時代と共に意味が変わるのである。
※出典:『日本人の誇り』(著者:藤原 正彦、『国家の品格』から6年)2011/06/27(月)。
80后(バーリンホウ)と90后(ジュウリンホウ) ◆「80后」(バーリンホウ)とは、1980年~1989年までに生まれた人々の事である。
・「后」は日本語の「後」で、本来は「1980年以降」に生まれた人と云う意味だった。
・しかし、「80后」と云う言葉に続き、1990年以降に生まれた者にも「90后」(ジュウリンホウ)と云う名称を付ける様になったので、「80后」は、本来の「1980年以降」と云う意味から、「1980年代」のみを指す様になった。
・従って、「90后」は、1990年~1999年までに生まれた人を指す事になる。
※この単語を最初に云い出したのは、80后作家である「恭 小兵」(1982年生まれ)。
◆改革開放は、1978年12月から始まり、一人っ子政策もまた1978年から提唱され始めたが、両方共大雑把に云えば、概ね1980年から始まったと見做す事が出来る。
・それ故、その社会変動の中で育った若者達は、それ以前の人達とは完全に異なるメンタリティを持つ「新人類」なのである。
※出典:『ネット大国中国-言論をめぐる攻防』(著者:遠藤 誉)2011/06/27(月)。
四時説(しいじせつ) ◆季節の四時説(しいじせつ)
・春…万物を生じさせる季節。種を蒔く。
・夏…ものを成長させる季節。育てる。
・秋…ものを収束させ、採り入れる季節。収穫する。
・冬…ものを萎(しぼ)ませ、殺してしまう季節。保存する。
◆一日の四時説
・朝…政治を執り行う。
・昼…外出訪問する。
・夕方…政令を整える。
・夜…静かに我が身を安んずる。
※出典:『春秋左氏伝』(しゅんじゅうさしでん)の「昭公(しょうこう)元年」。
◆「四時(しいじ)行われて、百物(ひゃくぶつ)生ず」
・四つの季節があってこそ、時は巡り、万物は生死を繰り返す。どの季節が尊いと云う事は無い。
※出典:『論語』の「陽貨篇」(ようかへん)。
「孝」と「老」 ◆「孝」…この漢字は、元々「亡くなった父」「老父」と云う意を表す。この字が「おいがしら」の字で、「老」と形が似ている事を連想すれば良い。
◆「老」…「おいがしら」の下の部分が腰が曲がってる事を表していると云う事から「かんがえる」と云う意味を表す様になった。
※出典:『菜根譚(さいこんたん) 中国の処世訓』(著者:湯浅 邦弘)。
『大学』の「八条目」(はちじょうもく) ◆『大学』の「八条目」とは、修養の順番を記したもので、それぞれ前の項目が後の項目の前提となってる。
①「格物」(かくぶつ)…物事の本質を突き詰める。
②「致知」(ちち)…知識を深める。
③「誠意」(せいい)…意識を誠一にする。
④「正心」(せいしん)…心を正しくする。
⑤「修身」(しゅうしん)…我が身を修める。=「磨礪」(まれい)
⑥「斉家」(せいか)…家を斉(ととの)える。
⑦「治国」(ちこく)…国を治める。
⑧「平天下」(へいてんか)…天下を平定する。
※『大学』…儒教の経書の一つ。南宋以降、『中庸』『論語』『孟子』と合わせて四書とされた。元々は『礼記』の一篇であり、曾子に作られたとも秦漢の儒家によって作られたとも云われる。
読書三余(どくしょさんよ) ◆読書三余(どくしょさんよ)とは、読書をするのに好都合な3つの余暇。
・一年の余りである冬、一日の余りである夜、そして季節の余りである雨の日の3つを云う。
・中国三国時代、魏の董遇(とうぐう)が勉学する時間が無いと嘆く弟子を諭した語。
・「余」…ひま・余暇の意。
※出典:『魏志』の「王粛伝」(おうしゅくでん)。
令(れい) ◆令(れい)とは、命令の意味では無く、「良い」と云う意味を表す。
・令器(れいき)…立派な器。
・令顔(れいがん)…美しい顔。
・令聞(れいぶん)…良い評判。
※出典:『菜根譚(さいこんたん) 中国の処世訓』(著者:湯浅 邦弘)。
「独擅場」(どくせんじょう)と独壇場(どくだんじよう) ◆独擅場(どくせんじょう)
・その人ひとりだけで、思いの通りの振る舞いが出来る様な場面・分野。ひとり舞台。
◆独壇場(どくだんじよう)
・「擅」を「壇」と書き誤って生じた語。
・「擅」を「壇」と誤り、「ひとり舞台」の意から「独壇場」(どくだんじょう)」の語が生じた。
※出典:『菜根譚(さいこんたん) 中国の処世訓』(著者:湯浅 邦弘)。
菜根(さいこん) ◆「菜根」(さいこん)。
・「人、常に菜根を咬(か)み得(え)ば、即ち百時做(な)すべし」
・人は常に菜根(野菜の根)を良く咬んでいれば、あらゆる事は成し遂げられる。
…野菜の根は、堅くて筋が多いが、それを苦にせず良く咬めば、世の中の真の味を理解出来る、と云う意味。
・「菜根」…粗末な食事、或いはそれを厭(いと)う事無く、清貧の暮らしを良しとする、と云う思いも込められている。
※「菜根」…宋の汪信民(おうしんみん、汪革)の言葉にちなむ。後に、『小学』(著者:南宋の朱子(朱熹))に引用されている。
※出典:『菜根譚(さいこんたん) 中国の処世訓』(著者:湯浅 邦弘)。
「トキ」(朱鷺) ◆「講談社学術文庫」のシンボルマークは、「トキ」(朱鷺)を図案化してもの。
・トキは、その長い嘴(くちばし)で勤勉に水中の虫魚を漁るので、その連想から古代エジプトでは、勤勉努力の成果である知識・学問・文字・言葉・知恵・記録等の象徴とされていた。
◆「講談社学術文庫」の刊行の言葉(野間 省一(講談社第4代社長)、1976年6月)。
・~学術は少年の心を養い、成年の心を満たす。~
三拍子 ◆これまでの三拍子→これからの三拍子。
・これまで…内向き、下向き、後ろ向き。
・これから…外向き、上向き、前向き。
◆先進国の定義。
・一人当たりのGDP(Gross Domestic Product、国内総生産)が1万ドル以上。
◆CHAIWANとは?
・台湾企業が日本から自動化機械や基幹部品を中国に持ち込んで生産する企業群。
・中国(China)と台湾(Taiwan)を組み合わせた造語で、「双方の政府当局の旗振りによる中台間の産業協力」ないしは「提携・協力関係にある中国・台湾企業」を指す。
※出典:『お金の流れが変わった! 新興国が動かす世界経済の新ルール』(著者:大前 研一)。
リソース・ベースト・ビュー(RBV:Resource-based View) ◆「リソース・ベースト・ビュー」(Resource-based View)は、企業戦略論を発展させたもので、ジェイ・バーニー教授(経営学者)が提唱した戦略論。
・この理論は、「競争戦略論」では上手く説明出来ない「企業の強さ」を解明する為に生れたもの。
・この特徴は、持続的な競争優位の源泉を企業内部の経営資源に求める点にある。「希少且つ模倣にコストの掛かるケイパビリティー(能力、Capability)」を備えている事が、企業に持続的な競争優位をもたらしてくれると云う考え方を前提にしている。C・K・プラハラード氏の様に、「ケイパビリティー」(Capability)の代わりに「コア・コンピタンス」(Core competency)と云う言葉を用いる研究者もいる。
◆「競争戦略論」は、米ハーバード大学のマイケル・ポーター教授が考案・提唱した戦略。
・競争戦略の定石に、「3つの基本戦略」がある。何れも、「他者とは異なる活動を伴った、独自性のある価値あるポジションを創り出す」、即ち、競争優位を創り出す為の戦略で、①コストリーダーシップ戦略、②差異化戦略、③集中戦略の3つがある。
①コストリーダーシップ戦略…コスト面で競争相手に対して優位に立つ事を目指す。
②差異化戦略…競争相手のものとは異なる独自の商品やサービスによって顧客に付加価値を提供し、相手に対して優位に立とうとする。
③集中戦略…特定の商品やサービス、特定の顧客層、特定の地域等限定された領域に経営資源を集中する。
◆「VRIOフレームワーク」は、企業が「希少且つ模倣にコストの掛かるケイパビリティー(能力、Capability)」を有しているかどうかを分析する為に、ジェイ・バーニー教授(経営学者)が考案したもの。
・「経済的な価値」(Value)、「希少性」(Rarity)、「模倣困難性」(Inimitability)、「組織」(Organization)の4つの観点から、企業の経営資源のパフォーマンス(Performance)を判定する。
①経済的な価値(Value)…企業の経営資源が、事業機会を生かす事に寄与するのか、直面する脅威を打ち消す助けとなるのかと云う視点。
②希少性(Rarity)…ある経営資源が他の多くの企業でも所有されている場合には、競争優位の獲得には繋がらない。一方で、希少性の高い経営資源を持っている企業は、その資源を梃子に競争に打ち勝つ事が容易になる。
③模倣困難性(Inimitability)…他社に真似され易いかと云う視点。直ぐに真似されてしまう様な場合、短期的には競争優位を築けても、持続的な競争優位には繋がらない。
④組織(Organization)…報酬体系や管理手法等経営上の各種仕組みを示している。
※出典:NB2011/08/01。
中国の三大悪女 ◆中国の三大悪女。
①漢代の呂后(りょこう)…呂雉(りょち)は、漢の高祖劉邦の皇后。恵帝の母。字は娥?(女偏+句)。謚は高后(高皇后)。夫・劉邦の死後、皇太后・太皇太后となり、呂后、呂太后とも呼ばれる。
②唐代の則天武后(そくてんぶこう)…武則天(ぶそくてん)は、唐の高宗の皇后。中国史上唯一の女帝となり、武周朝を建てた。日本では則天武后(そくてんぶこう)と呼ばれる事が多いが、この名称は彼女が自らの遺言により皇后の礼をもって埋葬された事実を重視した呼称である。一方最近の中国では、彼女が皇帝として即位した事実を重視して「武則天」と呼ぶ事が一般的になっている。
③清代の西太后(せいたいこう)…西太后は、清の咸豊帝(かんぽうてい)妃。同治帝(どうちてい)の母。清末期の権力者。満州・旗人の葉赫那拉(エホナラ、イェヘ=ナラ)氏の出身。慈禧太后(じきたいこう)。老仏爺(ラオフオイエ)。
政治家(Statesman)
政治屋(Politician)
政治業者(Political Wheeler Dealer)
◆「政治家」(Statesman)・「政治屋」(Politician)・「政治業者」(Political Wheeler Dealer)の違い。
①政治家(Statesman)…政治指導者と呼び得る人。自国の繁栄と自国民の幸せの為に、最良の道を模索し実行し、又その努力をする人。
②政治屋(Politician)…耳障りの良い言葉使いに長け、民衆の人気を得る事に力を注ぎ、立場を利用して政治よりもお金や権力等の利権を得る事に熱心と思われる政治家を蔑称してこの様に呼ぶ。
③政治業者(Political Wheeler Dealer)…自己の利益のみにうつつを抜かす利己主義者の政治屋を特にこの様に呼ぶ。
・この構成比率は、5:10:85。
◆ある学者は『私は「政治屋」と「政治家」は違うと思っています。政治家は“票につながる、有権者受けすること”よりも、“正しいこと”を優先します。しかし政治屋はその逆です。また、政治家は人々をリードしますが、政治屋は有権者の最も悪い“本能”に追随し、それを利用します。政治家は寛容と協力を説きますが、政治屋は格差を利用し、自身の目的遂行のために民衆を扇動します。』と云っている。
『山月記』 ◆『山月記』(著者:中島 敦)。
・自らの嫉妬心や虚栄心から虎になってしまった男の赤裸々で凄まじい告白。
・博学才穎(はくがくさいえい)だった李徴(りちょう)は、役人程度の身分に飽き足らず、名を残そうと詩人を志す。だが役人を辞めて取り組んだ為、たちまち生活が困窮した。一向に芽が出ない自分の才能に歯がゆくなった李徴は、止む無く地方官吏に復職する。処が、かつては李徴が歯牙にも掛けなかった連中は、今や彼よりずっと上の役職にいる。自分の方が能力があるのにと云う自負が強ければ強い程、能力とは別に良い役職に就いている男達が妬ましい。李徴はそれに耐え切れず発狂して、行方知れずとなってしまった。一年後、旧友の袁サンは李徴と山の中で邂逅(かいこう)する。そこで、袁サンは、卑小なる自尊心、裏を返せば嫉妬の為に虎に身を落とした(化身した)悲劇の男の身の上(話)を聞くのである。
シナリオ(Scenario) ◆「シナリオ」(Scenario)の意味。
・シナリオはあくまで想定に過ぎず、そのまま起きる事はない。作った計画に拘り過ぎれば組織は硬直してしまう。細かな決まり事より対応力を磨き続ける事が大事になる。
※出典:副島 一也(ニュートン・コンサルティングの社長、リスクマネジメントに詳しい)、NB2011/05/30。
人生と選択 ◆人生は、選択の連続である。
・人生とは、岐路に立ち、複数あるルートの中から一つを選び取る事の連続である。楽なルートを選び、逃げてばかりいたら、幸福になるチャンスは減る。どの様な人生であっても、生き方を自分で決めていると自覚する事が、自由を手に入れる近道となる。
※出典:『鋼鉄の叫び』(著者:鈴木 光司)、NB2011/04/18。
トランス・サイエンス(Trans-science) ◆「トランス・サイエンス」(Trans-science)とは、「科学によって問う事は出来るが、科学によって答える事は出来ない問題群からなる領域」の事。平易に云うと「想定外の領域」。
◆原発利用は「トランス・サイエンス」問題
・福島第一原子力発電所の事故は、人災とも云われている。
・それは、技術者が十分な注意を怠ったと云う事ではなく、東京電力の全社的な方針によって、原発のリスクが軽視され、十分な対策を取らなかった結果の人災と云う事。
・つまり、原発の場合には、事故になった際のリスクが大き過ぎる為、技術者が科学の面だけで判断出来る問題ではない。→「テール(尻尾)リスク」(Tail risk)
ブルーラグーン(Blue Lagoon) ◆「ブルーラグーン」(Blue Lagoon、「青い潟湖」の意)は、アイスランドにある温泉施設。
・場所…アイスランドの南西部、首都レイキャヴィークの南西約40kmに位置する。
・施設…自然に湧出する温泉ではなく、隣接するスヴァルスエインギ地熱発電所が汲み上げた地下熱水の排水を再利用した施設。
・利用…1970年代後半に地熱発電の副産物として作られ、1987年から温泉浴場として一般公開されるようになった。
・泉温…排水は70℃以上あり、それを38℃前後に温度調節している。
・大きさ…面積は約5,000㎡(競泳用50mプール4個分)を誇り、露天温泉としては世界最大。深さは場所によってまちまちで、最深部は1.4m程ある。
「すべき思考」(Should thinking) ◆「すべき思考」(Should thinking)とは、誰でも持つ「○○するべきだ」と云う考え。
・それはそれで悪くはないが、あまりに硬化すると、角が立ったり、重荷になったりする。
・楽しそうに生きている人は、「○○すべきだ」と云う考えを持つと同時に、「××してもいいよね」と云う感覚を持ったりして、硬軟を併せ持つ様である。
・「○○すべきだ」と云う考えは、頭が設定する理想的な考え。一方、心や身体は、必ずしもそれには応じない。と云うか、考えるものではない。
・心や感情と云うものは自然な反応であり、身体は本能的なものに従っている。従って、「頭」と「心や身体」との間には、少なからずギャップが生じる。
・問題がなさそうに生きている人でもそんなギャップは持つが、どこかで心や身体にも従っている様である。
・基本的には頭で心や身体を律するものの、どこかで心や身体の云い分を聞いて、赦(ゆる)す部分を持っている。適度な“ゆるさ”を有している様である。
「危険」と「リスク」 ◆科学技術は、「リスク」を生み出すもの。
・ニクラス・ルーマン(ドイツの社会学者)は、「危険」の対語を「安全」ではなく「リスク」であると考えた。ここでの「危険」とは「天災」の類である。
・一方、人間が関わる事で発生する危険が「リスク」となる。
・「危険」と「リスク」は単に対立する訳ではない。
◆具体例
・冷たい雨は、濡れれば病気になりかねない「危険」な存在で、降雨は人の力では変えられない天災である。しかし、傘の発明で、この天災としての雨は性格を変える。雨に濡れて風邪を引く事は、傘を持たずに家を出た人の責任となる「リスク」、つまり人災なのである。
・この様に文明が、天災としての「危険」を「リスク」(人災)に変質させていくと考える点が、ルーマンの「リスク論」の特徴と云える。
※出典:NB2011/04/25。
体質改善 ◆体質改善の意味。
・「身体と心(意志)は連動している」と云う事を深く認識した。
・本当の意味での「体質改善」とは、身体のみならず、考え方まで変え、意志と身体の兼ね合いを再構築する事を指すのだろう。
※出典:『身体のいいなり』(著者:内澤 旬子)、NB2011/04/25。
ニューノーマル(New normal) ◆「ニューノーマル」(New normal)は、「新しい正常」とか「新たな普通」と訳され、「予測出来ない変化が起こり続ける時代」を云う。
・モハメド・A・エラリアン(Mohamed A. El-Erian)氏(世界最大の債券運用会社であるピムコの最高経営責任者)が提唱したもので、世界経済はリーマン・ショックから立ち直った時に、危機前の姿に戻るのではなく、全く別のものになると云う事。
・リーマン・ショック(Lehman Shock、2008年9月に米国リーマン・ブラザーズが破綻)後、世界はこれまでの常識が通じない時代に突入したと云われている。
◆今までの常識と「ニューノーマル」
・円高より円安の方が日本経済にとっては良い。モノ作りの拠点は分散するより集中させた方が効率的。マンションやオフィスは高層階ほど人気がある。
・アメリカ人はこれまで「消費こそ美徳」とばかりに次から次へと新商品を購入していたが、リーマン・ショック後は逆転して「節約こそ美徳」となっている。
・国際経済の面においても、世界経済をリードしているのはアメリカであるとばかりに「ドル」の強さを誇示していたが、リーマン・ショック後はインドや中国といった新興国の経済がリードする様になっている。
・アメリカ主導の経済は自由化と規制緩和による市場主導型であったが、リーマン・ショック後は経済に対する政府の関与も大きくなった。各国政府は失業対策、需要創出などで大きな財政出動を行う様になって来ている。
ブラックスワン理論(Black swan theory) ◆「ブラックスワン理論」(Black swan theory)は、従来からの経験や認識では予想出来ない現象を云う。
・ナシーム・ニコラス・タレブ(Nassim Nicholas Taleb)氏(認識論学者で元ヘッジファンド運用者(達人)としての経験を持つエッセイスト)が、2006年に刊行した著書「ブラックスワン(The Black Swan)」で説明している理論。
◆「ブラックスワン理論」誕生の背景
・「スワン」と云えば白い色をした「白鳥」を想像するのが普通である。しかし、「オーストラリアには黒い白鳥が多数生息している」と云う事実が知られる様になり、鳥類学者たちの間に大きな衝撃が走った。このエピソードを元に、ナシーム・ニコラス・タレブ氏が「確率論や従来からの認識(知識)・経験からでは予想(予測)出来ない極端な現象が発生し、その現象が人々に多大な影響を与える事」を総称して「ブラックスワン理論」と名付けた。
・大恐慌の様な危機は計算上では数万年に一度しか起こり得ないと云う学者の説が一般的であるが、「実際には数十年おきに発生している。世の中の事象は人間が算出出来るほど単純ではないのだ」と云う論をタレブ氏は著書「Fooled by Randomness(邦題「まぐれ」)」の中で展開している。これはブラックスワン理論に則った主張である。
・米国のヘッジファンド運用会社ユニバーサ(Universa Investments)は、同理論に基づいた投資戦略を持つファンドを運用しており、同社にはタレブ氏もアドバイザーとして参加している。
カチッサー理論 ◆「カチッサー理論」は、対人関係心理を表したもの。
・ロバート・チャルディーニ博士が発表した「影響力の武器」(日本語版は1991年)で公表された学説。
・カセットテープレコーダーのスイッチを「カチッ」と入れると、自動的にカセットテープから「サー」と云う音が流れ出す事に由来している。
※出典:NB2011/03/28。
グリア細胞(Glial cell) ◆「グリア細胞」(Glial cell)とは、神経膠細胞(しんけいこうさいぼう)とも呼ばれ、神経系を構成する神経細胞(ニューロン、neuron)ではない細胞の総称である。
・神経細胞を囲んで、その役割をサポートする役目を果たしている。
・神経の中でニューロンの隙間を埋め、それらニューロンの代謝を仲介すると共に支持組織としても働いている。
・正常な脳において生理的な機能を営んでいる他、ある程度の再生能力があり、脳実質の障害に対する修復に際して重要な役割を果たしている。
◆「グリア細胞」と「神経細胞」の関係
・神経細胞と共に脳を構成しているもう一つの細胞が「グリア細胞」である。ヒトのグリア細胞の数は、神経細胞の10倍もある。グリア細胞は、神経細胞を支えたり、栄養を供給したりして神経細胞の働きを助けている。最近、グリア細胞は神経成長因子や栄養因子などを分泌しており、神経細胞の維持更には再生にとって非常に重要である事が分かって来た。
※出典:理化学研究所 脳科学総合研究センター(理研BSI)
ゴマ(胡麻) ◆ゴマ(胡麻)の成分と効用(働き)。
・ゴマ(胡麻)の小さな一粒一粒には、ビタミン(vitamin)CやE、ベータカロチン(βcarotene)、ポリフェノール(polyphenol)などと同じ働き(抗酸化作用)をするゴマリグナン(goma-rigunan)と云う物質が含まれている。色が違っても成分はほぼ一緒。
・具体的な働きは、肝臓機能を向上させたり、アルコールを分解する力があったり、悪玉コレステロール(cholesterol)を減らしたりと、体の中で大活躍している。
・ゴマが栄養価が高い食品と云われるのは、大さじ一杯に約60キロカロリー(kCal)のパワーを秘めた高栄養・高タンパク質の健康食品だから。
※出典:ごま蕎麦の秘密より(北前そば 高田屋)2011/02/28。
自律神経:交感神経と副交感神経 ◆ストレスに順応する仕組みとして、器官別に見た自律神経の働きがある。
       交感神経   器官名   副交感神経
(闘争或いは逃走の態勢)       (休養と栄養補給の態勢)
───────────────────────────────
        増 加   心拍数   減 少
        上 昇   血 圧   低 下
        拡 張   気管支   収 縮
       活動抑制  消化管運動  活動促進
        減 少  消化液分泌  増 加
  グリコーゲンの分解   肝 臓   グリコーゲンの合成
      (血糖上昇)       (血糖低下)
        多 量   発 汗   少 量
※出典:NB2011/02/21。
生命体の生命維持 ◆生命体にとって、生命維持の為に重要なものが2つある。
(1)食べる事…食事はエネルギー「補給」。
(2)睡眠…心身の「点検・補修」。その作業は主に自律神経系、内分泌系、免疫系の3つの系統によって行われている。
①自律神経系…交感神経(緊張を高める)優位から副交感神経(緊張を鎮める)優位へと移行し、体と脳を休息させる。
②内分泌系…睡眠中に様々なホルモンが大量に分泌され、体の疲労回復や傷んだ部分の修復を促す。
③免疫系…免疫関連物質(サイトカイン等)が血中に増加し、ウイルスの増殖を抑制する。
・睡眠が不十分な生活が続けば、心身が不健康な状態になり、生活習慣病(高血圧症、高脂血症等)の発症のリスクが高まる。また、脳の疲労回復も不完全になる為、メンタルヘルス(心の健康)へも悪影響を与える。
※サイトカイン(cytokine)…免疫システムの細胞から分泌されるタンパク質で、特定の細胞に情報伝達をするものを云う。多くの種類があるが特に免疫、炎症に関係したものが多い。また細胞の増殖、分化、細胞死、或いは創傷治癒等に関係するものがある。
睡眠キャンペーン
※出典:NB2011/01/24。
酒を割る ◆酒を割るのは、アルコール分が何度以上か?
・酒は、一般的にアルコール分が20度以上のものを割って飲む。チェイサーを添えるのも同じ事。
・割る酒…焼酎、ウィスキー、テキーラ、ウォッカ、等。
・割らない酒…ビール、日本酒、ワイン、シャンパン、等。
※巷、2011/01/14。
「CSR」→「CSV」 ◆「CSR」→「CSV」への変革が必要。
◆CSR…Consumer Social Responsibility、企業の社会的責任。従来のCSRは、企業の声価を高める為に取り組む事が多く、慈善事業や寄付で良いと云われていた。だが、CSRが戦略と分離していて意味がない。名声が高まるのは良いが、それを目的にする様では社会に大きなインパクトを齎せず、利益にもならない。
◆CSV…Creating Shared Value、共有価値の創造。企業の利益に繋がり、社会にも新しい価値を生み出すには『共有価値の創出』が重要である。CSVは、資本主義の本質を変えながら利益生み出して行く企業活動である。CSRの発想からもっと先に進まなければならない。
※出典:マイケル・E・ポーター(米ハーバード大学経営大学院教授)、米ハーバードビジネスレビュー誌の2011年1月・2月合併号に共著で発表した『Creating Shared Value』(共有価値の創出)で提唱した。NB2011/01/03。
ミドルメディア(Middle media) ◆「ミドルメディア」(Middle media)とは、マスメディア(Mass media)とパーソナル・メディア(Personal media)の間にある中間的な圏域を指す新しい用語。
◆「ミドルメデア」(Middle media)は、「特定の企業や業界、特定の分野、特定の趣味の人達等、数千人から数十万人の規模の特定層に発信される情報」…(佐々木 俊尚(ジャーナリスト)氏による定義)。
※出典:『街場のメディア論』(著者:内田 樹(たつる))2010/11/25。
不正のトライアングル ◆不正の原因分析は、「不正のトライアングル」で参考になる。
・この3つの要素が揃うと、不正が発生し易くなる。
①動機・プレッシャー…例えば、過大な営業ノルマや個人的な借金等の犯人を取り巻く状況。
②機会…不正に甘い企業風土や相互牽制の不備により容易に不正が犯す事の出来る状況。
③姿勢・正当化…他人もしているとか、盗んだのではなく借用した等自分自身を納得させる事。
※出典:NB2010/11/08。
正しい判断を支える根拠 ◆正しい判断を支える根拠として、知識に加え直感も判断を左右する。
判 断
  ├知 識
  | ├教 育
  | | ├好奇心
  | | └記 憶
  | └経 験
  |   ├統合的影響
  |   └ショック
  └直 感
    ├自 己(セルフ)
    | ├自 我(エゴ)
    | └影(シャドー)
    └価値観
      ├倫 理
      └品 位

・直感…好奇心・勘・第六感・懸念・躊躇・疑念・不安・恐怖
      低い ← 直感レベル(危険認識) → 高い
・個人のバランス…自分の限界を認識する事や自我(エゴ)、そして自己(セルフ)や、受け入れ難い自分自身の暗い側面である影(シャドー)と云う、より大きな全体像から成り立っている。
※出典:NB2010/11/01。
「カエデ」と「モミジ」 ◆「カエデ」と「モミジ」の違い。
◆カエデ
・イロハカエデやイタヤカエデの様にカエデ科の植物を云う。
◆モミジ
・秋に紅葉・黄葉する植物全体を云う。
・モミジと云う言葉は古い言葉で、黄葉する事を「もみずる」から来た言葉。
※出典:伊豆だより 2010.OCTOBER VOL.588。
「了解」と「承知」 ◆「了解」と「承知」の違い。
◆了解
・物事の内容や事情を理解して承認する事。物事の内容や事情が分かる(分かって納得する)。事情などを容認する事。一般的に、部下から上司への伺いに対して、上司から部下への返答として発する。「諒解・領会・領解」とも書く。
◆承知
・情報に接して、内部の事情を知っている事。一般的に、上司から部下への指示に対して、部下から上司への返答として発する。
「経」と「マネジ」 ◆「経」と「マネジ」の違い。
◆日本語の「経営」の「経」は、「お経」に由来し、「つなげる」と云う意味。
◆英語の「マネジメント」(Management)の「マネジ」(Manage)とは、イタリア語に語源があり、「手綱さばき」と云う意味。
※出典:貝塚 由久(ミネベア㈱の社長)、NB2010/09/20。
足(脚)≒第2の心臓 ◆足(脚)は、第2の心臓。
・足は全体重を支える為に、28個もの小さな骨から出来ていて、複雑な組み合わさり方をしている。
・第2の心臓と云われる理由は、足先に集まった血液を再び心臓に送り返す働きをしているから。
・マメや靴ズレの原因は、「蒸れ」と「スレ」。
・骨格(関節)を支えているのは、筋肉や靭帯。
◆足には3つのアーチがあり、この3つのアーチのバランスが良い事が丈夫で健康な足の条件。
・3つのアーチ…内側縦アーチ(親指と踵の間、土踏まず)、横アーチ(親指と小指の間)、外側縦アーチ(小指と踵の間)。
※出典:『地球の上で歩く、食べる、眠る アウトドアのレッスン』(監修:北山 耕平、編著:梶原 光政)2010/08/20。
『水分』の摂り方 ◆夏を上手に過ごす『水分』の摂り方(効果的な水分補給のポイント)。
・こまめな水分補給として、200ml(湯飲み茶碗1杯程度)の水を、15分~20分おきに摂取するのが良い。一度にガブガブと沢山飲むと、胃に負担が掛かる。
・体が吸収し易い水の温度は、6℃~13℃の冷えた水。特に暑さを感じる時は、しっかり冷やした水(6℃程度)を飲む方が、喉の渇きを抑え易く、胃の吸収も高まる。但し、アイスや氷等の冷たいものを摂り過ぎると、夏バテの原因になる。
・良好なコンディションを維持するするには、糖分は3.5%前後が良い。所謂スポーツドリンクでも7%程度の糖分が入っているので、出来るだけ水に近いものを摂取する。糖分を摂り過ぎると血糖値が上がったり下がったりして、安定した状態を保ち辛くなる。
※出典:平石 貴久(東京ミッドタウンメディカルセンター平石貴久特別外来の先生)、「健康のちからこぶ 2010年8月発行Vol.17」(㈱伊藤園 通信販売部)。
落語家の「3めき」 ◆落語家は、「3めき」を磨く事が大切。
①ざわめき…好奇心。心がざわめく状態を保つ様に、色々な事に興味を持つ事。
②きらめき…人間力。話術や技術は勿論必要であるが、人間としての魅力を持つ事。これを磨く方法の一つとして、読書や芸術鑑賞がある。
③ひらめき…発想力。つまり第一感(直感力)を養う事。これを鍛えるには詰め将棋が良い。詰め将棋は、ゼロから考え直す勇気と忍耐力も鍛えられる。
※出典:三遊亭 楽麻呂(落語家)、NB2010/08/23。
「没法子」と「有法子」 ◆「没法子」と「有法子」は、十河(そごう) 信二氏が満州鉄道の理事時代に、蒋介石やその幕僚から聞いた言葉。
◆『中国人は世界中から侮(あなど)られている。それは何かちょっと困難に直面すると、直ぐ「没法子」(メイファーズ)と云って諦めてしまうからだ。没法子とは、もうどうしようもないと云う意味である。中国人がどんな場合でも没法子ではなく「有法子」(ユウファーズ)と、何か必ず対策はあると云う言葉を自分達のモットーとする様になった時に中国は一流の国になるであろう』
◆「有法子」は、葛西 敬之氏の座右の銘。その昔、中央鉄道学園(国分寺にあった国鉄の教育施設)には、十河総裁の自筆の書があった。
・今の中国は飛ぶ鳥を落とす勢いで経済成長を続けており、正に蒋介石の云う「有法子」になっていると云っても過言ではない。
※十河(そごう) 信二…日本の鉄道官僚、政治家、日本国有鉄道の第4代総裁、「新幹線の父」と呼ばれる。
※出典:『明日のリーダーのために』(著者:葛西 敬之、東海旅客鉄道㈱の代表取締役会長)2010/06/22。
ネズミを捕るネコ ◆ジョゼフ・フーシェの考え方(中曽根 康弘自民党総裁・総理大臣時代の後藤田 正春総務庁長官(警察出身の政治家)を評して)。
・「ネズミを捕り尽くしたネコはお払い箱になる。ネズミを捕らないネコもお払い箱になる。だから小さなネズミを捕って仕事をしている振りをして、大きなネズミは泳がせておく。政権が代わったら大きなネズミに売った恩を返して貰えば良い」
(出展:『ジョゼフ・フーシェ伝』(著者:シュテファン・ツヴァイク、オーストリアの作家・歴史家))
※ジョゼフ・フーシェ…革命期フランスの政治家。警察の実権を握り続け、それによってフランス革命期のジャコバン党時代かナポレオンが失脚するまで、権力の座に座り続けたフランスの政治家。後世からは「過去において最も罪深く、将来においても最も危険な人物」と評された。
※出典:『明日のリーダーのために』(著者:葛西 敬之、東海旅客鉄道㈱の代表取締役会長)2010/06/22。
コーヒーの健康効果 ◆コーヒーの健康効果(2006年の米国の研究報告)。
・コーヒーを飲まない人が糖尿病になるリスクを1とすると、1日1杯飲む人は0.87、2~3杯飲む人は0.58。
…コーヒーを習慣的に飲むと、糖尿病になるリスクが半分近くまで下がる。
・コーヒーは、動脈硬化やガン、肝臓病の予防にも役立つ。
※牧野 富太郎(日本の植物学の父)は、楽天主義でコーヒーが好きで94歳まで生きた。NB2010/07/05。
ライバル(Rival) ◆「ライバル」(Rival)と云う言葉は、川(River)から生まれた。
・語源はラテン語で「小川」を意味する"rivus"の派生語の"rivalis"で、「水利権を巡り、同じ川を挟んで対峙する」と云う意味。
…これが「同じ川(水源、水利権)を巡って争う人々」から「一つしかない物を求めて争う人々」の意味へと発展し、フランス語を経由して英語になった。
・英語の「ライバル」(Rival)は、「常に対立し合っている宿敵」という意味。
…それ故か、仮想敵や好敵手は身近にイメージしがち。
てんかん、パーキンソン病 ◆てんかん、パーキンソン病に掛かった有名人。
◆てんかん
・ドストエフスキー、ソクラテス、アリストテレス、ピタゴラス、シーザー、ナポレオン3世、ベートーベン、レオナルド・ダ・ヴィンチ、預言者ムハンマド(モハメッド)、パスカル、チャイコフスキー、ミケンランジェロ、バイロン、トルストイ、アガサ・クリスティー、エルトン・ジョン。
※ある心理学者の言葉…「てんかん患者は脳の一部が異常をきたしている為に、それ以外の部分が異常な部分を補おうとして過剰に発達する」。
◆パーキンソン病
・モハメド・アリ(ボクシングの元へビー級世界チャンピオン)、マイケル・J・フォックス(俳優)、ジャネット・リノ(アメリカの元司法長官)、ヨハネ・パウロ2世(前ローマ法王)、鄧 小平(中国の最高政治指導者)、アラファト議長(PLOパレスチナ解放機構)、岡本 太郎(画家、「芸術は爆発だ」)、ダリ(シュルレアリスムの画家)、アドルフ・ヒトラー(ナチスドイツの総統)。
※出典:『知りたいサイエンス 薬は体に何をするか 「あの薬」が効くしくみ……』(編著者:矢沢サイエンスオフィス)2010/05/14。
「結婚は男から孤独を奪い、女に孤独を強いる」 ◆「結婚は男から孤独を奪い、女に孤独を強いる」。
・娘は元々親と共に親密な家庭環境を楽しんでいたんですから、結婚に至るまで実家でぬくぬくと家庭社会の中にいて孤独を感じる事は少なかったのに、ある日好きだと思った男と結婚生活に入ってみると、朝早く亭主が出て行ってから夜亭主が帰って来るまで、今だかつて経験した事のない長い孤独を味わう事になる。これは専業主婦モデルですが、今日でもまず過半のケースです。
・一方で男は実家にいて親のすねを齧(かじ)っているからと云って、別に親に阿(おもね)ていた訳ではないのですから、家にいても一日一言も会話をせずに過ごし、自室に籠(こも)り、また気が向けば外出して行き先も不明、と云う様な勝手気ままな孤独な生活をして来ていたんです。これが結婚と同時に会社と云う群れの生活が午後五時にチャイムを打つと、家庭に帰って、新妻との二人の生活、やがては子供との生活となります。つまりそこに孤独である時間はありません。随分大きな違いです。
※出典:『会社は毎日つぶれている』(著者:西村 英俊)2010/02/15。
エンゲージメント(Engagement) ◆「エンゲージメント」(Engagement)の米ヒューイット・アソシエイツ(人事組織コンサルティングの大手)の定義。
・「会社の発展の為に自分の仕事にベストを尽くす気持ちと意思の表れ」
…社員のやる気であり、社員や顧客の会社や商品への愛着心でもある。会社に対する様々な気持ちや意思を表現する言葉。
※ヒューイット・アソシエイツ…創業65年を超え、ニューヨーク証券取引所に上場する世界最大の人事・組織コンサルティング会社である。世界33カ国に24,000の人員を擁し、2,300社以上の顧客に対しコンサルティングを行い、また340社で数百万人に及ぶ従業員の給与・年金・福利厚生などのアウトソーシングを行っている。NB2010/03/01。
ティッピング・ポイント(TP) ◆「ティッピング・ポイント」(TP:Tipping point)とは、新しいトレンドが劇的に普及し始める転換点。
・あるアイデアや流行もしくは社会的行動が、敷居を越えて一気に流れ出し、野火の様に広がる劇的瞬間の事(マルコム・グラッドウェル、Malcolm Gladwellが定義)。
・この言葉は、そもそも1970年代に普及した言い回しで、アメリカ北東部の比較的古い都市に住む白人の市外への脱出を指す言葉だった。ある特定の都市区域に住み着いたアフリカ系アメリカ人の数が一定数(ほぼ20%)に達すると、その地域に残っていた白人がほぼ一斉に町から出て行く。それを社会学者は町が傾く(Tip、ティップ)と称した。
・ティッピング・ポイントとは、核物理学で云う臨界質量であり、閾値であり、或いは沸騰点の事である。
◆マーケティング理論では、アーリーアダプターからアーリーマジョリティーへいく時点で、“ブレークスルー”(Breakthrough:不連続な拡大時期)が発生すると云われている。これをティッピング・ポイント(Tipping point:小さな変化が大きな変化を生み出す点)とも云う。
※出典:『急に売れ始めるにはワケがある』(著者:マルコム・グラッドウェル、Malcolm Gladwell、訳者:高橋 啓)2010/02/26、新社会システム総合研究所
パソコンの文字配列 ◆パソコンのキーボードの2段目配列は、「QWERTYUIOP・・」となっている。
QWERTYUIOP
 54612 7 3
  908
    ↓
TYPEWRITER
1234567890

・これは元々はタイプライターの配列と同じで、タイプライターのセールスマンが「TYPEWRITER」と打って見せた。勿論、打ち易い様に配列したと云われている。
「海抜」と「標高」 ◆「海抜」と「標高」は、何れも高さを表す言葉。
◆海抜…平均海面を0mとした高さ。陸地の高さや飛行高度を示す際に用いる。低い土地に対して海抜が使われる事が多い。
◆標高…海面を0mとして測量した水準点を元に出される高さ。地理において高さは、標高と呼ばれる事が多い。海抜高度と云う言葉もある。
※平均海面…日本では、東京湾平均海面(東京湾の平均海面、Tokyo Peil:T.P.)を0mとする。
日本水準原点…東京都千代田区永田町1-1-2(国会前庭北地区憲政記念館構内、かつて参謀本部陸地測量部が存在していた)の日本水準原点標庫と云う建物の中にあり、日本の高低測量の基準点である。1923年(大正12年)の関東大地震後の測量の結果、原点の高さは東京湾平均海面上24.4140m(測量法施行令第2条第2項)と改定され、この値が今でも使われている。
国土交通省 国土地理院 海上保安庁海洋情報部
「働く」と云う事 ◆人間の「働く」と云う事。
・法事で知り合った住職に対して、「障害者は施設にいれば楽なのに、わさわざ辛い思いをして工場まで通勤して、何故働こうと思うのか」と訊ねた。
・住職は答えた。
「人間の幸せはモノやお金だけではない。究極の幸せは4つある。
①人に愛される事。
②人に褒められる事。
③人の役に立つ事。
④人から必要とされる事。
企業で働きたいと願うのは、社会で必要とされて、本当の幸せを求める人間の証しなのだ」
※出典:大山 泰弘(日本理化学工業㈱の会長)NB2009/11/30。
「出来ないは禁句」(社長方針) ◆出来ない理由は5つあると云う。
①今すぐには出来ない。
②今のやり方では出来ない。
③今の工数では出来ない。
④今の資金では出来ない。
⑤今の人では出来ない。
・1つでも良いから課題をそれに当て嵌めて見る。そうすると不可能だと思えた事が可能になる。この世の中に不可能と云う事はない。必ず出来ると云う信念を持てば必ず出来る。
※出典:小野 守男(㈱タムロンの社長)NB2009/11/23。
赤ちゃんの視覚 ◆赤ちゃんの視覚は未完成で、大人と比べて視力が弱い。従って、明暗がはっきりしていないと良く見えない。
・生まれたばかりの視力=0.02
・生後6ヵ月の視力=0.2程度
・6歳児の視力=大人と同じ位
◆人類が誕生したのが25万年前として、文字の歴史は5千~6千年前までしか遡れない。この時間の短さ故、脳は文字を処理する事に十分に適用しきれていない。
※出典:『センスのいい脳』(著者:山口 真美)2009/10/01。
タフな米国ビジネス ◆交渉事について、ユダヤ人の実業家が教えてくれた事。
①「どんなものでも必ず値切ってみる」と云う事。値切った所で「Nothing to Lose」、つまり失うものはないのだから、先ずは値切ってみるべきだと云う事。
②「Not End of the World」、「それで世界が終わるわけじゃない」のだから、失敗したってくよくよするなと云う事。
※出典:『松下幸之助は生きている』(著者:岩谷 英昭、経営コンサルタント、元・米国松下電器 会長CEO、松下電器グローバル戦略研究所 所長)2009/08/03。
和魂(わこん) ◆「和魂」(わこん)とは「和(なご)む魂」で、穏やかである様に働き掛ける神の霊」、つまり「荒魂」(あらみたま)に対する「和魂」(にきみたま)の事。
・「和魂」の訓読みは「やまとだましい」では無く、「にきたま」或いは「にきみたま」が本来で、漢文で書かれた『日本書紀』には、「和魂」に対して「にきみたま」と云う訓みの注釈が掲げられている。
・従って「和魂漢才」は、本来「倭魂漢才」とすべきであったと思われる。
・「和」=「日本」=「倭」(『魏志倭人伝』の「倭」=「ヤマト」)
◆和魂漢才(わこんかんさい)
・中国伝来の学問を学び取りながら、日本固有の精神を失わない事。
・菅原道真の言葉と云う事になっているが、真偽は不明。
・この言葉が登場するのは、「平安末から室町の初め」の時期に出来上がったと思われる、著者不明の『菅家遺誡』(かんけいかい)と云う菅原道真の遺訓を集めた(とされる)本。
◆和魂洋才(わこんようさい)
・「日本人が日本人として生きて行く為の思想性はもう完備されている。必要なのは、西洋にある進んだ技術を取り入れるだけだ」と云う実務の思想。
・明治時代に云われた言葉で、「和魂漢才」と云う言葉のもじり。
※出典:『大不況には本を読む』(著者:橋本 治)2009/08/03。
無宗教 ◆一般的な宗教の定義。
・「神や仏と云った超越的な存在に対する信仰」と云われている。
・但し、全ての宗教で超越的な存在が重要視されている訳ではない。
・例えば、仏教の禅で重要なのは、座禅と云う修行であり、その中での悟りである。仏教を開いた釈迦の直接の教えも、悟りと云う事が中心にあって、仏を崇拝する事が説かれていた訳ではなかった。
◆日本人は「無宗教」と云われる訳。
・かつての日本には、「宗教」と云う言葉自体が存在しなかった。日本人は「宗教」と云う言葉を明治になって知った。宗教と云う言葉が存在しなければ、自分達を無宗教とは考えない。宗教と云う言葉が無ければ、「無宗教」と云う言葉もあり得ない。
・但し、当時「宗教」と云う表現そのものは存在していた。それは、「宗教の教え」と云う意味であった。
・現在、使っている「宗教」とは、一つの独立した信仰世界の意味(概念)であり、これを使い始めたのは、明治に入り、近代化が始まってからである。
※出典:『無宗教こそ日本人の宗教である』(著者:島田 裕巳)2009/07/02。
y=f(x):「科学的思考」 ◆y=f(x):因果関係を発見する「科学的思考」。
・fの関数は、一種のブラックボックスであり、それがどう云う風な構造であるかには副次的な重要性しかない。
・分子生物学者のルドルフ・シェーンハイマーはこれを「ペニー・ガム法」と名付けた。
◆ペニー・ガム法
・自動販売機にペニー硬貨を投じるとガムが出て来る事を、「銅がガムに変化した」と推論する思考の事である。即ち、ガム=f(ペニー)の方程式が成立する。
・陰謀史観は世界政治をこれに準じた「ペニー・ガム・メカニズム」と理解する事がある。
※出典:『もう牛を食べても安心か』(著者:福岡 伸一)。
ユダヤ人 ◆ユダヤ人。
・日本語の既存の語彙には対応するものが存在しない概念である。そして、この概念を理解する為には、私達自身を骨がらみにしている民族誌的偏見を部分的に解除する事が必要である。
◆ノーベル賞(1901年から始まるノーベル賞受賞者の統計)。
・自然科学分野におけるユダヤ人の受賞者数が突出している(2005年までの統計)。
①医学生理学賞の受賞者数=48名(全体182名の26.4%)
②物理学賞の受賞者数=44名(全体178名の24.7%)
③化学賞の受賞者数=26名(全体147名の17.7%)
・ユダヤ人の人口は、世界人口の0.2%を占めるに過ぎない。
◆ユダヤ人が知性的な理由。
①ユダヤ人の「例外的知性」なるものは、民族に固有の状況がユダヤ人に強いた思考習慣、つまり、歴史的に構築された特性である。…「政治的に正しい」唯一の回答である。
②ユダヤ人の「例外的知性」なるものは、民族に固有の聖史的宿命ゆえに彼らが習得し、涵養せざるを得なかった特異な思考の仕方の効果である。ユダヤ人の「聖史的宿命」とは「諸国民」に先んじて、「諸国民」より以上に受難する事である(ユダヤ人は迫害された事を主体的に引き受けて来たと云う事実がある)。
③例外的知性が遺伝性の疾患の様なものとしてユダヤ人達の内に器質的に内在している。…この反ユダヤ主義的回答は議論の対象にならない。
※出典:『私家版・ユダヤ文化論』(著者:内田 樹(たつる)、この本で、第6回小林秀雄賞を受賞)2009/06/17。
脳幹活性法 ◆12の脳神経核の種類と刺激の仕方(脳幹活性法)。
・脳幹の神経は、自分で刺激出来る。
<名称> <神経が司る主な働き> <刺激の仕方>
①嗅神経  嗅覚        周囲の匂いを意識的に嗅ぐ。
②視神経  視覚        目を見開き、周囲を意識的に観察する。
③動眼神経 眼筋運動      目を上下・左右、8の字に大きく速く動かす。
④滑車神経 ③に同じ      ③に同じ。
⑤三叉神経 顔面の知覚・咀嚼力 顔全体を細かく叩く。つねって刺激する。
⑥外転神経 ③に同じ      ③に同じ。
⑦顔面神経 顔面の運動     額にシワを寄せる、ぎゅっと目をつむる、口を横に引いたり膨らませる。表情豊かになる。
⑧内耳神経 聴覚・平衡機能   かすかな音に耳を傾ける、片足立ちの練習。
⑨舌咽神経 のどの運動・味覚  高音から低音まで「アー」と発声する。
⑩迷走神経 ⑨に同じ      ⑨に同じ。
⑪副神経  首や肩の運動    首を左右にストレンチ、肩を上下に動かす。
⑫舌下神経 舌の運動      舌を出して上下、左右、斜めに動かす。

※出典:江田 証(江田クリニックの院長)。
生命の4大定義 ◆生命の4大定義。
①生きる状態を維持する『セルフメンテナンス』…餌やエネルギー源を得続けるのがこれに当たる。
②DNA(デオキシリボ核酸)の複製や生殖など自らの分身を作る『セルフコピー』。
③外界と自分自身を区切る『コンパートメント』…細胞膜がこれに当たる。
④『進化する力』…自らを維持して複製するだけでなく、進化を続ける事で生命は数十億年も生き続ける事が出来た。
+最近、使われ始めた言葉に『ハビタビリティー』(生存可能性、生命存続条件)がある。
…生命は生命自身だけで成り立っているのではなく、生命を支える周囲の環境も生命に含まれると云う考え方。
※出典:高井 研(独立行政法人 海洋研究開発機構(JAMSTEC、ジャムステック) 海洋・極限環境生物圏研究領域のプログラムディレクター)。
言語学の世界 ◆言語学の世界には、「リポートトーク」(Report-talk)と「ラポートトーク」(Rapport-talk)がある。
・「リポートトーク」(Report-talk)…数字を挙げて定量的、論理的に話す話し方。ニュースキャスターが情報を伝える様な話し方。代表者:安倍 晋三元首相。
・「ラポートトーク」(Rapport-talk)…心理的な繫がりを大事にする話し方。相手との触れ合い、気持ちの通じ合いを中心にした話し方。 代表者:小泉 純一郎元首相、東国原 英夫宮崎県知事。
・人間の認知方法とそのプロセスは、数字やデータに基づいて論理的に結論を導き出してる訳ではない。意外に情緒的、直感的、観念的なものである。
※出典:東 照二(米ユタ大学兼立命館大学の教授)。
◆デボラ・タネンと云う言語学者が『人の発言には「リポートトーク」(Report-talk)と「ラポートトーク」(Rapport-talk)の2種類がある』と提唱している。
・「リポートトーク」(Report、報告)
…客観的な事実を伝える事に重きを置く情報中心の話し方で、聴衆の心を掴んで話さない様な印象深い言葉を殆どなく、あるのは自分もしくは製品が優秀で経験、実績があるかを繰り返し述べると云うもの。代表者:クリントン国務長官。
・「ラポートトーク」(Rapport、共感)
…聞き手との心理的な繫がりや共感関係を高め様とする情報中心の話し方で、的確で効果的な言葉の選択、繰り返し、発展、そしてそれを独特の抑揚、リズム、間の取り方で演出すると云うもので、上手い人はドラマ性、物語性をもった交響曲を聴いている感じを受ける。代表者:オバマ大統領(サーバントリーダーシップ…他者中心の、極めて精神的なリーダーシップ像)、アップルのスティーブ・ジョブズ。
「危機」=「危険」+「機会」 ◆危機…危険な状態を云い表わす言葉。
・危(危険)…危うい。個人にとって負傷・死を招くとか、災難・危害をもたらすとか、地域社会の人々にとって広義の人災が起こりそうなおそれが有る事。
・機(機会)…物事が起きるきっかけと云う前向きな意味がある。何かをするのに、ちょうどいい時。チャンス。
「LQQTSFA」 ◆「LQQTSFA」とは、症状を伝えるキーワード。
・Medical Interview(病歴聴取を含む医師と患者とのコミュニケーション場面)で使用する方法論。
・症状の特徴を捉える為の焦点を当てた質問の7項目。
L:Location、症状のある身体の部分、部位、位置
Q:Quality、症状の性状、性質
Q:Quantity、症状の程度、強度
T:Timing、発症時期、持続時間、頻度など
S:Setting、Sequence、どの様な状況で、経過
F:Factor、症状を軽快または増悪させる因子、憎悪/寛快因子、関連要素
A:Accompanying symptoms、Associated manifestations:随伴症状
日本の医療と未病 ◆日本の医療。
・受け身の医療…これまでの、病気になってから治療すると云う医療。
・予防医療…これからの、病気を未然に防ぐと云う医療。
◆未病(いまだ病にあらず)。
・「未病」とは「いまだ病にあらず」、つまり「はっきり病気だとは云えないけれど、全く健康かと云うとそうではない」と云う、病気に至る前の半健康状態を表現する言葉。
・「未病」の考え方は、既に2300年前(漢の時代)の中国最古の医学書である『黄帝内経』(こうていだいけい)に登場している。
→「聖人不治既病、治未病」(名医は、既に病気になってから治療するのではなく、病気に至らない間に治療を行い、病気を起こさせない)
…「未病を治療出来る医師こそが優れた医師である」と云う事。
・西洋医学では「未病とは、自覚症状はないが、検査をすれば経度ながら異常値を示す状態」を云う。
…具体的には、肥満や脂肪肝、高脂血症、高血圧、境界型糖尿病、高尿酸血症などの軽症なもの、それらを併せ持つメタボリックシンドローム、若しくはその予備軍も対象。
ジャガイモの力 ◆ジャガイモの力。
・痩せ地や過酷な環境でも育ち、最短50日で収穫でき、収穫量も小麦や米の2~3倍にもなる。
・栄養のバランスも良い。茹でたジャガイモはトウモロコシよりも多くのタンパク質を含み、カルシウムは2倍、ビタミンCは果物に負けない程豊富である。ジャガイモのビタミンCはでんぷんに守られている為、加熱調理しても壊れにくい特徴を持っている。
・ジャガイモは、コレシストキニンと云う満腹ホルモンを分泌させる為、満腹感を持続させる。しかもカロリーはパンの3分の1である。
諸行無常(3つの無常原則) ◆「諸行無常」の3つの無常原則。
①地上に永遠なるものはない。
②形あるものは必ず壊れる。
③人間は生きてそして死ぬ。
・無常の3原則は、誰も否定出来ない客観的な事実である。
・問題となるのは、その事実を受け入れる文明と、そうでない文明がある。老子の思想そして仏教文明は、これを受け入れて来た歴史がある。一方でユダヤ・キリスト教文明を持つ西洋社会は、これを絶対に受け入れなかった。
※出典:山折 哲雄(宗教学者、国際日本文化研究センターの元所長)。
本能(3つの欲求) ◆脳が本能的に持っている3つの欲求(先天的に持って生まれた3つの本能)。
①「生きたい」(生存の欲求)→家族(家庭)の形成。
②「知りたい」(知的欲求)→教育(学校)の形成。
③「仲間になりたい」(集団への欲求)→社会(会社)の形成。
・人間の脳は、3つの欲求をバランス良く満たす方向で自然に動いている。それが最も調和が取れて心地良い状態であり、能力が最も発揮出来る。
(注)後天的には、脳が成長していく過程で「構築本能」が形成される。例えば、自分を守りたいと云う「自己保存」の本能等+が形成され、その一つに「統一・一貫性」を守る本能がある。但し、そのマイナス面として「間違う仕組み」が存在する。
◆人間が作り出した複雑な社会システムは、脳が本能的に持っているたった3つの欲求に集約されている。
①「生きたい」+②「知りたい」と云う欲求から「科学」が形成された。
②「知りたい」+③「仲間になりたい」と云う欲求から「文化」が形成された。
③「仲間になりたい」+①「生きたい」と云う欲求から「宗教」「ビジネス」が形成された。
※出典:『ビジネス〈勝負脳〉 脳科学が教えるリーダーの法則』(著者:林 成之)2009/02/13。
「勝負脳」 ◆「勝負脳」(造語)
・人間の脳本来の求めに応じて思考、行動出来る知能を意味する。
◆「勝負脳」を構成する能力。
①表現知能…言語能力、音感能力、運動能力、計算能力、理論的能力、空間認知能力(空間認知中枢の機能)。
②思考知能…表現知能を考えて活かす能力。
③性格知能…表現知能と思考知能の両者を繋げる、人間性、人となりの能力。
・「勝負脳」は、上記の3つの知能を一本化させて、人間の持つ才能や能力を最高に発揮する脳(知能)を意味する。
※出典:『ビジネス〈勝負脳〉 脳科学が教えるリーダーの法則』(著者:林 成之)2009/02/13。
脳にいい食べ物 ◆脳にいい食べ物。
・脳は大量のエネルギーを消費する。バランスの取れた食事は脳の活動を支える為に大変重要である。
①「まごたちはやさしい」(「マゴハヤサシイ」の変形)
②「マゴハヤサシイ」(医学博士の吉村 裕之 先生が提唱した言葉)
・「ま」…豆類。大豆や大豆製品である豆腐、納豆、油揚げ等が該当。豆は畑の肉と言われる良質のタンパク質。
・「ご」…ごま。色々なものにスリゴマ等をかけて食べる。ゴマにはタンパク質や植物脂肪の他に抗酸化物質であるビタミンEやセサミノール等と云った特殊成分も含まれている。
・「た」…卵。
・「ち」…チーズ等の乳製品や牛乳。
・「は(わ)」…わかめ等の海藻類。昆布、ひじき、のり、テングサ等がお勧め。海草類はミネラルも豊富で腸内細菌を整える効果も抜群。
・「や」…野菜。野菜を食べる事で食物繊維、ベータカロチン、ビタミン、ミネラルの補充が出来る。
・「さ」…魚や肉。小魚や青みの魚は特にお薦め。
・「し」…しいたけ等のキノコ(茸)類。ビタミンDが豊富なのが特徴。
・「い」…いも類。サツマイモ、サトイモ、ヤマイモ、ジネンジョ等がお薦め。
※出典:『ビジネス〈勝負脳〉 脳科学が教えるリーダーの法則』(著者:林 成之)2009/02/13。
人間の性格 ◆人間の性格。
・ドーパミンの分泌が活発な人は、前向きで明るい性格である。
・癒し系のセロトニンや活力を生み出すアドレナリン、更にこれらの神経伝達を強めるアセチールコリンと云った様々な神経ホルモンがどの様な割合で働くかによって、変わって来る。
・人間が考える仕組みは、前向き思考の明るい性格によって最も強く機能する様になっている。明るい性格を鍛えると「ドーパミンA10神経群」も鍛えられ、才能が伸びていく。
・更に、人間を伸ばす為に大切な事は「興味を持つ」「好きになる」「感動する」「自分で決める」「間をおいて繰り返し考える」と云う事である。
※出典:『ビジネス〈勝負脳〉 脳科学が教えるリーダーの法則』(著者:林 成之)2009/02/13。
脳の疲労と対策 ◆脳の疲労と対策(疲労回復や疲労予防)。
・脳も体と同じ様に疲労する。疲労した脳の中には活性酸素が増えている。活性酸素は細胞を錆付かせるので、脳の働きが悪くなって、やる気や思考の減退を引き起こす。この活性酸素を除去する為に有効なのが、テアニン(緑茶に多く含まれている。その中でも棒茶(茶の茎の部分を使った茎茶の事)に多く含んでいる)と云う物質である。
・外部から体内に摂取された殆どの物質は、脳に入る手前の所でシャットアウトされてしまうが、テアニンは脳内に入る事が可能である。
※出典:『ビジネス〈勝負脳〉 脳科学が教えるリーダーの法則』(著者:林 成之)2009/02/13。
交感神経と副交感神経 ◆「交感神経」と「副交感神経」の役割。
・脳は緊張すると交感神経が高まる。
・副交感神経が高まると、脳はリラックスする。
・脳の緊張を解すには副交感神経を高めれば良い。
・副交感神経を刺激するには、息を出来るだけ長く吐き出すのが簡単な方法で、この時に、お腹の筋肉を締める様にするとより効果がある。
※出典:『ビジネス〈勝負脳〉 脳科学が教えるリーダーの法則』(著者:林 成之)2009/02/13。
「管理」と「計測」 ◆「管理可能なものは、計測可能でなければならない」。
◆"What is manageable shoud be mesureable."
(2009/03/06)
「酒は百薬の長」 ◆「酒は百薬の長」と云われる所以。
・酒を飲むと、笑い上戸と泣き上戸になる人がいる。
・笑い上戸…「はっ、はっ」と笑う。→8×8=64。
・泣き上戸…「しく、しく」と泣く。→4×9=36。
・64+36=100、だから「百薬」、ホント?
※出典:落語家 三遊亭 楽春立川 志らべ(2009/02/20)。
※三遊亭 楽春の師匠は、三遊亭 円楽。
※立川 志らべの師匠は、立川 志らく、立川談志。
「ユーモア」(Humor)と「ヒューマン」(Human) ◆「ユーモア」(Humor)は、「ヒューマン」(Human)から転じた言葉。
・ユーモアは、人そのものから発せられるもの。
※出典:落語家 三遊亭 楽春、立川 志らべ(2009/02/20)。
「幸せ」と「不幸せ」 ◆「幸せ」と「不幸せ」の違い。
◆幸せ
・仕合わせ・しわ合わせ、掌(てのひら)のしわを合わせる。→感謝する。
◆不幸せ
・節(ふし)合わせ、手のこぶしを合わせる。→喧嘩する。
※出典:落語家 三遊亭 楽春、立川 志らべ(2009/02/20)。
手締め(一本締め、三本締め) ◆手締め(一本締め、三本締め)
・最初に、「よぉー」「いぉー」と発声するが、元々は「祝おう」と云う言葉。
※出典:落語家 三遊亭 楽春、立川 志らべ(2009/02/20)。
サケ(酒) ◆「サケ」(酒)の語源。
・サ…清らかと云う意味の接頭語。「斎庭(さにわ)」、清浄の意。
・ケ…「香」と同源。「御食(みけ)」「御饌」、食べ物の意。
・サケ…合せて「斎食(さけ)」となり、清らかな食べ物の意。
◆「サ」の意味。
・サナエ(早苗)、サオトメ(早乙女)、サヤマ(斎山)等、「サ」を接頭語とする類似例が幾つかあるが、その場合の「サ」は、清浄な事、無垢な事の意。
◆「サクラ」(桜)は、山遊び、花見(宴)の花を指す。
・「サ」と「クラ」の複合語。
・「クラ」…大事なものを置いたり乗せたりする装置。そこは、カミ(神)が宿る特別な場所。
◆「酒屋を殺すに刃物はいらぬ 柚子の一つもあればよい」。
◆「酒に明徳の誉れあり しかも百薬の銘に献ず」。
※出典:『酒の日本文化』(著者:神崎 宣武)2009/01/14。
恵方(えほう) ◆「恵方」(えほう)とは、その年の年神の「歳徳神(としとくじん)」の位置する方角で、この方角は今年1年間、何事につけても「吉」となる方角と云われる。
・2009年の恵方は「東北東」、丙(ひのえ)の方位。
・恵方はその年の十干により4つの方位を巡行する。
 甲己…甲の方位(東微北) 2004 2009
 乙庚…庚の方位(西微南) 2005 2010
 丙辛…丙の方位(南微東) 2006 2011
 丁壬…壬の方位(北微西) 2007 2012
 戊癸…丙の方位      2008 2013
◆歳徳神(としとくじん)
・方位神の一つで、その年の福徳を司る吉神である。年徳、歳神、正月さまなどとも云う。
◆恵方巻き
・節分(2月3日)の夜に、その年の恵方に恵方の方角を向いて、無言で巻き寿司を丸かぶりすれば幸せになると云われている。
「細菌」と「ウイルス」 ◆「細菌」と「ウイルス」の違いは、構造と大きさ。
◆細菌…生物であり、細胞を持っているので、細胞分裂を繰り返して増殖する。大きさは、1~5㎛マイクロメートル(マイクロは100万分の1)で、顕微鏡で見る事が出来る。
◆ウイルス…生物ではなく、たんぱく質の固まりである。その為自ら増殖する事は出来ず、人の細胞等他の生命体に寄生して増殖していく。大きさは、細菌よりずっと小さく、50~100㎚ナノメートル(ナノは10億分の1)程度で、電子顕微鏡でやっと見える。
◆「細菌」と「ウイルス」の共通点は、表面が「たんぱく質」で出来ている事。
◆細菌…細胞そのもので自己増殖も出来、光学顕微鏡や肉眼で見られる。表面の細胞膜がたんぱく質で出来ている。死滅とは、酸化物質が付着すると細胞膜が破壊される為、細胞は形を維持出来なくなって死ぬ事を云う。
◆ウイルス…電子顕微鏡でしか見えない程小さい。自己増殖は出来ず、生物の細胞に入り込んで増殖や破壊を繰り返す。表面には突起状のたんぱく質があり、これがヒトの細胞に入り込むと感染する。無力化とは、酸化物質は突起物を破壊するので、ウイルスは細胞に入り込む事が出来なくなる事を云う。
「輿論」(ヨロン)と「世論」(セロン) ◆一般的に、「世論調査」によるデータが国民の声であるかの様に受けとめている。
◆輿論(ヨロン)…人々が考えて回答したものを集約した公的意見。
◆世論(セロン)…世間・世の中の雰囲気やムードの様なもの。
※出典:『輿論(ヨロン)と世論(セロン)-日本的民意の系譜学-』(著者:佐藤 卓己)。
イノベーション(Innovation) ◆「イノベーション」(Innovation)の語源。
・ラテン語の"Innovare"(新たにする)と云う言葉で、これは"in"(内部へ)と"novare"(変化させる)と云う言葉から成り立っている。
※出典:『カリスマが消えた夏 成長戦略を導く七つイノベーション・シート』(著者:IBMビジネスコンサルティングサービス㈱)。
ソフトウェア ◆ソフトウェアのコード数。
・エアバスA380で使用されるソフトウェアのコードは、10億行以上。
・一般的な自動車に含まれるソフトウェアのコードは、2010年までに1億行を超過予想。
・Windows XPのソースコードは、4000万行。
※出典:『カリスマが消えた夏 成長戦略を導く七つイノベーション・シート』(著者:IBMビジネスコンサルティングサービス㈱)。
「地図」と「海図」 ◆「地図」と「海図」の違い。
◆地図(Map、マップ)
・どちらかと云えば、最初に目的地があり、そこへどの様にして行くのかを検討する為に使用。
◆海図(Chart、チャート)
・広い海の上で、自分達が今何処にいるのかを確認する為に使用。
※出典:『カリスマが消えた夏 成長戦略を導く七つイノベーション・シート』(著者:IBMビジネスコンサルティングサービス㈱)。
「改革」と「変革」 ◆「改革」と「変革」の違い。
◆改革(Re-engineering、リエンジニアリング)
・過去から学んだ事を生かして段階的に良い方向に進む事。
・従来とは非連続な抜本的なパフォーマンス向上を狙うもの。「やり方」を変える。
◆変革(Transformation、トランスフォーメーション)
・過去と決別して、業態を変え新しい価値を生み出す事。
・事業や業態そのものが実態として変わるもの。「やる事」を変える。
・肝心なのは、「改革」と「変革」は次元が違う話だと正しく認識する事で、改革の否定ではない。作業の標準化や効率化と云った改革がきちんと出来ない企業に、変革を求めても無茶な話である。
・変革を成功させる為には、社員の市場価値を高める仕組み、新たな試みの際に必要なスキルを誘致する仕組みが求められる。
※出典:『カリスマが消えた夏 成長戦略を導く七つイノベーション・シート』(著者:IBMビジネスコンサルティングサービス㈱)。
原始仏教(小乗仏教) ◆原始仏教(大乗でなく小乗仏教)は、釈迦の説いた仏教。
・四諦(したい):苦、集、滅、道。
…釈迦が悟りに至る道筋を説明する為に、現実の様相とそれを解決する方法論を纏めた苦集滅道の4つを云う。四聖諦とも云う。
 苦諦:人が生きるということは苦であるという真理
 集諦:その苦の原因は人間の執着にあるという真理
 滅諦:この苦を滅した境地が悟りであるという真理
 道諦:その悟りに到達する方法が仏道であるという真理
 前二者は流転の因果を示し、後二者は悟りの因果を示す。
・十二因縁:無明(むみょう)、行(ぎょう)、識(しき)、名色(みょうしき)、六処(ろくしょ)、触(そく)、受(じゅ)、愛(あい)、取(しゅ)、有(う)、生(しょう)、老死(ろうし)。
…苦しみの原因は無明より始まり、老死で終わるされる、それぞれが順序として相互に関連する12の因果の理法を云う。
※出典:『新版 禅とは何か』(著者:鈴木 大拙)。
人間の意識:「充実感」と「不満」 ◆人間の意識には、「充実感」と「不満」が存在。
◆創始者意識(充実感)
・時代を創造した人達の様な「何が何でも生き抜いてやる」と云った前向きな気持ち。
◆末流意識(不満)
・「頑張っても何も変わらなさ」的に、どこか虚無的になりがちな気持ち。
※出典:『悩む力』(著者:姜 尚中、カン サンジュン)。
「情報通」と「知性」 ◆本来的には、「物知り」「情報通」である事と、「知性」とは別物である。
・"know"と"think"は違う。"information"と"intelligence"は同じではない。
・人間の知性と云うのは、本来、学識、教養と云った要素に加えて、協調性や道徳観と云った要素を併せ持った総合的なものを指す。
※出典:『悩む力』(著者:姜 尚中、カン サンジュン)。
◆「悪魔は年寄だ。だから年寄にならないと悪魔の言葉はわかりませんよ」。
※出典:『ファウスト』(ドイツの文人ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの代表作とされる長編の戯曲)に出て来る言葉。
◆広義の人間の知性は、「真」「善」「美」の3つと関わっている。
※出典:「全人格的な知性」のイメージ(18世紀のイマヌエル・カント)。
「愚か」(『夢十夜』「第七夜」) ◆訳も分からないまま時代に流されるのは嫌である、さりとて、それに逆らって旧時代に拘り続けるのはもっと「愚か」である。
※出典:『夢十夜』「第七夜」の、船に乗って運ばれて行く男の話(著者:夏目 漱石)。
青春 ◆青春とは、無垢なまでに物事の意味を問う事。
・それが自分にとって役に立つものであろうとなかろうと、社会にとって益のあるものであろうとなかろうと、「知りたい」と云う、自分の内側から湧いて来る渇望の様なものに素直に従う事ではないかと思う。
※出典:『悩む力』(著者:姜 尚中、カン サンジュン)。
人生 ◆人生とは、自分がどうすべきなのか選択せざるを得ない瞬間の集積であり、それを乗り越えていく為には、何かを信じて答えをを見つけなければならない。
・生身の人間ですから、どうしていいか分からなくて、たじろぐ事もあるでしょう。
※出典:『悩む力』(著者:姜 尚中、カン サンジュン)。
「働く」事 ◆夏目漱石は、「働く」事は人間性のうちのある部分しか使わないものだと認め乍も、「人は働かねばならない」と考えていた。
・「労働は神聖である」等と全然考えない現代の人も、やはり「働いてこそ一人前である」と云う。
◆社会と云うのは、基本的には見知らぬ者同士が集まっている集合体であり、だから、そこで生きる為には、他者から何らの形で仲間として承認(アテンション、承認の眼差し)される必要がある。
・働く事を「社会に出る」と云い、働いている人の事を「社会人」と云い、「一人前になる」とはそう云う意味である。
・人間を「働く人間」として育成するものは何なのかと云う事を考えると、「教育」に行き当たる。
※出典:『悩む力』(著者:姜 尚中、カン サンジュン)。
◆愛は、相互のパフォーマンスの所産である。
・愛と云うのは、ある個人とある個人の間に展開される「絶えざるパフォーマンスの所産」の謂(いい)なのであって、どちらかが何かの働き掛けをし、相手がそれに応え様とする限り、その時その時で愛は成立している。その意欲がある限り、愛は続いている。
※出典:『悩む力』(著者:姜 尚中、カン サンジュン)。
幸福論:「幸福」と「仕合わせ」 ◆幸福論の「幸福」と「仕合わせ」の違い。
・日本人と欧米人とでは、「幸福」について考えている内容や意味が少し異なる。
◆欧米人の考え方
・元々キリスト教が背景にあり、「幸福」とは、「至福」「浄福」と云う意味で、神様が「嘉(よみ)する(善しと認める)状態」の事を云う。そう云う状態になりたいと願うのが、欧米人の「幸福」であり、「幸福論」である。
◆日本人の考え方
・「幸福」と云う言葉は"Happiness"の翻訳語。日本では、「仕合わせ(幸せ)」と云う言葉があったが、それは「巡り合わせ」とか「天運」と云う意味である。従い、「あまり悪い目に遭わずにすむ様な、良い巡り合わせ」を願う気持ちを指す。また、「どうぞご無事で」と云う挨拶がある様に、「あまり悪い事がない様に」と願う気持ちを指す。
※出典:『哲学は人生の役に立つのか』(著書:木田 元)。
「技術」と「科学」 ◆人間が「技術」を産み出したのではなく、「技術」が人間を人間にした。そして、その「技術」が自己を貫徹する為に、その手先として「科学」を産み出した。決して「科学」が「技術」を産んだ訳ではない。
・「技術」にはそれ独自の論理があり、それに従って自己展開していく。どこまでも自己を分化させ、自分の持つ全ての可能性を現実化しようとする。
・「技術」の論理は、人間とは異質なもの、人間にとっては不気味なものだと考えて、畏敬の念を持ち乍、決して油断しない方が良い。
※出典:『哲学は人生の役に立つのか』(著書:木田 元)。
プラトン(PLATO) ◆「プラトン」(PLATO)と云うのは、「広い」と云う意味の形容詞。
・「プラトン」は、少年時代にレスリングに出たと云われており、肩幅が広いので、体操の先生が付けた仇名だった。
・本名は「アリストクレース」であるが、「ひろし」と云う仇名で歴史に残った事になる。
(注)プラトン…古代ギリシアの哲学者。ソクラテスの弟子でアリストテレスの師。
※出典:『哲学は人生の役に立つのか』(著書:木田 元)。
愛:「エロス」「アガペー」「フィリア」 ◆ギリシアには、「エロス」「アガペー」「フィリア」と云う3種類の愛がある。
①エロス…男女の愛でも、同性愛でも、相手を自分のものにしようとする様な愛。未だ自分のものなっていないものを何とか手に入れ様と、何処までも追い求めて行く愛。
②アガペー…『新約聖書』で云われている様なキリスト教的な愛。自分の全てを与える愛。
③フィリア…友情を含む様な、もっとぼんやりした意味の愛。エロスとアガペーの中間的な愛。
※出典:『哲学は人生の役に立つのか』(著書:木田 元)。
本物の成長 ◆本物の成長は、「真の技術革新」(Innovation)からしか産まれない。
・18世紀末以降、人類は蒸気機関、鉄道、電気、自動車、飛行機、コンピュータ、携帯電話など、たゆまぬ「技術革新」によって、「産業革命」を起こし、生活を一変させて来た。しかし、ここの所「産業革命」(Industrial Revolution)を起こす様な「真の技術革新」が産まれていない。
※出典:『強欲資本主義ウォール街の自爆』(著書:神谷 秀樹)。
規律 ◆規律
・その行為自体の善悪が問題なのではない。
・ある特定の条件にある特定の人間が、ある行為をして善いか悪いかはすでに決っていて、好む好まないを問わずその人間をしてこの決定に服せしめる力が規律である。
・そして全ての規律には、これを作る人間と守る人間があり、規律を守るべき人間がその是非を論ずる事は許されないのである。
※出典:『自由と規律 -イギリスの学校生活-』(著者:池田 潔、2008年4月15日第96刷発行)。
B to B(Back to basic) ◆「B to B」(Back to basic)の意味。
・基本を疎かにせず、事を極めた人が、結局は大局をものにする。
パラフレーズ(Paraphrase) ◆「パラフレーズ」(Paraphrase)とは、物事を記憶し出力する上で役立つトレーニングの事。
・直訳すると、「言い換え」(主語と述語を入れ替える)。
・元々は、論文の盗用を避ける為のレッスンだった。
◆言葉そのものを分解していく「記号学」の作業。
・「AからBが出来た」→「Bになる前はAだった」
・「AはBをした」→「BはAによりなされた」
学ぶ ◆「学ぶ」の語源は、「真似(まね)ぶ」、即ち「真似る」事。
・語学も「真似る」のが上達の秘訣。
批判 ◆批判は、3種類に集約。
①「コントラリアン型」批判
・コントラリアン(Contrarian)とは、人とは何時も反対の意見を云う人の事。投資の世界では「逆張り」と云う、市場のトレンドとは逆方向に相場を張る人の事を指す。
②「永遠の心理型」批判
・「長期的な視野に立て」「相手の立場になって考えろ」と云った「その通りです」と云わざるを得ない、「永遠の真理」ばかりを云うタイプ。
③「ラベルを貼る型」批判
・「決め付け」の激しいタイプ。誰かや何かに何らかのレッテルを貼って、相手を問答無用にしてしまうやり方。
※出典:『竹中式マトリクス勉強法』(著者:竹中 平蔵)。
「風が吹けば桶屋が儲かる」(After wind's blowing, basinsmiths get money) ◆「風が吹けば桶屋が儲かる」(After wind's blowing, basinsmiths get money)と云う言葉の由来。
・江戸時代の浮世草子『世間学者気質(かたぎ)』巻三(無跡散人著、1768年(明和5年))が初出である。
◆連想のあらまし。
①大風が吹くと、埃が立つ。
②土埃が目に入って、失明する人(盲人)が増える。
③盲人は三味線を買う。三味線が売れる(当時、盲人は三味線弾きになる事が多かった)
④三味線の材料である猫の皮の需要が高まり、猫が殺される。
⑤猫が減ると、鼠が増える。
⑥鼠は、桶をか齧る。
⑦桶の需要が増え、桶屋が儲かる。
ノーランのステージ理論(Stage theory) ◆ノーランの「ステージ理論」(Stage theory)とは、米ハーバード大学の元教授で、米ノーラン・ノートン社会長のリチャード・L・ノーラン博士が提唱する情報システムの発展段階説の事。
・「企業が利用する情報システムは、様々な段階を経て発展していく」として発展段階を幾つかのステージに分け,各ステージの特徴を明らかにした上で、ある企業が現在どのステージにいるかの決定基準を示している。
・企業は現在どのステージにあるか客観的に把握出来ると同時に、次のステージに発展する為には何をするべきか、事前に知る事が出来る。
◆企業が情報技術を導入・活用していく際には、発展段階があるという理論で、次の様なステージを通って発展していく。
①創始期:データ処理を中心に、事務の効率化、コスト削減を目指す。
②波及期:効率化に成功し、利用範囲が広がる。
③統制期:範囲が広がり、ドキュメントの整備など統制が必要になってくる。
④統合期:新しい情報技術の導入や、経営志向が強まる。
⑤データ管理期:全社的な視点でのデータの利用など、再構築が始まる。
⑥成熟期:データ資源を活用して、戦略的にシステムを利用する。
ストラテジー(Strategy) ◆「ストラテジー」(Strategy、戦略)
・古代ギリシア時代、主に軍事面で使われ、「予期しなかった困難に遭遇してもそれを解決していく才能」と云う意味も含まれている。
※出典:塩野 七生(作家、『ローマ人の物語』の著者)。
キャリア・アンカー(Career anchor) ◆「キャリア・アンカー」(Career anchor)とは、職種や役職に関係なく、自分がキャリアを選択する時に最も大切にする価値観の事。
・ある人物が自らのキャリアを選択する際に最も大切な(どうしても犠牲にしたくない)価値観や欲求の事、また、周囲が変化しても自己の内面で不動なものの事。
◆主なキャリア・アンカーとして、8項目を挙げている。
①管理能力…組織の中で責任ある役割を担う事(を望む事)。
②技術的・機能的能力…自分の専門性や技術が高まる事(を望む事)。
③安全性…安定的に1つの組織に属する事(を望む事)。
④創造性…クリエイティブに新しい事を生み出す事(を望む事)。
⑤自律と独立…自分で独立する事(を望む事)。
⑥奉仕・社会貢献
⑦純粋な挑戦
⑧ワーク・ライフ・バランス
※出典:エドガー・H・シャイン(米国の組織心理学者)によって提唱され概念。
北京五輪(オリンピック) ◆2008年の災難と北京五輪(オリンピック開催日:2008年8月8日開催日)との関係。
・数十年来の大雪…1月25日→1+2+5=8。
・チベット騒乱…3月14日→3+1+4=8。
・四川大地震…5月12日→5+1+2=8、5月12日は、8月8日の88日前。
・蛇足:発生月…1月+3月+5月+8月=17月→1+7=8。
◆2008年の災難と「福娃」(FUWA(フーワー)、北京五輪のマスコット、5人(5色)のキャラクター)とのリンク。
・赤…火をイメージ→中国国外での聖火リレーの妨害行為(4月)。
・橙…チベットカモシカ→チベット騒乱(3月14日)。
・黒…パンダ、パンダの産地は四川省→四川大地震(5月12日)。
・緑…凧をイメージ、凧は列車脱線衝突事故(5月の連休前)か起きた地域の特産物。
・青…水をイメージ→記録的な大雨大洪水(6月)。
※出典:『新しい中国人 ネットで団結する若者たち』(著者:山谷 剛史)。
◆北京五輪のマスコット。
①青…福娃貝貝、Beibei(ベイベイ)
②黒…福娃晶晶、Jingjing(ジンジン)
③赤…福娃歓歓、Huanhuan(フアンフアン)
④橙…福娃迎迎、Huanhuan(インイン)
⑤緑…福娃女尼女尼 Nini(ニーニー)
→5人の名前を合わせると、"Bei jing huan ying ni"(北京歓迎イ尓)=「北京へようこそ」となる。
インプット・メソッド(Input method) ◆日本語の「インプット・メソッド」(Input method)。
・ローマ字入力、かな入力…発音を入力して文字を入力する方法。
◆中国語の「インプット・メソッド」(Input method)。
①ピンイン…発音から入力する方法。
②筆劃(ひっかく)…キーボードに割り当てられた「はらい」や「はね」などのボタンを書き順で入力する方法。
③五筆…キーボードに割り当てられた「木」「水」「門」「广」などの部首を入力する事で漢字を作成し入力する方法。
・「ピンイン」と「筆劃」は、携帯電話の入力にも採用されている。
※出典:『新しい中国人 ネットで団結する若者たち』(著者:山谷 剛史)。
新植民地主義(Neocolonialism) ◆「新植民地主義」(Neocolonialism、ネオコロニアリズム)
・武力を用いずに、「資源持ち出し・市場化」が出来れば、合法的な植民地支配が可能になる。
※出典:『アフリカ・レポート』(著者:松本 仁一)。
1日2ドルの生活者 ◆世界銀行によれば、1日2ドル以下の収入で暮らす人は、世界に26億人存在する(7~8万円/年)。
お座敷の“盆栽” ◆「お座敷の“盆栽”」とは、座布団に根を張っていると云う意味。
・遊びの愉しみをしない様子。
※出典:『器に非(あら)ず』(著者:清水 一行)。
けんどん ◆けんどん
・江戸の中期に蕎麦屋が現れる前は、蕎麦は「けんどん」と云う方法で売られていた。
◆けんどん蕎麦
・盛り切り一杯の、掛け値なく、給仕もしないと云う安く、手軽に食べられる蕎麦の事。
◆けんどん屋
・江戸中期までにおける麺類店の異称であるとされるが、「けんどん」という言葉は、もともと漢字で「倹飩」もしくは「慳貪」という文字をあて、前者は上下と左右に溝があって、ふたや戸のはめはずしが可能な「けんどん箱」を意味し、後者では、無愛想な事やケチな事を意味した。
ガラパゴス(Galápagos)化 ◆「ガラパゴス(Galápagos)化」とは、日本市場だけが世界市場から孤立し、独自の生態系を持った閉鎖的な島の様になりつつあると云う意味。
・技術やサービス等が日本市場で独自の進化を遂げて、世界標準から掛け離れてしまうという現象が起こっている。この様な現象は、生物の世界で云うガラパゴス諸島における現象に例えられて「ガラパゴス化」と云われている。
・対象は、パーソナルコンピュタ、携帯電話、デジタルテレビ放送、コンピュータゲーム、ICT産業、IT・ソフトウェア産業、金融システム、等々。
(注)ガラパゴス諸島…外界と隔離された中で独自の生態系とルールが形成され、それに適応すべく生物は他の場所では見られない様な形質を獲得していった。
(注)世界のエレクトロニクス産業の潮流…標準化、低価格化、デジタル化、コモディティ化、水平分業、グローバル化、BRICs市場の急拡大。
(注)新興国…BRICs、BRICS、BRIICS、VISTA、MEDUSA。
『大暴落1929』 ◆大暴落の教訓。
・「金融上の判断と政治上の配慮は逆方向に働く。長期的にみれば経済を救う措置であっても、現在の安寧(あんねい)と秩序を乱すものであれば、決して高く評価されはしない。例え将来に禍根を残すとしても、今は何もしないでおこう、となる」(『大暴落1929』(著者:ジョン・K・ガルブレイス)の結びの文)
・過去に安住し、今の繁栄にしがみ付くと、将来必要な布石も怠りがちになる。既成概念に捉われ、みすみす活路を見逃す。日本も世界も、政治も企業経営も個人の生き方も「陥りがちな過去の成功体験のワナ」から抜け出す事が肝心である。過去を見定め、固定観念を拭い去る「心眼」が試される(佐藤 吉哉:日経ビジネスの編集長)。
問題解決 ◆問題解決のパターン。
①対応型、②解決型、③回避型、④追求型、⑤回答型
◆問題解決の技。
①型、②道具、③思考様式、④試合運び
◆型に関しては、「空・雨・傘」の思考パターンが基本となる。
・「空」…事実に基づく状況把握。
・「雨」…その状況に対する自分なりの解釈。
・「傘」…その解釈から導き出される行動。
→どんな場面でも「空・雨・傘」のセットで問題解決に望むべきである。
※出典:『問題解決の全体観』(著者:中川 邦夫)。
内部統制 ◆内部統制は、本場の米国でも内部統制は不祥事を減らすのに有効ではあるが、根絶する特効薬ではないと明確に認識されている。
※出典:諸石 光煕(住友化学㈱の元専務、弁護士)。
人体の骨 ◆人体は、206本の骨で支えられている。
・その主成分はカルシウムで、体内の99%のカルシウムは骨と歯に集まっていて、子供の頃からの積極補給が成人になってからモノを云うらしい。
ドバイ(Dubai) ◆「ドバイ(Dubai)は一番キレイなインドの街」。
・ヨーロッパのジョーク。ドバイにおける人口の大多数はインド人であり、その数は人口1600万人中100万人である。
◆シェイク・ラーシッド(人物)
・近代ドバイの祖、現在のドバイ発展の立役者であり、建国の父とも呼ばれている。1990年に血液がんの為に、享年78歳で逝去。
◆「国中が大きな免税店」。
・ドバイの観光パンフレットなどに掲載されている言葉。消費税もないので免税店を設置する必要もなく、いつどこで買っても免税価格と云う事。
(注)ドバイ(Dubai)…アラブ首長国連邦(UAE)を構成する首長国の一つ。また、ドバイ首長国の首都としてアラビア半島のペルシア湾の沿岸に位置する都市。
※出典:『ドバイにはなぜお金持ちが集まるのか』(著者:福田 一郎)。
存在論(Ontology) ◆「存在論」(Ontology、オントロジー)とは、マルティン・ハイデッガー(ドイツの哲学者)などが論じた哲学の一部門の事。
・そこにあるもの(現実存在)と、そこにある事の意味(本質存在)の違いを突き詰めた。
米国生まれの格言 ◆「ベルトの穴が1つ増えると寿命が縮まる」。
・ベルトの穴が足りなくなる程太ってくると、命にまで危険が及ぶと云う戒め。
…米国では肥満は本人だけの問題ではなく、「自己管理が出来ない者は社会生活も失格」と云う烙印を押され、解雇や転職の条件になる事もある様である。
諸々 ・武…「戈(ほこ)を止める」から出来た文字。
・丼(どん・どんぶり)…「つっけんどん」から出来た言葉。料理を出したら終わり。
・鳳凰…「鳳」は大鳥のオス、「凰」はそのメスの意。
・宿痾(しゅくあ)…長く治らない病気。
脳にも体にも効果がある10の生活習慣 ◆脳も体も健康で長生き出来るかどうかは、10の生活習慣で決まる。
①週に2~3回以上、1回30分以上運動をする。
②食生活のバランスに気を付け、食べ過ぎない。
・動物実験では、食事制限をする事で寿命が延びる事が報告されている。
・空腹の時に出る消化管ホルモンである「グレリン」が出ると、脳に作用して、脳の働きが良くなると云う報告もされている。
③ストレスを上手く受け流す。
・「長寿の秘訣」は、「物事に拘らない」、「マイペース・自由気まま」。
④人とのコミュニケーションのある生活。
⑤好奇心を持って、新たな事に挑戦する。
⑥学習習慣を続ければ、記憶力は保たれる。
⑦目標を持つ。
⑧自分に報酬を与える。
⑨本を読む習慣を維持する。
⑩意識的に段取りをする。
※出典:『いつまでも「老いない脳」をつくる10の生活習慣』(著者:石浦 章一)。
細胞プログラム説 ◆レオナルド・ヘイフリック博士によって公表された「細胞プログラム説」とは、人間が老化すると云う事については、一つには、細胞の寿命から予め寿命が設定されていると云う考え方。
・人間の細胞は、一生の間で分裂する回数は、ほぼ60回程度が限度である。つまり、細胞の寿命が個体である人間の寿命を決めていると云う訳で、そこから想定される人間の寿命は、せいぜい120歳程度と云う事になる。
・つまり、老化すると云う事は、その個体を構成している細胞が老化している為ではないかと云う事が分かって来た。
※出典:『いつまでも「老いない脳」をつくる10の生活習慣』(著者:石浦 章一)。
脳細胞 ◆脳細胞は、40歳以後減っていく。
・脳も体の一部で、体が老化すれば当然老化すると考えられる。
・体の方は、20歳を過ぎれば、年を取るに連れて機能は衰えていく。その中で最も衰えにくいのが脳で、40歳以後老化が始まる。
・脳細胞は40歳を過ぎると、10年で5%ずつ減っていく。
・心臓の細胞や脳細胞は生まれた時から、ほぼ増える事はない。
・脳細胞の数は約1000億個で、その数は、10年間で約50億個も減っていく。1日約136万個、1年で約5億個ずつ減っていく。
・もし、脳細胞の数と脳力が比例していたとして、40歳で100%の力を発揮していたとしたら、50歳で95%、60歳で90%、70歳で85%、80歳で81%、90歳で77%の力しか発揮出来なくなる事になる。
※出典:『いつまでも「老いない脳」をつくる10の生活習慣』(著者:石浦 章一)。
タバコの喫煙 ◆タバコの喫煙は、ボケの進行を遅らせる薬?
・タバコを吸う人の方がボケにくいと云う説があるが、それは「アセチルコリン」(アルツハイマー病患者の脳では、これが減少している)に関係している為である。
・タバコのニコチンがアセチルコリンの代役を果たして、アセチルコリン受容体に結び付く。タバコを吸うと頭がすっきりすると云われるのは、それによって一瞬集中力が高まるからである。
・しかし、タバコを常習していると、本来出るべきアセチルコリンの分泌が悪くなり、当然頭の働きが悪くなっていくと云う事になる。
・しかも、ニコチンはドーパミン神経にも働き掛けてドーパミン放出を誘発する事になるので、タバコを吸うと快楽を感じて、益々止められなくなる事になる。
※出典:『いつまでも「老いない脳」をつくる10の生活習慣』(著者:石浦 章一)。
人間 ◆人間は、「未完成の生物」と云われている。
政治(Government) ◆「政治」(Government)の語源は、"govern"は、ラテン語の"gubernare"、ギリシャ語の"kybernan"に由来する。意味は「船の操縦」。
・「船」が国を指すとすれば、操縦するのは、後に英語で「政治」と云う意味になった事を考えると、一般的には政治家が操縦すると考えるのが普通である。
「0.8」と云う数字 ◆我々の体の生理は、「0.8」と云う数字と縁が深い。
・心臓の鼓動は、約0.8秒に1回打っている(75回/分)。
・日本料理の吸い物を、最も美味しいと感じる塩分濃度は、0.8%である。
ニュージーランド(New zealand:NZ) ◆ニュージーランド(New zealand:NZ)は、マオリ語で「長く白い雲のたなびく国」と呼ばれている。
水道水と水ビジネス ◆日本の水道水の値段。
・1トン(1,000,000グラム)=200円、500ミリリットル=0.1円。
・どこの蛇口をひねっても安全な水が安く、常時飲めるのは日本ぐらいである。
◆水ビジネスの規模。
・東レの推定によれば、2005年=60兆円、2025年(推定)=111兆円(自動車産業の3分の1)。
・水ビジネスの投資家は、水を「ブルーゴールド」と呼んでいる。それ程、価値を増しつつある。
生業(なりわい) ◆「生業」(なりわい)とは、「生活の為の仕事」と云う意味。
・語源は、「五穀が実る様に務めるわざ(技、業)」。
・一朝一夕に「五穀が実る様に務める」事は出来ない。地を耕し、種を蒔き、雑草を刈り、収穫の為にじっくり働く覚悟が必要である。より実り多くする為に日々努力して技術を高め、時には天候の様にコントロール出来ない問題とも付き合わなくてはいけない。
・「生業」とは、簡単に止める事の出来ない、正に一生物の仕事の事である。
二つの能力:「流動性知能」と「結晶性能力」 ◆二つの能力の「流動性知能」と「結晶性能力」の違い。
◆流動性知能
・その場の状況に臨機応変に対応する能力。10代後半がピークで、その後は下がる一方。
◆結晶性能力
・積み重ねた経験や知識を活用していく能力。70代になっても伸びる人がいる。
三つの年齢 ◆人間は、三つの年齢を持っている。
①戸籍年齢…実際の年齢。
②機能年齢…身体機能など健康状態によって変わる年齢。生活習慣で変える事が出来る。
・①と②は、京都府立医科大学の山田 博名誉教授が提唱した年齢に関する考え方。例えば、65歳の場合、機能年齢は人によって57歳~73歳までが出るそうである。
③精神年齢…気持ちや考え方で変わる年齢。
・「老い」を成熟、安定と捉え、そして「第二の青春」でもある。
※出典:『生涯青春!』(著者:近藤 裕)。
工夫(くふう) ◆「工夫」(くふう)と云う言葉は、「人夫工手間」(にんぷくでま)から来ている(『大言海』より)。
・ここで云う「人夫」とは、職人の意で、創意工夫は職人の専売特許。
※出典:『匠の国 日本』(著者:北 康利)。
人生の四季 ◆古代中国では、人生を四つに区分し四季に例えて表現。
・幼少期からを、「玄冬」(げんとう)、「青春」、「朱夏」(しゅか)、「白秋」の順で言い表した。
・それぞれを象徴する動物は、「玄武」(げんぶ)(亀)、「青龍」(せいりゅう)、「朱雀」(すざく)、「白虎」(びゃっこ)。
・「白秋」の「白」は、捉われない気持ちの表現。人生の後半は、冬枯れた時期ではない。それは実りの秋、人生の収穫を楽しみ真の自由を愛でる秋なのである。収穫期の後半生こそ、新たな事に挑戦する。
医療事情 ◆アルフォンス・デーケン(『死生観・死の準備教育』を提唱する、イエズス会司祭、上智大学名誉教授)の言葉(講演の冒頭で、いつも使う言葉)。
・「医師はみなヤブ医師である。なぜなら、いくら医師が努力しても必ず失敗して、人間はいずれ死ぬから」
…人間は必ず死ぬ。これは如何に医療が進歩した今でも、抽斎の時代と変わらない。生老病死が人生において不可避のものである事を、常に意識すべきである。死は欲望を空しくし、個人の諍(いさか)いに終止符を打つ。死に対する覚悟は、人を成熟させる。
◆低侵襲手術(ていしんしゅうしゅじゅつ、minimum invasive surgery)
・身体への「侵襲」(注)が少ない手術の事で、腹腔鏡手術を推進する為のキャッチコピーとして使われている。これが「安全な医療」かと云うとそうではない。
(注)侵襲は、「病気」や「怪我」だけでなく、「手術」や「医療処置」の様な「生体を傷付ける事」全てを指す。何故なら、病態であれその治療であれ、侵襲に対する生体の反応は同じであり、それを知らずして(侵襲を以て)人を治療する事は出来ないからである。
◆無謬(むびゅう、理論や判断にまちがいがない事)
・病院は、医療に過誤はあってはならず、はなから過誤などないものとして対応する傾向があった。
◆危険嫌忌的(risk-averse)
・危険を出来るだけ遠ざけ(かり)たいと思う事。
◆"To err is human. to forgive divine."=「過(あやま)つは人の常、許すは神の技」
・"To err is human"(米国、刊行:1999年)=『人は誰でも間違える』(日本、刊行:2000年)
◆民法第709条(不法行為による損害賠償)
・「故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う」
◆刑法第38条1項(故意)
・「罪を犯す意思がない行為は、罰しない。ただし、法律に特別の規定がある場合は、この限りでない」
…刑法は原則として過失を罪としない。「業務上過失致死傷」は、例外規定の一つであり、米国には同様の罪はないと云う。
◆刑法211条1項(業務上過失致死傷等)
・「業務上必要な注意を怠り、よって人を死傷させた者は、五年以下の懲役若しくは禁錮又は百万円以下の罰金に処する。重大な過失により人を死傷させた者も、同様とする」
・証明の論理で見れば、「業務上過失致死傷」と民事上の「不法行為」には本質的な差はない。
◆罪刑法定主義(ドイツ系の刑法の原則)
・罪は予め法律で定められていないといけない、決められた罪に対して、相応の罰も決められていないといけない、と云うもの。
・「業務上過失致死傷」は、ここから遠く離れた規定で、実に広い範囲まで罪になる。
◆アリストテレス(古代ギリシアの哲学者)の「正義」についての命題の後半部分
・「等しきは等しく、不等なるものは不等に扱われるべし」
…日本人の最も不得意な部分である。
◆「環境問題をどう考えるか」(『サングラハ』)、『痴呆の哲学-ぼけるのが怖い人のために』(著者:大井 玄(東京大学国際保健学の元教授))
・「論理は、ある個人、或いは集団の生存確率を最大化する戦略指針に由来する。生存の為の努力が世代を超えて薫習(くんじゅう)される事で、論理が形成されます。当然、地理的条件によって理論には違いが出て来ます」
・「アメリカにおける競争は、徹底した個人同士の競争です。村と村、或いは会社対会社の競争ではありません」
・「アメリカ社会を動かしている基本機序は、社会階層の上方へ移ろうと志向する者による厳しい競争」であり、個人の能力が全てである。
◆『貧困と飢餓』(著者:アマルティア・セン(インドの経済学者))
・「飢餓は、人口に比べて食糧生産が足りないから起こるのではなく、食料を手に入れる為の「権原」の悪化から生じます」
・「権原」(けんげん)とは、「ある財の集まりを手に入れ、若しくは自由に用いる事の出来る能力・資格」を意味する。
◆パブリッシュ・オア・ペリッシュ(publish or perish)
・研究者として働いている医師の世界には、常に論文を出版し続けていなければ、職を失うと云う意味の言葉がある。
◆サボタージュ(sabotage)
・元々、労働争議における破壊活動を意味したが、日本語では破壊活動と云う意味は消失し、労働争議での怠業と云う意味になった。
・「サボる」…単に怠けるだけと云う意味でも使われている。
◆『大衆の反逆』(著者:オルテガ・イ・ガセット(スペインの哲学者)、刊行:1930年)
・当時ヨーロッパで、大衆が完全な社会的権力の座に登ったと指摘している。この大衆の心理的特徴は、自分の生の欲望を制限なく膨らませる事と、欲望を満たしてくれる制度や努力の蓄積に一切恩義を感じない事である。
※出典:『医療の限界』(著者:小松 秀樹)。
アラブ・中東情報 ◆石油の埋蔵量。
・中東には、世界の石油と天然ガスの半分が眠っていて、その量は1兆2000億バレル。仮に1バレル当たりの価格を100ドル、1ドルを110円(1バレル=11,000円)とすれば、全体の価値は、約1京3000兆円(13,000,000,000,000,000円)。
(注)バレル(バーレル、barrel)は、ヤード・ポンド法における体積を表す単位である。語源は「樽」であり、樽の容積に由来するものである。国際的に、原油や各種の石油製品の計量はバレルで行われる。石油用のバレルは、42米液量ガロンであり、メートル法の単位に換算すると、正確に158.987 294 928リットル(約160リットル弱)となる。
・サウジアラビアの地下には、世界全体の4分の1、量にして2500億バレルの石油が眠っている。石油が発見されてから70年しか経っていない。更に70年近く堀り続ける事が可能。
・日本の年間石油消費量は、約20億バレル。
◆アラブ人の名前。
・通常、個人名(ファーストネーム)の次にミドル・ネームとして父親と祖父の名前を並べ、それぞれの名前の前に息子を意味する「ビン」(娘の場合は「ビント」)を付け、最後に一族の名前、ファミリー・ネームを付けるのが普通である。一族の名前の冒頭に付けられる「アル」は英語の定冠詞「ザ」(The)と同じ「○○家」と云う意味がある。
・サウジアラビアのサウド家のアルワリード王子の正式な名前は、『HRHアルワリード・ビン・タラール・ビン・アブドルアジズ・アル・サウド』
…HRHは、ヒズ・ロイヤル・ハイネス(His Royal Highness)の頭文字を取った尊称であり、日本語の「殿下」に相当する。従って、彼は『サウド家のアブドルアジズの息子タラールの息子であるアルワリード殿下』と云う事になる。
◆第二次オイル・ブーム(第二次オイル・ショック、1979年)後の1バレル当たり石油価格
・2000年初めまで:20ドル台、2004年:40ドル台、2006年:60ドル台、2008年:100ドル台。
◆オイル・マネー(oil money)、オイル・ダラー(oil dollar、石油貿易が殆どドル決済されている事から、こう呼ばれる)
・通常、産油国の石油輸出額から輸入額を差し引いた資金、または国際収支上の経常黒字額を指す。但し、何れも和製英語であり、正式な英語名はペトロダラー(petrodollars)。
…この言葉は、1973年の第一次オイル・ショックの時代、米国ジョージタウン大学のイブラヒム・オワイス教授が最初に提唱したものであり、英語の「石油」(ペトロリウム、petroleum)と「ドル」(dollar)の合成語。
◆石油や天然ガスは、なくならないのか?
・可採埋蔵量(R):現在の技術で採掘する事が出来る資源の量
・生産量(P):その年の採掘量
・可採年数(R/P):現在の生産を、あと何年続ける事が出来るかと云う事を意味している。
・地球全体の可採年数(R/P):石油は41年、天然ガスは63年。
・生産技術の面では、半世紀前には埋蔵量の2割程度しか回収出来なかったのが、現在では回収率が3割~4割に上がっている。従って、採掘出来る石油の量(可採埋蔵量)が2倍になる。結果として、可採年数(R/P)は、50年前も現在も変わらないと云う訳である。
・中東産油国の可採年数(R/P):サウジアラビアは67年、UAEは90年、クウェイトは100年以上。
・天然ガスの可採年数(R/P):サウジアラビアは96年、UAE及びカタルは100年以上。
◆ムハンマド(Muhammad、ムハンマド・イブン=アブドゥッラーフ、マホメットとも云う。6世紀末マッカの名門ハシミテ家に生まれ、没年は632年)
・40歳になる頃、唯一神アッラーから度々啓示を受け、自らを「預言者」と称し、神の言葉を「コーラン」に書き残した。
・ムハンマドは、その後布教活動を続け、マッカでの迫害を逃れて622年に信者と共にマディナに移るが、これは「ヒジュラ」(聖遷)と呼ばれ、この年がイスラム暦元年である
・ムハンマドは、アッラーの預言者としてコーランを残すと共に、日常の細々とした約束事について語っているが、彼の高弟がそれらの言葉を纏めたものが「ハディース」(言行録)であり、コーランとハディースがイスラム教徒の生活全般に対する規範となっている。
・「預言者」とは、神から言葉を預かってそれを一般大衆に伝えると云う意味であり、未来を予知する「予言」とは異なる。
◆三つの「み」。
・カネのない庶民は、金持ちをとかく羨(うらや)ましがり、金持ちの財布の中身を知りたがる。そして中身を知ると、妬(ねた)み、嫉(そね)み、僻(ひが)みと云う三つの「み」となって、金持ちを容赦なく叩こうとする。
※出典:『アラブの大富豪』(著者:前田 高行)。
BOP(Bottom of the pyramid) ◆「BOP」(Bottom of the pyramid)とは、所得ピラミッドの底辺の層こそ最も高い成長余地を持つと云うマーケティング理論の事。
クルマ作り:トヨタとスバル ◆トヨタとスバル(富士重工業)のクルマ作りの違い。
◆トヨタのクルマ作り
・目標を完遂するクルマ作り。予め決めた日程やコストを厳格に守って新車開発を進める。発売時期や価格設定など、顧客の都合を優先する。
◆スバル(富士重工業)のクルマ作り
・理想を追うクルマ作り。“究極の一品”を作る為に試行錯誤を続ける結果、工程の延期や予算の超過が頻繁に起きていた。
※出典:富士重工業 常務・技術本部長 馬渕 晃のコメント(富士重工業は2008年4月、事実上のトヨタグループ入り)。
イスラム金融とシャリーア ◆「イスラム金融」とは、イスラム法「シャリーア」を順守する金融全般を指す。
・「合意は拘束する」と云うローマ法を淵源とする契約であっても、シャリーアに違反するものは無効になる。
・イスラム金融の特徴
①金銭の使用に対して利息(リバー)を課す事を禁止。
②イスラム教徒にとって禁忌となる豚肉や武器などの特定の禁制品(ハラーム)の使用や取引の禁止。
③契約中の不確実性(ガラール)の排除。
④投機行為(マイシール)の禁止。
・イスラム教徒は、何らかの行動を起こす場合に、その行為が、シャリーアが認める行為(ハラール)か、それとも認められないもの(ハラーム)かを、常に意識して行動している。
◆「シャリーア」とは、イスラム教の戒律の事。
・「人として従うべき道」と云う行動規範である事から、シャリーアはイスラム法と呼ばれる。
・シャリーアの研究者シャリーア・スカラーはイスラム法学者と呼ばれる。
・シャリーアの法源は、イスラム教の聖典コーラン、預言者ムハンマドの言動を記録したハディース、7世紀当時の共同体の慣行スンナである。
・シャリーアの規範性は、世俗の法規の上位に位置する最高規範である。
カンブリア爆発(生命の進化) ◆「カンブリア紀」に、生命の爆発的進化が起きた。
・5億4000万年前から始まる「カンブリア紀」に、生命は突如として爆発的な進化を起こしたとされている。この時、短い時間の間に現在に繋がる生物種の祖先の殆どが一度に出現した。生命進化のビッグバン、または生命進化史上最大のミステリーと表現される事もある。
・宇宙の年齢:約140億年。
・地球上には、「カンブリア紀」周辺の地層が1キロメートルにも及ぶ程の厚さで連続して観察出来る場所が幾つかある(中国やカナダ)。
・生物は、「カンブリア紀」の前の時代に徐々に進化を積み重ねていった。また、その進化には環境の変化(主には寒冷化や他要因による大絶滅)が大きく関与していた。これには、古生代以降の標準的な大進化のパターンと同様の図式が当て嵌まるのではないかと思える証拠が出て来た。
(注)「カンブリア紀」(Cambrian)は地質時代、古生代前期における区分の一つで、「カンブリア」という名前は、この時代の岩石が出土し研究された最初の地であるウェールズの古名が由来である。
※出典:『カンブリア爆発の謎(チェンジャンモンスターが残した進化の足跡)』(著者:宇佐見 義之)。
唾液 ◆唾液の分泌量は、1.5リットル/日で、99.5%が水。
涙(Tear) ◆「涙」(Tear)には大きく分けて、二つの種類がある。
(1)「刺激・反射性分泌の涙」
①エモーショナルティア(Emotional tear)
…泣いた時に出る涙、感情の動きで溢れ出てくるもの。
②リフレクショナルティア(Reflectional tear)
…目にゴミや煙などの異物が入った時に、それを洗い流す為に反射的に分泌されるもの。
(2)「基礎分泌の涙」
・目の表面に常に微量に供給され蓄えられている涙で、目の表面を乾燥から守ったり、酸素や栄養素を運んだりするもの。
◆涙の量。
・普段、目を覆っている涙の量:凡そ7マイクロリットル位。
・1日に分泌される涙の量:約1ミリリットル程度。
・1年の量:365ミリリットル。
(注)1マイクロリットル(μl)=1/100万リットル、1ミリリットル(ml)=1/1000リットル、1センチリットル(cl)[ヨーロッパ]=1/100リットル、1デシリットル(dl)[日本]=1/10リットル。
(注)1リットル=10デシリットル(dl)=100センチリットル(cl)=1000ミリリット(ml)=100万マイクロリットル(μl)。
※出典:『涙のチカラ(涙は7マイクロリットルの海)』(著者:坪田 一男)。
悪源太 ◆「悪源太」とは、平安時代の人名で、「強い源太」と云う意味。
・そう云う意味での悪と云うものを、人間はスパイスとしてほんの少し持ち合わせていないと、つまらない。人生の陰影を身に付けていないと味気がない。
「目利き」と「物識り」 ◆「物識り」(知識がある事)と「目利き」とは、意味が違う。
◆目利き…モノの何たるかが分からなくとも、いいモノを目にし手に取った時に五感にピンと響く。
◆物識り…先ず知識が先に立つから、モノに接した時に五感が共鳴しない。
・「目利き儲からず」と云う格言もある。
・「捨て目をきかせる」…見るともなく、見ていると云う意味。自然体でいながら常に周囲に注意を払う。
※出典:『ニセモノはなぜ、人を騙すのか?』(著者:中島 誠之助)。
「学ぶ」と「真似る」 ◆日本語の「学ぶ」と「真似る」の語源は同じである。
・「写経」は、お経(釈迦が説いた教えを書き留めたもの)を書き写す行為で、元々は経典を広める為に行われたが、後に功徳のある行為とされ、供養や祈願の為に行われる様になった。
・供養になるのは経文を書き写す(真似る)事で、経文に書かれてある内容が自然と分かる(学ぶ)様になる。
ジニ係数(Gini coefficient、Gini's coefficient) ◆「ジニ係数」(Gini coefficient、Gini's coefficient)とは、所得格差を表す指標。
・主に社会における所得分配の不平等さを測る指標。
・ローレンツ曲線を元に、1936年、イタリアの統計学者コッラド・ジニによって考案された。
・所得分配の不平等さ以外にも富の偏在性やエネルギー消費における不平等さなどに応用される。
アイヒマン実験(ミルグラム実験) ◆アイヒマン実験。
・アメリカ、イェール大学の心理学者、スタンリー・ミルグラム(Stanley Milgram)によって、1963年にアメリカの社会心理学会誌『Journal of Abnormal and Social Psychology』に投稿された、権威者の指示に従う人間の心理状況を実験したものである。
◆ミルグラム実験。
・閉鎖的な環境下における、権威者の指示に従う人間の心理状況を実験したものである。俗称として「アイヒマン実験」(アイヒマンテスト)、「権威への服従」実験とも呼ばれ、またこの実験の結果示された現象を「ミルグラム効果」とも呼ぶ。
・実験結果は、周到な設定の下、ごく普通の市民のうち何と6割に達する被験者が、過酷な拷問の執行者になった。
御御御付け(おみおつけ) ◆御御御付け(おみおつけ)は、味噌汁の丁寧な云い方。
・その昔、栄養があって美味しい吸い物と云う事から「御」の字を3つも付けて大事にした。
ニッポン(日本株)売り ◆「ニッポン(日本株)売り」とは、日本株価の下落の事。
・ジャパン・バッシング(Japan bashing)…日本叩き
 ↓
・ジャパン・パッシング(Japan passing)…日本素通り
 ↓
・ジャパン・ナッシング(Japan nothing)…日本無視
…2007年7月9日(月)の日経平均株価=1万8,261円(高値)が2008年3月17日(月)の日経平均株価=1万1,787円(安値)となり、約30%も下落し、これを評した言葉。
報酬 ◆報酬の種類
①金銭報酬
②地位報酬
③意味報酬…社員各々によって異なる精神的充足や周囲からの評判、自己成長の機会と云った「働く意味」を効果的に与える施策。「やる気」や「満足感」と云ったモチベーション(動機付け)を云う。→「モチベーションエンジニアリング」
◆社員にとっての「意味報酬」の魅力。
①組織が達成したい目的、つまり企業理念への魅力。
②個人が担う業務を通じて得られる達成感や新たな発見への魅力。
③価値観を共有出来る仲間や尊敬出来る上司など人材への魅力。
④その組織ならではのスタータスや名誉、生き方を支援する仕組みと云った「特別な権益」への魅力。
※出典:『モチベーションエンジニアリング経営』(著者:小笹 芳央、勝呂 彰、リンクアンドモチベーションを起業)。
敬語 ◆2007年、国の文化審議会が発表した「敬語の指針」。
・従来の分類…尊敬語、謙譲語、丁寧語。
・新たな分類…尊敬語、謙譲語Ⅰ、謙譲語Ⅱ(丁重語)、丁寧語、美化語。
「ライスカレー」と「カレーライス」 ◆日本人が「カレー」を初めて知ったのは、1872(明治5)年である。
・1872(明治5)年に出版された仮名垣魯文の『西洋料理通』にカレーの作り方が紹介された。
・1877(明治10)年、東京の凮月堂(ふうげつどう)では「ライスカレー」(ご飯の上にカレーをかけたもの)を洋食のメニューに取り入れた。
・昭和に入って、東京の中村屋がライスとカレーを別の器に分けた高級カレー「純印度式カリーライス」を80銭で売り出した。これが「カレーライス」と呼ばれる様になった始まり。
・阪急百貨店の食堂の「カレーライス」は20銭で売り出され、1日2万5000食も売れた。
◆カレーが黄色いのは、ターメリックと云うスパイスが使われているから。
・これはウコン(ショウガ科単子葉植物)を乾燥させて粉末にしたもので、クルクミンと云う黄色の色素が沢山含まれている。このクルクミンはガン予防の働きを持つ。
・カレーを良く食べるインドでは、黄色は人々を害悪から守る「聖なる色」とされている。
紅葉(もみじ)おろし ◆「紅葉(もみじ)おろし」には、2種類ある。
1.すりおろした人参を混ぜた大根おろし。
2.大根と赤唐辛子を一緒におろしたもの。
地球と生物種数 ◆地球の位置
・銀河系…直径約10万光年で、その中には2000億個の惑星が含まれている。
・太陽系…銀河系の中心から2.8万光年の辺境に位置するごくありふれた星にすぎない。
・地球…今から46億年前、太陽系に原始地球が誕生し、その約10億年後に初めて“いのちの芽”が原始地球に現れた。それから更に約30億年後、様々な生き物が創出された。
◆生物種数
・現在、きちんとした学名を与えられている全生物種数は150万、そのうち脊椎動物の種数は4万5000種、節足動物の代表格である昆虫の種数は95万種。
・「巨大脳」…ヒトの脳の様に1000億個ものニューロンで構成されている大きな脳の事。
・「微小脳」…昆虫の脳の様に100万個にも達しない少数のニューロンで構成されている小さな脳の事。その差は10万倍。
・人間は成人すると脳細胞が10万個/日ずつ死滅すると云うが、全ての脳が死滅るには百万日(2,740年)も掛かる。人間が生きている間に脳が無くなる事はあり得ない。
※出典:『宇宙は地球でありふれている』。(著者:?)。
ウルトラマンと東京タワー ◆ウルトラマンと東京タワーの大きさ。
◆ウルトラマン
・身長:40m、体重:3万5000トン、875トン/m。
◆東京タワー
・高さ:333m、重さ:約4000トン、12トン/m。
→その差は何と73倍、あり得ない。
秋波(しゅうは)
◆「秋波」(しゅうは)とは、「色目(いろめ)、流し目」の意の漢語的表現。ウインク。
日本的美意識 ◆日本文化(江戸文化)にある「日本的美意識」。
・ワビ(侘)…(茶道・俳句が理想の境地として求める)質素で落ち着いた趣き。
・サビ(寂)…古びたものに感じられる、落ち着いた趣き。芭蕉俳諧の根本精神とされる。
・イキ(粋)…(着ている物の格好や仕草が)気がきいて見える様子。副次的には、遊びなれている事や花柳界の事情に通じている事をも表わす。同義語は「すい」(粋)。
・スイ(粋)…世間の裏面や人情の機微に通じていて、物分かりの良い様子。花柳界で遊んだ経験が豊富で、その方面の事情に明るい様子。対義語は「やぼ」(野暮)〕
・モエ(萌え)…ジャパンクール(格好良い、かっこいい)の先導役となったマンガやアニメに特徴的な感覚。
(注)[同義語(類義語)=Synonym=シノニム]⇔[反対語(対義語)=Antonym=アントニム]
労働:「牢働」と「朗働」 ◆労働には、「牢働」と「朗働」と云う考え方がある。
◆牢働
・自らの意思と無関係に隷属的に働かされる。
◆朗働
・自発的な意思で朗らかに働く。
※出典:『自分のために働け』(著者:高橋 祐二、ホンダ㈱ 人事・労務・教育部門の元社員)。
漬物 ◆「漬物」は発酵食品で、奈良時代に発達した草醤(くさびしお)から生れている。
・草醤は、瓜(うり)、茄子(なす)、青菜、大根、桃、杏(あんず)などの野菜や果実を塩と酒粕、または麹を加えて漬け込み、発酵させたもの。ヨーグルトと云えば、乳酸菌などの善玉菌が有名だが、発酵食品の一つである「漬物」も乳酸菌が豊富で、日本人にとってはヨーグルトの様なものである。
・「漬物」などの発酵食品に含まれる善玉菌が腸内細菌叢(そう)を整え、日本人の腸と健康を守っている。人体最大の免疫器官は腸で、免疫の大きな役割を担っているリンパ球の6割は腸にある。その腸の働きを左右しているのが腸内細菌である。
・昔は「漬物」を食べるだけでなく、糠(ぬか)をお湯に溶いて飲んでいた。これは現代の乳酸菌飲料の様なものである。
陶磁器 ◆陶磁器
・土を練り固め焼いて作ったものの総称。セラミックの一種で、土地によるが瀬戸物(せともの)や唐津物(からつもの)等とも呼ばれる。焼き方や用途や生産地などから数多く分類される。分類:土器(どき)、炻器(せっき)、陶器(とうき)、磁器(じき)。
◆陶器
・粘土類を焼いて作られる器のうち、素地(きじ)に吸水性があり釉(うわぐすり)を施した光沢のある物を指す。陶磁器の一般を指す場合がある。
◆磁器
・白色でガラス質の堅い焼き物。高温で焼成されて吸水性がなく、叩いた時に金属音を発する陶磁器を一般に指す。しかし西洋などでは陶器と区別されない事が多く、両者の間には必ずしも厳密な境界が存在するわけではない。素地が白くて透光性があり、機械的強さが高いという特徴がある。有田焼・九谷(くたに)焼などが上等とされる。
ウィキ(Wiki) ◆「ウィキ」(Wiki)とは、ハワイの現地語で、「素早い」を意味する言葉が語源。
・「ウィキ」は、ウェブユーザーが簡単に、そしてあっという間にサイトの内容を編集出来る技術。
◆補足説明
・ニューペディア(Nupedia、ヌーペディア)…2000年に、ジミー・ウェールズが立ち上げた無料のオンライン百科事典。発足当時の編集長は、ラリー・サンガー。
・ウィキペディア(Wikipedia)…ラリー・サンガーがウィキの存在を知り、ジミー・ウェールズに対して、ウィキ技術をニューペディアに応用する事を提案し出来上がった。
・ジミー・ウェールズ…ウィキペディアの創始者、元オプション取引のトレーダー、後にインターネットの企業家、慈善事業家としても成功。
※出典:『ヒトデはクモよりなぜ強い』(The Starfish and The Spider)(著者:オリ・ブラフマン、ロッド・A・ベックストローム、訳者:糸井 恵)。
カリスマ(Charisma) ◆「カリスマ」(Charisma)とは、元々ギリシャ語で「神からの特別な恩寵(おんちょう、神や君主の恵み)」と云う意味であったが、それ位特別な能力を持っている人の事を云う。
・人の心を一瞬にして奪い、その人間的魅力で後々まで絶大な影響力を持つ様な人を、一般に「カリスマ」と呼んでいる。
※出典:『求心力 人を動かす10の鉄則』(著者:ジョン・C・マクスウェル、ジム・ドーナン)。
「聞く事」 ◆通常、人間は1分間に180語を話す事が出来るが、聞くとなると、1分間に300~500語は聞き取る事が出来る。
◆ある研究者によると、人は平均的な一日の大半を「聞く事」に費やしている。
・9%は書く事に、16%は読む事に、30%は話す事に、45%は聞く事に費やされる。
『求心力 人を動かす10の鉄則』(著者:ジョン・C・マクスウェル、ジム・ドーナン)。
「神無月」(かんなづき)と「神有月」(かみありづき) ◆日本全国の神社の数は、8万~10万と云われている。中でも、伊勢神宮と出雲大社は、別格とされている。
◆神無月(かんなづき)
・毎年10月になると、全国の神々が出雲大社に集まる為、各地に神がいなくなる。
◆神有月(かみありづき)
・逆に、出雲地方には沢山の神々が集まる為。
※出典:『日本人のしきたり』(著者:飯倉 晴武)。
「ケ」(褻)と「ハレ」(晴れ) ◆「ケ」(褻)と「ハレ」(晴れ)の違い。
◆ケ(褻)
・普段通りの日常生活を送る日。
・「ケ」の生活が順調に行かなくなる事を「気枯れ」(ケガレ)になるとし、特に死や病気などはケガレと考えて来た。神話期からケガレを忌み嫌い、神に近づくのに相応しい体になる為に禊(みそ)ぎをし、身のケガレを取り除いて清め、お祓(はら)いをしたりした。
◆ハレ(晴れ)
・神社の祭礼やお寺の法会(ほうえ)、正月や節句、お盆などの年中行事、冠婚葬祭を行う日。
・ハレの日に着ると云う意味で「晴れ着」、その他に「晴れ姿」「晴れ舞台」などの言葉もある。
※出典:『日本人のしきたり』(著者:飯倉 晴武)。
「初日の出」と「御来光」 ◆「初日の出」と「御来光」の違い。
◆初日の出
・その年の最初(元日)に登って来る太陽(日の出)の事。
・かつて、初日の出と共に「年神様」(としがみさま)[正月様、歳徳神(としとくじん)]が現れると信じられていた事から、拝み、一年の幸運を祈る風習がある。
◆御来光(ごらいこう)
・初日の出を拝む場所として、高い山頂で迎える太陽(日の出)の事。
・山頂近くの雲に映った自分の影が、まるで光の輪を背にした仏の像の様に見えた為で、仏の「御来迎」(ごらいごう)との語呂合わせで、呼ばれる様になったと云われている。
※出典:『日本人のしきたり』(著者:飯倉 晴武)。
門松 ◆正月になると、玄関や門前に「門松」(かどまつ)を左右一対で並べるが、玄関に向かって左側の門松を「雄松」(おまつ)、右側を「雌松」(めまつ)と呼ぶ。
・松が使われるのは、松は古くから「神」が宿る木と考えられていた為。
※出典:『日本人のしきたり』(著者:飯倉 晴武)。
招き猫 ◆猫(招き猫)が商売繁盛に結び付くのには、諸説(伝説のルーツ)がある。
・中国の唐から猫が渡来した際に、「猫 面を洗って耳を過ぎれば 即ち客到(いた)る」との言葉も一緒に伝来したと云われている。
・一般的に、右手を上げている猫は「金運」を、左手を上げている猫は「お客」を呼び込むと云われている。
※出典:『日本人のしきたり』(著者:飯倉 晴武)。
手締め:三本締め、一本締め ◆手締めは、元々は争い事で揉めた同士が和解する際に、お互いに物騒な刃物などを持っていない事を示す為に、指を開いてから拍手した事に始まると云う説がある。
・大相撲で、土俵に上がった力士が拍手(かしわで、柏手)してから両手を左右に広げるのも、同じ様な意味がある。
・手締めの打ち方には、三本締めと一本締めがあるが、一本締めは三本締めを省略した形式的な手締めである。
※出典:『日本人のしきたり』(著者:飯倉 晴武)。
鬼門(きもん) ◆鬼門(きもん)は、「苦手、敬遠する」と云う意味。
・元々、中国から伝来したもので、北東の度朔(どさく)と云う山に大きな桃の木があって、そこに万鬼(全ての死者の亡霊)が集まる事から「鬼門」と呼ぶ様になった。日本の鬼門の様な方角禁忌は含んでいなかった。
・日本に伝来すると、平安時代中頃から陰陽道(おんみようどう)によって、鬼門は、鬼が行き来すると云われる「北東の隅」を指して、方角禁忌の考えが加わった。家などを建てる際にも、この方角に、玄関、便所、風呂場などを造る事を忌み嫌う。
・表鬼門…鬼門に当たる北東の方角。
・裏鬼門…反対の南西の方角。
(注)陰陽道(おんみようどう)…方位の吉凶を占ったり、邪気を祓ったりする、陰陽(いんよう)五行説による占卜(せんぼく、「占い」の意の漢語的表現)の体系的な(説明)方法)。
※出典:『日本人のしきたり』(著者:飯倉 晴武)。
おせち料理 ◆お正月の「おせち料理」は、宮中の「お節供」(せちく)が語源と云われている。
・五節句に、神様に捧げた神饌(しんせん)の総称。この行事が江戸時代後期に庶民へと広まり、やがて、正月の神饌だけが「おせち料理」と呼ばれる様になった。
◆「おせち料理」は、「めでたい事を重ねる」と云う願いから、重箱に詰めるのが習わしである。正式には4段重ねが基本で、上から一の重、二の重、三の重、四(与)の重と呼ぶ。
・一の重…口取り(かまぼこ(蒲鉾)、きんとん(金団)、伊達巻、等)
・二の重…焼物(ブリ(鰤)の照り焼き、イカ(烏賊)の松風焼き、等)
・三の重…煮物(レンコン(蓮根)、サトイモ(里芋)、高野豆腐、等)
・四(与)の重…酢の物(紅白なます(膾)、酢レンコン(蓮根)、等)。
※出典:『日本人のしきたり』(著者:飯倉 晴武)。
にぎり寿司(鮨) ◆にぎり寿司(鮨)を一貫、二貫と数える理由。
・諸説(巻き寿司の単位の「一貫」がにぎり寿司にも使われる様になったと云う説、昔の寿司の値段が一個一貫だつたと云う説)があるが、江戸時代の金銭単位の「貫」に由来していると云う説が有力。
・江戸時代中頃まで、寿司と云えば大阪風の「押し寿司」が一般的。その「押し寿司」は、「銭さし一貫」(穴あき銭を銭さしに通して纏めた百文で、その重さは約130g)とほぼ同じ重さだったので、「一貫寿司」と呼ばれていた。これを両国の「与平衛ずし」が小分けして出したのが現在の寿司の原型。
・現在の寿司一つの重さは、ほぼ20g。また、当時は寿司二つで一貫としていたが、現在は寿司一つを一貫と数える。
※出典:『日本人 数のしきたり』(著者:飯倉 晴武)。
五穀豊饒(豊穣) ◆五穀とは、五種の主要の穀物の事。
・古代中国では、
『周礼』…麻・黍(きび)・稷(きび、高粱こうりゃん)・麦・豆。
『孟子』…稲・黍(きび)・稷(きび、高粱こうりゃん)・麦・菽(まめ、豆)。
『楚辞』…稲・稷(きび、高粱こうりゃん)・麦・豆・麻。
『黄帝内経素問』…粳米(うるちまい)・小豆(あずき)・麦・大豆・黄黍(もちきび)
・日本では、
『古事記』…稲・麦・粟・大豆・小豆。
『日本書紀』…稲・麦・粟・稗(ひえ)・豆。
・現代では、米・麦・粟・豆・黍(もしくは、稷)を指す事が多い(五穀米)。
※出典:『日本人 数のしきたり』(著者:飯倉 晴武)。
床の間の天井 ◆「床の間の天井」とは、「ある事は知っていても見た事がない」と云う意味。
世界の人々の分類:「ヲ」族と「ニ」族
◆世界の人々の分類は、大きく「ヲ」族と「ニ」族に分けられる。
◆「ヲ」族
・相手“を”自分に合わせる。欧米諸国や中国などの殆どの国の人々。
・自分達の基準、文化を相手に押し付ける。相手に対して優位に立ち、自分達のフレームに相手を組み込む。自分達のフレームが重要で、アイデンティティとも云える。
◆「ニ」族
・相手“に”自分を合わせる。日本人。
・自分を相手のフレームに合わせる事を常としている。自らのフレームを持たないし、フレームに固執しない。どんな民族、集団ともぶつかる事もない。「ニ」族にもフレームの様なものはあるが、非常にフレキシブルで相手のフレームに直ぐ合わせる事が出来る。
※出典:『「技術者力」を鍛える』(著者:水島 温夫)。
レバレッジ・シンキング(Leverage thinking) ◆「レバレッジ」(Leverage)とは、梃子の力、(目的達成の為の)効力, 影響力の事。
◆「レバレッジ・シンキング」(Leverage thinking)の基本となる考え方
・[労力・時間1]に対し[1の成果]を上げるのではなく、[労力・時間1]に対し[無限大の成果]を上げる事にある。
…その為には、「労力」「時間」「知識」「人脈」と云う4つの分野に自己投資し、パーソナルキャピタル(Personal Capital、自己資産)を構築し、それにレバレッジを掛け、"Doing more with less"(少ない労力と時間で大きな成果を獲得する事。DMWL)を実現する。
DMWL=(パーソナルキャピタル=労力+時間+知識+人脈)×レバレッジ。
また、マインドも大切な要素で、「成果=パーソナルキャピタル×マインド」と表す事が出来る。
※出典:『レバレッジ・シンキング』(著者:本田 直之)。
2008年型組織論:「ヒトデ型組織」と「クモ型組織」 ◆2008年型組織論には、「ヒトデ型組織」と「クモ型組織」が存在。
◆ヒトデ型組織
・強力なリーダーがいない代わりに現場に意思決定を任せる組織。
・21世紀の勝者は、身体のどの部分を切り落としても再生出来るヒトデ型組織。
・大部分の日本企業は、米国や欧州の同業者よりもヒトデ的。例えば、トヨタは「組織内協力」のパイオニア。
…理由は、日本文化では「出る杭は打たれる」と云う様に、飛び抜けた優秀さより助け合いや平等の考え方が強調されている点と、エドワード・デミング博士によるTQM(総合品質管理)運動の影響と云える。
◆クモ型組織
・中央集権的組織。
・日本の伝統文化には、天皇を頂点としたヒエラルキーがある(クモ型)。一方、非常にチームワークの強い文化を併せ持っている(ヒトデ型)。
◆ヒトデ型組織⇔クモ型組織
 ナップスター⇔MGM、ソニー等
 スカイプ  ⇔AT&T等
 アパッチ  ⇔マイクロソフト
 アパッチ族 ⇔スペイン軍
 アルカイダ ⇔アメリカ

※出典:ベックストローム氏らが2004年5月、米スタンフォード大学ビジネススクールで「分権的革命」と云うタイトルでアイデアを発表。『ヒトデはクモよりなぜ強い』(著者:ロッド・A・ベックストローム(Rod A. Beckstrom)、企業家)。
ブレイクアウト・ストラテジー(Breakout strategy) ◆企業がトップカンパニーを目指して実行する戦略的な原則と習慣を「ブレイクアウト・ストラテジー」(Breakout strategy)と呼ぶ。
・企業が成功を収めるには、優秀な戦略と、ライバルと一線を画そうと云う決意が不可欠。
◆ブレイクアウト・ストラテジーには、市場におけるポジションや事業領域の幅などに応じて4種類ある。
①強襲型…無名企業がトップに躍進する。
(例)シスコシステムズ、ダイソン
②巻き返し型…低迷していた企業が再躍進する。
(例)ハーレーダビッドソン、バーバリー
③拡張型…地方から地理的に市場を拡大する。(例)スターバックス、トヨタ自動車
④変身型…徹底した変革により躍進する。
(例)IBM、アップル
◆ブレイクアウト・ストラテジーの実行段階(戦略は異なるが、ブレイクアウト・ストラテジーに必要な方法は共通する)。
①競争優位性のある企業ビジョンの追求。
②自社の価値提供の明確な定義。
③ビジョンや価値提供と密接に関連したビジネスモデルの構築。
④確実な投資計画の構築と実行。
⑤全ステークホルダーを巻き込んだ戦略実行。
※出典:『ブレイクアウト・ストラテジー』(著者:シドニー・フィンケルシュタイン、チャールズ・ハーベイ、トマス・ロートン、監訳:橋口 寛、訳:矢沢 聖子)。
駄菓子の“駄” ◆江戸時代に高級な「上菓子」と区別する為に名付けられたと云う説が有力。
・駄菓子は、安価に買える事から「一文菓子」「一銭菓子」などとも呼ばれて来た。
・「付け足し」や「蛇足」と云う意味で「駄菓子」となったのでは(「駄菓子屋の夢博物館」(大分県豊後高田市)の小宮裕宣館長)、との事。
リンゴ(林檎) ◆欧州には「リンゴが赤くなると、医者が青くなる」と云う諺がある程、健康に良い果物。
・リンゴの品種は、世界で2000種超。日本には、奈良時代に中国から伝来したとされているが、本格的な栽培が始まったのは明治以降である。
・ペクチン(栄養素、水溶性の植物繊維、皮に多く含む)…血液中のコレステロール値を下げる作用があり、動脈硬化の予防に有効。ビフィズス菌などの善玉菌を増やし、老廃物や発ガン物質の排泄を促す。腸内の水分を吸収してゼリー状になる為、下痢や便秘の解消にも良い。
・アントシアニン(皮の赤い色は、ポリフェノールのアントシアニン)…有害な活性酸素を除去する抗酸化力に優れており、免疫力を高める。抗ガン作用も期待出来る。皮ごと食べるのが良い。
・リノール酸(皮のツヤ)…害なし。
・ブドウ糖(主成分の糖質)…疲労回復を促し、集中力も高める。
・カリウム…体内の余分な塩分を排出し、高血圧を予防する。食べ合わせには、糖質の働きを助けるビタミンB1に富んだカシューナッツや落花生などが良い。
慧眼・慧敏(応変力) ◆慧眼(けいがん)
・物事の本質を見抜く、鋭い洞察力。
◆慧敏(けいびん)
・状況を良く見極めて、不意の出来事に対し、適切に対応する事。
(注)同義語:俊敏、機敏。
スパム(Spam) ◆大量、反復的に送信される広告メールを、「スパムメール」(Spam Mail)と云う。
・アメリカの食肉加工メーカーの商品名で、この商品名をイギリスのTVコメディ番組の主人公が何度も連呼した事に由来している。
高砂人形 ◆「高砂人形」は、結納の儀において、夫婦和合の象徴として贈られるもの。
・高砂人形の「老夫婦」は夫側が熊手を、妻側が箒を手を持っている。
…何故、熊手と箒かと云うと、「お前百まで(掃くまで)、わしゃ九十九まで(熊手)」から来ている。妻には自分より長生きして欲しいと云う思いから出たもの。
※出典:『「いい人生で終わる」ために大切なこと』(著者:斎藤 茂太)。
健康な心 ◆健康な心。
①くよくよしない事。
②他人をうらやまない事。
③自分を卑下しない事。
④小さな事にこだわらない事。
⑤足るを知る事(知足)。
※出典:『「いい人生で終わる」ために大切なこと』(著者:斎藤 茂太)。
ありがとう ◆「ありがとう」は、漢字で「有難う」と書く。
・古語では「有難し」と云って、「めったにない」事を意味する言葉だった。
※出典:『「いい人生で終わる」ために大切なこと』(著者:斎藤 茂太)。
死の瞬間 ◆死にゆく人の心理(がん患者の心理状態)として、5段階のプロセスがある。
①否認…私が病気である筈がない、と自分の病気を受け入れない。
②怒り…何故私だけがそんな目に合わなければならないのか、と考える。
③取引…今度はもっと立派に生きるから、もう少し長く生きていたい。
④抑うつ…自分が死んだ後に残された家族の事を不憫に思ったり、経済的負担など種々の不安が重なって鬱(うつ)状態に陥っていく。
⑤受容…自分がこうして死ぬのも運命かもしれない。
・常に底に流れているのは、「自分は絶対に死なない」と云う願望である。
※出典:『死の瞬間』(著者:エリザベス・キューブラー・ロス博士)。
「生命」と「DNA」 ◆生命とは、“自己複製”を行うシステムである。
・DNAが、二重ラセン構造(互いに逆方向に結び付いた二本のリボン)からなっていると云うモデル。
…1953年4月25日、ジェームズ・ワトソンとフランシス・クリック(イギリス・ケンブリッジ大学)によって、科学専門誌『ネイチャー』(NATURE)に論文が掲載された。
・自己複製システムは、新たな生命が誕生する時、或いは細胞が分裂する時、情報が伝達される仕組みの根幹をなしている。
・ラセン状に絡み合った二本のDNA鎖は互いに他を相補的に複製しあう事によって、自らのコピーを生み出す。こうして極めて安定した形で情報がDNA分子の内部に保存される。これが生命の永続性を担保している。
・脳細胞は発生時に形成されると一生の間、僅かな例外を除き、分裂も増殖もしないとされている。つまりここにはDNAの自己複製の機会はない。
・DNA:Deoxyribo Nucleic Acid、デオキシリボ核酸、自己複製分子、遺伝子の本体と考えられる高分子化合物。
◆「DNA=遺伝子」だと世界で最初に気付いた人は、オズワルド・セオドア・エイブリー(アメリカ・ロックフェラー医学研究所の所員)。
・DNAにはその配列の中に、生命の形質を転換させる程の情報が書き込まれている。
・DNAの構成単位は、化学用語でヌクレオチドと呼ぶA、C、G、Tとその連なり(文字列)である(A:アデニン、C:シトシン、G:グアニン、T:チミン)。
・DNAが細胞から細胞へ、或いは親から子へ遺伝情報を運ぶ物質的本体である。
◆DNAとタンパク質の対応関係。
 [高分子]    [構成単位]  [種類] [機能]
 核酸(DNA)  ヌクレオチド   4種  遺伝情報の担い手
 タンパク質    アミノ酸    20種  生命活動の担い手
◆シャルガフの法則。
・「動物、植物、微生物、どの様な起源のDNAであっても、或いはどの様なDNAの一部分であっても、その構成を分析して見ると、四つの文字のうち、AとT、CとGの含有量は等しい。」
…アーウィン・シャルガフ(アメリカ・コロンビア大学・生化学研究室の研究者)。
◆身体構成成分の動的な状態(ルドルフ・シェーンハイマー)。
・「生物が生きている限り、栄養学的要求とは無関係に、生体高分子も低分子代謝物質も共に変化して止まない。生命とは代謝の持続的変化であり、この変化こそが生命の真の姿である。」
・「秩序は守られる為に、絶え間なく壊されなければならない。」
◆生命は、受精卵が成立したその瞬間から行進が開始される。
それは時間軸に沿って流れる、後戻りの出来ない一方向のプロセスである。
※出典:『生物と無生物のあいだ』(著者:福岡 伸一)。
ウイルス(Virus) ◆「ウイルス」(Virus)は、生物ではなく限りなく物質に近い存在だが、生物と無生物の間にある生命体である。
・ウイルスは、鉱物に似た物質(無生物?)。
…栄養を摂取する事がない。呼吸もしない。二酸化炭素を出す事も老廃物を排泄する事もない。つまり、一切の代謝を行っていない。
・ウイルスは、単なる物質から一線を画している(生物?)。
…自らを増やせると云う自己複製能力を持つ。但し、単独では何も出来ない。細胞に寄生する事によってのみ複製する。
※出典:『生物と無生物のあいだ』(著者:福岡 伸一)。
エントロピー(Entropy) ◆「エントロピー」(Entropy)とは、乱雑さ(ランダムさ)を表す尺度。
・エントロピー増大の法則…全ての物理学的プロセスは、物質の拡散が均一なランダム状態に達する様に、エントロピー最大の方向に動き、そこに達して終わる。
◆負のエントロピー(シュレーディンガー)。
・生命が、エントロピー増大の法則に抗して、秩序を構築出来る方法の一つとして提示した概念。
負のエントロピーとは、「秩序」そのもの(ランダムさの逆)。
・生きている生命は絶えずエントロピーを増大させつつある。つまり、死の状態を意味するエントロピー最大と云う危険な状態に近づいていく傾向がある。生物が生き続けていく為の唯一の方法は、周囲の環境から負のエントロピー(秩序)を取り入れる事である。即ち、生物は常に負のエントロピーを「食べる」事によって生きている。
※出典:『生物と無生物のあいだ』(著者:福岡 伸一)。
細胞生物学(Cell biology) ◆「細胞生物学」(Cell biology)とは、一言で云えば「トポロジー」(Topology)の科学の事。
・トポロジーとは、一言で云えば「物事を立体的に考えるセンス」と云う事。
※出典:『生物と無生物のあいだ』(著者:福岡 伸一)。
「ヨク」(欲)と「トク」(徳) ◆「ヨク」(欲)と「トク」(徳)は、増殖を止めない。
気象業務法 ◆3つの「象」とは、「気象」・「水象」・「地象」の事。
・気象…大気の情報
・水象…川や海の情報
・地象…地面や地中の情報
「小論文」と「作文」 ◆「小論文」と「作文」の違い。
◆小論文
・社会的な問題を客観的に「論じる」(物事の是非をただす)もの。イエス・ノーを答えるもの。
◆作文
・出来事や体験を主観的に書くもの。イエス・ノーを答えるものでない。
※出典:『発信力 頭のいい人のサバイバル術』(著者:樋口 裕一)。
「情報」と「知識」 ◆「情報」と「知識」の違い。
◆情報
・交換し合う事を前提としている。情報は他者に与えなければ意味がない。時には売り物になる知識の事。他者に向かって発信する事が必要。
◆知識
・交換される事を前提としていない。個人の中に蓄積して、教養になったり、物事の判断材料になったり、人格や価値観を決定したりする。外から見える必要はない。
※出典:『発信力 頭のいい人のサバイバル術』(著者:樋口 裕一)。
観光 ◆観光とは、「優れたものを心を込めて見る」と云う意味。
※出典:中国の2000年前の古典。
そうめん(素麺) ◆「そうめん」(素麺)を表す言葉には、「麦縄」(むぎなわ)、「索餅」(さくへい)、「索麺」(さくめん)があった。
・奈良時代に遣隋使が中国から伝えたもので、三輪素麺の産地・奈良県桜井市にある日本最古の大神(おおみわ)神社が発祥の地とされている。
・素麺は、直径1.3ミリ未満で、10グラム当たり80本が標準。
創造のプロセス ◆創造のプロセス。
①インプットする。…関係する材料を集め、頭脳に吸収して、感覚的にそれを掴む。
②熟考する。…意味を考え様としたり、法則の様なものを発見しようとしたりする。意識的に考えるのではなく、自分の頭脳に無意識的に考えさせる。
③ユリイカ("Eureka":ギリシャ語、「分かった、これだ」の意)…どうして今までそんな事に気が付かなかったのかと思える程、突然目の前に回答が現れる。重要なのは、その答えが正しいと云うだけでなく、非常に優雅で美しい事だと云う。「アルキメデスの原理」を発見した時に発せられた言葉。
④実行する。…思い付いた事が本当に正しいかどうかを確認する。単に人を魅了する、現実に当てはまらない妄想の様なものでない事を確認する。
※出典:アンリ・ポアンカレ(フランスの数学者、万能学者)。
『寒山拾得』(かんざんじっとく) ◆「寒山」(かんざん)と「拾得」(じっとく)と云う二人の僧の事で、禅画の画題としても、つとに知られる。
・寒山は経巻を開き、拾得が箒を持つ構図の絵。伝 顔輝(でん がんき、南宋末・元初の画家)の絵からは想像も出来ないが、寒山は文殊菩薩(もんじゅぼさつ)の化身、拾得は普賢菩薩(ふげんぼさつ)の化身とされる。その想像も出来ない容貌の菩薩の話を、鴎外が短編として書いたもの。
◆原色茶道大辞典(淡交社)の解説。
・画題や銘などに使われる事がある人物名。寒山と拾得は中国・唐時代の伝説的な僧で、生歿年不詳、豊干に師事したと伝えられる。筆と巻紙を持っているのが寒山で、巌窟に住んで詩を書いた。いつも箒を持っているのが拾得で、寺の掃除や賄をした。豊干禅師が拾ってきたのでそう命名したという。拾得は寒山の分身とされ、二人は飄逸な姿で自由奔放、奇行が多かったとされるが、終生無垢な童心を失わず、俗世を厭い天台山国清寺に住んだとされる。その詩は「三隠詩集(寒山詩)」に収載。宋時代以降、禅僧に好まれ、画題として数多く採り上げられてきた。日本では、寒山は文殊菩薩の、拾得は普賢菩薩の化身とされてきた。
時間 ◆時間とは、生きると云う事そのものである。そして人の命は、心を住みかにしている。
・時間をはかるにはカレンダーや時計があるが、はかってみた所で余り意味はない。と云うのは、その時間にどんな事があったかによって、僅か1時間でも永遠の長さに感じられる事もあれば、ほんの一瞬と思える事もあるから。
※出典:『モモ』(著者:ミヒャエル・エンデ、訳者:大島 かおり)。
「人民」 ◆「人民の、人民による、人民の為の政治」。
・これは、エイブラハム・リンカーン(第16代アメリカ合衆国大統領)の名演説(ゲティスバーグ演説の一節)と知られているが、実は「戦死者」に向けられたものであった。自らの大統領就任が引き起こした南北戦争への鎮魂歌。
・原語の"government of the people, by the people, for the people"は「人民から構成する、人民による、人民の為の行政」という意味。
『般若心経』(はんにゃしんぎょう) ◆『般若心経』(はんにゃしんぎょう)とは、「般若波羅蜜多心経」の所説を本文262文字に要約したもの。諸法は皆空である事を説く。
■般若
 ●般若心経では、
・知恵・清浄の意の梵(ボン)語の音訳。
…サンスクリット語:「プラジュニャー」、パーリ語:「パンニャー」と云うが、この「パンニャー」が音写されて「般若」(はんにゃ)になった。
・仏教で、迷いを離れ、事物の真相を見抜く本当の知恵。
…理知によらないもう一つの体験的な「知」の事。
 ●般若面では、
・恐ろしい顔つきをした、女の鬼。
…女性の嫉妬の究極を表したお面。お面を得意とした彫り師が「般若坊」と云う名前であった為、「般若の面」と呼ばれた。
 ●般若湯(とう)…僧の社会で、酒の隠語。
■概念
 ●プレマック(発達心理学者)
・「概念」と云うのは、ヒトに特徴的な現象。
…「生まれた」、と云う認識も「滅した」と云う認識もありのままの実相ではなく、実は脳内に現象した大雑把な「概念」に過ぎない。
・「生得的な準備のある概念」
…ヒトは生まれつき、幾つかの概念を潜在的に持っている。
 ●アインシュタイン(理論物理学者)
・「宇宙の総エネルギー量は常に一定」
…増えた、減ったと云うものも、大局的に見れば概念であり、宇宙レベルの総エネルギー量は変わらない。
■識…「意」が「法」と出逢って「意識」を生み出す。
 ●六根…眼、耳、鼻、舌、身、意。
 ●六境…色、声、香、味、蝕、法。
・十二処(仏教学)…六根+六境。
・十八界…[六根と六境が出逢って結果として生まれるもの=眼識、耳識、鼻識、舌識、身識、意識]+十二処。
 ●ニールス・ボーア(量子力学の創始者の一人)
・原子、亜原子と云うモノは、固有の特性を何も持っていない。
■四苦八苦
 ●四苦…仏教で、生(シヨウ)・老・病・死の四つの苦痛。
 ●八苦…上記の四苦+下記の四苦
・愛別離苦(あいべつりく:愛する人と別れる苦しみ)、
・怨憎会苦(おんぞうえく:憎らしい人にも会わなくてはならない苦しみ)、
・求不得苦(ぐふとくく:求めるものが手に入らない苦しみ)、
・五取蘊苦(ごしゅうんく:人間を構成する体も心も、自然に活動する事自体が「私」を苦しめる事。古くは、五蘊盛苦(ごうんじょうく))
(注)五陰盛苦(ごおんじょうく)…五行を構成する要素に執着する苦しみ。
(注)五行…仏教で、人間を成り立たせていると考えた五種類のもの。色(=肉身)・受(=感覚)・想(=想像)・行(=心の作用)・識(=意識)。
(注)四苦(4×9=36)+八苦(8×9=72)=煩悩108、と云う説もある。
■因果律…原因と結果との間には、一定の関係が有るという法則。
 ●デヴィッド・ヒューム(イギリス経験論の流れに属する18世紀の思想家)
・「道徳の原理論」、「人生論」などで有名。因果律が決して現象を生起させる原理なのではなく、私達がそれを解釈する上での強固な思考習慣に過ぎないと明言。形而上学的偏見の一つとしてそれを排除し、改めて自然や人生を観察する事を主張。ソースティン・ヴェブレン(アメリカの社会学者)も、基本的にこの考えを支持。
・形而上(けいじじょう)…はっきりした形がなく、感覚の働きによってはその存在を知る事が出来ないもの。精神的なもの。⇔形而下
・形而上学…物事の根本原理を研究する学問(メタフィジックの訳語)。
■慈悲…「慈」は衆生(シユジヨウ)に楽を与える意、「悲」はその苦を取り除く意。仏・菩薩(ボサツ)が衆生を慈(いつく)しむ心。哀れみ。
 ●グスタフ・フェヒナー(19世紀の半ば、ライプツィッヒ大学の物理学科・哲学科の教授、医学博士)
・「植物の精神生活」の研究…植物のあらゆる活動の究極の目的は、「個体ではなく、全体の最大の快」だと結論。これは、仏教の云う「慈悲」の定義と云っても良い。
※出典:『現代語訳 般若心経』(著者:玄侑 宗久)[川島 隆明(大新東㈱の会長)の推薦書]。
まさか(真逆) ◆人生には、「まさか」と云う坂がある。
・災害に見舞われるなど、本人に責任はないのに、不幸な経験をしてしまう様な事が起こる。
・「真逆」と書く事も有る。
はなむけ(贐、餞) ◆「はなむけ」とは、「馬の鼻向け」の意。
・別れの時に贈る言葉や品物を指す「はなむけ」(餞)は、旅立つ人の馬の鼻を目的地の方へ向けてあげた事から。
『武経七書』(兵法書) ◆『武経七書』とは、軍師がマスターしておかなければならない兵法書。
・孫子「孫子」(そんし)、「呉子」(ごし)、「尉繚子」(うつりょうし)、「六韜」(りくとう)、「三略」(さんりゃく)、「司馬法」(しばほう)、「李衛公問対」(りえいこうもんたい)[「李氏公問答」(りしこうもんどう)]。
三献(三つの献立) ◆「三献」(三つの献立)とは、「打鮑」(うちあわび)、「勝栗」(かちぐり)、「喜昆布」(よろこんぶ)の事。
・語呂合わせの縁起担ぎで、「打って、勝って、喜ぶ」と云う意味。
・この三品を口にして酒を飲む事が、「三三九度」のめでたい杯と云う事。
「すけ」:「助」と「介」 ◆「すけ」には、「助」と「介」の漢字がある。
◆助
・「力」と「且(重ねる、と云う意味)」とで出来上がっている。「力を重ねる」と云う意味。そこから「たすける」となり、「すけ」は手伝いなどの意味を持つ様になった。
◆介
・「人」と「八」とで出来上がっている。「人が間に入る」から「仲立ちをする」「たすける」と云う意味を示す。「介」は、地方の次官と云う官位を示している文字でもある。「守」(かみ)の次位を云う官位である。また、「介」は、鎧そのものの意味持つ。そこで鎧を着ける事を「介冑」(かいちゅう)と云う。
※出典:『山本勘助とは何者か』(著者:江宮 隆之)。
日本人の「労働感」と「報酬感」 田坂 広志(シンクタンク・ソフィアバンク代表)による。
・日本人の労働感の根底には、「働くとは、傍(はた)を楽(らく)にする事」と云うものがある。
・欧米的な考え方…働く事を「苦役」と考える。
・日本人の独特な報酬感は、(1)給料や年収、(2)役職や地位の他に、(3)目に見えない「4つの報酬」を重視している。
◆目に見えない「4つの報酬」。
①働き甲斐のある仕事…「仕事の報酬は仕事」と云う考え方。
②職業人としての能力…腕を磨く事そのものに喜びを感じる。「求道、これ道なり」と云う名言通り。
③人間としての成長…腕を磨くと云う事は、即ち己を磨く事。「人間成長」が報酬。
④良き仲間との出会い…縁と云う思想。
・これらが、働く事の喜び、つまり報酬であると云うもの。
「説得」と「納得」 ◆「説得」と「納得」の違い。
◆説得
・相手が受動的かつ消極的に「止むを得ない」と云って事を収めるイメージ。自分の意志や主張を十分に話し(伝え)て相手に納得させる事。
◆納得
・相手が自発的かつ積極的に「分かった」と云って結論を受け入れるイメージ。他人の言行をよく理解し、もっともだと認める事。
※出典:『プロの論理力!』(著者:荒井 裕樹)。
経営の型:「将棋型」と「囲碁型」 ◆経営の型には、「将棋型」と「囲碁型」が存在。
◆将棋型
・直線的に理詰めで考え、樹形図を描く様に戦略を組み立てる。帰納法的。
◆囲碁型
・大きな世界観から面を押さえ、そこに細部の戦略を吹き込む。演繹法的。
ハンバーグ ◆「ハンバーグステーキ」(Hamburg Steak)とは、元はハンブルグ(Hamburg)のステーキ(Steak)の事。
・ハンバーグの起源は、ドイツのハンブルク(港町)で労働者向けの食事として流行っていたタルタルステーキを焼き固め、ソースをかけて味付けした料理からだと云われている。
いちご(苺) ◆いちご(苺)は、小型の草本なので果樹ではなく、野菜に分類されている。
・いちご(苺)は、丈が低いバラ科の多年草。
・食べている赤くて甘みのある太った部分は果実ではなく、本当の果実は表面にある黒いつぶつぶで、つぶつぶ一つひとつが全ていちごの果実。
スモールワールド(Small world) ◆「スモールワールド」(Small world)とは、まさに「世界は狭い」と云う意味。
・初対面の人と話していると、実は共通の友人で繋がっていた、と云う事は良くある。…『渋滞学』(著者:西成 活裕)。
・ワッツ(アメリカの物理学者)は、実際にどれだけの人間を介して全く知らない2人が繋がっているのかを電子メールを使って実験した。→その結果、たった6人と云う結果が出た。
カカオ(Cacao) ◆「カカオ」(Cacao)は、ギリシャ語で「テオブロマカカオ」(神の食べ物)と呼ばれている。
・原産地の中南米やその後広まった欧州では、王侯貴族が好んで食していた。
・日本に初めてチョコレートが伝わったのは、江戸時代後期。当時は「薬」として用いられていた。
◆カカオには「ポリフェノール」と「テオブロミン」が含まれている。
・ポリフェノール…老化の原因となる活性酸素を除去する「抗酸化作用」に優れている。それにより動脈硬化や脳卒中を防ぎ、更にガンを予防する効果も期待出来る。含有量は、赤ワインよりも多い。
・テオブロミン…自律神経系を調整して心身をリラックスさせる効果がある。また、利尿作用を促進して血圧の上昇を抑制したり、毛細血管を拡張して血行を良くし、冷え性を改善する効果も期待出来る。
世界三大悪妻 ◆ソクラテス、モーツァルト、トルストイの妻達は、「悪妻」だと呼ばれる事がある。
・三人とも偉大な人物であるだけに、その妻の欠点がことさらにクローズアップされて語り継がれた結果か?
(注)ソクラテス(古代ギリシアの哲学者)の悪妻の名前は、「クサンティッペ」と云う。
◆日本では、源頼朝の正室・北条政子、徳川家康の正室・築山殿、夏目漱石の夫人・鏡子なども「悪妻」と云われた人物である。
元服 ◆「元服」とは、成人を祝う奈良時代からの慣習で、子供が成長して初めて大人の着物を着ると云う意味。
・「元」…首・頭、「服」…着用する意。
瞥見(べっけん)視力 ◆瞥見(べっけん)視力とは、潜水艦の潜望鏡を海面に出して360度を見渡し、素早く周囲の状況を把握する能力の事。
砂時計 ◆市販の砂時計は、実験と経験と勘で作られている。
・砂は、粉粒体(Granular:液体と固体の性質が共存するもの、所謂「つぶつぶ」、顆粒)で、大変厄介な対象。
・意外な事だが、砂時計で1分を正確に測るのに必要な砂の量や容器の形を理論的に計算する事すら出来ていない(物理学)。中身が水ならば、流体力学で正確にその落ちる時間を計算出来る。
フェロモン(Pheromone) ◆「フェロモン」(Pheromone)と命名した意味。
・Pherein…行動を誘引する化学物質で、ギリシャ語で「運ぶ」と云う意味。
・Hormon…ギリシャ語で「興奮させる」と云う意味。
◆フェロモンの種類。
・沢山の種類があるが、代表的なものは「道しるべフェロモン」「警報フェロモン」「性フェロモン」。
…今から50年以上も前に、ドイツのノーベル化学賞受賞者のブテナントがカイコガの研究で見出し、その他の昆虫でも続々と発見された物質。
「そば」と「うどん」 ◆「そば」と「うどん」の食文化。
◆「そば」(蕎麦)は、閑中食。
・作り置きはしない食べ物。そばを作るには手間暇が掛かる。つまり、打って、裁って、茹でるのに時間が掛かる。
・「年越しそば」…昔の大晦日は忙しくなかった。大掃除は12月の中旬には終え、松飾りは29日までには済ます(直前の一夜飾りなどは、縁起が悪いと云う)。だから、大晦日は暇でしょうがない。そこで、一家の主が「暇だからそばでも打って家族に食わせてやろうじゃないか」と始めた男の料理。
・「そば」の作り方の極意…「引(挽)きたて」「打ちたて」「茹でたて」の「三たて」。作るのに時間が掛かる。だから、その間に酒を飲む。
◆「うどん」(饂飩)は、忙中食。
・忙しい時に直ぐに食べられるものとして利用される。
年越しそば(蕎麦) ◆鎌倉時代、中国から博多に来ていた貿易商の謝国明が、年の瀬に貧しい人達に、“蕎麦掻き餅”(そばがきもち)を振舞った所、運が向いたのを切っ掛けに始まったのが、年越し蕎麦の由来の様である。
・細くて長い蕎麦は、寿命や身長が伸びる、金箔を延ばす台を蕎麦粉で拭うと良く延びるので金運が良くなる、蕎麦は新陳代謝を良くし体内を清浄にするなどの理由で、大晦日に食べて新年を迎えるとも云われている。
・「そばは金を集める」…金銀細工職人が、仕事場に飛び散った金粉を、「そば」を練って作った団子で集め、その団子を焼いて金粉を取り出した事から云われた。
・年越しそばの薬味に刻みネギが添えられるのは、ネギの語源が「ねぐ」から来ていて「祈る」と云う意味がある事から、更に長寿や金運を祈願するとも云われている。
※出典:『日本人のしきたり』(著者:飯倉 晴武)。
・蕎麦の発祥地は、中国・雲南省とされ、日本でも奈良時代には栽培されていた様である。当初は、粟、稗(ひえ)、黍(きび)などに混ぜて雑炊にして食されていた。
夫婦の対話 ◆西洋の諺
・結婚前は、男がしゃべって女が聞く。
・結婚すると、今度は女がしゃべって男が聞く。
・そして5年も経つと、両方が大きな声で喧嘩して、隣の人が聞いている。
(注)「寸鉄人を刺す」諺…思わず、人の心に強い印象を植えつける言葉。
健康 ◆「健康」のWHO世界保健機関の定義。
・「健康とは、完全な肉体的、精神的および社会的福祉の状態であり、単に疾病または病弱の存在しない事ではない」
思考 ◆「思考」の認知心理学上の定義。
・「思考とは、知識を用いて推論を行う事」
…まず過去の経験や知識の中で使えそうなものを引っ張り出して、脳の中であれこれシミュレートを行う。但し、普通はそのプロセスにおいて、問題を解く為の知識を自分がどの程度有しているか、また推論が偏っていないかと云うモニターや評価を行うと考えられている。この評価の為の活動が「メタ認知」である。
『戒石銘』(かいせきめい) ◆『爾俸爾禄 民膏民脂 下民易虐 上天難欺』。
・『爾の俸 爾の禄は 民の膏 民の脂なり 下民は虐げ易きも上天は欺き難し』…寛延己巳之年春三月(かんえん つちのと みのとし はるさんがつ)
・読み方:「なんじのほう なんじのろく たみのこう たみのしなり かみんはしいたげやすきも じょうてんはあざむきがたし」
・意味:お前がお上から戴く俸禄(給料)は、人民の汗と脂の結晶である。下々の人民は虐げ易いけれども、神をあざむく事は出来ない。つまり、「お前(武士)の俸給は、人民があぶらして働いたたまものより得ているのである。お前は人民に感謝し、いたわらねばならない。この気持ちを忘れて弱い人民達を虐げたりすると、きっと天罰があろうぞ。」、と解釈されている。
…これは福島県二本松市の二本松城址(霞ヶ城址)で国史跡として指定された「旧二本松藩戒石銘碑」の碑文であり、その来歴は二本松市ホームページの『戒石銘』(かいせきめい)に書かれている。
定年(停年) ◆「定年」は、「現役定限年齢」の略語。元の用字は「停年」。
・退官・退職する決まりになっている一定の年齢。
・明治時代に旧陸海軍で設けられた制度で、海軍工廠の職員に対し、50歳を定年としたのが最初だそうである。その後、定年制は役所や会社(大企業から中小企業)へと導入されていき、今では60歳定年が一般的である。
・2007年は、団塊の世代700万人が定年を迎えると云われている。
米の表現 ◆米(米、rice、ライス、めし、ご飯)の表現。
・ライス…洋風の飲食店で客に出す為に皿(西洋皿)に盛られた、米を炊いたもの。ライスは「米」ではなく、炊かれた「飯」である。
・めし(飯)…米を炊いたもので、茶碗や丼に盛られたもの。
・ご飯…米を炊いたもので、どんな器に盛られていても良く、盛り付けや食事の場面を問いません。
・ご飯(御飯)=炊いた米、boiled[cooked] rice
・おまんま(御飯)=「めし・ごはん」の口頭語的表現。
※出典:沖 裕子(日本語学者、信州大学の教授)。
"AIDMA"(アイドマ)→"AISAS"(アイサス) ◆消費行動プロセス…消費者が購入に至るまでの心理過程。
◆従来 AIDMA(アイドマ):Attention(注意・注目)→Interest(興味・関心)→Desire(欲求)→Memory(記憶)→Action(購買行動)
…4マス媒体の時代の消費行動プロセス、ローランド・ホール(アメリカの経済学者)による造語。
◆現在 AISAS(アイサス):Attention(注意・注目)→Interest(興味・関心)→Search(検索)→Action(購買行動)→Share(情報共有)
…ネット時代の消費行動プロセス、石鍋 仁美(日本経済新聞社)。
・インターネットが普及した今の消費行動…購買活動がぐるぐる回る様になるので、売る側としては売りっ放しではなく、リピーターにさせられるかどうかか重要なポイントになる。
仮説(≒理論)と科学 ◆フランシス・ベーコン(哲学者、1561~1626)
・実験と理論の関係について、「実験は、理論の種みたいなものを見つける為に行われる。」(帰納法的考え方)
◆ピエール・デュエム(1861~1916)
・「データが仮説を覆す訳ではない。データが理論を変えると云う事はない。」、「理論(≒仮説)を倒す事が出来るのは、理論(≒仮説)だけである。」(演繹的考え方)、仮説と云うのは一つの枠組みで、その枠組みから外れたデータはデータとして機能しない訳である。
◆カール・ポパー(科学哲学者、1902~1994)
・『科学的発見の理論』の中で、「科学は、常に反証出来るものである。」と定義(反証可能性:反証が出来るかどうかと云う事)。決定的な証明などと云う事は、永遠に出来ない。
◆竹内 薫(科学作家、1960年~)
・歴史は、あくまでも仮説の集まりであり、真実ではない。科学とは、一番新しい仮説の集まりに過ぎない。科学はあくまでも文化であり、それ故に永遠の真理にはなり得ない。
・話が通じないのは、自分の仮説が相手に通じていないと云う事。相手の仮説を自分が理解していないと云う事もある。
※出典:『99.9%は仮説』(著者:竹内 薫)。
建築生物学(バウビオロギー、Baubiologie) ◆「建築生物学」(バウビオロギー、Baubiologie)とは、、ドイツを中心に起こった新しい学問の事。
・「建築(バウ、Bau)+生命(ビオ、bio)+学問(ロゴス、logos)を語源とし、居住空間を人間の皮膚の延長として捉え、人間本性と気候風土を科学し、環境と健康に配慮した建築、人間味あふれた建築文化の創造を目指す。」(日本バウビオロギー研究会)
・人間の皮膚を第1と考え、体を包む衣類を第2の皮膚とするならば、住まいは第3の皮膚に位置づけられる。
・その快適性を保証するには、静けさ:35デシベル以内、湿度:40~60%、室温:16~20℃の範囲が望ましい。
「ご苦労様」と「お疲れ様」 ◆「ご苦労様」と「お疲れ様」の違い。
◆会社で仕事を終えた時などに、「ご苦労様でした」「お疲れ様でした」というあいさつは、「上司には失礼な感じがするのですが」という考え方もある。いずれも労(ねぎら)いの言葉だ。「労(ねぎら)う」というのは、「同等以下の人の苦労・尽力などを慰め、感謝する」事。
・新明解国語辞典は最新の第6版で、「お疲れ様」は「同輩以下に」、「ご苦労様」は「目下の者に」用いる、としている。
◆一方、ビジネス本などでは「ご苦労様は失礼だが、お疲れ様なら問題はない」といった説明もみられる。国立国語研究所の意識調査(98年)でも、「お疲れ様でした」の方は9割近くの人が「気にならない」と答えたという。
・文化庁国語課は「身分制の時代でもないので、毎日顔を合わせる上司など人間関係が親密なら、どちらも目上の人に使ってもいいのでは」と話している。
※出典:朝日新聞「ことば談話室」(2005年5月29日)。
「枝豆」と「大豆」 ◆「枝豆」と「大豆」の違い。
◆枝豆は、成長期の大豆の事。
◆大豆が未成熟なうちに、枝ごと切り取った実の事。枝ごと切り取る事に由来している。
・昔は田んぼの畦などによく栽培されていた為、「畦豆」とも呼ばれていた。
・農産物の分類上では、大豆は豆類に、枝豆は野菜に属する。
「胡」から始まるもの ◆「胡」から始まるものは、「シルクロード」から伝わったもの。
・胡瓜(きゅうり)、胡桃(くるみ)、胡椒(こしょう)、胡麻(ごま)。
…「胡」とは、漢民族にとって、異文化を持つ北方民族。秦(しん)=チン=China。
にがり(苦汁) ◆西洋では「マザーリカー」(Mother Liquor)、母なる液と呼ばれる程、にがりの中には健康を守る大切なミネラルが含まれている。
・赤ちゃんを守っている羊水も、これとほぼ同じと云われている。
・人間の体内の水分に近いバランスの取れたミネラルが60種類以上そのままの液体として含まれていると云われている。
※出典:笹川流れの手作り海水塩…㈲日本海企画(小林 久)
「イキ」と「ヤボ」 ◆「イキ」とか「ヤボ」と云う云い方は、江戸時代の遊里(ゆうり、「遊郭」の意の漢語的表現)の俗語。
◆「イキ」
・この「ヤブ」に対応する言葉を「粋」(すい)と云った。粋を「イキ」と読み、「意気」の字を当てたり、「通」(つう)とか「アダ」とも云った。時には、「イキ」は「異気」でもあり、アブノーマルな事やそんな風俗を指したりもした。一般的な意味は、いつもさっぱりして、洗練された、いやみのない、泥臭さのない事を云う。
◆「ヤボ」
・三都(京・大坂・江戸)の遊里で、風俗・動作・嗜好・心情などの面で、洗練された美への好みに合わない人を「野夫」(やぶ)と呼んだのが始まり。「野夫」とは、藪医者と同じ様に、藪から出て来た田舎者と云う意味。因みに、「野暮」は借字。
丁稚(でっち)どん ◆「どん」とは、「殿」の事。
・「丁稚どん」とは、つまり雇い人であるが、江戸時代には敬語の「殿」を付けて呼んでいた。
・「どん」は、召使・目下の者などの名前の下に添える語。
村八分(むらはちぶ) ◆「分」(ぶ)とは、区分の意味で、「村八分」は、弊風(へいふう、よくない習慣・風俗⇔美風)の最たるもので、絶交の事。
・江戸時代農村の公認の付き合いは、誕生・成人・結婚・病気・葬式・火事・水害・旅立・普請(ふしん)・法事と10箇条あった。「村八分」は、この内の8つを「分」にする事。
・残りの2つは、葬式と火事で、どんな理由があろうと、相互に手伝い助け合う。
・広義では、その組織の中で仲間はずれにする意にも用いられる。
ケンチン汁 ◆「ケンチン汁」は、「建長寺汁」と云うのが語源で、栄養のバランスのとれた野菜中心の完全食。
・建長寺は、鎌倉五山の第一位、臨済宗の禅寺。
・サトイモ・ゴボウ・ニンジンなどを豆腐と一緒に油でいためたもの。
・けんちん=巻繊、「ちん」は「繊」の唐音。
カビ(黴) ◆日本語の「カビ」(黴)は、元来萌え出ずるもの、生えてくるもの、芽などの意味があり、その動詞形の「カビス」が「醸」(かもす)になった。
・「カビ」は、温度0度~50度までの間で生える菌類で、その最適温は20~35度、湿度70%である。
・この条件こそが日本の風土であり、「日本文化はカビの文化だ」と云われる所以である。
◆「餅」は元来、「持飯」(もちいい)の事。
・固めて表面に皮膜を作り、空気と遮断した為に、長く保存出来る様になった。
寿司 ◆「寿司」の語源は、「すえめし」=腐ったご飯から来ている。
・腐ったご飯を食べる訳ではなく、飯が腐って糖化(=酸化)していく作用を利用して、魚肉・貝、古くは鳥獣肉などを保存する方法として考えられた。
のし(熨斗) ◆「のし」(熨斗)とは、元々「熨斗アワビ」の略で、「熨斗」(のし)とは、「火熨斗」(ひのし)の事。
・火熨斗とは、炭火の熱で布地を伸ばしたりした昔のアイロンで、かつては、アワビの肉を薄く切り、火熨斗で伸ばしたものを「熨斗アワビ」と呼んでいた。
◆元々正式には、「ノシアワビ」を紙で包んで酒に添えたが、その形は次第に形式化され、紙の方が大きく「アワビ」は小さくなって、とうとう印刷になり、しまいにはただ文字で「のし」と書くだけになった。
・「ノシアワビ」は、酒に伴う肴(さかな)の代表として珍重され、ここから一般的な贈答品に「のし」を付ける習慣が起こった。
・その中身が商品券であれ石鹸であれ、みな酒と同じ意味を持っているので、「のし」の二文字が付いている限り、贈物を返す事は非礼とされる。
七面倒くさい ◆「七面倒くさい」とは、現代でもややこしい事であるが、元々は便所の臭い(匂い)からだった。
・密通に使われた延命院七面堂が「七面倒臭い」の由来。
・江戸時代の谷中(西日暮里)の延命院住職の日当(日道とも云う)が、参詣の多数の婦人と密通する為に、寺の境内の一隅に建つ七面堂の下から便所に向かって秘密の通路を作り、そこから更に密室に通じる様にしてあった。その結果、七面堂まで便所の臭気が通うと云う事が起きた。
・江戸時代の坊主すなわち僧侶は、殆どの宗旨で妻帯が許されず、独身を強いられていた。
恐竜の絶滅 ◆生物学では、「環境変化に一番脆い(もろい)存在はエリート」と云われている。
・ジュラ紀に繁栄を誇った恐竜が絶滅した理由は、環境変化にあった。
①恐竜が絶滅した原因は、今から6,500万年前の白亜紀末、メキシコに巨大な隕石が墜落した事と云われているが、実はそれ以前の200万年間に亘って、地球の酸素濃度の上昇によって、徐々に衰退していた。
②恐竜の肺は、鳥と同じで息を吸いながら吐く事が出来る(哺乳類は、吸って吐いてを繰り返す)。ジュラ紀の地球は酸素濃度が10%と低かったが、恐竜の肺は十分な酸素を体内に送り込んで敏捷に動く事が出来た、まさに酸素濃度が低い地球でのエリートであった。
③ところがジュラ紀にシダ植物が繁殖した結果、白亜紀の頃の地球の酸素濃度が20%にまで上昇した。その結果、性能の悪い肺を持つ他の生物が、恐竜と同じ様に敏捷に動ける様になった。
④生態系の頂点に立つ巨大恐竜は、数の増えた他の生物からの攻撃(特に危ないのは卵から幼生の時期の数年間)でやられて、徐々に数を減らしていった。
◆企業や事業の再生も同様の事が起こってるのではないか?!
・再生シナリオとしては、新しい環境での競争に勝てるパワフルなビジネスモデルを設計し、再生は再スタートではなく、従来の強みを継承した上で、更に進化出来るシナリオがあってこそ、変化した環境下でV字回復が出来るのではないか(百年コンサルティング㈱代表取締役 鈴木 貴博)。
虹の色 ◆日本の虹は7色、英語圏の虹は6色(藍色がない)。
・日本…7色:赤、橙、黄、緑、青、藍、菫(紫)
・イギリス…6色:赤、橙、黄、緑、青、菫
・アメリカ…6色:赤、橙、黄、緑、青、菫
・ドイツ…5色:赤、黄、緑、青、菫
・フランス…7色:赤、橙、黄、緑、青、藍、菫(紫)
・ソ連…4色:橙、黄、緑、青
・その他…5色:赤、橙、黄、緑、青
・その他…6色:赤、橙、黄、緑、青、菫(紫)
・その他…7色:赤、橙、黄、緑、青、藍、菫(紫)
色の個性 ◆色の個性。
・赤…攻撃的・火・勇気・愛国心・怒り・血・危険
・青…清い・朗らか・冷静・内気・悲哀(ひあい)・失望
・黄…親切・陽気・不快・日光
・緑…平和・新鮮・若さ・繁栄
・橙…元気、騒がしい・実り
・紫…威厳・孤独・勝利・権威・熱情・追憶・悔悛(かいしゅん)
・白…優美・上品・冷たい・純潔・無邪気・貞節(ていせつ)・希望
・黒…厳粛・深遠・神秘・悲しみ・夜・死・邪悪
※出典:『非言語コミュニケーション』(著者:マジョリー・F・ヴァーガス、訳者:石丸 正、新潮選書)。
心理的距離 ◆心理的距離。
①密接距離(内側・外側)…0~45㎝、極めて親しい者同士の距離。夫婦や恋人の距離。触れようと思えば、相手に触れられる距離。
②個体距離(内側・外側)…45~120㎝、相手に触れるのに、どちらか一方が片手を伸ばせばいい距離から、双方が手を伸ばして届く距離の間。友人同士の距離。
③社会距離(内側・外側)…120~360㎝、仕事上の付き合いの距離。形式的・儀礼的なやり取りをする距離。
④公衆距離(内側・外側)…360㎝以上、殆ど無関係と云う距離。個人的な関係はない。
※出典:「八つの距離帯」と云う考え方(エドワード・ホール、アメリカの文化人類学者)。
コネッサンス(Connaissance) ◆「コネッサンス」(Connaissance)とは、「知識、認識、知覚、知人、面識、交際」を意味するフランス語。
社会人基礎力 社会人基礎力に関する研究会「中間とりまとめ」報告書の公表。
・経済産業省 経済産業政策局 産業人材参事官室から、2006年2月8日(水)に公表された。
◆「社会人基礎力」の能力要素(分類・能力要素・内容を下記に記載)。
1.前に踏み出す力(アクション)=一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力(実社会の仕事において、答えは一つに決まっておらず、試行錯誤しながら、失敗を恐れず、自ら、一歩前に踏み出す行動が求められる。失敗しても、他者と協力しながら、粘り強く取り組む事が求められる。)
①主体性=物事に進んで取り組む力
(例)指示を待つのではなく、自らやるべき事を見つけて積極的に取り組む。
②働きかけ力=他人に働きかけ巻き込む力
(例)「やろうじゃないか」と呼びかけ、目的に向かって周囲の人々を動かしていく。
③実行力=目的を設定し確実に行動する力
(例)言われた事をやるだけでなく自ら目標を設定し、失敗を恐れず行動に移し、粘り強く取り組む。
2.考え抜く力(シンキング)=疑問を持ち、考え抜く力(物事を改善していく為には、常に問題意識を持ち課題を発見する事が求められる。その上で、その課題を解決する為の方法やプロセスについて、十分に納得いくまで考え抜く事が必要である。)
①課題発見力=現状を分析し目的や課題を明らかにする力
(例)目標に向かって、自ら「ここに問題があり、解決が必要だ」と提案する。
②計画力=課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力
(例)課題の解決に向けた複数のプロセスを明確にし、「その中で最善のものは何か」を検討し、それに向けた準備をする。
③創造力=新しい価値を生み出す力
(例)既存の発想にとらわれず、課題に対して新しい解決方法を考える。
3.チームで働く力(チームワーク)=多様な人とともに、目標に向けて協力する力(職場や地域社会などでは、仕事の専門化や細分化が進展しており、個人として、また組織としての付加価値を創り出す為には、多様な人との協働が求められる。自分の意見を的確に伝え、意見や立場の異なるメンバーも尊重した上で、目標に向けともに協力する事が必要である。)
①発信力=自分の意見をわかりやすく伝える力
(例)自分の意見をわかりやすく整理した上で、相手に理解してもらうように的確に伝える。
②傾聴力=相手の意見を丁寧に聴く力
(例)相手の話しやすい環境をつくり、適切なタイミングで質問するなど相手の意見を引き出す。
③柔軟性=意見の違いや立場の違いを理解する力
(例)自分のルールややり方に固執するのではなく、相手の意見や立場を尊重し理解する。
④情況把握力=自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力
(例)チームで仕事をするとき、自分がどのような役割を果たすべきかを理解する。
⑤規律性=社会のルールや人との約束を守る力
(例)状況に応じて、社会のルールに則って自らの発言や行動を適切に律する。
⑥ストレスコントロール力=ストレスの発生源に対応する力
(例)ストレスを感じる事があっても、成長の機会だとポジティブに捉えて肩の力を抜いて対応する。
あすなろ(翌檜) ◆「あすなろ」の木は、「翌檜」の木と書く。明日の檜である。
・「あすなろ」の木は、檜科の常緑樹木、日本特産の木。
・「あすなろ」は檜に似ているが、用材としては檜に劣る為、明日は檜になろうとひたすら努力したいと云う伝説から、「あすなろ」と云う名が付いたと云われる。
・ある面では、勢いは強く、檜になろう、檜になろうと頑張ると云う永遠の成長を目指す未完成の意味も込められているのであろう。
"CHANGE"と"CHANCE" ◆"CHANGE"を"CHANCE"に変える。
◆「長寿企業」とは、まさに「変化」を「脅威」(Threat)ではなく、「機会」(Opportunity)にしていける会社である。
・「変化」を英語で書くと"CHANGE"だが、5つ目の"G"を"C"に換えると"CHANCE"、即ち「機会」となる。
・「危機伝承経営」…危機を「創造」し続けるトヨタは、この言葉を社訓にして守り続けている。
「阿吽の呼吸」と「仁王像」 ◆「阿吽の呼吸」とは、互いの呼吸がピッタリ合う事。
◆「阿吽」(あうん)は、「仏像」と関係があるらしい。
◆「仁王像」の「仁」は「二」を表す。即ち、仁王は二つの仏像。阿形と吽形を指す。そして、阿形は口を開け、吽形は口を閉じている。この対の仁王像が置いてある門を「仁王門」と云う。寺院では山門の守護神として祀られる。
・サンスクリット語(Sanskrit:古代インドの文章語、梵(ボン)語)で、「阿」は口を開けて最初に発音する字音で、「吽」は口を閉じて発する最後の字音。つまり、「阿」は息を吐き、「吽」は息を吸い、二つの物事の始まりと終わりを表す形で仁王像や狛犬に用いられて来たと云う。
「水」と「体」の関係

水Web
◆「水」と「体」の関係。
◆水は、体内をくまなく循環して生命活動そのものを維持する働きをしている。
・体の60%は水で出来ている。
…その多くは血液などの体液。細胞は、水・タンパク質・核酸・糖質・細胞膜から構成されている。
・美しい肌は水の質で決まる。
…表皮の新しい細胞は、内側から作られ14日間かけて生れ変る。
・生きる為には食べ物よりも水。1日水を飲まないと体の2.5%の水分が失われる。水が1滴もないと3日と生きられない。
・飲んだ水は1分以内に脳と生殖器に届く。
…水を飲む→30秒で血液へ→1分で脳・生殖器(卵巣と子宮)→10分で皮膚組織へ→20分で心臓・肝臓・腎臓へ届く。
・女性は男性よりも乾いている。
…成人女性は体重の55%、成人男性は60%が水分。5%の差は、筋肉よりも水分量の少ない脂質が多い為。子供は70%、赤ちゃんは80%。
・2.5リットルの水が1日で消費される。
…何もしなくても尿や排便で1.5リットル、汗で蒸発する分が0.5リットル、吐く息から0.5リットルと計2.5リットルの水を排出している。
◆地球上の水の約97%~97.5%は海水であり、淡水は約2.5%~3%しかない。これには氷山の氷なども含まれている。従って、人間が生活に利用出来る水は、全体の0.01%しかない。
◆世界で26億人が汚染された水源から水を取っている(国連報告)。
◆「Embedded water」(埋め込まれた水)という考え方:製品を作る為に必要な水の量(英国の非政府組織ウオーターワイズ調べ)。
・牛肉を1kg(1g)作る…10万リットル(100リットル)の水が要る
・コンピュータ・チップを1個作る…75リットルの水が要る。
・フルーツジュースを1リットル作る…780リットルの水が要る。
・車を1台作る…6000リットルの水が要る。車の部品生産に使われる水を含めば、水の消費量は15万リットル。
うるう秒

23時59分60秒
8時59分60秒
◆「うるう秒」。
・2008年12月31日(水)23時59分59秒と2009年1月1日(木)0時00分00秒の間に、23時59分60秒があった。
・2006年1月1日(日)の8時59分59秒と9時00分00秒の間に、8時59分60秒があった。
・かつて、時刻を決める為には、地球の公転・自転に基づく天文時が使われていたが、現在では、原子の振動を利用した原子時計を元に決められる様になり、非常に高精度なものとなっている。この為、逆に天文時に基づく時刻との間でずれが生じるようになった。
・そこで、原子時計に基づく時刻を天文時と0.9秒以上ずれない様に調整を行った時刻を世界の標準時として使う事にしている。
・「うるう秒」の調整は、地球の公転・自転に基づく時刻とのずれが0.9秒に近づいた場合に行われるものである。
◆「こよみのページ
・勿論、「うるう年」・「うるう月」・「うるう日」もある。
操舵号令(面舵、取舵、宜候) ◆操舵号令の「面舵」、「取舵」、「宜候」の読み方と意味。
・面舵(おもかじ)…発声「おもーかーじ」、英語"starboard"、右側に操舵する事。
・取舵(とりかじ)…発声「とーりかーじ」、英語"port"、左側に操舵する事。
・宜候(ようそろ)…発声「よーそろー」、英語"steady"、直進する事、「そのままでよろしい」と云う事。
・船首(船のへさき)…「ね」、右舷…「う」、左舷…「とり」と云い、船のへさきを右舷側に向ける様に舵を取る事を「うかじ」、これが訛って「うむかじ」から「おもかじ」になったと云われている。
干支(えと)、12支…方位や時刻を示す用語としても使用されている。
・方位…北を「ね」、南を「うま」、「子午線」など。
・時刻…例えば、「草木も眠る丑三つどき」など。
 子(ね)  … 0時
 丑(うし) … 1時
 寅(とら) … 2時
 卯(う)  … 3時
 辰(たつ) … 4時
 巳(み)  … 5時
 午(うま) … 6時
 未(ひつじ)… 7時
 申(さる) … 8時
 酉(とり) … 9時
 戌(いぬ) …10時
 亥(い)  …12時
"Yes, I can. Yes, I can". ◆"Yes, I can. Yes, I can."と云いつつ、煙を吐き吐き坂を上る「小さな機関車」(米国の絵本)。
・自分を信じて努力すれば願いはかなう、と云う単純なだけに強い信条を教える、いかにも米国的なお話。
大根(ダイコン) ◆大根(ダイコン)は、アブラナ科の根菜、農林水産省の統計では、国内の野菜の作付面積、収穫量及び出荷量共に第1位。米国を始めとする海外でも、日本語の「ダイコン」で認知されている。
・原産…ロシア南部のカフカス地方。古代エジプト時代には既に栽培され、ピラミッド建設に従事した労働者達に与えられたと云う記録が残る。
・日本への渡来…8世紀に編纂された『古事記』や『日本書紀』に「おほね」として登場している。
◆“大根役者”…演技の下手な役者を指して云う言葉。
・その理由…大根をいくら食べても食中りしない(役者として中らない、当らない)と云う意味だと云う説がある。
・成分…カタラーゼ(活性酸素を分解除去)や、オキシターゼ(発ガン物質を分解)など100種類以上の酵素が含まれている。
・効能…消化促進や整腸作用、整肌効果(葉のカロテン、根のビタミンC)。大根おろしは、大根の下の方を使うと良い。辛み成分のイソチオシアネートが多く含まれ、酵素の活性率も高い。焼き魚+大根おろし…魚の脂や有害物質から体を守る。餅+大根おろし…アミラーゼ(ジアスターゼ)による胃もたれや胸焼け防止。
西瓜(スイカ) ◆西瓜(スイカ)は、ウリ科の1年生果菜、農林水産省の分類では「果物」ではなく「野菜」。
・原産…アフリカ中部で、エジプトで発見された4000年前の壁画にも描かれている。
・日本への渡来…天正年間(1573~92年)とも寛永年間(1624~44年)とも云われており、定かではない。
・「西瓜」の語源…中国の西城から来た瓜。
・成分…約90%は水分、残りの約10%は果糖・ブドウ糖・ショ糖などの糖類。カリウム(ミネラルの一種)と、シトルリン(アミノ酸の一種)も含まれている。
・効能…利尿作用、高血圧や膀胱炎、腎炎などの予防。シトルリンには抗酸化作用(抗酸化活性はトマトの1.7倍)。
「性」と「味」 ◆中国最古の薬学書『神農本草経』によると、食物には必ず「性」と「味」が記されている。
◆性…「寒・涼・温・熱」と云う食物の性質。
 ・寒…体を冷やす。
 ・涼…寒ほどではないが、やや冷やす。
 ・温…体を温める。
 ・熱…やや体を温める。
◆味…酸味、苦味、甘味、辛味、塩辛い味。
味の偽り ◆味の偽り! お試し下さい。
・プリン+醤油=ウニの味。
・アボガド+わさび醤油=マグロの味。
・マグロの赤身+マヨネーズ=マグロのトロの味。
シュー・クリーム ◆シュー・クリームは、仏英合体語。
・シュー…フランス語で「キャベツ」を意味する言葉。あの形がキャベツに似ているなんて!ちょっと信じ難いですが。
・クリーム…当然、英語のCream。
・英語では、Cream Puff クリーム・パフェとなる。
ビビンバ ◆ビビンバは、韓国の「混ぜご飯」の事。
・ビビン…混ぜる事。
・バ…ご飯。
・ビビンバ…混ぜご飯。
床屋さんの「ねじり棒」 ◆床屋さんのシンボルマークと云えば、「ねじり棒」のネオンサイン(例のくるくる回っているあれです)。では、3色の意味は?
・赤…動脈。
・青…静脈。
・白…包帯。
→その昔、床屋さんはお医者さんだった?


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